青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

アイス・ドール と呼ばれたクリス・エバート

2008-12-28 | スポーツの話題

最近は美人アスリートと呼ばれる選手がとても多く、テレビの視聴率も上がっているようですが、美人アスリートと言えば、札幌五輪で銅メダルを獲ったジャネット・リンが最初だったような気がします。ゴルファーのローラ・ボーも綺麗でしたが、1番長く応援した選手と言えば、間違いなく、クリス・エバート選手でした。

僕がテニスに凝ったのは大学時代。ボルグとマッケンローの名勝負。エバートとナブラチロワのライバル対決は忘れられません。ベッカーやグラフが出て来て、テニスを見なくなりなり、伊達選手を応援するくらいになりました。テニスをしている時は、エバートの真似して、バックハンドは両手打ちをしていました。

クリス・エバートをご存じない方・・・いますよね。(笑)

全仏オープン女子シングルス「7勝」の大会最多優勝記録保持者。4大大会女子シングルス通算「18勝」は、ライバルのマルチナ・ナブラチロワと並ぶ女子歴代4位タイ記録。WTAツアーでのシングルス通算「157勝」の歴代2位記録も保持している。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。エバートは“アイス・ドール”(氷の人形)というニックネームで呼ばれましたが、これは彼女自身が「コート上では凍てついた氷でありたい」と言っていたように、表情を全く変えることなくプレーしていたことからついたものです。この名の通り、冷静沈着で相手に隙を見せず、正確なボール・コントロールに支えられたクレバーなテニスが彼女の強みでした。ですから彼女は球足の遅いクレーコートを最も得意としていました。クレーコートである全仏オープンで「7勝」の大会最多優勝記録保持者になり、エバート自身もフランスが好きであることから「パリの恋人」とも称されていました。

1980年代に入ってからは、エバートのライバルの座をマルチナ・ナブラチロワが占め、2人は現役生活を通じて「80回」対戦し、最終的な対戦成績はナブラチロワの「43勝37敗」。最後の4大大会優勝となった1986年の全仏オープンは「31歳5か月」での制覇で、大会史上3番目の年長優勝記録となりました。1988年、全豪オープンでエバートは最後の4大大会決勝に進出したが、当時18歳のグラフに 1-6、6-7で敗れた。これでエバートの4大大会女子シングルス決勝進出記録は「通算34度」=「18勝16敗」で終わった。決勝進出34度は女子歴代1位記録で、2位はマルチナ・ナブラチロワの32度(18勝14敗)、3位はシュテフィ・グラフの31度(22勝9敗)である。最後まで“アイス・ドール”のイメージを守り続けたクリス・エバートは、1989年に35歳で現役引退を表明した。

時々、引退してからどうしているかな?と思っていたら、2005年の恋愛映画「ウインブルドン」に、試合の解説者として、ジョン・マッケンローと共に出演していました。それだけで映画を観るのは僕です。(笑)

そして今年「ゴルフの全英オープン」を見ていると、何と最終的には53歳で3位に入ったグレッグ・ノーマンの奥さんになっていました!昨年12月に婚約し、今年6月に結婚したばかりでした。彼女はジミー・コナーズとの婚約破棄、2度の離婚をしているので、今度こそ幸せになってほしいですね。


実は僕は、彼女が来日した際にサインをもらっています!


第53回グランプリ 有馬記念2008年!

2008-12-28 | 素晴らしかった興行・イベント

2008年の最後の日曜・・・グッと燃えるものがある。土曜の夜、その車は僕の目の前に現れました。

「今年の運、使い果たしましょう。」と書いてある。(笑)

先日JRAから封書が届きました。中には優勝レイ型のしおりが入っていました。ご丁寧に競走用ゼッケン素材を使用している。(ペットボトルをリサイクルしているのです。)本物の優勝馬にかけられるレイは、100%シルクで出来ています。豪華なしおりでなかなか縁起がいい。

さて本題。今日の有馬記念の予想ですが、ズバリ!◎ダイワスカーレット!エアシェイディ、ドリームジャーニーがそれに続きます。マツリダゴッホは駄目と見ます。

牝馬が勝てば37年ぶり。ダイワスカーレットにそのチャンスがあると見ました!ジャパンカップを制したスクリーンヒーローは、夏から使い詰めでもう疲労困ぱい。エアシェイディは父サンデーサイレンス。有馬を制するSS最後の子供にとの期待が集まる。最後に一仕事をしそうだ。

ダイワ、エアシェイデイに対抗するなら、ドリームジャーニー。若さを買う!メイショウサムソン?彼はこの試合が引退レース。過去2度の有馬はいづれも惨敗だったし、鞍上の武豊は落馬骨折からの復帰で、この日もこの1レースだけの騎乗。サムソンの時代は終わっていると見るのが妥当です。有馬は例年世相を反映すると言われますが、今年は数年に1度の波乱の年だと僕は胸騒ぎがします。

スバリ、このブログの読者の皆様にお薦めは、ダイワスカーレットからの全点流し!2着に有力馬が来れば泣けばいい。メイショウサムソンとマツリダゴッホ,、スクリーンヒーローの3頭には流さなくていい。全部で10点買い。各100円の馬連、合計1,000円で夢を買いましょう。僕は500円づつで勝負します!

