marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(381回目)イエスと天の父なる神との関係:旧約聖書を読み始める(序論の4) 

2017-07-09 07:37:32 | 日記
 旧約聖書は、天地創造以来の地上における神の業の歴史が書かれています。 目的は、人類の永遠の命への帰還。
 それで、それが分かるためにも歴史として、ヘブル人、イスラエル人、ユダヤ人(名称はことなるがその歴史の中で民族として一つ)を選ばれて、その業を示して来たことになる。現代では、第二次世界大戦に大変な悲惨な歴史を歩まれたが、現代も神の民として世界の運命に関わっていますね。(こんな軽々しく書ける事柄ではありませんけれど・・・)
◆イエスご自身、救いは「ユダヤ人から来るからだ」と言われたのです。旧約聖書を読むと言うことは、その神が選ばれた民族と天の父なる神との関係の歴史を学ぶことになります。しかし、今やイエスが来られて、全世界に福音(イエスを信ずる者が永遠に命を得られること)が宣べ伝えられています。
◆全世界の人々に関係する創世の時代、創世記第12章からがアブラム(後のアブラハム)のことが書かれていますから、そこからが実際の選民族の歴史となります。新約で、殉教した弟子の一人ステファノさんが、神が導かれた歴史をアブラハムから語っています(使徒言行録第7章~)。
◆聖書全体を読むにあたり、特に旧約については、天において全能の父なる神とその独り子イエスがどのような関係であられるのかはヨハネ伝5章19節からイエス御自信の語りの中に書かれています。それを数カ所以下にピックアップします。まさに、イエスの言葉の神髄です。天地創造来、イエスはその創造主なる父のそばに居られたということですね。*******************
◎はっきり言っておく。子は父のなさることを見なければ、自分からは何もできない。父がなさることは何でも、子もそのとおりにする。父は子を愛して御自分のなさることをすべて子に示されるからである。(ヨハネ伝5章19ー20節)
◎はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。(ヨハネ伝5章24節)
◎あなたたちは聖書の中に永遠の命があると考えて、聖書を研究している。ところが、聖書はわたしについて証しをするものだ。(ヨハネ伝5章39節)
◎モーセ(出エジプト記)はわたしについて書いているからである。(ヨハネ伝5章46節)
◎神がお使わしになった者を信じること、それが神の業である。(ヨハネ伝6章28節)
◎父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとにくる人をわたしは決して追い出さない。わたしが天から降ってきたのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。わたしをお遣わしなった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。わたしの父の御心は、子を見て信ずる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。(ヨハネ伝6章37-40節)
◎わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらなければ、わたしのもとへ来ることはできない。わたしはその人を終わりの日に復活させる。預言の書に『彼らは皆、神によって教えられる』と書いてある。父から聞いて学んだ者は皆、わたしのもとに来る。父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。はっきり言っておく。信ずる者は永遠の命を得ている。(ヨハネ伝6章44-47節)・・・最後に イエスご自身がサマリアの女に言われた言葉を書いて今回の閉めとします。
*******イエスは言われた。「婦人よ、わたしを信じなさい。」(ヨハネ伝4章21節)********    ・・・・・Ω