弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

湯島天神 都々逸の碑を 写真に撮る時ゃ 斜に構え

2008年12月31日 01時53分47秒 | 都々逸
今月、湯島天神の境内に都々逸の碑が建立された。
私の知る限り、発祥地とされる名古屋の熱田と、発展した江戸・浅草寺の脇にある碑に次ぐ、最新の碑である。10日の除幕式は幾つかの新聞でも報じられた。
数日前に見に行ったが、あいにく初詣の設営で碑の前にパイブが張られていて、正面からは撮影しにくく、必然的に斜めからの構図になった。

崖の上では 助からないと 思っていたけど 打ち歩詰め

2008年12月30日 04時04分23秒 | 将棋
28日夜のTBS「情熱大陸」から。
渡辺明×羽生善治の将棋竜王戦7番勝負の激闘が取り上げられた。
圧巻は、渡辺竜王が3連敗と崖っぷちに追い詰められた第4局の劇的な逆転勝利。
辛くも「打ち歩詰め」の筋に逃れ、続く4連勝での大逆転防衛につなげた。
大山康晴第15世永世名人の名言
「助からないと思っても助かっている」
を思い出した。
簡単に諦めてはチャンスもつかめない。
そういえば、渡辺明初代永世竜王は、風貌も大山さんによく似ていると思う。

それを言っちゃあ おしめえだけど 亭主元気で 留守がいい

2008年12月29日 00時56分50秒 | 都々逸
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅で、都々逸と絵の展示をしていた。
私が最も気に入ったのは、この一対の作品。
亭主が居ることの果報と苦労。
一見矛盾しているようだけど、いずれも成立している。

「時の過ぎゆく ままに」はさせじ 「我が窮状」を 救いたい

2008年12月28日 00時09分59秒 | テレビ
年末年始の休暇に入った途端、1年の疲れがどっと出て、テレビを見ながらごろごろして過ごした。
NHK総合の「沢田研二ライブ」が特に良かった。
放送は45分だったが、還暦を迎えたジュリーが、初めての東京ドーム公演で約6時間にわたり80曲を歌い通したという。
窮状の9条を守りたいと歌い上げて話題の「我が窮状」も聞かせた。
元気を貰った。

金の屏風が 暗転すれば リングで「金髪 豚野郎!」

2008年12月27日 00時12分39秒 | 夫婦
春風のように爽やかな離婚記者会見だと思っていたのに、とても残念な気がした。
しかし、師匠が、正確には「金髪クソ豚野郎」と言われたと笑い飛ばしていたのは、救いだった。
さて、紅白歌合戦にぶつけた「ハッスル」の視聴率はどうなるか?

景気悪いが ケーキは買うぞ 今宵こそはと 並ぶ人

2008年12月26日 08時23分32秒 | 世相
クリスマスイヴ、池袋駅でケーキを買って帰ろうとしたが、地下のケーキ店はどこも長蛇の列で断念し、セブンイレブンのショートケーキにした。
街のケーキ屋が減っているのは不景気のせいに違いないと日頃思っていた私には、新鮮な驚きだった。
やはり今夜は特別ということだろうか。

ちなみに、私がブログの手本として毎日見ている将棋の神吉宏充六段のコラム
http://www.kansys.co.jp/cgi-bin/i-mode/gate.cgi?uid=NULLGWDOCOMO&mode=PAGE&page=PID_USERKANKICOLUM
によると、大阪・北新地は閑散としていたそうだ。普段以上に大酒を飲まされて寝坊し、珍しくコラムの更新が遅刻したという。

あまり長いと 見る気がしない スペシャル番組・判決文

2008年12月25日 00時17分11秒 | 裁判
裁判官きってのテレビ好きの私だが、最近の番組編成についていけない点がある。
せっかく面白いのに、スペシャル番組となると時間が長すぎる。
本気で見てほしいなら、1時間半かせいぜい2時間を限度にまとめるべきだろう。
昨晩のTBS「あの戦争は何だったのか」は後半のドラマだけ見たが、それでも2時間半超だった。

同じことが判決文にも言える。長すぎる判決は特に上級審には概して不評である。
ある高裁裁判長は、一審の単独体の判決は普通15頁以内にまとめられるはずだと教えて下さった。私もそう思う。
ただし、私が現在担当している離婚訴訟の判決は、細かい財産分与が絡むと20頁を超す例も少なくない。

新米弁護士「花」はじめての お使いならぬ 接見へ

2008年12月24日 07時54分53秒 | 裁判
弁護士登録したばかりの元裁判官「花」先輩、さっそく大活躍のようだ。

http://blog.goo.ne.jp/j-j-n/e/a64c6a040191267ae1a217314c764a9f

刑事裁判官が接見の手続の要領が分からなかったというのはご愛嬌だが、「河川敷」のホームレスの相談会に参加し、生活保護の申請にも同行されたという。
元弁護士として、頭が下がる。

