人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

今帰仁 【21】

2016年02月01日 00時03分18秒 | 日記

 今泊 <2>

北山グスク時代城へ登る道は

ハンタ道が主要道路であった


入口にエーガ(親川)があり

昔から枯れることなく

水が湧き出ている


飲み水、生活用水、水田として

利用されてきた湧水で


ムラにとって命の水である

昔から大切にされたエーガである


今では、拝所となり

カーウガミと言って多くの人が御願をしている


ハンタ道を登ると北山グスク城下の

ハンタ原、アタイ原に至る


一帯は今帰仁ムラ、親泊ムラ跡で

阿応理屋恵殿内

今帰仁ノロ殿内

共ノカネイノロ殿内

旧家、ムラの家々の跡があったことがわかる


現在では、トゥムヌハニ火神

アオリヤエノドゥチ火神

今帰仁ノロドゥチ火神の

祠があり拝所となっている


1609年薩摩軍の琉球侵攻によって

今帰仁ムラ、親泊ムラは、焼き払われて


そのため、麓に移動して出来たのが

現在の今泊シマである

コメント
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