ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

軽トラにバイクのエンジン

2010-09-19 07:22:50 | Weblog



世の中にこんな事をする人とかいるんですねぇ^^;

バイクのクラッチでは 持たないかも知れませんが実際はどうなんでしょう、


軽トラにバイクのエンジンを積んでみた






次は別の動画です。 このバイクは何でしょうね、

このメーターの跳ね上がりを見ると

ぱちんこ仮面ライダーの 確変中の時に出るような メーターの跳ね上がり方です。

よくこんなスピード出せると感心しますね、

昔、カワサキZX-10という バイクを持ってましたが 高速の直線でも250km以上は怖くて出せませんでした。



300 km/h going motorcycle!!








「 涼しくなって 散歩が気持ちいいなぁ(*^_^*) 」


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父ちゃんの特養の施設に行ってきました。

2010-09-18 05:44:32 | Weblog
父ちゃんが亡くなってから一週間ほど過ぎて 施設から連絡があり

「 今までの私物が整理出来ましたので 取りに来て下さい、 」 と言われて、会社を午後から早退して

母ちゃんと荷物を取りに行きました。


まずはたくさんの書類に 署名と印を押して もうこの施設との お付き合いが終了した事が決まります。

「 ウチの父ちゃんが死んで居なくなって 次の人はもう入りましたか? 」 と、訊きますと、

「 ちょうど今日、入りましたよ、 」 と言われて 何だかここも父ちゃんの場所が亡くなってしまった気がして 寂しく思いました。



「 ここは年間、どのくらいの人が 亡くなるのですか? 」 と尋ねると、

一年で 13~15名の人が亡くなるそうで 思っていたよりも多いんだなと感じました。

それよりも 入所を待っている人は 400名程いると聞いて なおビックリ!




書類が片付くと 父ちゃんの私物が大きなダンボールに入れられて 台車に三個積まれた状態で奥から出て来ました。

そして 昔、オイラが父ちゃんに買った 車椅子も持ってこられて、

「 一応、これで全部ですね、 箱の中身を確認して下さい 」 と言われて箱の中身を見ますが

ほとんど、タオル類や毛布類です。  あとは 洗面道具や髭剃り それに父ちゃんの衣類がギッシリと入れられてました。




いつの間にか 荷物がたくさん増えてました。


でも、これらを持って行っても ほとんど処分するものばかりなので タオル類だけ貰って、後はここに置いていって、

施設の方で処分してもらうようにお願いしました。 ( タオルは車とかの洗車等に使えますからね、 )



書類も書き終わり お世話になった 職員の人に 心からお礼を言って 施設を出ました。

「 二年半、長かったような 短かったような…。 もうここには通わんでもいいんやなぁ、 今となっては寂しい気がするで 」

続けて母ちゃんは、

「 今思うと よう通って来たもんやと 自分で思うでぇ、 あんなクソ爺と思っても 行かな可哀そうに思えてなぁ、 」

オイラは  つくづく母ちゃんはよくやってくれたと思います。



施設から受け取った 父ちゃんの荷物


母ちゃんに 「 車椅子はいつでも乗れるようにタイヤに空気を入れとくから 」 というと

「 誰が乗るんや? 私はまだまだ大丈夫や(`´) 」 と、真面目な顔して答えてました^^;

帰り道、「 ここの田んぼの道はもう何べん通ったやろ、 ここも もう来んでもいいとなると 全て思い出になるなぁ 」

と何気なく ポツリと云い放った言葉に 全てが集約されている様な気がしました。





父ちゃんの施設は冬になるとこんな場所を通って行かねばなりません







雪が消えると花咲く春がやってきます。






夏になると 田んぼの稲の緑が とてもキレイです。








稲刈りが始まる頃、父ちゃんはこの世を去ってしまいました。


父ちゃん、病気の身体を抜け出して、 元気になったでしょうかねぇ・・・。




「 今、食べるのに必死だから邪魔しなでね! 」


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母ちゃんへプレゼント

2010-09-17 04:59:11 | Weblog


葬式が終わった翌日、 母ちゃんに 何かプレゼントを する事にしました。

父ちゃんの命日は 6日ですが 母ちゃんの誕生日が10日なので 誕生日祝いと ご苦労様の気持ちを込めて

母ちゃんの好きな 帽子に決めて オイラ一人で ジャスコに探しに行った訳です(*^_^*)



