家臣が直接 聞いてた話「人は石垣 人は城」

今夜のNHK総合「歴史秘話ヒストリア」から。
武田信玄にまつわる歴史書「甲陽軍鑑」は、長らく後世に捏造された偽書とされていた。
史実に照らして日付に誤りが多く、エピソードがあまりにも劇的すぎるからだという。
しかし、比較的最近の研究や続編の発見により、信玄の急死直後に編まれたものと見られるようになった。
不自然と指摘された点は、読み書きができなかった家臣が、信玄から直接聞いた話を思い出すままに語って記録させたとの理由で、見事に説明がついたのだという。
こういうことは裁判でも時々ある。例えば、記録を読んで抱いた疑問点を尋問で質した時に「それはこういう理由です」と即答で氷解させてくれれば、自信を持って証言を信用することができる。

すべて相手が 仕組んだことと「陰謀史観」の 準備書面

最近、歴史物の新書が面白い。
歴史小説家である安部氏の説は「本能寺の変はイエズス会の陰謀」というものだが、ベストセラー「応仁の乱」の著者でもある歴史学者の呉座氏はそれこそ極めて根拠に乏しい「トンデモ陰謀論」であると徹底的に論破している。
確かにイエズス会がキリスト教布教を保護した信長を暗殺して、これを禁圧する秀吉や家康の政権を成立させたというのでは、全く辻褄が合わない気がする。
裁判でも互いに陰謀論めいた主張の応酬となる場面があるので、大いに参考になった。

「人のために」と 初恋の人 私を変えて くれた人

昨日の「２４時間テレビ」の中での「笑点」生放送。
オープニングの挨拶は、今年のテーマを下の句に入れた都々逸だった。

職務質問 されないように 似てる男は 半ズボン

兎の逃げ足は速いが、いずれ足が付くだろう。

パラリンピックの ニッポンの父 太陽に向かい 駆け抜ける

今夜のNHKドラマ「太陽を愛したひと」より。
パラリンピックの父と呼ばれる中村裕医師の生涯を向井理が好演。
私も大分に赴任するまで、中村先生の偉業を知らなかった。
こうして全国の人に知ってもらえたことは良かった。
（写真）別府市の「太陽の家」にある銅像。

エース坂本 エールを送る レジェンド阪口 監督に

高校野球が終わった。
百回記念のレジェンド始球式で最も印象的だったのは、東邦・坂本投手だった。
地元愛知のみならず、華奢な体格から「バンビ」と呼ばれて全国的な人気を博した一年生投手。
すっかりオジさんになっていた。
よく思い出してみたら私の一歳年上だった。
さらに驚きは、当時の阪口監督が今年は大垣日大を率い、最年長監督として出場していたことだった。
（写真）注目は秋のドラフト会議に移る。

敵を欺く なら味方から サヨナラツーラン スクイズに

高校野球では、公立の金足農の快進撃が注目を集めている。
今日の準決勝の試合運びも見事だったが、圧巻は準々決勝のサヨナラツーランスクイズだった。２塁ランナーは自分の判断でホームインを狙ったという。敵も味方も誰も予想していなかった。
明日の大阪桐蔭との決勝は盛り上がりそうだ。悲願の東北勢初優勝は成るか。
（写真）ゴールインはどっちか？

ストレス太りか？ 幸せ太り？ 運動不足か？ 西郷どんは

NHK大阪放送局に隣接する大阪歴史博物館で大河ドラマ「西郷どん」展を開催中。
元々は西郷さんは上野の銅像のようには太っておらず、除幕式に未亡人が「こげん人じゃなか」と言った話は有名。ドラマ初回の冒頭シーンにもなった。
ただし、晩年は確かに太っていたようで、その原因については諸説ある模様。有力説は、
①２回も島流しにあったストレス。
②３人の妻と多くの子に恵まれた幸せ。
③単なる運動不足。

「深い反省」無き政治家と 民に警鐘 鳴らしつつ

平成最後の終戦記念日となった。
（写真）このお盆は帰省して久しぶりに迎え火を焚いた。

それでも出したい 気持ちは分かる 都道府県の 代表を

今日の高校野球。
愛工大名電10-0白山
皮肉にも西愛知と三重の隣接区対決になってしまい、結果だけ見ればワンサイドだったが、初出場の県立高校の健闘を讃えたい。
（写真）昨秋訪ねた甲子園歴史館から。

キラキラネームに 聞こえるけれど ウチナーグチです「美ノ海」

沖縄が注目を集める昨今。
沖縄県出身の関取も誕生した。
四股名は「ちゅらのうみ」と読む。

「巨人か早稲田」の 選択を超す「対大リーグか 慶応か」

歴史番組で最近欠かさずに見るようになったのがNHK衛星「英雄たちの選択」。
今夜の英雄は、沢村栄治。
どんな人生の選択をテーマに取り上げるのだろうと思っていたら、当時の高校在学中に、来日した大リーグチームと対戦するため中退してプロになる、という選択だった。
本来は慶応大学に進んで東京六大学野球で活躍するつもりだったという。
その選択のため、軍隊への召集を免れられない運命になった。
今回の解説者に加わったのは、桑田真澄。
戦争の悲劇を再認識させられた。
（写真）甲子園球場外の「野球塔」。
ちなみに今日は野球の日だという。

診療報酬「一点十円」不正は「一点 何百万」？

女子は一律２０点の減点とは絶句。
そこまでしなければ維持できないような男社会は見苦しい。
（写真）それでも迷わず女医さんを目指してほしい。

「時計を逆さに 回してます」か？ 早くマラソン したくって

そのためにサマータイム導入というのは本末転倒では？
（写真）淀川の花火大会でも、大分川と同様、こんな花火も見られた。
暑中お見舞い申し上げます。

弁護士も色々 第三者委で 調査する人 される人

最近の調査を受けた某理事長は「結果を受け入れざるを得ない。そうしないと日弁連と戦争になってしまう」旨を述べたという。
第三者委側の弁護士への信頼性は高いのだが。
（写真）さすがにこの相撲には勝てないと見たか。