Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

少しパーツがなくても。

2024-05-12 | お気に入り ちょっと古いもの



知っている人は多いと思いますが、エルツの工芸品が好きなのでいろいろと集めています。

有名な工房のものが欲しいとか、このシリーズはすべて揃えたいとかいう気持ちは全くなく。(笑)
っていうかそんなこと始めたらお金も保管場所もない。


でも、長いこと作品を博物館などで見ていると目が肥えてきて・・・
いいなと思えるものにだけ反応するようになった今日この頃。(笑)


少しくらい剥げていらり、パーツが破損していても全く気にならない作品ってあるんです。
6.70年前に作られたものなので、そういう破損があって当たり前。
というか、今まで残っていてくれてありがとう!って感じです。

今回見つけたのは、Helbig工房の木の下の子どもたち。

今でも作っておられる作品なのですが、Spanbaumのこのフワフワ感が気に入って。
この木のバランスがまたいいんだよな・・・(笑)

数か所くるくるが折れているのですが、まったく気にならない。(笑)






人間でも年を重ねると、しわが出てきたりする・・・
でも、いい年の重ね方をしているとそのしわが全く気にならないくらい素敵な人っています。
何かそれにいた感覚かな?って最近思うのは
自分もそういう年齢になってきたからかもしれません。


昔の人が丁寧に彫られていたのが、写真を撮ると本当に見えて毎回驚きます。