青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

スーザン・ジョージ・・・ご存知ですか?

2022-12-13 | 青春・名画劇場

僕が好きになった女優の多くは、清楚な雰囲気を持つ女優です。具体的に言えば、デボラ・ラフィン、ジョディ・フォスター、ダイアン・レイン、ミッシェル・ファイファー、オリビア・ハッセー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ・・・他多数。セクシー系の女優を、僕が好きになることはほとんどありませんでした。しかし唯一の例外で、「スーザン・ジョージ」という女優はセクシーな人ですが、僕のお気に入りです。



彼女はイギリス人で、日本で1番知られている彼女の作品は、サム・ペキンパー監督の「わらの犬」でしょう。1970年代にはチャールズ英国王との交際が話題になりました。そんなに多くの作品を残していませんが、彼女の作品はカルト的な人気を持つものが多く、DVDはすぐに売り切れて、中古品はプレミア価格になることが多く入手困難です。

ピーター・フォンダと共演した「ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」と「わらの犬」の2本は、セクシーな彼女にいつでも会うためのマストアイテムです。ちなみに彼女は、来日経験もあり、2000年代にはプロデューサーとして活躍していました。

「わらの犬」が70年代にTV放送された時は、翌日学校で男子があれこれ話題にしていました。今見てもかなりショッキングなシーン、セクシーなシーンがある映画ですので、年頃の男子が話題にするのも仕方がないのですが、そういうシーンのせいで映画としての作品の評価が妥当ではないような気もします。おそらくこの作品を観たことのある女性は少ないと思います。

当時、思春期の男子が異性に興味を持ち始めるタイミングで、21時スタートのお茶の間で「わらの犬」が放送されたのは、今ではあり得ないと思います。80年代になると年末年始の深夜放送で「わらの犬」は必ず放送されていました。今でも日本語吹き替え版が収録されたDVDは未発売です。残念!

 


遂に!ジュラシック・ワールド & シン・ウルトラマン

2022-11-06 | 青春・名画劇場

コロナ禍で映画館に足が向かなかった皆さん!トム・クルーズの「マーヴェリック」に続く朗報です!

僕が1番期待していたジュラシック・ワールドの完結編「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のDVDがいきなりの12月7日発売決定!アマゾンで今予約すると、12月6日に手元に来ます!12月のクリスマス商戦前に発売するはずだと信じていましたが、やっと決定して嬉しいです。

現在の値段表示は値引き無しですが、発売までにタワレコやヨドバシなどと比較して、いつものように最も安い値段での発売になるでしょう。しかし、最近はブルーレイ+通常DVDのセット販売ばかり。DVD単体での最も安い販売が無くなりました。配信のおかげでパッケージ販売が落ち込む中でも、日本だけはこういう販売を継続です。僕は70型画面なので、4K版を購入しました。1人で観る訳ではなく友人達と何度も観るので、まあ無駄使いとはなりません。

そして、もう1本が、「シン・ウルトラマン」です。

シン・ゴジラが面白かっただけに、ウルトラQやウルトラマンをリアルタイムに楽しんだ僕には、「シン・ウルトラマン」が楽しみです。公開当時はウルトマンなのに「なぜメフィラス星人?」と思っていたのですが、劇場に足を運んだ友人から「ゼットンが出た!」と聞いて・・行きたかった。

こちらは何とアマゾンプライム独占配信で、今月11月18日(金)0:00から配信スタート!

DVDの発売日については本日現在発表はありません。鈴木亮平、岡田准一ら主演の「燃えよ剣」も、DVD化される前に、同じようにアマゾンプライム独占配信を行いました。その時はプライム会員は無料でしたが、今回もそうなら嬉しいですね。

劇場公開時の動員客数は、コロナ禍の影響を大きく受けたハズのこれら大ヒット娯楽作品たち。ほんのもう少しだけ待ちましょう!間もなく自宅で楽しく鑑賞出来ます。僕も劇場では始まる前にトイレに行っていても、途中でトイレが近くなることがあり、自宅ホームシアターでの鑑賞の方が楽しくなってしまう年齢になりました。(笑)


吹替えアリ?無し?~商品の「内容表示」には泣かされます!

2022-09-22 | 青春・名画劇場

シルバーウィーク?先の3連休も今週末の3連休も、台風の影響を受けて雨の可能性大。こんな時は懐かしい映画でも観るかと、事前にDVDを買おうとしたのですが・・・

今は何でもネット通販で手に入る時代・・と言うより、実店舗で現物を手に取って買う方が難しい時代になりました。気が付けば自分の青春時代70~80年代のDVDやCD作品は、廃盤になっていても不思議ではないくらい年月が経ちました。ポール・マッカートニーのような大物であっても、その作品が廃盤で入手出来ないものがあります。

この作品「レッズ」は、「天国から来たチャンピオン」で有名なウォーレン・ビーティが、ダイアン・キートン、ジャック・ニコルソンと組んで制作・監督・主演ということで、当時大いに話題になりました。ソビエト(当時)赤の広場に埋葬されているアメリカン・ジャーナリストの半生を描いた超大作は、オスカーも獲得。僕も劇場に足を運びました。途中休憩を挟む3時間超え。前半は面白かったのですが、ロシア革命を真っ向から描く後半は、正直言って共産主義に興味も無かった僕には退屈でした。

