「おかあさんのそばがすき」
甘えん坊の蘭丸くん(コーギー♂)がおうちに来てから12歳で最期を向えるまでの事を綴った本で、いのちを預かる事の責任や大切さを伝えています
小学生低学年向けなので、可愛い写真がたくさんで文章は長くありません。すぐ読めます。
書店に入ったら、夏休み用の本が正面にあって・・・ふと見たら小首をかしげたコーギーちゃんと目があってしまって思わず手にとりましたすっごく可愛いどことなくレオンに似てるし
でもね、でもね~これ、やばいです私、立ち読みのくせに、涙がポロポロでした最期を迎える下り、これ以上読んだら絶対ヤバイってわかってるのに、やめられない。レオンに会いに帰ろうかと思いましたよ。レオンとかぶってしまうから余計ですね
その中で、ペットロスについても触れていました。筆者は、幸いなことに、ならなかったそうです。それは、①お別れまでに段階を踏んで覚悟をする時間があった、②それまでの間、精一杯やれることをやりつくしたという達成感があった、③最期を看取る事ができた、これらのおかげだそうです。
それを読んでいて私もすごく同感でした父が亡くなってもう少しで一年がたちますが、私もそうした喪失感で長く苦しむ事はありませんでした。約半年という時間(そのうち宣告を受けてからは二カ月半)でしたが、やれる事はやったし、父の望むとおりにしてあげれたという達成感がありました。父はクリスチャン、本人が穏やかに死を受け入れている姿を目にしているうちにこちらが救われたというのもあります。そして、最期を看取る事ができました。父が思い描いたとおりにでした。私が苦しむ事が長くなかったのは、父の思いやりのある最後の計らいなのおかげなんだろうな・・・と改めて思いました
この本、小さな本ですが・・・私にとっては大きくて深い内容でした。皆さんも、読むときには(特に立ち読み)涙にお気を付け下さいマセ
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