気ままなZOO

行った場所、見たもの、感じた事、気ままにねぇ…… きままなZOOです。旅のお話、動物園、水族館のお話を…

水族館イルカ入手問題に寄せて WAZAとJAZA

2015-05-21 | 動物園・西日本

イルカさん、陸に上がって、
全身を見せてくれていま~す(^^)/

しかし!

このような写真を載せると、
西欧の一部の人は激怒します。

海にいるイルカを水中から出すなんて!
残酷なショーだということのようです。

かつて私はユーチューブで
美ら海水族館のイルカ水槽清掃をアップしたことがあります。
(短時間、水を抜いて水槽を掃除、イルカには水をかけて対応…)
困ったイルカの様子もほほえましいし、
スタッフの思いよりや、対応も興味深かったのですが…、


外国から英語による批判のコメントが多くきて、
ついに制限をかけてしまいました(^_^;)

世界の人は、けっこうイルカ好きなようです。
でも、
日本と西欧の人との可愛がり方は違う。

【水族館イルカ問題】全国の水族館、
追い込み漁のイルカ入手不可能に イルカショーに支障も WAZAの改善勧告受け入れへ 

今回の問題、
非常に難しいのですが…、
やむを得ないのかもしれません。

全国の水族館で普通に見られるイルカも
今後は、
少しずつ減っていく可能性もあります。

      

ヘラジカという動物を知っていますか。

ムース、エルク、オオシカとも呼ばれています。
北米やシベリアで何万頭ものヘラジカの大移動する光景が
テレビで映し出されることもあります。
有名で、けっこう一般的な動物です。


でも、
日本の動物園にはいません。

数年前に、横浜金沢動物園に続き、
最後の一頭が川崎夢見が先動物園で亡くなりました。

口蹄疫などの検疫の問題もあり、
もうヘラジカを日本で見ることはできまないでしょう…。

また、
かつて全国の水族館で見られたラッコの数も激減しています。


       

そもそも水族館も動物園も
生物の展示と保護、環境問題、命の教育、
またレクレーション的な要素、経営、
さまざまな要素の中、
多くの矛盾を内包した施設です。

でも、
私にとってはそれが魅力です。

すくなくとも、動物園や水族館のことが、
これほどニュースになったのですから…

動物園、水族館を親しみ、考えることが、
いま求められるのかもしれません。

写真は、
鹿児島水族館のバンドウイルカと金沢動物園にいたヘラジカ、ウィローさん。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新緑の城山動物園☆ | トップ | リスは… 城山動物園 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まるもさんへ (ずぅ)
2015-05-24 01:17:32
コメントありがとうございます
今回の件は、動物愛護団体や一般の人ではなく、
水族館、動物園という
プロフェッショナルなところであることが
大きな問題だと思います。

館や園の存在の問われると同時に
私たちも考えることがあるのでしょうね…
返信する
文化の違いですかねえ (まるも)
2015-05-22 23:24:19
こんばんは。今回のイルカ問題は将来の日本の
水族館にとってタイヘンなことですよね。
西洋と日本では、そもそも動物に対する考え方が
大いに違うような気がします。高等動物は殺すと
かわいそう、残酷みたいな考え方をあちらの方々は
しますよね。クジラのこともそうですが、動物の命を
いただいて人間がいきているのに、クジラやイルカは
かわいそうで、ブタやウシはかわいそうじゃないのか?
とよく思います。
返信する
釣志さんへ (ずぅ)
2015-05-22 11:56:56
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。

考えや感情の違いが
動物園や水族館のあり方にも影響されています。

館の数でいえば、
日本は世界一の水族館大国。

今回の件の影響は大きいかもしれません…
返信する
こんばんは (釣志です)
2015-05-21 03:32:50
日本と西洋の考え方の違い!!
我々が見てるのが普通なのか?
西洋の考え方か正しいのか?
深いモノがあるんですねぇ
ポチッ
返信する

コメントを投稿

動物園・西日本」カテゴリの最新記事