中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

工房展「紬の会 – 長く着られる秋からの単衣」のお知らせ 1

2020年06月20日 | 紬の会
今年の上半期は大変な5ヶ月となりましたが、徐々にではありますが検査の体制も病床の余裕もでき、経済活動も動き始めました。今後も感染に気を付けながら、私も活動をしてまいりたいと思います。

さて、今年予定しておりました個展は延期を決め、来年の秋ごろまたできればと思っています。制作はこの間も続けており、予約制で、工房での小さな展示をすることにいたしました。
窓を開け放って、換気に十分注意しながら行います。

日時:2020年6月27日(土)- 7月3日(金) 午前10時30分―午後4時30分 ※28日(日)を除く

場所:櫻工房(町田市) ※ご予約の方に、折り返し、道順をご案内いたします

内容:単衣向け着尺、夏・単衣向け紬帯、半幅帯反(未仕立て)等を中心に
    絽縮緬・紋綸子帯揚げ、帯締め、[竹かごバッグ、盛り皿、箸(林まさみつ作)]                                    
※完全予約制となります。一日2組様限定にて開催いたします。

秋向けの単衣や、スリーシーズン着られる単衣に適した着尺、また、夏・単衣向けの紬帯、半幅帯反(未仕立て)を中心に、取り合わせの絽縮緬・紋綸子帯揚げ、帯締などもご覧頂けます。

紬と言っても様々な色や質感のものがありますが、着る場所を選ばない、無地感覚で立体感のある上質な糸使いのものを選び、帯を替えて着るのは無駄がなく、合理性に富んでいると思います。私も着物の枚数は少ないのですが、数枚の紬を帯を替え、飽きずに長く愉しんでいます。
色は中間色のものが、スリーシーズン着るには適しています。草木の柔らかな包容力のある色を是非ご覧頂きたいと思います。

さて、工房までわざわざお越しいただきますので、工房割の5%offにて販売させていただいておりますが、今回この会期限定で、着尺、帯に関しては10%offにて販売させていただきます(一部除外品あり)。

また、これからの季節にすぐに活躍する、人気の林まさみつさんの竹かごバッグもご覧頂けます。
以前にもご紹介を度々しておりますが、私も林さんの竹バッグを愛用しています。着物でも洋服でも擦れによって、生地を傷めることもなく安心感のあるものです。

  
また、今回は竹製盛り皿、箸もお願いしました。
盛り皿も林さんの作ではないのですが、同じタイプの別府クラフトの盛り皿を3点使っているのですが、30年近く愛用しています。びくともしない作りです。
箸も安全性や環境に配慮したもので、箸先がとてもきれいで使いやすいです。次のブログでまたご紹介します。

帯揚など小物類、竹バッグは5%offとなります。
また、来週中頃に竹バッグなどをご紹介いたします。

着物の取り合わせなどのご相談事なども承りますので、予め、メールでお問合せ下さい。

工房では、手指消毒、マスク着用、常時換気、床や畳の拭き掃除など、感染症対策をし、皆様をお迎えいたしますが、ご来場の皆様におかれましても、マスク着用、少人数(2~3名位)でのご来場等、ご協力のほどお願い申し上げます。

ご予約、お問合せはメールまたは来房予約フォームから、お名前、お電話番号、人数、ご希望の日時をお知らせ下さい。
出来ましたら、他の方との調整もありますので、候補を2~3上げていたがければ助かります。
バスの関係もあり、時間帯は大体ですが、10:30~、13:30~、15:00~のパターンとなります。
バス時刻などもご予約時にご案内致します。
お車の方はその旨もお書き添えください。1台分の駐車可能です。







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