今年の春  母ちゃんと九州に行った帰り道、 姫路城のお土産屋に寄った時に

母ちゃんは 記念にと帽子を買おうと探していましたが オイラは そんなの面倒臭くて

オイラが 一番最初に 目に入った帽子を 無理やり買って 母ちゃんに選ばす事をしなくて

後で 後悔したので 今回、ちゃんとした帽子を選んできました。


今回は 母ちゃんと一緒に行って 選んでもらうと 気を使って 安いものしか選びませんので

あえて オイラ一人で行きました。



今は秋物の 商品が並んでいますが  やっぱり選ぶとなると 迷いますね^^;

それでも何とか 似合いそうなものを選び サイズを見ます。


そう云えば、母ちゃんの帽子のサイズなど 全然解りません、

母ちゃんの背丈なんて  捕えられた宇宙人程度しかないので 一番小さなSSを選びましたが

万が一、サイズが合わなくても 取り替えてもらえるように 店員さんに事情を話しますと、心良く 承諾してくれました!



その代わり 値札とかは取らないで下さいとの事で 仕方ないなと思いながらも 買って、 母ちゃんの家に持って行きました!




それが この帽子、 はたして 母ちゃんは喜ぶでしょうか?


母ちゃんの家に着いて 「 ちょっと早いけど、面倒なので お誕生日おめでとー(^◇^) 」 と言って

帽子を指し出すと、 「 何や変な帽子やなぁ… 」 ( この時点でオイラはグサ! )



「 ま、まぁ、被ってみたら? 意外に似合うかもしれんしぃ^^; 」 と言って 帽子を被せると・・・。


「 えらい 小さいやんかねぇ 」 と、不満そう!

オイラが見ても 見るからに 小さそうでした…

「 宇宙人程度しか背が無いくせに 頭だけは大きいんら^^; 」 と、つい本音が・・・。



「 親を捕まえて 何言うか! 」 と怒られてしまいました。 ショボーーーン…

   

とにかく面倒臭がりの オイラは もう母ちゃんを連れて ジャスコの帽子売り場に行って

自分で選んでもらうことにしました。

「 もう、何でもいいから 好きなのを選べ! 」 と、命令すると、

同じような帽子の Sを手に取って ポンと頭にのせると、 


『 まぁ、なんという事でしょう、 母ちゃんの姿が まるでお花畑にいるように 冴えて見えます(*^_^*) 』

とか言いながら おだてて鏡の前に立たせますと…。



「 ほな、これにしようかしらん♪ 」 と言って 5分もしないうちに 帽子を選んでくれました。

ああ! 今回は すんなり行ってよかったよー(^。^)



母ちゃんも喜んでくれたし オイラも気を良くしてジャスコを出る事ができました(*^_^*)





【 銭婆から 皆様へ、 】


先回の記事についてですが 説明が不足していましたので 私から説明をさせて下さい、


私は今回 始めて お骨を手で拾いました。

今までの骨拾いとは 形式が違っていました。

お骨は冷やされて 小さなテーブルの上に まとめて整理され 置かれていました。


「 さい箸でもいいですし、手で入れても構いませんよ 」と、葬儀屋さんが説明されました。

始めはさい箸を使いましたが 三人とも 箸使いが下手で、 すごく時間がかかると思いましたので

私は勇気を出して 箸から手に変えました。




「 ほっ! 何とか変な犬に気付かれずに済んだよ^^; 」


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父ちゃんとお別れ 七

2010-09-16 04:55:17 | Weblog



棺が 炉の中に入れられますと オイラと 住職、母ちゃん、銭婆は オイラの車で 一旦戻るような感じで

海岸に近い 割烹で おときを始めました。

父ちゃんのお通夜、葬式は ずっと この四人だけで進められてきましたので 普通の葬式と違いまして

やけに団結力が強くなった気がします。



もう、ここまで来ますと 住職とも馴染んで来て お互いに勝手な事を言ったりして わき合いあいになってきました。

オイラはもう 自動車の運転手なので 飲む事は出来ませんが 住職は ご機嫌でたくさん飲めて とても羨ましかったです。

住職はもう、しきりに母ちゃんを 「 土日でいいから! 」 と、スカウトしていました。




楽しい時間というのは あっという間に過ぎてしまいます。

くだらない事ばかり話して 気が付いた時には おときの時間も終了!

