第4回(7月19日) 自分でつむいだ糸を染める
櫻工房キッチンにて
テーマ:前々回に各自でつむいだ糸を染める作業です。染材は柿(小枝と葉)で、
チップを作るところから、染め→媒染を各1回ずつ体験しました。
帯揚げも1枚染めました。次回に使う糊も同時並行して作りました。
1.[湯通し](糸はあらかじめ湯につけておきます。染めむらを防ぐため。)
2.柿の葉と小枝のチップを作ります。(抽出しやすいようになるべく細かく)
斜めに切って断面を大きくする
3.染材を煮出して染液をとります。
4.染液は2~3回煮出す。色の様子を見ながら煮出します。
5.染液に糸をつけて、染め始めます。
途中で1度絞る(糸の繊維の間に風を入れて発色させるためです。)
6.染めたあと、火を落として放冷します。
葉っぱの染液
小枝の染液
7.放冷のあと水洗いして、灰汁で媒染します。
灰汁媒染。黄色味が増してきました。(葉っぱで染めた方) 媒染中の絞りは手早く。
8.媒染後は水洗いして干します。(1工程の終了)
手前の薄ピンクは小枝で染めて灰汁媒染したもの
9.次回に糸につける糊を同時並行で作っておきます。素材は布海苔(ふのり)。
以上で、本日の全工程が終わりました。
【中野の言葉から】
ほんのわずかな糸量でしたが、、草木を使っての染色の体験をしてもらいました。
布なら染めた経験のある人もいましたが、糸を染めるのはみなさん初めてでした。
染めた糸で織ると、生まれてくる織り色は布染めとは違って、
複雑な色を呈します。
友禅の華やかさとは対照的に、一見無地のような静かな作品でも、
存在感は格別のものがあります。
中野みどりのHPもどうぞ
櫻工房キッチンにて
テーマ:前々回に各自でつむいだ糸を染める作業です。染材は柿(小枝と葉)で、
チップを作るところから、染め→媒染を各1回ずつ体験しました。
帯揚げも1枚染めました。次回に使う糊も同時並行して作りました。
1.[湯通し](糸はあらかじめ湯につけておきます。染めむらを防ぐため。)
2.柿の葉と小枝のチップを作ります。(抽出しやすいようになるべく細かく)
斜めに切って断面を大きくする
3.染材を煮出して染液をとります。
4.染液は2~3回煮出す。色の様子を見ながら煮出します。
5.染液に糸をつけて、染め始めます。
途中で1度絞る(糸の繊維の間に風を入れて発色させるためです。)
6.染めたあと、火を落として放冷します。
葉っぱの染液
小枝の染液
7.放冷のあと水洗いして、灰汁で媒染します。
灰汁媒染。黄色味が増してきました。(葉っぱで染めた方) 媒染中の絞りは手早く。
8.媒染後は水洗いして干します。(1工程の終了)
手前の薄ピンクは小枝で染めて灰汁媒染したもの
9.次回に糸につける糊を同時並行で作っておきます。素材は布海苔(ふのり)。
以上で、本日の全工程が終わりました。
【中野の言葉から】
ほんのわずかな糸量でしたが、、草木を使っての染色の体験をしてもらいました。
布なら染めた経験のある人もいましたが、糸を染めるのはみなさん初めてでした。
染めた糸で織ると、生まれてくる織り色は布染めとは違って、
複雑な色を呈します。
友禅の華やかさとは対照的に、一見無地のような静かな作品でも、
存在感は格別のものがあります。
中野みどりのHPもどうぞ