弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた「最後の 真剣師」

2007年02月28日 21時38分38秒 | 未分類

NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」の「銀じい」のモデルになった大田学さんが、去る21日に亡くなった。
元々は賭け将棋をする「真剣師」だったが、晩年はドラマのように通天閣の将棋道場で指導をしていたそうだ。
一局教えていただきたかった。

君に捧げる 伴奏しない? もしもピアノが 弾けたなら

2007年02月27日 21時17分20秒 | 未分類

そんな冷たい 息子の歌じゃ 胸を打たぬよ 「おふくろさん」

2007年02月26日 21時52分50秒 | 未分類
森進一が名曲「おふくろさん」の冒頭にセリフを独自に付け加えて歌っていたことで、作詞家とのトラブルになっているそうだ。
しかし、私は、昨年末の紅白歌合戦でこの歌を聞いた時、全く別の理由で感動できなかった。
確か、森昌子も久しぶりに出場していた。

好きな道なら 楽しく歩く 野越え山越え 川越えて

2007年02月25日 20時37分51秒 | 未分類
今日の毎日新聞「ひと」欄は、将棋の「中学3年現役最年少の女流棋士」里見香奈初段。
先日のレディースオープントーナメント決勝3番勝負では、矢内理絵子女流名人に先勝しながらそのあと連敗。惜敗したが広くマスコミの注目を集めている。
座右の銘は「好きな道なら楽しく歩く」だそうだ。

さて、私は任官後、東京高裁と地裁に勤務して4年、官舎と庁舎を送迎バスで往復することが多くなり、すっかり歩く時間が減って、運動不足になってしまった。次の転勤先では、しっかり歩くことにしたいと思っている。

女児の過失は 一割引で イオンのスーパー 負ーケット

2007年02月24日 17時42分32秒 | 未分類
20日の東京地裁判決から。
(毎日新聞東京版から抜粋)
「店員と女児衝突 店の責任認める」地裁・45万円賠償命令
 スーパーマーケットの通路で店員と衝突し、額にこぶが出来た千葉県内の女児(4)が、経営するイオン(千葉市美浜区)に約300万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は20日、約45万円の支払いを命じた。滝沢泉裁判長は判決で「店員は前をよく見て他の人と衝突しないよう、すぐ止まれる速さで移動すべき義務を怠った」と述べた。
 判決は、出合い頭の衝突と認定しつつも「通路の見通しが悪い店舗の構造などを最もよく知るイオン側に、事故防止の第一次的な責任がある」と店舗側の責任を重くみる判断を示した。イオン側は「飛び出した女児の過失も大きい」と主張したが、判決は女児側の過失割合を1割と認定した。

「踏み字」させたと 「志布志」ぶ認め 捜査の信頼 踏みにじる

2007年02月23日 19時28分05秒 | 未分類
今日の鹿児島地裁の無罪判決から。
(毎日新聞夕刊から抜粋)「鹿児島県議選買収事件:12人全員 無罪」
 鹿児島県志布志市の中山信一元県議(61)ら12人が、03年4月の県議選に絡む公選法違反の罪に問われた買収事件で、鹿児島地裁は23日、全員に無罪を言い渡した。谷敏行裁判長は中山元県議らのアリバイの成立を認め「買収会合は存在しない」と認定。そのうえで、捜査段階で容疑を認めていた5被告の自白調書について「警察の押し付けや誘導がないと、このような供述にはならない。追及的・強圧的な取り調べがあったことが強くうかがわれ、自白の信用性は認められない」と述べた。
 事件を巡っては、同地裁が1月、捜査員が任意聴取の際、同市の男性(61)に親族の名前などを書いた紙を無理やり踏ませた「踏み字」強要行為が認定され、県に60万円の賠償を命じる民事判決が確定している。

「郷土を愛する 心」があれば 「東京さ行くだ」は 無くなるか?

2007年02月22日 20時32分55秒 | 未分類
教育基本法の改正で「郷土を愛する心」との文言が入った。
私は、論争が激しい「愛国心」はともかくとしても、「郷土愛」はとても大切な事だと思っている。
弁護士は特に、東京集中と地方過疎の格差が著しいが、せめて、地方出身の司法修習生や弁護士の大半が自分の郷土に帰るように心掛ければ、現在のような分布にはならない筈だと思う。
最近は、公設事務所や法テラス事務所で地方に赴任し、やがては郷里で弁護士をしたいと言う修習生が増えているようで、とても嬉しく思う。

華麗かどうかは 知らないけれど 目立つ一族 法曹界

2007年02月21日 21時07分46秒 | 未分類
「華麗なる一族」どどいつ。
私が弁護士任官してまず驚いたのは、裁判官の夫婦、親子、兄弟等が思っていたより多いことである。
ただ、振り返って考えると、弁護士も夫婦、親子、兄弟、婿舅等は決して少なくないし、検察官も同様かも知れない。
司法試験は情実で通るわけはないので、好意的に解釈すれば、苦難の試験に挑戦するには、身近に手本となる法律家がいることが動機付けになりやすいということもあるのだろう。