火葬場まで父ちゃんの骨を拾いに行く時間です。



母ちゃんは 住職に 「 僧侶は来んの? 」 とワガママ言ってましたが

先程 火葬場まで一緒についてきてくれただけでも有りがたい事だと思いますがね、



住職は割烹の人が 寺まで送って行ってくれて、 オイラ達は また火葬場まで戻ります。

火葬場に着きますと 担当の葬儀屋さんが すでに待っていて

「 こちらです 」 と言って 父ちゃんのお骨の場所で待っていてくれました。



オイラ達三人は 父ちゃんの骨の場所に行き 葬儀屋さんの説明に従い さい箸で骨を拾います。

するとすぐに 銭婆が 「 こんなので骨を拾ったら いくら時間があっても 足りないわよ! 」 と言って

父ちゃんの骨を手掴みで ワシャワシャと骨壷に入れるではありませんか\(◎o◎)/!



もう、ビックリしちゃいました! 子供のオイラでさえ 躊躇しちゃってたのに さすが銭婆さんです。

散々 葬式に出てきたスペシャリストといってもいいでしょう、

オイラと母ちゃんは 腰を抜かしそうになりましたよ!  アッと云う間に骨を拾い終わり、

すぐに、ホウキで残りのカスを 骨壷の中に入れてしまいました!

もう、銭婆を尊敬してしまいましたね^^;