でも、今ならもう少し理解が深まるかも・・過去に何度かされたDVD化は英語字幕のみでしたが、出来れば「日本語吹替え」でしっかり観たいと調べると、2013年にブルーレイ化されるも、吹替えは未収録。ユニバーサルからブルーレイ化される名作は、毎回吹替え収録も無く残念なのですが、この作品もそうでした。

ところが、2017年に発売された「劇場公開25周年スペシャル・コレクターズ・エディション」の廉価再発売のDVDには日本語吹き替えが収録されている!2008年に25周年で発売された時には収録されていなかったのに!

アマゾンを見ても

タワレコで調べても

ヨドバシで見ても

廉価化の再発売・・普通は前回と同じ内容のなのに、「吹替え収録」と派手に告知する文章も無く反津梅されているとは・・。内心疑いながらオークションで調べても、掲載されているのは商品の表面だけだし、何年発売のものかまで記載している出品者は皆無。

勝負!とクリックして手に入れたのが1番上の写真の商品だったのですが・・・

日本語収録なし!なぜか英語で2パターンも音声収録。ガッカリです。

というより、通販がこれだけ日常の当たり前のものになって、何十年も経つと言うのに・・。相変わらずDVDの字幕や音声、画面サイズの表記の誤りが多過ぎる。そして、この間違いは、まず訂正されることがありません。商品表示については、もっと正確さを求めたい。そう考える僕のような人間は、少数派なのでしょうか?


お葬式と“村八分”

2022-09-10 | 青春・名画劇場

立憲民主党の辻元清美参院議員、蓮舫参院議員がツイッターに、岸田文雄首相からの案内状の写真をアップしたうえで、「欠席します」と表明しています。この2人、どこまで野党を貶める行動を取るのだろう。「私たちは感情に流される考えの浅い人間です」と宣言しているのも同じで、こういう人に国政を任せられない。ガーシーや統一教会と関係を持っている議員と同様、職を辞して欲しい。

葬式に行かないとわざわざ言う事は、遺族や参列者に対してかなり失礼で、古い言葉「村八分」でも、火事と葬式だけは関係を持つというのに・・・。辻本・蓮舫両議員は人として、僕は本当に相容れない方々です。政界を退いた方が良いと思います。特に野党にとってはプラスになりません。

エリザベス女王が亡くなられました。96歳。僕には想像も出来ないような重圧の生涯を、これほど長く過ごされたのは尊敬に値します。
 
そのエリザベス女王が嫌ったと言われるのが、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー。妹のマーガレット女王が、ミックの別荘の隣の別荘を買い、ミックと交際するに至って、ミックのナイトの叙勲の日に、女王自ら手術の予定を入れてミックに勲章を自分が与えるのを避けたほど。
 
 
 
最近、ザ・ローリング・ストーンズの音楽をずっと聴き直したり、81年全米ツアーの懐かしいコンサートをDVDで楽しんでいたので、上の話を思い出しました。写真は映画館で観たストーンズのコンサート映画のDVDと、その時のチケットです。
 
1983年の6月の終わり、「007・オクトパシー」「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(公開当時の題名)」そして、この映画と封切り前の「先行ロードショー(その日1日だけ1~2週前に特別公開する)作品」を土曜日に、オールナイトを利用して3本梯子をしたことを思い出します。

上はアマゾンへのリンクです。この商品でなくても、ここからアマゾンに行って頂き何かしら買い物をして頂きますと、YouTubeのような収入には遥か遠く及びませんが、数十円でも老人のお小遣いになりますので、ここからアマゾンをご利用頂けますと本当に助かります。よろしくお願い申し上げます。


ロング・バケーション ~懐かしいロケ現場

2022-01-03 | 青春・名画劇場

僕は1996年に、膝の靭帯及び半月板損傷で3か月の入院・リハビリをした時が、社会人になってからの1番長いお休みでした。その後も転職に当たり、長いお休みを取ったこともあります。今考えれば、僕にとって必要なお休みばかりでした。その時は焦ったりもしましたが、それがあったから今の自分があると、今では疑うことも無く思えます。

「ロング・バケーション」は間違いなく、時代を代表する大ヒットドラマでした。

1990年代~2000年代は、僕にとっては仕事が1番の時期で、TVドラマはおろか映画を観る時間も、音楽を聴く時間すらもありませんでした。世の中の流行からかけ離れた生活を送っていました。そんな僕が膝を痛めて歩けなくなり入院したことで、このドラマを観ることが出来たのです。

さて、その10年後の2009年・東京は中央区を歩いていると、何やら懐かしさを感じる景色が・・・。

「もしや」と思い、急ぎ足で進むと・・・。川沿いの景色の1点に、僕の意識が集中して行きました。



やはりそうでした!見つけました!この景色をご存知の方はいらっしゃいませんか?この景色は僕が「長~いお休み」を取った時、苦しかった時に見て、心を和ませたTVドラマの中の景色でした!そのドラマは・・・



そう「ロング・バケーション」です!

