八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

梅雨明け

2011-07-10 08:07:48 | インポート

8日の護摩は夏!って暑さでした。


工場で働いてる方が『もう直ぐ40℃を毎日越すからサウナの中にずーっとおる感じ』と言われていた。


かなりきついんやろなあ。私には無理だわ。と思いました。
御札を届けた93歳のおばあさんは、暑い日中に押し車を押し『何十回も休みながら遠くの郵便局まで歩いて往復してきて疲れたので昼ご飯も食べずにねてました。そしたら局員に暑い時には来たらダメっち怒られた』との事…。

熱中症にならんで良かった~ねえ。と話して帰ってきましたが。

田舎で家に車がないと大変ですね。


『車がないけん。元気なんじゃら』と七十代のオバチャン。

確かに歩くのは良いけどこの季節は危険だ…。


護摩が暑いなんて甘えてたと反省する事を知った1日でした。

『毎晩、観音経を唱えるんやが経本がなんでかバラバラになったんよ』と先ほどの93歳のオバチャン。

家の初代の時からの信者サン年期の入った経本を新しいのに代えて『ありがたや。ありがたや。また拝みやすくなりました。』と満面の笑み。

本当にしっかりされてます。


古い信者サンに会うと凄いなあ。私も見習わねばとピシッとしてきます。


宇佐や豊前から毎日自転車や歩いて行に来られいたと。

しかも仕事や子育てしなが来るだけで立派に行ですよね。


それに比べ私達は甘いんですが…。


『暑い暑い暑いんが当たり前』とよくお年寄りに言われて流石に悟ってますねえ。

と思うしまだまだなれない~。と素直に認めてます。





皆さま熱中症だけは気を付けて下さいませ。あと透析をしてる家族の方々もお気を付けて下さいませ。


滝場供養

2011-07-06 12:22:33 | インポート
今月は滝の中にて不動護摩を焚きます。


滝行したいけど怖い!と言う方は是非とも声をかけて下さい。


滝にかかったら仏様の加持力と水の持つマイナスイオンの力でスッキリ爽快です。


景気が悪くて悪くてどうにかなりそう。って時には御滝の加持力をいただくといいですよ。


ただ作法が御座いますので勝手には入らないで下さいませ。

真っ裸では絶対にダメです。行着をつけて入って貰います。


イオン三光

2011-07-03 23:42:40 | インポート
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夕食後の散歩にジャスコに母達と出かけ一歩店をでたら『クワガター』びっくりですよね。


ショッピングセンターで売られてるんやなく『自然に居ます!』みたいな。


なんか田舎なんやなあ。最近家が増えたけどイオンの植樹した木々が大きくなってきた証しのような…。


誰かイオンの人に話したいような感じでした。


でも田んぼの中に煌々と明かりがあるから飛んで来たんでしょうね~。


なんか変な感じですよねえ。


勿論また自然に返しました。

娘は必死に『Tちゃんにやるけん箱は?』と言ってましたが…。あきらめたようです。

でも最後まで『カブトムシ』と言ってました…。

前日は保育園で『昨日。家にカブトムシでたよ』と自慢してましたが…。ゴキブリなんですが…。

娘が触れる虫は団子虫と光ってる時のホタルです。


最近は寺にも飛んでこないクワガタがイオン三光にいるなんてビックリです。

皆さんもよくみてみて下さいませ。買わなくてもイオン三光ならゲット出来るかもしれませんね。


少し幸せな気持ちになりました(^O^)

お別れ

2011-07-03 00:38:29 | インポート
前総代さんの辛嶋さんが亡くなった。
とても正義感の強い昔気質の方で父が亡くなった後は色んな面で力強く支えていただいた。

そして結婚披露の時はとても喜んで下さった。


その後転けて足を悪くされてからは山へもなかなか来れなくなり。


一度、お宅に伺ってお話ししたのが最後となってしまった。


人生の最後はいつ訪れるかわからない。


誰が先か後かもわからない。


だから人との関わり方を大切にしないとなあ~。果たして自分は出来ているか?
忙しいから又…。と思う自分も時々いますがダメダメと。


亡くなった方にお別れする度に考えさせられ。


最近特にお別れが続いたので寂しいと思うと同時に自分の親や叔母が弱ってきている現実などを考えさせられるし。


とにかく後悔しないように自分が出来る事をやっていくしかないんですよね。


先日、子供の時から子供が出来るまで通っていた書道の先生に『みんな年をとったなあ~』とシミジミと子供を眺めながら言われた言葉がドーンと胸に響いた。


生老病死苦とは自分と言うより周りの人を看ての悲しみなのかもしれない。

もう直ぐ祖母の一周忌がくる。まだ居ないという現実になれてない私達。


宇佐中津独特の長い飾り灯籠を初盆にたのんだ真っ白な品のある美しいのをと注目した。

綺麗なものが好きだった婆ちゃん『わあ~きれいやね』と目を輝かせながら言いそうだね。と母は寂しげに言いました。


婆ちゃんはとてもチャーミングなひとだった。


人が気づかかない様な小さな事にも『わあ~っ』と感動したり。その一方で食事に行き『もっと美味しいのなんかなあい?頂戴』と悪ぶれもせずに毎回言うような天然でした。

なので周りの者まで巻き込んで笑顔にする力を備えてました。



婆ちゃんが居なくなり爺ちゃんはこの一年でドット弱った。

そして辛嶋サンの葬儀の導師をした祖父は自分と同じ年代の方の死に落ち込んでいた。


自分の死より周りの死は悲しい。


そして同じ年代の方が少なくなるのは悲しいみたいです。


生老病死は決してさられないんですよね。

人が亡くなると周りにどんな影響を与えていたかよくわかる。

父は数えの59歳で亡くなりました。

今日『お父さん59才やったよなあ。オイチャンもなったぞ』と小倉のTオイチャンが言いました。母が『60才過ぎたら急に病になるし、あの人は若いままやけなあ。』と会話にて。


五年前の映像を視るとかなり私達夫婦や母は老けた~と一目瞭然。

変わらないつもりだか映像は真実をかたります。


これは毎年おこるし…今も着々と老いているのが自分だとおもう。