お骨を 全部 骨壷に入れると 後は葬儀屋さんが 骨壷を白い布で包んでくれて 母ちゃんに渡しました。

受け取った母ちゃんは 「 思いー! こりゃ凄い 重いでー! 」 と言ってビックリしました。

葬儀屋さんは 「 お骨自体はとても軽いのですが 骨壷自体が重いので こんなになってしまいました。 」

と、説明してくれました。





骨壷を持って車に入りますと ここで葬儀屋さんとはお別れです。

葬儀屋さんは オイラに請求書を渡してくれて 「 それでは、ご利用ありがとうございました。 」 と言われて 別れました。

喋り方や 態度がいい人で 特に何でも気を使ってくれる とてもいい人でした。



台風の影響で 朝からずっと雨が降っています。

ワイパーを動かしながら お寺に着きますと お骨を本堂に置いて オイラ達は着替えて 楽になり

住職からお茶をいただきました。

「 いやー、どうも お疲れ様でした。 」 住職の 言葉にオイラ達も 「 どうもありがとうございました。 」と答えます。

この後、またくだらない話をしたり 住職の 母ちゃんのスカウトの話などして いい時間になってきたので

ここで帰る事にしました。 父ちゃんのお骨は 四十九日の納骨まで 本堂で預かってもらいます。



帰り道、雨も止みそうになってます。

「 父ちゃんに 立派なお経をあげてもらって 本当に良かった 」 と、母ちゃんが言うと

オイラ達も ウンウン、とうなずきました。



母ちゃんの家に着くと 「 ありがとね、ありがとね、 」 と言ってくれて

オイラも「 母ちゃんも ありがとう 」 と、答えて別れてきました。



9月6日の朝、父ちゃんが亡くなり、その日に お通夜、 翌日葬式と、あっという間の二日間でしたが

自分の中では とても心の残る二日間でした。

最後まで読んでいただき 本当にありがとうございました。


【 お世話になった国上寺さんです。】






「 長ーい 影! アタイの何倍あるかしらん? 」


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父ちゃんとお別れ 六

2010-09-15 01:53:17 | Weblog


住職のお経はすごくダイナミックで 色々な楽器のようなもので 伴奏のようにして 鳴らしながら唱えています。

聴いているのは オイラと母ちゃんと銭婆 それに本日メインの父ちゃんだけです。

大きな音とかもして 耳も痛かったのですが 住職が一生懸命 父ちゃんにお経を唱えていただき 嬉しく思いました。


他の葬式とかで たまに気の無い坊さんを見ますが 今回ここまでやってくれますと 感謝の気持ちが 心の中から生まれてきます。

これなら足のしびれも 我慢のしようもあるってもんです。

『 父ちゃん、良かったなぁ(*^_^*) ちゃんと聴いてる? 』 お棺を見つめてそう思いました。



長くゴージャスでダイナミックなお経が終わり しびれの回ったオイラは 立つのもやっとで

太い柱を伝って 何とか立ちましたが それでも少しの間 そこからは動けませんでした。



外で待っていた葬儀屋さんが 時間を見計らって 中に入り 「 そろそろ出棺の準備をしたいと思いますが よろしいでしょうか? 」

と、言って 準備せねばならぬと もう少し しびれていた足を 何とか動かして 父ちゃんのところに行きました。



父ちゃんの顔の周りに 飾っていた花を切って たくさん置きました 「 おー! 父ちゃん! 似合うかも^^ 」

母ちゃんが 奥から 「 これは父ちゃんが持っていた 五書と経本やけど 一緒に入れてくれんかね? 」 と葬儀屋さんにお願いします。

「 この本は厚すぎて燃え切らないかもしれませんので 開いた状態で入れましょう 」 と言いながら

御書を真ん中から開いた状態で 胸のあたりに 置きました 経本も同じ様にして 入れます。



『 そういえば 三年前、父ちゃんの胃ろうの手術の時 その前の日に 何が食べたい? って訊いたら、 寿司が食べたいって言ってたな、 」

その日を最後に 口からは何も入れる事が出来ず 声も失って 可哀そうだなと思っていましたが

今回 寿司を買って お棺の中に入れる暇もなく とても悔しくて残念に思いました。



もう、そろそろ 父ちゃんの顔も見る事も無くなると思い 切なくなってきますが 不思議に涙は出ません、

母ちゃんとオイラは 父ちゃんに喋って 最後の名残を惜しみます。 

オイラは本当に最後なんだなぁという実感がまだ湧きません、

今まで ずっと 一方通行で喋ってきたから この先も ずっと喋っていてもいいような気がしたんです。



「 父ちゃん、最後に寿司を食わせてやりたかったなぁ、 でも、出来ないよ、勘弁な… 」

時間は待ってくれません、 「 そろそろまいりましょう 、 」

お寺から 霊柩車まで ほんの20mくらいでしょうか この距離を 葬儀屋さんが運ぶだけで 6万円もかかると思ったら

少しだけ 儲かったかな? とか チラっと思ったりもしました^^;



しかし、この日は台風の影響で その距離でも 全員 雨で濡れてしまいました。

母ちゃんは 父ちゃんの乗っている 霊柩車に乗って

オイラは 住職と銭婆を乗せて 霊柩車の後ろを付いて行くといった形で 出発しました。



運転中 見ると 霊柩車の後ろの窓から 母ちゃんがしきりに運転手に話しかけている姿がみえます。

顔が運転手の方に向いたまま ずっと動いていました。

住職も前の霊柩車から見える 母ちゃんの姿を見て 「 お母さん 楽しそうに喋ってますね^^ 」と言って笑ってます。

そして 「 やっぱりあの人材は うちの寺には必要な人材だ! 」 と言いながら笑っていました。





お寺から 火葬場まで 30分チョイかかりましたが その途中、 お持ちかえりの寿司屋さんを発見、

「 ああ! すし屋だ! 」 と思いましたが、 そんな事 先を走っている霊柩車は知るはずも無く どんどん進んで行きます。

仕方ないのでオイラも そのまま通り過ぎて行きました。



火葬場に着いて お棺を所定の位置に一旦安置し、住職がお経を唱えてくれます。

葬儀屋さんが 「 これで本当のお別れになります 最後にお顔を ご覧になって下さい 」 という言葉が ウワの空に聞こえます。

「 父ちゃん、とうとうお別れなんだってなぁ、 オイラ、何だか信じられないよ… 」



その後すぐに係員が お棺を 焼却場の中にいれて 内蓋を閉める時に 「 ガチャン! 」 と、大きな音がした瞬間、

オイラは始めて我に返った気がして、 本当に もう会えない! って思っちゃいました。






本当にサヨナラなんだ・・・。







夢ではないんだ・・・。








「 父ちゃん、 さようなら(T_T) / 」 






この時、 「 もう、父ちゃんに 喋りかけることは出来なくなってしまった! 」  


と、初めて思いました。 母ちゃんも何も言いませんが 多分オイラと同じ気持ちだったと思います。












「 アタイの縫いぐるみ どうするつもりなん? 」



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