瀬名君のマンションは建て替えられ、その前にドでかいマンションが出来てしまった為に、三井生命ビルが隠れてしまっていますが、紛れもないロンバケの瀬名君のマンションのあった場所とラストシーンの堤防です。

近寄って辺りを散策すると、ラストシーンで登場する三井生命ビルは瀬名君のマンションの真後ろ。よく出て来るシーンは全てこの隅田川の堤防付近での撮影であったことが判明!ロケ場所が分かりにくいようにアップで撮影していたんでしょうが、行けば分かりますね。いや~懐かしい。心癒されます。

ドラマ撮影終了と共に取り壊された、瀬名君のマンションの位置は、今も残っている隣のマンションと、電柱の変わらぬ「石川米店」の看板がキーになって(この写真撮影の1週間後、この広告看板は外されていました)、この地点を特定出来ました。



道路も変わっていませんが、南ちゃんが立っている画面左側、川側の空き地は全て大きなマンションになり、瀬名君のマンション横のバスケットが出来た敷地も、瀬名君のマンションと統合されて1つのマンションに。街路樹と電柱だけは今も変わっていませんでした。



ロマンチックに瀬名君と南ちゃんがキスした堤防シーンは、堤防下の川沿いの公園からのショットです。この堤防、結構幅が狭く、マンション側からはそれほど高くないのですが、川側からは結構な高さがあって、やや危険な場所です。

ドラマでは見えませんが、撮影の時は転落防止の足場があったのではないかなと思われました。思わずここに座り、夕日を眺めさせてもらいました。いい場所です!



この川沿いに降りる階段の踊り場もよく使われていましたが、上手いものです。背景のビルは変わっていますが、撮影当時もあった左の大きなビルと、この右にある(写真には写っていません)明治座が写らないように撮影して、ロケ地の特定をされないように工夫しています。分かる人には分かるでしょうが、日本全国で見れば、ほとんどの人が知らないので、いろんな所で撮影されているように見えますが、ほとんどが中央区のこの川べりを中心に、この近辺で撮影されています。



ラストシーン、コンクール会場から南ちゃんを追いかけて来た瀬名君ですが、下の写真の1番奥の赤丸地点を走っています。結構幅が狭く、マンション側からはそれほど高くないのですが、川側からは結構な高さがあって、かなり危険な場所です。この幅の狭い場所で、抱き合ったり、走ったりはまず無理!ドラマでは見えませんが、撮影の時は転落防止の足場があったのでしょう。

真ん中の赤丸が地点が踊り場(写真1番上)のシーンの場所。1番手前が瀬名君と南ちゃんがキスしたり、瀬名君と涼子ちゃんが歩いているシーンに使われ、

この写真を撮っている撮影者の僕の立っている橋が、番組のタイトルバックでも使われている橋です。矢印方向に瀬名君のマンションがあり、そことこの写真の間に、南ちゃんがスーパーボールを飛ばして拾いに行った、金網の柵で囲まれた更地が当時はありました。

「何をやっても上手くいかない時・・いつも頑張る必要ないんじゃない?そういう時は頑張らない。神様がくれた長~いお休み」。ドラマ「ロング・バケーション」での名セリフでした。

さて、ドラマの中でいつも瀬名君と南ちゃんが二人で行く中華料理屋さん。ここも見つけました!名前もドラマと同じ「萬金」なんです。しかもどこにあったかというと、東京は八丁堀。僕が一時勤めていた「やる気スイッチホールディング」本社から、歩いて5分。「え?こんな所にあったの?」という、東京都中央区入船3丁目にありました。(笑)これまで紹介して来た写真の現場から随分離れた場所です。

上がドラマの、下が当時の萬金です。のれんに電話番号が入っています。ドラマでは入っていませんでした。店の外からの撮影にここを使い、店内のシーンはセットを作って撮影したそうです。しかし笑ってしまうのが、この萬金の向かって右の建物の会社です。その名を音羽堂と言います。そう、瀬名君が最後に優勝し、ボストンへの切符を手に入れた「音羽堂コンクール」の名前はひょっとしてここから?と笑ってしまいました。(失礼)

当然中に入ってラーメンを食べて来ました。ドラマでのニンニク丸ごと入った餃子はさすがにありませんでしたが、ドラマと同じように狭いお店なのに、いつも満員です。「お店の創業は、戦前の屋台ラーメンからでして、もう60年以上になりますでしょうか」とのお話でした。店内には出演者、山口智子、木村拓哉、松たかこ、竹野内豊の4人のサインがありました。ラーメン、とっても美味しかったです。

さて最後にこの写真ですが、そう、南ちゃんと瀬名が結婚式を挙げる教会です。設定ではボストンに行った二人ですが、実はここはロンドンのホランドパーク駅近く、スタンホープテラスを直進した突き当たりで、当時は「St. John's Church」と言いました。現在は「St. John Hyde Park」と変わり、保育園として使われています。