青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

江坂 カーニバルプラザ

2016-10-20 | 昭和の喫茶店

新御堂筋・箕面から江坂にかけての道沿い、豊中・ロマンチック街道、171号線沿い・・・昭和~平成初期にかけて、沢山の喫茶店・レストランが並んでいました。車が無くては行けない場所ばかり。だから、免許を取り、車を買い、女の子をドライブに誘い、そういうお店に行く。お気に入りのロックやジャズ・フュージョンを編集したカセットの曲が、カーステから流れる。こういう演出を誰もが1度はした覚えがあると思います。ロマンチックで可愛いものです。(笑)

そういう思い出のお店、悲しいかな、ただの1軒も残っていません。1つ残らず潰れてしまいました。僕もお店の名前を全部覚えていませんし、インターネットで検索しても写真も出て来ません。全ては思い出の中です。(カンサスのDust in the Windが聴こえてくる・笑)

地図上のその場所にピンを刺していけば、相当な数になります。そのどの店も、若者グループやカップルで賑わっていました。僕らは昼となく夜となく、そういう場所に出掛けて楽しみました。だから、僕らは今の若者と違い、コミュニケーション能力に長けています。行動力もあります。頭の中で思いを巡らすだけの一人ぽっちではありません。



江坂のカーニバル・プラザでは、エビの皮を剥きながら食べた記憶が。(笑)シーフードのコーナーと肉料理のコーナーの2つに入り口で別れていた記憶があります。

中学3年の時、江坂のゴルフ練習場の外まで飛んだボールを拾いに行ったのが最初の江坂。高校時代に友人の家に遊びに行ったのが、2度目の江坂。ゴルフ練習場とテニスコート、カーニバルプラザ、そして東急ハンズが江坂の代名詞でした。

後輩がハンズの裏手のプレイガイドの責任者だったので、90年代はコンサートチケット、彼のおかげでいつでも良席を入手出来ました。僕の妹が結婚式を挙げたのは、江坂の新御堂沿いのホテル「東急イン」でした。

今現在、江坂は大阪でも地価が高騰している場所です。商業地と住宅地の程よい混合が人気だとか。でも、昔のような喫茶店やレストランはもうありません。千里中央がキタの匂いなら、江坂は僕の中では梅田東通りという雰囲気です。