青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

仮面の街・赤坂のTBS

2009-12-31 | ぶらり散歩

TBSでの仕事の為に、秋葉原から赤坂へ。途中、新お茶の水まで徒歩。この間、人に買い物の荷物をぶつけようが気にしないし、歩行たばこも何のそのという人が多い街で、僕にはどうも関東は馴染まないと思いました。そう言えば秋葉原のメイドさんは全然見なかった。どこにいたんでしょう。

赤坂の駅を降りると、このポスターがズラリと張られている。夏のポスターが冬になっても貼っているところが、TBSの弱さか・・・。しかしこのポスターの筆文字、素晴らしく上手い。だからついついパチリ。(笑)

それから待ち合わせのTBSへ。僕はフジとはいろんな仕事をして来たのですが、TBSとは縁が余りなかった。正面玄関から入ると・・・せせこましっ!狭いビルです。このイメージキャラクターの黒豚くんがお出迎え。

受付女性は大勢いるのに皆さん全く笑っていない。しかもビジターを全くチェックしていない。何か二流~三流のただの会社みたいで、ここがTV局の1階とは思えない。華やかさがゼロ!

待ち合わせの1階の喫茶店に行くと・・・何だか・・・

出て来た飲み物は美味しくない。

周囲はTV局に売込みに来ている若手とマネージャーばかり。いかにも業界人みたいな格好をして気取って話しているけど、どう見ても芸能界を諦めて帰った方がいいよ・・と言ってあげたくなる。そういう人達が領収書の取りあいをしている喫茶店。一般の見学者も多いフジとはこのあたりも違うな~。どうも大手TV局というイメージから遠いです。

局内に入り、仕事を終えて出て来ると、外はもう真っ暗。目の前には巨大なメンタムがありました。(笑)手前に小さな本物があるのも分かります?こういうものがちょこちょこ宣伝に使われていることが多いのも東京という気がします。

目の前の赤坂サカスには、有名なイルミネーションがありました。とても綺麗ですが、これだけ。ほんの数メーターの天井が飾られているだけ。本で見るのと行くのとは大違いで、もう少し飾らないと、わざわざ見学に来た人は可哀想だな~と思う。


秋葉原のトランスフォーマー!

2009-12-30 | ぶらり散歩

散歩シリーズ・・・秋葉原に買い物があったので、そちらに向かいました。

そこでまずは、東京メトロ・東京駅をご紹介。手前の赤と白の壁は、ホームへの転落防止の防護柵です。電車のドアが開いた時だけ、この柵も開くのです。東京の地下鉄ホームにはどんどんこれが増えています。そして壁には薄型のテレビ画面の広告が!ホームの広告は減少して空きだらけですが、こういう金の掛かる広告が出来る。大阪の地下鉄ホームはどうなっているのでしょう?

さて秋葉原についてみると、映画「トランスフォーマー」のDVD発売の宣伝中。この人形には特に興味もないのだけど、東京ではこういうイベントがとにかく多い。

街を歩いているといろんなイベントに出くわしますし、カメラを担いだTVのロケ隊も頻繁に見ます。・・・でもこのカマロは運転してみたい。

でも写真を撮ろうとしたら、このキャンペーンのお嬢さん方が邪魔!彼女たちは映画の宣伝が出来ればいいんだから、ファンの要望を聞いて撮影中はもっと後方に待機して欲しいものです。


ホテルでバイキング

2009-12-21 | ぶらり散歩

外食に行く際、僕が1番気にしていることは、そこがゆったりした空間であること。気忙しい思いをせずに、ゆっくりと時間の流れを楽しみながら食事を出来ることです。次に気にするのは楽しく会話が出来るかどうか。隣のテーブルとの距離が近過ぎたりするお店はNG。(最近はコーヒーを飲むにも大型チェーン店ばかりで、喫茶店が減少。隣との距離が無く、話も出来ません。)

3番目に気になるのはお店のサービス。レディ・ファーストをきちんとしているか。お皿を下げに来るタイミングが適切か。人の話に割り込んで「お皿をお下げしてよろしいでしょうか?」なんて無粋なことはお断り!笑顔で接客しているか。私生活で何があろうと、こちらの関知することではありませんので、こちらの食欲が落ちるような無愛想なお店は、例え席に着いた後でも、ハッキリと接客態度が悪い旨を告げて店を出ることもあります。仕事の日のランチなどはこの限りではありませんが、たまに行くディナーでは以上の点を重視します。

僕は味よりも雰囲気を買いたい。美味しいに越したことはありませんが、楽しい時間を過ごすことが出来れば、それが1番。値段など気にせず満足です。値段を気にしないで良いほど、年に数回しか行かないということですが。(笑)

そういう理由で私が好きなのは、ホテルのレストランです。ホテル内に1歩足を踏み入れた時点で空気が変わります。ホテルで働いているスタッフの方の作法は、見ていても気持ちがいいものがあります。

先日ホテルに食事に行って来ました。横浜ランドマークタワーの地下にあるホテル。バイキング形式のディナーでしたが、明確に禁煙席と喫煙席を区別しているので煙など流れて来ません。ゆったりとした席に座り、くつろいで食事が出来ました。僕はバイキングが好きではないのですが、ここでのメニューは美味しかったです!メニューの種類も豊富。お皿を下げに来るタイミングも文句なし。コーヒーもその場で豆を挽いて入れたものですし、ケーキなども余り食べない私でも美味しく食べることが出来ました。

バイキングなのに、メイン料理だけは1品選んでシェフの作ってくれるのを待つというのも面白かったです。ただ・・・昔のように量が食べられない。1品当たりの量を本当に少しにして、多くの品を味わおうと目論んでいたのですが、すぐにお腹が一杯。これは次回は育ち盛りの恐竜(息子達)を連れて来なければ・・・と思いました。(笑)いや、テーブルマナーを教えて、いつかデートした時に彼らが困らないようにしておこうと。

今の世の中、どの世界でも、どの職業でもプロが求められています。プロになるためにはどんなものであれ、世の中にあふれる「一流」「上質」を体験することだと思います。一流の人、一流の品物、一流の考え方、一流の対応、一流の空間。分不相応に背伸びする必要はありませんが、「いつもより少し背伸びして、ワンランク上の体験をする」。これによって、人の感性は磨かれて行きます。

僕は字を書くのはプロのはしくれですので、万年筆もボールペンも自分の好きなモンブランを使っています。万年筆を使う日本人のビジネスマンは少ないので、上手く使えれば武器になります。パソコン任せにすることが多くなっても、自筆で字を書く機会は多くあります。そういう時に100円ボールペンを使うビジネスマンと、万年筆を使うのとでは、相手に与える印象が明らかに違います。高価なスーツを着て、安物のペンを持ち、下手な文字を書く。そういう人の能力を、僕はあまり信用しません。綺麗な景色を見ながら、喫煙をして、タバコをポイ捨てする人の神経に似たものを感じます。