そして夢は3連単。1着ダイワスカーレット、2着ダイワ、ドリームジャーニー、メイショウサムソン、マツリダゴッホ、スクリーンヒーロー以外の9頭、3着はエアシェイディ、ドリームジャーニーの2頭の全部で18通り。各100円で合計1,800円。馬連と併せて総合計2,800円をお薦めします。僕は馬連は各500円ですので、6,800円で勝負です。



結果

1着ダイワスカーレットが牝馬37年ぶりの優勝!2着に影も踏まさない完勝!そして2着がやってくれました!最下位人気のアドマイヤモナーク!

馬連は100円が29,490円に。3連単の配当は100円が985,580円になる1052番人気でした。僕の予想を信じてくれた方、おめでとうございます!良いお年をお迎えになれますね!!


猪木が毎年恒例の炊き出し支援、今年の漢字は「友」

2008-12-28 | 素晴らしかった興行・イベント

“燃える闘魂”アントニオ猪木氏が27日、毎年恒例となっている年末の炊き出し支援活動を都内・新宿中央公園にて行った。昨今の経済不況の影響か、関係者によると「例年に比べて多い」とのことで、多数のホームレス状態にある人々が行列をなしていた。用意された食材は2,300食にも及んだ。

そこへ、つなぎ姿の猪木が現れると、まずはお約束の「元気ですかーッ!」を一発。大歓声で迎え入れられるや、そのまま大きな台紙に「友」という漢字をしたため、今年1年の世相を表した。この意味について猪木は「去年は『運』と書いたけど、こんな時代だから『友』。助け合って、支え合って生きていかなきゃいけない」と神妙な面持ちで語り、協力して生きていくことの大切さを説いた。

今年で8年目を迎えたこの活動については「年々、思いが変わっている。俺より年上もいるしね。こんなことで解決はしないだろうけど、待っている人もいるから」と特別な思いを持って臨んでいることを明かした。

猪木は自ら陣頭に立ち、ラーメンやおにぎり、缶詰などを手渡していた。時には並んだ人たちと語り合い、「ありがとうございます」と感謝されては満面の笑みで応えていた。「どこへ行っても不景気な話ばかり。だから少しでも元気をね。事情があってこうなったんだろうし」

この優しさと元気こそが、今の日本に欠けているのかもしれない。


日本橋人形町が1夜で変身!

2008-12-26 | ぶらり散歩

今日は寒かったね~。今年1番の寒さだったそうです。今日の僕は、日本橋の人形町の目抜き通りで驚いた。昨日まではクリスマス色だった街が、「アッ!」という間に様変わりしている。まだ仕事も残っているのに、もう既に一足先に街がお正月に変身しようとしている!昨日まではクリスマスだったのに・・・。

この大通りは人形町の駅から水天宮前の駅に続くメインの大通り。人形焼きのお店や、高そうな和食のお店が並んでいて、TVでも時々見るお店が多い。昔、田中美佐子さんが主演していたTVドラマ「Age35」というドラマで、中井貴一が妊娠した恋人に安産のお守りを渡すシーンがあったが、それがここ水天宮のお守りでした。当時は大阪の学問の神様の「北野天満宮」のパチもんかと思っていた(失礼)のですが、由緒正しい安産の神様を奉った場所だったのです。

まあ知らなかったのは僕だけでしょうが・・・・。

そのメイン通りの両端には、既に年賀のお客を見込んでのお店作りが始まっています。提灯をつるし、さすがに「たこ焼き」や「焼きそば」の屋台は営業していないものの、「鏡餅」や「しめなわ」は、この冬1番の寒さというのにもう販売しています。何度もいいますが、昨日まではクリスマスだったのに。

やや、よく見ると、これから並び始める露店と違い、ここに構えている店舗にも既に「門松」がある!昨日まではクリスマスだったのに・・・

この変わり身の早さは、さすが商売人だと感心しました。この当たり前と言えば当たり前だけど、寒空の下で働く人達と、提灯を見ているとの差。この「商魂」があれば、後は世の人々1人1人が必要以上に無駄に財布を締めない限り、景気回復は春には可能だと僕は信じます。

金は天下の回りもの。それを回らなくしているのは、時代と共に発展してきたマスメディアと政治です。人の移動が飛行機や新幹線でスピードアップしたから、インフルエンザの全国への広がりだって速くなる。情報網が多様化してスピードアップしたから、「不況」と言われたら、ついそんな気分になってしまう。我々庶民が昔のように、訳の分からない不安を煽る情報を無視して普通に生活すれば、景気なんて回復します!

