異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【東京都知事選】鳥越×小池”「弱肉強食の船」を皆んなで降りて、共に助け合い、共に生きる「共生共助の船」に”(菱山 南帆子さんFBより)

2016-07-28 10:21:55 | 都知事選 県知事選 市長選

菱山 南帆子さんFBより 

津久井やまゆり園の事。
障がい者福祉施設で働いている者として悲しく、心の締め付けられます。

殺してしまえばいい人なんて居ない。

...

しかし、今回殺害をしてしまった男性はなんと神奈川県の最低時給905円で夜勤をやっていたというではありませんか。

私は学生の時、都内の重度障がい者施設に実習で行っていた時、夜勤を何度も経験しました。
重度障がい者施設の仕事は重労働です。食事の時間はパニックを起こした方が食べ物を投げ合う。初めての日は壁に張り付いたままその様子をただ驚いて見るだけで何もできませんでした。

夜勤は夜尿周りと言って夜中ずっと一部屋一部屋回ってトイレに行ける人はトイレに連れて行き、オムツを確認したりします。

職員の数が足りず回っている間にもトイレが間に合わずベットの中で排尿をしてしまう。

これが毎晩続くものだからベットのスプリングは錆びて浮き出てしまい、デコボコのベットで寝ているのです。

イライラしてトイレにトイレットペーパーを詰めてトイレが逆流してしまい、とんでもない事になることも日常茶飯事。

それを走り回り、シーツを取り替え、トイレに行って…。

それなのに給料は20万も満たない。

これが福祉の現状です。

保育もそうです。働いている内容に給料が見合わない。

今回殺害をしてしまった男性は私と同い年。

彼もまた社会では弱者だった。

弱者が弱者を憎んで殺す。こんな世の中変えなきゃいけない。

小池百合子さんは親学というグループと一緒になってます。「発達障害は親の教育の責任だ」という考えの持ち主です。
また鳥越さんのことを「病み上がりの人」と冷笑する人です。
弱者が声を上げられないことを良いことに冷酷に切り捨てていく人です。

それに引き換え鳥越さんのお父さんは福岡で障がい者施設の発起人だったそうです。
鳥越俊太郎さん自身も福祉施設の職員の賃上げを訴えてます。

どちらが弱者に寄り添う都政を行えるでしょうか。

「弱肉強食の船」を皆んなで降りて、共に助け合い、共に生きる「共生共助の船」に乗り換えよう。

もう苦しみの中で弱者が死んでいくのは嫌だ。
心から。


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鳥越俊太郎街頭演説@新宿駅東南口(2016.7.26)

 

                                        

                                   司会を務める菱山さん  by目良 誠二郎

 

 

 
 
 
 

いのちの尊厳と社会的弱者に対する暖かい眼差しを(日本キリスト改革派千里山教会牧師 弓矢 健児)/「命、かけがえない存在」=障害者団体が声明-相模原事件

2016-07-28 01:54:05 | 福祉 高齢 障がい
 
弓矢 健児(日本キリスト改革派千里山教会牧師

障がい者の方々のかけがえのない命を次々と襲い、奪っていった今回の事件、怒りと悲しみと驚きの大きさに言葉を失います。

また、事前に衆議院議長に手渡していた声明文の内容を知って、犯人の心の闇の大きさだけでなく、私たちの社会の闇の大きさにも目を向けなければならないとの思いを強くされました。

かつて大勢の障がい者を強制的に安楽死させたのは、ナチス・ドイツです。戦前、ナチスにならって国民優性法(1940年)を成立させた日本も、「悪質なる遺伝的疾患の素質を有する者の増加を防あつする」という優性思想によって、優生手術や妊娠中絶を強制してきました。戦後も1996年まで優性保護法によって障がい者差別を行ってきたわけです。

社会的弱者や障がい者を国家のお荷物と考え、差別し、排除していこうと言う優性思想は、今回の犯人だけの問題ではなく、そういう強者の論理、優性思想を生み出している社会の闇、人間の罪の問題でもあります。

...

