動物にも
こんなことってあるんですね。
おじいちゃんラッコが、亡くなって、
半月後、
おばあちゃんラッコが、後を追うようにして、亡くなりました……
人間でも、このように、自然と後を追うように亡くなる
老夫婦の話を耳にすることがあります
大分マリンパーレス水族館「うみたまご」で
3月21日、メスのラッコ、ルンルンが老衰のため永眠いたしました。
現在、日本で飼育されているラッコの中では、最高齢でした。
すでに
前の記事でも記しましたが、
3月3日、同じ水族館の人気者サンサン君が、老衰で亡くなっています。
写真は
大分水族館「うみたまご」からお借りしたルンルンの写真です。
ルンルンは推定年齢20歳のおばあちゃんラッコでした。
ショーが好きだったオスのサンサン対して、
ルンルンは、ガンコな性格でした。
ショーに参加することは、なかったそうです。
同じラッコでも個体によって性格の差があります。
水族館の方も、それをよく分かって個体ごとに飼育・調教をしています。
ですから…なおさら……
続けての「死」はスタッフの方にとって、大きなショックをもたらしました。
ラッコのパフォーマンスも、当分、中止です。喪に服すためでしょう。
ご冥福をお祈りします。
水族館スタッフのみなさま、心労をお察し致します…
最近、話題が暗くなりがちです。
亡くなったラッコたちのためにも
ラッコに関するちょっとした話題を!
ルンルンは、「貝割り」の名人でした。(*^_^*)
ラッコは、仰向きになって、自分のお腹の上で、石などを使って、貝殻を砕き、食事する姿が有名です。
でも……、知っていますか、
石を持って貝をたたくのではなく、
お腹の上に、堅い石を置いて、
それに貝を叩き付けて砕いているのです。
最近の水族館では、ショー以外には「貝割り」を見ることは少なくなりました。
なぜでしょうか?
賢いラッコは、わざわざ、お腹の上で割らなくても、
壁のコンクリートや強化ガラスに叩き付けて貝を割るのです!
ですから、現在の水族館は、飼育しているラッコに殻のついたままの貝は
あまり与えなくなったんです。
そりゃぁ……そっちの方が楽だもんね(^_^)v
有名な話ですが、意外に知らない人もいるので、
もう一つの話題を!(^^)
ラッコの中には、お気に入りの石(貝を割ったりする道具として)を自分のものにしてるものがいます。
お気に入りの石を
自分のポケットの中(だぶだぶの皮…)にしまっておくんです。
「マイ・フェバリット・ストーンだよ」(^_^)v
ってラッコは思っているはずです(^_^;)
来年は、日本で初めてラッコの飼育展示が始まって
25年!
絶滅寸前だったラッコ………
一時期、日本人に忘れ去られていたラッコ………
そして、瞬く間に水族館の人気者になったラッコ………
人間以外の生き物も、よく見てみましょうよ(^^)/
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パパのラッコ ~サンサンに捧ぐ~
ぼのぼの……(T_T)