沖縄へ行ってきました~
って旅行じゃないですよ。コンペです。
土曜17:00の本川越発のリムジンバスに乗って、翌22:50にこれまたリムジンバスで本川越に帰ってくるという・・・31時間の弾丸のような行程
結果は、ラテン3位、スタンダード準決勝。37曲
現在、身体はジンワリ筋肉痛・・・でも楽しかったぁ
かなり波乱万丈でしたけど
試合当日の朝、髪上げをして朝食を食べに行こうとしたら、岸田先生が「寒くない?」って。私は半袖でも丁度いいくらいでしたので・・・「それって、寒気じゃない?」。泊まったホテルの朝食バイキングはとってもヘルシーで美味しくて、私はテンションアゲアゲで頂いてましたが、岸田先生は食が進まない。完全に熱出してましたね。体温計では測ってないけど、おそらく38度は超えてたのではないかと
とりあえず、部屋に帰って、薬と滋養強壮剤を飲んで寝てもらいました・・・息も苦しそうで、身体も熱かった。この時点で、ラテンの欠場を促しましたが、まだ様子を見るとのこと。私は、岸田先生の首をタオルで冷やしたりしながら、一応メイクをしてました。でも心の中では、スタンダードは必須なので仕方ないけれど、ラテンは欠場して、チェックアウト11:00まで休んでいてもらおうと考えてました。
出発予定の15分前に、岸田先生がムクっと起きてきて、「少しラクになったから、とりあえずヒゲ剃ってみる」って。んで、剃り終わったら「出よう」と。私は、「えっ?」と一瞬聞き返しましたが、「わかった、じゃ出よう」と。ここで止めないのが私(笑)だって、さんざん欠場を促してきましたからね・・・やれるって本人が言うのなら、全力でサポートしようと思いました
あっ、それは、岸田先生の代わりにブンブン踊ろうという意味ではなく、置かれたこの状況で岸田先生とベストをつくすっていう意味ですヨ
沖縄の試合はアツイです
何って、観客の応援が
背番号を呼んで積極的に応援してくれるし、近くで踊っていると拍手をして下さいます。これ、選手にとってすごく嬉しいし、テンションがあがるんですよね
ラテンは特に盛り上がります。
なので、こんなコンディションでしたが、踊っていて超~た・の・し・い
デモを踊ってるみたいでした。いや、こんなコンディションだからこそ、体力勝負なダンスではなく、音に反応する事を楽しむダンスを踊れたのかもしれませんね。チャチャチャやサンバは、音で遊べた部分もありましたし、ルンバは踊っていてとにかく超気持ちいい。見ていてくれた選手仲間の先生は、「エンジョイしてましたよね~良かったですよぉ」って声をかけてくれました。
そんなこんなで、オナーダンスではルンバを踊らせてもらいました。またその時にかかった曲が、たまたま、自分達の思い出の曲だったりして・・・もう最高にHAPPYな気分でした
岸田先生から、この「今日はありがとう」って感謝の言葉をもらったのが、また嬉しかったりして
そして、その30分後にはスタンダード開始。
ワルツで「ふくらはぎがつりそう」、タンゴで「モモがつりそう」、スローは無事で(笑)、クイックで「腕がつりそう」という岸田先生。そりゃそうだよ~、体調崩して身体動かしてなかった上に、朝熱があったんだからさ
とにかく私にできるのは、下から男性の動きや浮遊感をサポートして、男性のホールドの中で自分の背骨が踊り、自分のホールドを美しく保ち、あとは顔はニコニコすること。そのおかげか、岸田先生が身体は辛かったけど、踊りやすかったし音の表現がいつもよりできた気がすると言ってくれました。私も、試合で久々にスタンダードを踊りましたが、個人レッスンに行った甲斐があったなぁと手応えを感じました
なにしろ、自分の中にやることがあり踊り続けられるので、まわりの状況が気にならない。これはラテンでもそう感じたのですが、いいフィーリングです。相手がどうであれ、まわりがとうであれ、結局は自分次第。結果はジャッジの判断ですが、自分を出しきれるかは、自分次第なのだと、改めて思いました。
そんなこんなで、競技が終わり、空港に一時間前に入り、そのまま帰ってきました。空港で、とりあえず食べたソーキソバとアグー豚のカツカレー。美味しかったです。
これからまた忙しい日々が続くので、しっかり体調万全で臨めるよう、風邪、しっかり治してもらいま~す。あっ、私は今のところ、ダイジョウブそうです