八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

秋の彼岸法要

2023-09-14 08:39:06 | 日記
9月24日日曜11時より

お彼岸供養を行います。

「お盆に供養したからしません。」

いいえ!彼岸は彼岸でしてー。

そして彼岸は仏教徒にとって修行する七日間のことです。

できれば先祖供養と共に無縁仏供養もして欲しい。自分の家とはご縁の無くなってしまった方にもお供養を。

自分のためだけでなく。他者にも。それが佛に近づく修行です。

お彼岸にもお施餓鬼法要を行います😁
お施餓鬼供養の謂れは、
目連尊者(神通力を持つお釈迦様の弟子)は亡くなったお母さんを神通力でみました。

すると、あんなに優しかったおかが餓鬼道に堕ちてたんです。

お釈迦様のにお母さんはなんで、餓鬼道にいるのですか?あんなに優しかったのにお母さんが。

「あなたの
おかあさんは、あなたには優しかったが、あなた意外の人には優しさや、施しもせず、自分の子供の為にし、人を蹴破って頑張ってましたよ。だからが起動にいるのです。もし
お母さんを、助けたければ沢山のお坊さんを呼んで、お母さんだけで無く餓鬼道に堕ちた亡者さんのために供養をしなさい。」

とおしえます。

そこから目連尊者はお釈迦様に教わったことを行動に移すのです。

私達、僧侶は僧侶になる、修行の段階から毎晩暗くなると現れる餓鬼さんたちにお供養して食べ物を食べてもらいます。

修行中のご飯の前にお皿が回ってきます、ソレに少しずつ自分のご飯を入れて夜に御供養にそなえます。

神護寺でも本堂の玄関横でお施餓鬼を、毎晩してます。


とても困ってる方には「野菜と果物7品刻んでもってきて!」これはお施餓鬼のおそなえです。
もってきてもらって御供養に供えます。

私達は色んな因縁の中で生きてきています。

もし先祖が無事だったら、沢山の戦で敵を殺し自分の味方も殺される。
そこを、なんとかかんとか生きのびて自分がいます。


もしかしたら、木蓮尊者のお母さんのように誰かを、傷つけた上に私達がいるのかもしれませんよね。

ご先祖供養と共に無縁仏供養や三界萬霊供養をしてみて下さい。

そして私がいつもお伝えしてるのは、「お金は、大切だけど自分の為や、自分の孫の為に使うだけではなく、募金したり困ってる方のためにもお金を布施する。利益関係の無い人にもする。」ってことは大切と思う。生きてるからできることですよね。

お金だけでなく。道路の清掃とかゴミを拾うとか。

何かしら他者のために。


核家族化が進んだ上に、コロナ禍で実家に帰れず、お年寄りとの会話も減ってた昨今。

近くのお寺にどうぞ。

こういった、聞きたくない時は眠くなるやろう話しありますよ。

七日間修行?なにします?

わたしは、今回は何しよう?



お寺は、草がまた伸びてます。

下座行としての草刈りしませんか?

お寺の事をすることも修行です。

今日は朝から雨ジャ〜ジャー。

運転に皆様お気をつけて〜🙏🏻


修行とはまず、自分を救うための手段ということお忘れなく😆

自分が苦しいと人のことには、目がいかない。

苦しい時には、まずは自分ファーストから始めよう。

家族の為や、会社の為?
まずは自分を大切に。

自死したら、全て水の泡にはなりませんが。

死でない逃げ方あります。

苦しければ逃げるもありますが、死なないで下さい🙏🏻
なにか方法はあります。








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