12日(金)
銭婆さんと 中野邸美術館と揉みじ園に行って来ました。
大正から昭和初期にかけて日本の石油王といわれた中野家が収集した美術コレクション石油文化資料の展示。
また、中野邸内の庭園ともみじ庭園を開放しています。
紅葉の時期になりますと ここは凄く混み合いまして、休日などはとても車で来る所ではなくて
電車で来て駅から長い距離を歩いてきたり、道に駐車したりと 大変ですので
今回、オイラは会社を休んで 銭婆さんと二人で行ってきました。
予報では、昼近くから雨になるとの事ですので 開館の9時を目指して行く事にしました。
朝、出発する前に、母ちゃんちに花を持って行ったのですが
あいにく留守でしたので スペアキーで部屋に入り 持って行った花を置いて帰ってきた後、
銭婆さんと 中野邸に出発、
中野邸美術館もみじ園
開館時間の9時丁度に到着^^
いつの間にか、入場方法が変わっていて
改札口が出来てました\(◎o◎)/!
何と場違いな感じですが、それだけ人が来るのでしょうね、
それにしても入場料1000円は ちょいと高過ぎ(/_;)
昔、ニュースステーションという番組で 紅葉時期になると 何度かここで中継してたそうですよ、
まずは中野邸から入ります。
中野邸記念館 | にいがた庭園街道
ここには良寛さんの書みたいなモノが沢山展示されてます。
こちらも良寛さんのものばかり
中野さまは かなりの良寛ファンだったのでしょうね^^
応接間、去年お世話になった明治時代からの建物のお医者と同じ雰囲気を感じました。
と、ここで会社から電話が来ました\(◎o◎)/!
なんと、朝 母ちゃんが外に行ってる間 オイラが花を届けて 鍵をかけて戻ったのですが
その時、母ちゃんはゴミ出しに行って そこで近所の人と長話をしてたそうで
戻ったらドアの鍵が掛かっていたのでオイラに違いないと 思ったらしいのですが
部屋に戻らなきゃオイラの番号が解らないので 先程 長話をしていた人のところに行って
オイラの会社の電話番号を調べて電話をかけて 取りついで貰ったそうで
会社の人に長話をしていた人の家の電話番号を教えてもらい、そこに電話しました。
もちろん電話で「 早く戻って部屋のドアを開けてくれんか 」と言われてしまいましたが(-_-)
今すぐと言われても 5分や10分で戻れる訳もないので どうせならと思い
「 今、福島の県境あたりにいるから そんなに早く戻れない!」と嘘を言って 中野邸探索を続ける事にしました^^;
「 友達の家で気長に待ってろや ♪ 」と言って待たす親不幸なオイラ^^;
中野邸はやっぱ豪邸でした
もみじ園は隣にあります。
元々一緒だったのですが 今は中野邸ともみじ園を分けています。
ここには約130種2,000本のもみじが植えられています。
一旦外に出て もみじ園に入ります。
竹の柵がしてあるので 外部からは中に入れません、
もみじ園に入ると 綺麗な世界が待っています(*^_^*)
もう2~3日すると完璧な感じなのでしょうが
この土日に行って超人混みの中で回るより全然いいかも^^
とか言ってるうちに早くも 足が痛いと申す人が約一名
池に落ちたモミジの葉、すごく良い感じで浮いてます(*^_^*)
中野様は凄いよね、自分の土地に観音様を祀る洞窟まで作るんだから(*^_^*)
洞窟観音と云われておりまして、隣の洞窟にはには千手観音も祀られております。
ヨソから借りて来た写真、千手観音
中野様の屋敷には立派な仏壇と大きな神棚があって
神仏を愛し、自分は出来るだけ質素な暮らしをし、
住民の暮らしのために 出来るだけ仕事を与え、皆のために生きておられた様子が解ります。
質素に暮らしても 神仏と周りの人には惜しげも無くお金を使うって
とても素晴らしい人だと思います。
このもみじ園(泉恵園)も、地域の人の仕事を与えるために作っていたとかで
親子二代にわたり、素晴らしい人だなと思いました。
親子二代とは、中野貫一とその長男、忠太郎のことであります。
明治から昭和初期にかけての大産油業者として知られ、
貫一はその当時の石油需要の約三分の一を支えていたと言われているそうです。
広すぎて道が解らなくなるので看板も沢山立てられております
このマップは 建物が大きく描かれ、もみじ園の方はかなり小さく描かれているようです。
無理せず歩かせるために オイラが先に行ってどの道を歩いたらいいか選びながら誘導します
トイレ脇のベンチで少し休憩して また復活して歩く銭婆さん(*^_^*)
しかし、すぐに産まれたての子ヤギさんの様になってしまいます(-_-)
天気がよかったら どれだけ葉っぱが光って綺麗なんだろうと思います(^^)
本当はもっと回って コース全体を見たかったのですが・・・
何しろ、先程の電話で 母ちゃんが家に入れなくて イライラしてるだろうと
ずっと、頭の隅でよぎってますので かなりのショートカットして戻る事になります。
今回の母ちゃん電話事件が無かったら 銭婆さんをこの広場で休憩してもらい
少しオイラ一人で この山をかけ回って紅葉を楽しんで来ようかと思ったのに(/_;)
あとは下るのみですので 銭婆さんも余裕のようです(^。^)
階段を下る時、小さい子供の様に片足づつ下りる銭婆さん
だんだんと歩くスピードもゆっくりから ノロノロとへ変わりますが
もしこれがオバちゃん同士なら、いちいち止まって喋ったりして進まなくて
足には丁度良いのかもしれません^^;
それでも楽しくモミジ刈りで来て満足気な銭婆さんでした(*^_^*)
そう、片足づつ片足づつ(*^_^*)
出口近くのベンチでまた 「 足が痛い!」と喚く銭婆さん
もうお終いだから 安心なされよ(*^_^*)
という所で雨がポツリ・・・。
何と言うタイミング、もう少し大回りしてたら完全に雨に打たれてたな^^;
完璧なオイラのパターン ♩
ポツリポツリのうちに家に帰りましょう、
オイラが先に走って駐車場に車を取りに行って 銭婆さんはゆっくり歩いて道で待ってればいい、
駐車場は写真の奥にある白い看板のずっと向こうにあるのですが
もみじ園出口から改札の場所まで竹の柵で50メートル以上こちら側まで歩かされるために
どえらく遠回りになって困ります(-_-)
銭婆さんを拾って帰る道、雨が強くなりました。
やっぱオイラ、運が良い!
ほとんど濡れずに帰れたもんね(*^_^*)
家に帰って鍵を持って母ちゃんちに行きました。
母ちゃんは何処にいるのか分かりませんので 母ちゃんの友達に電話してみるもあいにく留守電
留守録に母ちゃんのドアの鍵を開けた事を伝えてくださいと言って電話を切りました。
そして家に戻るとまだ11時半、本当は紅葉見た後 温泉行って
どこか美味しいとこでも探索して帰るつもりでしたがそれも出来ず、
それでも雨に打たれなかったし 思い出となれば そんなエピソードがあった方が楽しいかも
って、思ったりして(^_^;)
紅葉はこの土日が最高との事、
近くの人、行ってみてはいかがでしょうか^^
「 滑らぬように、転ばぬように・・・っと、」
色気とは
仕草や形ではなく、
精神的に相手を包んであげる
上品な優しさの事。
- 美輪明宏さん -