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【シリア、サリン使用の確証なし!】 ”化学兵器による攻撃ではなかった” 英インデペンデント紙 / OPCW、シリア高官と相談 調査開始 2018.4.16 スプートニク日本

2018-04-17 11:30:59 | 平和 戦争 自衛隊

 

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戦争とプロパガンダ
Anno Kazuki 2018.4.17
 
化学兵器による攻撃はなかった。
 

英インデペンデント紙のロバート・フィスクによると、4月7日、ダマスカス近郊の街ドゥーマでは、シリア政府軍の砲撃と爆撃によって、粉塵が巻き上がり、それが住人たちが避難していた地下室に流れこんだ。...


https://www.independent.co.uk/…/syria-chemical-attack-gas-d…

 
粉塵を吸った人びとは呼吸困難になり、地下クリニックへとむかった。すると、そこにいたホワイトヘルメットのひとりが、「毒ガスだ!」と叫んだ。人びとはパニックに陥り、化学物質を流し落とそうとして、水を体にかけあった。
 
フィスクを迎えた医師はにこやかに、あの映像はここで撮影された本物だと言った。しかし、人びとの症状は粉塵吸引による低酸素症であり、毒ガスが原因ではないと明言した。
 
米英仏の三大国は毒ガス攻撃を口実として、シリアを爆撃している。化学兵器の使用は国際法で禁じられており、国際社会の規範を乱す。そのために三大国は、国際社会の規範を破り、国際法に違反して、違法な攻撃を行った。
 
この果てしない欺瞞。
 
しかし、主流メディアと知識人は批判しない。かれらも欺瞞に加担している。いや、自分たちが事実を隠蔽していることにさえ気づいていないかもしれない。
 
たとえ、シリア政府軍が実際に化学兵器を使用していたとしても、三大国による攻撃は正当化できない。攻撃は違法行為であり、国際刑事裁判所が認める四つの犯罪のうち、侵略犯罪に該当する。
 
戦争において最初の犠牲者は真実だといわれている。プロパガンは有効な武器となり、敵を攻撃し、自らの違法行為を正当化する。
 
日本では、過激右派政権と軍事産業が戦争を乞い願っている。他国との衝突がちかくなれば、プロパガンダと嵐となるだろう。情報操作はすでにはじまっている。

 

 

OPCW調査団、シリア高官と会談 化学兵器疑惑で調査開始

 スプートニク日本  https://jp.sputniknews.com/politics/201804164786058/
2018年04月16日 10:30(アップデート 2018年04月17日 03:36)

シリア軍は東グータ地区ドゥーマ市での化学兵器使用疑惑を調べる化学兵器禁止機関(OPCW)の現地調査団は15日、首都ダマスカスでメクダド副外相と会談した。時事通信がAFP通信の報道を引用して報じた。

 

調査の進め方やシリア側の対応などを協議したとみられる。

OPCW調査団のシリア入りは当初の予定より遅れ、14日夕にずれ込んだという。化学兵器の使用現場とされる東グータのドゥーマを近日中に訪れ、調査を進める。結果判明は数週間後とみられる。

トランプ大統領はシリアに対して英仏との合同作戦の開始を宣言このシリア攻撃は4月7日、東グータ地区ドゥーマ市で行われたとされている化学兵器による攻撃が口実となっている。

 

トランプ大統領は軍事作戦はこれから英仏と合同で行われ、その目的は「大量破壊兵器を使用した新たな攻撃を許さないため」だと語った。

トランプ大統領は、米軍はシリアにおいて「長々と終わりなき」プレゼンスを行うつもりはないものの、シリア政府が化学兵器使用をやめない場合、米国の軍事報復は「継続したもの」となることを明らかにしている。

4月6日、シリア軍は東グータ地区ドゥーマ市から武装戦闘員を一掃する作戦を開始。ドゥーマは東グータ-の居住地区でアサド大統の政府軍に掌握されていない最後の場所だった。その後、ロイター通信は反政府勢力からの情報として、ドゥーマ市に塩素爆弾が投下されたと報道。また神経麻痺ガスが使用されたという情報も現れた。シリア政府は自国に向けられた非難を否定している。ロシアは米国に対し、シリアに攻撃した場合、深刻な結果を招くと警告を発していた。

 

 

 【追記】2018.4.18

ヤフーニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-35117947-cnn-int

米軍のシリア攻撃、「政権軍がサリン使用」の確証はなし

4/18(水) 11:53配信

CNN.co.jp

(CNN) 米軍などが13日に行ったシリア攻撃について、シリア政権が市民に対して神経剤のサリンを使用したという確証がないまま、米英仏がシリア攻撃に踏み切っていたことが、複数の関係者への取材で明らかになった。それでもトランプ政権は、攻撃を正当化できるだけの十分な証拠があったと強調している。
・・・・
結局、シリア政権がサリンを使ったかどうか完全には確認できないまま、米軍などはシリア攻撃に踏み切った。

 

 

 

 


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