今期も6名の方と来年1月まで紬織やきものにまつわるさまざまなことを一緒に学んでいきます。
今期の方々は着物を着ることにある程度慣れている方が多いのですが、もっと布のことを知りたい、紬になぜ魅かれるかを探求していきたい、美しいものはなんなのだろう?と自問する方など、ただきものを着たいだけではないもう一歩深く踏み込んでいきたい方が多いようです。
紬塾にピッタリ!の方たちです。
上の写真は、私の紬のサンプル布を皆さんに見てもらいました。
経糸をまずよく見ること、布の厚みや質感を触ってもらいました。鋭い質問もなどもありました。
自然な生きた色合いに「きれい・・・」とみなさんつぶやかれ、ふわ~っと放心した状態のようになります。
もっとカラフルなもの、華やかなものが世の中にはたくさんあると思うのですが、こんな地味な?ものになぜ魅入られるのでしょう。これからその核心に迫っていきたいと思います。
それは特別なものでもなく、自分の身近に、自分の中に宿っているものかもしれません。
横から見ると少しやせたように見える‥ ^ヮ^v
今日は私は梅染の刺し子織りの単衣紬に陶画更紗の帯を締めました。
小物は枇杷染の淡いピンクの帯揚げ、薄紫の平唐組の帯締めを使いました。
時間ぎりぎりまで目一杯話をしました。今期も充実した会になりそうです!
よろしくお付き合いのほどお願いいたします。