野球選手の 妻「女子アナの K」じゃ特定 できぬほど

2008年12月23日 00時30分16秒 | スポーツ
中日の井端弘和(いばた・ひろかず)内野手(33)とテレビ朝日の河野明子(かわの・あきこ)アナウンサー(30)が、22日に婚姻届を提出したそうだ。
さっそく、当夜の「報道ステーション」を、最初から興味津々で見ていたが、エンディングの数十秒になって、やっと古舘さんに促されて挨拶をされた。とても奥ゆかしくて好感を抱いた。
過日、日弁連の裁判員映画の新作の主演女優が誰かについて、制作に携わった某弁護士から「プロ野球選手と結婚した女子アナK」とヒントを貰った際、中日ファンの私はてっきり「与田剛の妻の木場弘子」と思いこんで誤答してしまった。正解は「石井一久の妻の木佐彩子」だった。
今回、更に「井端弘和の妻の河野明子」も新たに加わった。ややこしや~。
それにしても、これで、なぜ井端がせっかくのFAの権利を行使せず、中日に骨をうずめるとまで宣言したのかという、最近の謎が解けた。河野さんは、私と同じ中日ファンとのことである。
(中日スポーツから抜粋)
中日の井端弘和内野手(33)が3日にフリーエージェント(FA)権を取得。だが、オフを待たず2日までに結論を導き出していた。
「権利を取得したということをお話しする前に、ファンのみなさんにボクなりに出した結論をお伝えします。残留です。来季もドラゴンズでプレーします。おそらくは権利を行使せずに、という形で球団と契約させてもらうつもりでいます。理由? ボクは中日ドラゴンズで育ててもらったことを誇りに思っていますし、名古屋のファンに育ててもらったと思っているからです。」


弁護士任官 どどいつブログ ヤホーで検索 して見てね

2008年12月22日 08時26分45秒 | 自選どどいつ
年末恒例となった「M-1グランプリ」が終わった。
惜しくも決勝3位で終わったが、浅草芸人「ナイツ」の言い間違い漫才のファンになった。
これからアドレスを尋ねられたら
「ヤホーで検索して見て下さい」
ということにしようかな。
試しに検索してみたら、当ブログは、
「弁護士任官」で24件中3位
「どどいつ」で439件中4位
「弁護士任官どどいつ」で2件中1位(^O^)/

敷居高そうな 「カルチエ」で「芦屋」 だけど庶民派 元判事

2008年12月21日 00時38分45秒 | 裁判
日本裁判官ネットワークの尊敬する大先輩、安原浩判事が、松山家裁所長を最後に定年退官され、11月1日に兵庫県芦屋市で弁護士登録された。
神戸新聞でも取り上げられている。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001537341.shtml
事務所名は「カルチエ芦屋法律事務所誕生」だそうだ。
私はつい高級ブランドの名を思い浮かべてしまったが、カルチエラタンから取った名で、「街角の赤ひげ法律事務所」を目指すとのこと。
弁護士の先輩として、エールを送りたい。

It's a SONYの Itが指すは 大量解雇と 見つけたり?

2008年12月20日 14時51分40秒 | 世相
これらも商標になるとすると、ソニーもトヨタも今まで以上に企業のイメージダウンになるようなことは避けた方がよいのでは。

(5日の読売から抜粋)
 特許庁は、これまで商標登録を受け付けていなかった音声や動画を、商標に認定する方針を固めた。
 日本でも商標法が改正されれば、かつてソニーのテレビCMで使われた「イッツ・ア・ソニー」や、トヨタ自動車がテレビ番組などで使っている「ドライブ・ユア・ドリームズ」など、音声と文字を使った画像も登録できるようになる。

第一人者と 第二人者で 三連敗から 四連勝

2008年12月19日 07時53分47秒 | 将棋
渡辺明永世竜王誕生記念どどいつ。
18日の夜7時半、将棋タイトル戦史上初の3連敗からの4連勝という大逆転劇で、渡辺明竜王が羽生善治挑戦者を退けて竜王位5連覇を達成した。
将棋のトップ棋士、特に1位と2位の実力が伯仲してきたからこそ生じた結果のようだ。
最終局も終盤までどちらの勝ちか分からなかったという。
羽生さんは勝って永世7冠を達成すれば、国民栄誉賞だったという話も。来年も楽しみだ。

永世竜王 誕生の間を 賭けた滝の湯 大勝負

2008年12月18日 08時24分18秒 | 将棋
今日は注目の将棋竜王戦第7局2日目。
渡辺明竜王と羽生善治挑戦者のどちらが勝っても、初代永世竜王となる。
ところで、7番勝負の決着が早く付いてしまった場合、それ以降の対局場として予約していたホテルにキャンセル料は支払われるのか。
この質問に、読売新聞の担当者は否定している。
http://typecast.typepad.jp//t/typecast/161056/364098/29356062
本局の対局場である天童「滝の湯」は、タイトル戦のために「竜王の間」を特注したほど力を入れている旅館。
対局が無くなって大損害を被るかも知れないというハイリスクの見返りとして、見事に「永世竜王誕生の間」も確保した。

歴史に残った 大人物も 家庭じゃひどい 人だった?

2008年12月17日 08時38分38秒 | 夫婦
昨晩のNHK教育「私のこだわり人物伝」ガンディーの第3回「禁欲の矛盾」は面白かった。
http://i.nhk.jp/hensei/program/p.cgi?a=001&d=2008-12-16&c=31&e=14259
ガンディーは、自分の理想や主義主張にこだわる余り、妻子にも生活全般にわたって禁欲的な生活を押し付け、悲しませる一面があったという指摘。
もちろん「非暴力」なのだが、妻子の「不服従」は認めなかったと批判することもできる。今ならこれも広義のDVだと言う人もいるだろう。
それでも偉人として尊敬が失われないのは、自らに最も厳しい禁欲を課すことで一貫していたことである。
自分は好き放題をしておきながら、妻子を抑圧する人とは全く異なる。