青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

初めて“勝利のVサイン”をしたのは星一徹!

2015-08-20 | 雑学(教養)の部屋

昔、「サインはV」というドラマがありました。「勝利のVサイン」と呼ぶのは、実は日本だけです。

アメリカではこのサインは、「ピースサイン」と呼ばれています。このサインの起源はいろいろとあるのですが、ピースサインと言われるようになったのは、ベトナム反戦運動が盛んになる1967年頃から。若者が集まると、Vサインをして「ピース」と叫んでいました。これは、ウッドストックなんかの映像を見れば確認できます。

Vサインは「抵抗や抗議」のサインであり、戦争に抗議するから「ピース」(平和)という意味です。

ところが僕が子供の頃の写真を眺めてみると、白黒で撮影された遠足の写真を見ても、クラスの写真を見ても、僕も友達も誰もこのサインをしていない!では一体いつから、このサインが流行したのでしょう?


実は日本におけるVサインの起源は、星一徹なのです。いや、本当です。

 

原作は1967年の少年マガジン。勿論アニメでも描かれています。甲子園出場を決めた星飛雄馬。父・一徹は誰にも見られないように東京駅のホームの端に立ち、走り出した飛雄馬の乗る新幹線に向かって、Vサインを出す。それを見た飛雄馬が「勝利のVマーク・・・」とつぶやく。これが、おそらく日本のVサインの起源なのです。

欧米で写真撮影の時に、このサインをする人を、僕は見たことがありません。