中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

自然エネルギーは安心のつながりを生む!

2014年02月08日 | 自然環境・脱原発


東京は大雪になっています。

今日は都心まで都知事選の細川護煕候補の街頭演説拍手で応援!に出かけたかったのですが、自宅からバス停まで行くのも困難な状況で断念します。

その代わりネット中継で応援します。
昨日までの様子はツイキャスで見ていましたがスゴイ盛り上がりでした。
特に昨日夕方の新橋の演説と聴衆に感動しました。町田も凄かったです。
 
細川さんの演説や対談を聴いていて、困難ではあるでしょうけれど、
自然エネルギーへ、東京から日本を世界を転換していかなければならない大事なチャンスですからなんとか当選して実現へむけて欲しいと思いました。

都政に国政問題の原発を持ち込むなというわけのわからない言い分も理解できません。
都民の生命と財産は、もう一度原発事故が起きれば守れないのですから。
命あっての物種です。

東京の直下型地震も来ると言われて久しいです。
私の父は地理学者でしたがとても心配をしていました。
首都防災の仕事も晩年まで引き受けていました。

地震そのものよりも2次災害が東京のような過密都市では大きいのです。
火災やビルの倒壊、地盤の液状化などももちろんですが、東海村や福島などの原発も影響を受ける可能性もあるでしょう。
原発問題こそ喫緊の課題です。

原子力ムラからの妨害もあると細川さんも言っておられますが、NHKを始めとするTV,ラジオ、新聞などのメディアも本当に東京や日本のこれからを考えているのだろうかと報道の仕方を疑いたくもなります。
なぜもっと原発問題を一応公共放送(?)と言われているNHKはゴールデンタイムに
国民の賛否を交えて議論を深めたり勉強する場、番組を設けなかったのか?
触れて欲しくないというのが本音なのでしょう。

細川さんがおっしゃるように自然エネルギーの開発、拡大でお金も動き雇用も増え経済も回っていくでしょう。
人々の気持ちもすっと風が抜けて、気が立ってくる。
暮らしや生きる方向性が見えてくると思います。

いまだに原発が安いと思っている人は勉強不足過ぎます。
原発は今までも、これからも、廃炉にするためにも膨大な予算が使われ、作業員の被爆も大変なことだと思います。
福島を福島の人々の苦しみを忘れてはいけない。

自然の理の中で私たちは最大限に知恵を絞り暮らしを慎ましくも地に足を付け生きていく。
これは理想論でも絵空事でもないです。

争ったり病に陥らない一番シンプルな安定した生き方です。
紬織りも焼き物も、本質的美しさはこの方法でしか作れないです。

一都民として、一染織家として脱原発を支持します。




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