まずは、皆さん、「鏡餅」や「しめなわ」なんかを買って、ちゃんと家に福を呼びましょう。初詣に行き(デートでもいい)露店で何かを買いましょう。ニュースで(どうせ不況を反映してという言葉を絶対に言うでしょうが・・・)「今年のおさい銭は例年になく、お札が多く混じっており・・・・」と報道させましょうよ!それが景気回復への本当の策だと思います。

今日はこの景色を見て、お寿司を奮発!え?握りじゃないって?いいじゃないですか!半額だったんだし・・・お金を使うことが大切なのです!(笑) 「笑う門には福来たる!」です!


佃島の白魚漁 ~怖いマスコミとネット情報

2008-12-18 | 今を考える

皆さんは白魚をご存知ですか?鮭と同じで、卵を産みに大川を遡る。季節は真冬で、しかも夜。白魚は体長10センチにも満たない小魚で、この魚の漁獲は「江戸名所図会」に「佃島の白魚漁」で見ることが出来ます。白魚は高級魚であり、簡単に食べられるものではありません。江戸時代も同じで、獲れた白魚は徳川家に献上され、余りは市中で売りさばきました。

江戸時代には料亭が競って白魚を供したと言います。それを一手に供給したのが、佃島の漁師だった。幕府は11月から2月まで、佃島漁民を白魚漁だけに専念させました。漁民たちは期間中は毎日、獲れたての魚を江戸城に収めました。生命力の強くない魚を生きたまま献上するのは至難でしたが、毎日繰り返す中で、生きたまま白魚を運ぶ技術が磨かれたのです。

そして献上した残りを、生きたまま料亭に収めることが出来るようになりました。食したのは大店の主たち。将軍様と同じ魚を食べていると自慢する為に、金に糸目をつけなかった。白魚は高値で取引され、漁師は収入が良くなる。そのお金で漁に使う道具の手入れや漁船も新しいものに変えることが出来た。白魚漁が終わると日本橋や尾張町の手代が、佃島に押し掛けた。懐のあたたかい漁師に、物を買って貰う為にです。白魚漁が江戸の金の流れを円滑にしました。

 

 

今の日本は経済不況のどん底。マスコミがありとあらゆる言葉を使って不況を嘆き、不景気の理由を論じている。しかしこれだけは言える。TVや新聞で「不景気」と言えば言うほど不景気は終わらない。皆が財布を閉めるからです。しかし不景気退治はそんなに難しいだろうか?今日の記事の江戸の話でお分かりだと思います。

金持ちは白魚を食べる為に大金を使った。その金で漁師が潤い、さらには佃島の商人が潤った。「金は天下の回りもの」と言うように、金持ちが使った金は、滞留せずに循環していた。今、多くの人が明日の暮らしを憂うが余りに、少しでも多くの金を貯えようとしている。しかし国民1人が10円多く使えば、日に十数億円の金が流れる。月に三百数億円、年間に四千億円の経済効果が生じる。

無駄使いは無用だし、貯蓄も必要だ。しかし景気回復の芽をはぐくむのは、国でも政府でもなく、われわれ自身の手に委ねられているのではないでしょうか?マスコミの不況という言葉に会社の馬鹿な経営者が踊らされ、社員を整理したり派遣に切り替えて、形ばかりの会社決算を黒字にしようとしている。その為に職を失う人がいる。求人はあっても、人材紹介会社という馬鹿な会社が出来てしまい、彼らが職が人に渡るのを結果的に止めている。「風が吹けば桶屋が儲かる」世の中を、風が吹いても誰もが泣くようなシステムにしているのは、馬鹿な企業のトップに思えてならない。そしてそれをマスコミが後押しする。「不況」という言葉で金の流れを止め、「ベンチャーだ」「時代の寵児だ」と、根のない浮草のような企業を持ち上げて、梯子を外して流れを止めるどころか金を失わせる。

企業は故事にならい、白魚を食え!それが投資というものだ!単に雇用を切って黒字を計上しても、法人税額が上がるだけ。そんなのは投資とは言えないと肝に銘じるべきなのです。お金持ちではない人も、今がチャンスです。電機屋さんに行ってみましたか?白物と言われる家電製品もPCも、現金が欲しいので思い切りお買い得になっていますよ!

ちなみに、佃煮は、佃島の漁師が献上品である白魚などの余りを塩で煮付けたものが始まりだといわれている。保存食としての生活の知恵だった。離れ小島の佃島は、時化(しけ)で食料の流通が止まったときにも安心だし、漁に出るときにも腐らない佃煮は便利な食べ物だった。佃島は漁師町として発展し、進んだ漁業技術を江戸にもたらした。日本橋の魚河岸の基礎を築いたのも佃島の漁師たちである。

これからの世の中で、1番怖いのは何かあった時の「流言」で、それを流すのは「マスコミ」だと僕は考えます。情報を読み取る力・考える力を身に付けない限り、マスコミ」や「素人のネット情報」というものは人間の最大の敵になり、多くの人間を烏合の衆に変えてしまう危険性を常に持っています