お盆の御施餓鬼供養の様子です。
火祭は夜だけではなく正午から御施餓鬼供養も致しております。
どうしても正午からのお参りは少ないのですが今年は子供達がたくさん御施餓鬼のお参りをしてくださいました。
ご先祖様はきっと喜んでくれてますね。
生きてるときに孫や姪や甥が来てくれるととても喜んでくれた祖父母、叔父叔母さんたち佛の国から子孫達が手を合わせ施餓鬼の功徳を世界へ廻向(御利益を巡らす)する事はとても嬉しいことと思います。
『子供がうるさいから置いてくる』出はなくて少し煩くても寛大な心で仏事には参列させることが大切だと私は思います。
小さな時からの習慣は空気のように身に付きます。
自分が佛の国に近くなって急に『私が亡くなったらお参りにきてね。』といっても風習を習慣化してなければ手を合わせません。
『今時の人はお参りしない!!』と言うことは自分達達が若いときから子供たちに習慣を着けなかったからだと思います。
中にはオトナになり何かのきっかけでお参りを始める方もいらっしゃいますが…。
よくお参りされてる方は『ばあちゃんと参った』『お母さんとまいった』と子供の頃から熱心な佛心を刻み込まれてます。
お盆休みにお墓参りできなかった方はぜひとも御彼岸に手を合わせてください。
当山でも御彼岸にも御施餓鬼供養は致します。
自分のご先祖様だけでなく地獄に落ちた亡者サンたちにも御供養させてもらう。
困った人を助ける感覚です。
喉が渇いても水も飲めない亡者さんたち。
現実に置き換えればアフリカの難民の皆さんになると思います。
お参りでは御施餓鬼をして現実世界では募金をする。
これこそが佛道に励むと言うことなのかなあ?と私は思ってます。
他者の為に動くには自分がしっかりしてないといけません。
先祖供養をして仲の良い家族が理想です。
どうしても集うとケンカになる家族も多いですよね😭
まさに修羅の世界…。
家が幸せな空間だと何事もうまく回ります。
その為に火渡りをして生まれ変わった心で生きていくのです。
汚い心にならぬよう(笑笑)
人間だから清らかな心だけではないですもんね😭
私もしかり。