「 ギャワーン! ヤッギさぁぁぁぁん!」
「 ギョ! なになに? 」
「 ママー! 怖いよー!」
「 何だと思ったら ワカメちゃんじゃないのーっ!」
「 えっ? ワカメが アタチを驚かせたの?」
「 ワカメちゃんったら、朝から驚かせないでよー、この子がビックリしちゃったじゃないのぉ、」
「 ごめんざさーい、別にビックリさせようとさせた訳じゃないんだけどね 」
「 おい! ワカメぇ、 もっと反省しろー! 」
「 ママぁ、言ってやったからね!」
「 何だか今年の子ヤギは ヒマワリ親分みたいなヤギさんねぇ・・・ 」
「 今は 威張っていても もうすぐママが居なくなって アタイを待つようになるのにね 」
「 おいワカメぇ! 今何か言ったかぁ? 」
「 いーえ! 悪口なんて何も言ってないしぃ ♪ 」
「 考えてみれば、何匹のヤギさんを迎えて、そして送ったことやら・・・。」
「 もう 数えきれない程のヤギさんと出会ったけど その分歳取ったって事よね 」
「 ママも、もうすぐ里に帰るのよね 」
「 お世話になりましたね~、」
「 いえいえ^^; 」
「 ママが居なくなっても一年後にはママのところに帰れるんだからいいよね 」
子ヤギさんも、一年後にはママになって
本当の里に戻れる!
って、考えれば 最後には幸せになれるって、事だよね、
「人も動物も 自分しか解らない 人生を背負っているのよね 」
泣くも笑うも 自分の考え次第です、
どんな時でも 笑える瞬間を 見つけられるといいですね(^-^)