「 てやんでぃ! 矢でも鉄砲でも 持ってきやがれってんだ! ヒック!」
「 あららー、 ママさん あんなに酔っ払って どうしちゃったの? 」
「 朝からこんな感じなんだよー、 ボク達も困っちゃってさぁ、 」
「 ママさん きっとツラい事があったのよ、 今日はあのままにしてあげてよ、 」
「 うん、解ってる、」
「 アナタ達が 大きくなってきたから お別れが近づいてるのが悲しいのかなぁ、 」
「 えっ? なんの話?」
「 時の経つのは早いもんよね、 うっうっうっ(T_T) 」
「 なになに? 何の話? 」
「 もうすぐ あなたのママが居なくなるのよー! 」
「 そんなのウソだい! 」
「 もうワカメちゃんなんて大っ嫌いだい! 」
「 アタイ、思わず口が滑っちゃって、余計な事を言っちゃったみたい、 」
「 少し反省しなきゃね、 しかしミルキーママも辛いだろうな、」
「 でも 元気ならば 一年後にまた一緒に暮らせるかもだからいいよね、」
「 アタイは三匹兄弟だったのよね、 」
「 実はアタイ、関東から連れてこられたのよ、 そして柏崎のペット屋さんでパパと会ったの 」
「 50キロも離れた家から 偶然入ったペット屋さんでアタイを見つけてそのまま連れてこられたわ」
「 つまりパパはアタイに ひとめぼれしちゃった訳ね^^ 」
「 もしもアタイが他の人の家に行っていたら やっぱり可愛がってくれたかしら、 」
「 でもアタイは パパと一緒に暮らせて幸せだよ、」
「 褒めてあげたから早くオヤツちょうだい! 」