誉めてあげたい 自分のことを 走り続けた 人生を

2007年02月20日 23時27分34秒 | 未分類
有森裕子さん引退記念どどいつ
(毎日19日朝刊より抜粋)
 転んで傷だらけになりながらも、笑顔と涙でコースを駆け抜けた。引退レースとなった18日の東京マラソンを、2時間52分45秒の5位で完走した五輪女子マラソン2大会のメダリスト、有森裕子さん(40)。山あり、谷ありの競技生活を象徴するラストランに「最高の終わり方ができました」と声を詰まらせた。 
 ハプニングが起きたのは22キロ過ぎ。後続ランナーと足がぶつかり、前のめりに転倒した。腰や胸を強打し、両方のひざと手のひらから出血。「気がついたら目の前に地面。これで終わりかと思った」。しばらく、うずくまったが、「きょうははってでもゴールすると私が言ったんだから」と自らを奮い立たせた。寒さで痛みがまひしたのを幸いに、懸命にゴールを目指した。
 「アリモリという人が大勢走っているんじゃないかと思うぐらい、みんなが私の名前を呼んでくれた」。感激がこみ上げ、目頭が熱くなった。5年3カ月ぶり通算12回目のマラソンでタイムは最悪だったが、「満足です」という走りだった。

放火の嫌疑の 火の粉を払い 「無罪」仁和寺 なる法師

2007年02月19日 21時17分26秒 | 未分類
今日の京都地裁判決から。
(朝日新聞から抜粋)
世界遺産に登録されている京都市右京区の仁和(にんな)寺で05年6月、修行僧の宿舎の押し入れが焼けた事件で、現住建造物等放火の罪に問われた同寺の元修行僧(28)の判決公判が19日、京都地裁であった。上垣猛裁判長は「被告を犯人と断定するには合理的な疑いが残る」と述べ、無罪(求刑懲役6年)を言い渡した。

「エライ都知事を 選んでしまった!」 後悔せぬよう 一票を

2007年02月18日 22時18分50秒 | 未分類
テレビドラマのタイトル「エライところに嫁いでしまった!」に触発されて出来た東京都知事選啓発どどいつ。特定の候補を応援するものではありませんので、悪しからず。そもそも候補者がまだ出揃っていないようです。それに、裁判官は選挙運動を禁止されています。


江戸の奉行は 今より激務 在職死亡が 二割超す

2007年02月17日 20時20分01秒 | 未分類
たまたま先ほどから見ていた日本テレビ「世界一受けたい授業!!」で、とても興味深いレクチャーがあった。
時代劇「遠山の金さん」の大きな誤りは、当時の江戸町奉行は超激務だったので遊び人などできるはずがなかった点だという。在職死亡率は実に約21%に達し、過労死が疑われるのだそうだ。

王子が大王に 訴えられる 戦国時代の 製紙業

2007年02月16日 20時22分52秒 | 未分類
15日の「紙おむつ訴訟」東京地裁判決から。
それにしても、昨年のTOB騒ぎといい、製紙業界の競争は厳しいようですね。
(読売から抜粋)
 大王製紙(愛媛県)が、使い捨て紙おむつの特許権を侵害されたとして、王子ネピア(東京都)を相手取り、2億9700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。
 設楽隆一裁判長は、特許権侵害を認め、王子ネピア側に約1億100万円の支払いを命じた。王子ネピア側は判決を不服として、同日、知財高裁に控訴した。

給与振込? へそくり出来ぬ! 任官障害 見つけたり

2007年02月15日 21時34分00秒 | 未分類
毎月15日は裁判官を含む公務員の月給日。
さて、弁護士任官の障害の一つとして、収入の問題が言われる事がある。しかし、月給の金額の高低よりも、定額で全額が振込になってしまう点が大きな問題なのではないか、と冗談半分で言った事がある。
かと言って、そんな理由で給与振込をやめる訳にはいかないだろうが。

当初貸付け 想定内は 「一連」托生 過払金

2007年02月14日 23時20分12秒 | 未分類
13日の最高裁判決から。
(朝日から抜粋)
 利息制限法の上限を超えて支払われた「過払い利息」を貸金業者が借り手に返還する際、何%の遅延損害金を上乗せしなければならないかが争われた訴訟の上告審判決が13日、あった。最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は、遅延損害金は商事法定利息の6%ではなく、民事法定利息の5%が適用されるとの統一基準を示した。
 鳥取県米子市の不動産業者が、同市内の金融業者から93年に300万円、98年に100万円をいずれも年利40%で借りた融資を巡り、過払い金416万円に6%の利息をつけて支払うよう求めていた。
 不動産業者は最初の借金で発生した過払い利息を後の借金の返済に充てることも求めたため、同じ貸主から複数回の借金をした場合、ある借金での過払い利息を別の借金の返済に充当できるかどうかも論点になった。充当できれば元本自体を減らすことができ、減った分には適法な利息もかからなくなるので、借り手に有利になる。
 第三小法廷は、「原則的には充当できないが、継続的に融資するという基本契約があるのと同じような貸し付けが繰り返されていれば充当可能」とする一般基準を初めて示した。その上で、今回の例では、最初の融資の段階で次の融資は想定されていなかったとして、金融業者側の敗訴とした二審・広島高裁判決を破棄。同高裁に審理を差し戻した。