弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「全員一致」で 最高裁も「劣化」してると 思われる

2019年03月31日 12時52分49秒 | 裁判
(写真)今月の新刊本から。
SNS等による情報発信を続けている裁判官たちにエールを送っていただいた。
下級審のみならず、最高裁の最近の傾向の変化について、その要因を分析する部分は圧巻。
弁護士会出身(日弁連推薦とは限らない)の最高裁判事が3人連続で第一東京弁護士会出身とは気づかなかった。

誰がどれだか 分からなくなる「4票」市議・府議・市長・知事

2019年03月30日 15時26分12秒 | 大阪
今回の統一地方選では、大阪市民は実に4票を投じることになる。地方選ではおそらく最多票であろう。
(写真)さらに候補者が入れ替わったりもしていて、ややこしや。

立法・行政 より先んじて 女性に開いた 司法界

2019年03月29日 21時21分15秒 | 裁判
今週のEテレ「知恵泉」三淵嘉子から。
弁護士法が昭和11年に改正されて女性にも弁護士になる道が開かれた。
主人公は昭和13年に初めて司法試験に合格した女性(明治大学女子部)3人の一人。
戦前は弁護士になるしか選択肢がなかったが、戦後は新憲法の下で裁判官に任官し(女性としては二人目)、後に女性初の所長(新潟家裁)になった。
弁護士任官者の走りでもある。
(写真)アメリカ連邦最高裁のソトマイヨール裁判官の著書。
9人中3人を占める女性の一人。
日本の最高裁では15人中3人を占めたことはあったが、現在は1人に減ってしまった。

ホテルで伝達 口上述べて テレビの各部屋 巡業へ

2019年03月28日 21時24分10秒 | スポーツ
貴景勝の大関昇進伝達式の盛り上がりには驚いた。
部屋や宿舎ではなく、ホテルを借りて挙行したばかりでなく、その後、各テレビ局が待機している部屋を一巡して生中継でワイドショーの取材に対応したようだ。
ご当地場所での昇進とはいえ、これだけの扱いは初めて見た。
人気爆発の予感。
(写真)珍しい押し相撲の横綱誕生に期待。

力士・弁護士 士業であれば「武士道精神」重んじて

2019年03月27日 21時12分33秒 | その他
新大関貴景勝の口上から。
力士を士業に含めることはないだろうが、弁護士は士業の代表。
弁護士道とでもいうべき倫理は重んじてほしい。同期の弁護士がまた懲戒されてしまった。
(写真)貴景勝ストラップ

地裁書店で「イチケイのカラス」飛ぶように売れて いるのカァ

2019年03月26日 22時05分18秒 | 裁判
(写真)第3巻が刊行された。
東京地裁でもバカ売れのようだ。
私も昨日、大阪地裁の売店で購入した。

優勝したのに 万歳しても 三本締めでも 叱られる

2019年03月25日 23時23分31秒 | スポーツ
験のいい大阪場所で白鵬が全勝優勝。
しかし、横審からはまた叱られた。
(写真)大相撲と同じNHKの番組本。
なんで外国人横綱には厳しいの?

往年力士の 因縁話「貴闘力」対「琴富士」戦

2019年03月24日 12時38分48秒 | テレビ
不本意な形で角界を去った元関取2人が先日のテレビ番組で対決。
その後の事業のトラブルで遺恨があったようだが、最後には仲直りした。
美談なのかどうかはよく分からなかった。
本場所はいよいよ千秋楽。
貴景勝と栃ノ心の大関の座を懸けた対決は見もの。
(写真)逸ノ城が白鵬との優勝決定戦に持ち込めるかも注目。

ギンズバーグや マーシャル判事 弁護士時代は 映画にも

2019年03月23日 22時05分26秒 | 裁判
(写真)日本では昨日公開された映画「ビリーブ 未来への大逆転」は、アメリカ連邦最高裁の現役女性裁判官ルース・ギンズバーグ(86裁)の弁護士時代の活躍を描いた作品。
脚本は甥が執筆したという。
当時勝ち取ったのは、男女差別のある法律を違憲とする初の判決。
弁護士時代に学校教育での隔離による黒人差別を違憲とする判決を勝ち取り、後に黒人として初の最高裁判事となったサーグッド・マーシャルと並び称される。
アメリカでは共に複数の映画の主人公となっており、著名で人気も高い。
日本では考えられないことだ。

おおきな事件を さかんに議論 こうだあーだと さいごまで

2019年03月22日 21時00分45秒 | 大阪
大阪高裁の送別会で思いついた織り込み都々逸。
(写真)過日の昼休み。正門前の報道陣。

最後は坊主で 終わったけれど 旅立つ姿に 総立ちに

2019年03月21日 23時40分54秒 | スポーツ
東京ドームでの大リーグ開幕戦はマリナーズが連勝。
イチローはノーヒットに終わったが、守備は健在だった。
試合後に現役引退発表。
故郷愛知の大ヒーローの見事な引き際だった。
今度こそは国民栄誉賞を受けてほしい。
(写真)日本代表としての大活躍も忘れられない。

「自白」は自動詞「する」ものなのか? それとも他動詞「させられた」?

2019年03月20日 22時57分39秒 | 裁判
再審開始がまた一件確定。
弁護士時代から思っているのだが、無実を主張している場合に「自白した」という表現は使わない方が良いのではないか。
誘導などの不当な取調べを受けての「自白」であるにしろ、実情をよく知らない人には「自分で喋った以上、やったんだろう」と誤解されかねない。
むしろ「自白させられた」、さらには「自白調書に署名させられた」などと正確に表現すべきだろう。
(写真)日弁連は個別の再審請求事件についても支援に取り組んできた。
今回は再審開始決定の後に日弁連が支援を決めるという珍しいパターンだった。

オリンピックは そう来なくっちゃ JAPANじゃなくって「NIPPON」人

2019年03月19日 21時12分27秒 | スポーツ
オリンピックおじさんの訃報。
2度目の東京オリンピックを見られなかったのは残念。
オリンピックでの日本の応援は昔から「ニッポン」。
(写真)前回の「いだてん」では、オリンピック開会式での日本のプラカード表記が「NIPPON」になった由来が描かれていた。

妻が先立ち すぐ追いかける ロックンロール ウィドワー

2019年03月18日 21時54分45秒 | 夫婦
内田裕也死去。
樹木希林死去から約半年後だった。
同居期間はわずかに過ぎなかったが離婚はせず、夫が離婚届を出せば妻は離婚無効訴訟で勝訴。
ついに最後まで夫婦だった。
夫婦もいろいろ。

平成元年 から変わらない 羽生の強さと 髪形と

2019年03月17日 16時24分12秒 | 将棋
今日の将棋NHK杯は決勝戦の放送。
羽生名誉NHK杯が郷田九段を破り、平成元年の初優勝から数えて11回目の優勝を果たした。
タイトル戦以外の棋戦優勝回数も新記録を達成。
正に羽生時代というべき平成将棋界だった。
(写真)次代は藤井時代となるか。
当分は豊島時代あるいは渡辺時代か。