 在日コリアンの方々の存在抹殺を公言するヘイトスピーチの問題や、ホームレスの方々に対する集団暴力や殺人、生活保護受給者に対するバッシングなど、すべては深い所で結びついています。「いのちの尊厳と社会的弱者に対する暖かい眼差し!」、今こそ政治家も国民もそういう意思をしっかりと示して行くべきです。

 

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「命、かけがえない存在」=障害者団体が声明-相模原事件

 相模原市の障害者施設で入所者が殺傷された事件を受け、知的障害者と保護者でつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」は27日までに、「奪われた命はかけがえのない存在だった。国民の皆さまには、障害のある人一人ひとりの命の重さに思いをはせてほしい」とする声明を出した。

 声明は、「抵抗できない人に次々と襲い掛かり死傷させる残忍な行為に驚がくし、悲しみと悔しさに心を震わせるばかり。抵抗できない知的障害のある人を狙い、到底許すことはできない」と事件を強く非難。「私たちの子どもはどのような障害があっても一人ひとりの命を大切に、懸命に生きている。事件で奪われた一つ一つの命はそうしたかけがえのない存在」と訴えた。

 

【声明】津久井やまゆり園の事件について(障害のあるみなさんへ) 全国手をつなぐ育成会連合会

 

 

 


【声明】津久井やまゆり園の事件について(障害のあるみなさんへ) 全国手をつなぐ育成会連合会

2016-07-28 01:26:17 | 福祉 高齢 障がい

共生する社会に向けて共に歩んでいただきますよう心からお願い申し上げます。

 

 

 


                                               byニュースゼロ 7月27日

 

知的障害者団体が出した緊急声明 全文

                                                     by NHK 7月27日

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全国手をつなぐ育成会連合会

http://zen-iku.jp/info/member/3223.htmlより転載

津久井やまゆり園での事件について(障害のあるみなさんへ)

平成28年7月26日、神奈川県にある「津久井やまゆり園」で起きた事件につきまして、当会として障害のあるみなさんへメッセージを送ります。

0727皆さんへのメッセージ(ふりがなつき) PDF

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津久井やまゆり園の事件について

(障害のあるみなさんへ)

 

7月26日に、神奈川県にある「津久井やまゆり園」という施設で、

障害のある人たち19人が 殺される事件が 起きました。

容疑者として逮捕されたのは、施設で働いていた男性でした。

亡くなった方々の ご冥福をお祈りするとともに、そのご家族には お悔やみ申し上げます。

また、けがをされた方々が 一日でも早く 回復されることを 願っています。

 

容疑者は、自分で助けを呼べない人たちを 次々におそい、傷つけ、命をうばいました。

とても残酷で、決して 許せません。

亡くなった人たちのことを思うと、とても悲しく、悔しい思いです。

 

容疑者は「障害者はいなくなればいい」と 話していたそうです。

みなさんの中には、そのことで 不安に感じる人も たくさんいると思います。

そんなときは、身近な人に 不安な気持ちを 話しましょう。

みなさんの家族や友達、仕事の仲間、支援者は、きっと 話を聞いてくれます。

そして、いつもと同じように 毎日を過ごしましょう。

不安だからといって、生活のしかたを 変える必要は ありません。

 

障害のある人もない人も、私たちは 一人ひとりが 大切な存在です。

障害があるからといって 誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。

もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、

私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります。

ですから、安心して、堂々と 生きてください。

 

平成28年7月27日

 

全国手をつなぐ育成会連合会

会長   久保  厚子

 

 

 

 


安楽死発言:小林よしのり「国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死するのが一番いい。」

2016-07-28 01:18:07 | ネトウヨ、右翼、国家主義

 小林よしのり氏の安楽死発言

国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死するのが一番いい

 「小林よしのり」の画像検索結果

意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOShttp://blogos.com/article/175579/より転載

記事 小林よしのり  2016年05月15日 13:52

下流老人の解決方法

TVタックルで下流老人の議論をやっていたが、高齢者の4人に1人、900万人が貧困に落ちているという。
下流老人とは、生活保護基準相当の収入で暮らす困窮した高齢者のことらしい。

65歳以上の生活保護費の受給者は現在80万人に及ぶというが、本来は生活保護費は「自立支援」なのだから、高齢者だけ生活保護の受給者が伸びている現状は異常である。
年金でこういう高齢貧困層を救済できないから、生活保護で代用しているわけだ。

現在は国民の1900万世帯が貯蓄0になっていて、自分で中流と思っている人も、実はすでに下流に落ちているのだという。
確かに昔は「隠居」という言葉があったが、今は70歳過ぎても働かなければ生きていけない。
寿命が延びた分、年金も医療費も破たんするし、自分で稼がねば生きる資格がないという実態のようだ。

日本は他国に比べてホームレスが少ない、失業率が低い、それなのに貧困に落ちて、希望なく長生きする高齢者がこれから急激に増えていく。
しかも家族も地域共同体も崩壊しているから、知人に介護してもらえることもなく、孤独に引き籠って、孤独死を待つしかないのだ。

構造改革・規制緩和と延々と言っているが、真っ先に規制緩和すべきは安楽死だろう。
国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死するのが一番いい。

 

<関連>

障害者施設襲撃 衆院議長公邸に手紙持参「障害者安楽死可能に」
07/26 13:28 
http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00331501.html