先日の日曜日、アレクサンダー・テクニーク(以下、略してAT)のワークショップに行ってきました。
ATとは、自分の不必要な動きに気づき、それを止めていくことを学習し、自分の全力が自由に発揮していけるようにしていくための方法です。パフォーマンスの質をあげるために、俳優、楽器演奏者、声楽家、ダンサーなどに支持をされ、ジュリアード音楽院ではそういった授業までもがあるとのこと。なんだかすごそうですね~
最も大事なのは、頭や首や背骨の在り方
「首が楽に、背中は長く広く」
えっ?これだけ?・・・はい、そうなんです
この重要性を学ぶための四時間のワークショップ。身体の使い方と考え方を実際にいろんな動きで実験しながらやりました。
・どこからが頭で、どこまでが首なのか。
・緊張させずにいかに伸びやかにしておくのか。
・不必要な動作を「やめる」のも必要な動作を「やる」のも自分の選択であること。
・短絡的に結果を先取りせず、どのようなプロセスをたどるのかを大切にすること。
・何をするのも、出発点は「首がラクで頭がフワっと背骨の上にある」ということ。
こんなこと当たり前だってわかっているつもりでも、無意識レベルでの癖や習慣で、実際に行われていることはイメージしていることと全然違うことになってしまっている・・・・自分のカラダで実験して思いました
特にダンスをやる人はこんな経験多いんじゃないかなぁダンスって、ポーズやカタチを真似をする事から入ることって多いですもんね。いきなり結果を求めて、どのようなプロセスをたどってそうなるのかはとりあえず後回し。姿勢をよくしようとしすぎて、頭や首に力が入り過ぎていたり・・・
特に社交ダンスは、いきなりステップから入る事が多いですからね。(バレエだと基本の動きをみっちりやってからちょこっとステップというレッスンが多いようです)でも、それが間違いだと言ってるわけではないですよ~ステップをやっていく中で不具合があれば、何か余計な事をしていないか、それはいつの段階でおきているのか・・・などを見直してみると、意外とうまくいっちゃうかもしれません。
何かできないと、たいてい、もっと何かをしないといけない!!って考えて・・・でもより一層緊張してしまって更にできなくなって・・・ドツボにはまるって事、体験したことありませんか?私は、もちろんあります(爆)
そんな時に、ATの考え方を利用してみるのも一つかもしれませんね
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