八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

もしもの時

2011-09-09 11:08:24 | インポート
死は突然にやって来る事もあります。

無縁社会とか言われる現代ですが…。


本当に『死んだら死んだ時』でいいのでしょうか?


そうでは無いはずです。

お寺には一人暮らしの方が沢山来られますが…。

皆さんそれなりに人と関わりを持って生きてます。

しかし病気になって家に籠もりがちになると外との縁が途切れがちになります。

近くの知り合いは体調が悪いと知ってても遠くの肉親には体調不良を心配させないように隠していたり。


まさか自分が死ぬなんて思わないから用意はしてませんし。


駆けつけた親族も誰に連絡すればいいのか分かりませし…。


故人の付き合いを知りませんから。



元気なうちに紙に自分にもしもの事があった時ように連絡してほしい人やお寺などキチンと記しておく必要があると思います。


私には財産無いからとかじゃなく。


亡くなるとチョコチョコとお金かかる。


市役所・電話・携帯・電気・家の手続き!

住んでいた(アパートなど)部屋の片付け。

入る前の状態に戻すのは一苦労だ!


全てが運び出される。

淋しさは増します。

『死ぬまでに死ぬこと』だったか映画化されたアメリカの本があるが彼女は余命を言われ整理する時間を与えられたらが。

準備する時間さえない事がある。

こっそり身近な人への手紙を書いてタンスに忍ばせとくのも有りかなと思った。

亡くなったら全てを見られるから敢えて分かりやすい所へ置いておこう。

あとアドレス帳とか。誰に連絡して下さいとか…しないで下さいとか。


生前から死んだときに迷惑かけないようにと断捨離をコツコツされてる方が多いようですがー。


あまりしすぎると生への執着にもなりますし。


見られては恥ずかしいものはコッソリ始末して後は程々に…。


遺された者は大変だけど故人がどんな生活して来たのか片付けながら理解し心も整理していける。

今回は西田先生の死後のお手伝いをさせて頂き色々な事を勉強させていただきました。

Hサンがトラックをだしてくれたのが、とてもとても助かりました。


また信者さん達に専門分野に関しても助けて頂きました神護寺ネットワークの助け合い精神に感謝です。

初代から助け合いでできた山、今も無縁社会なんて事とは正反対に皆さんとの関係を築けている事は素晴らしいし大切にしたいです。





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