大阪グルメ倶楽部としては、一時期、忘年会は必ず『ひらかた仙亭』で開催していて、そのときの料理長が独立されて『味舌』におられたんですが、北新地の『香悦』に活躍の場を移されたということで、早速、訪問してきました。
まずは、カウンターです。炉端を思わせるんですが、並んでいる食材は、そのすべてを食べたくなるようなディスプレイです。
こちらの店は、アラカルトでオーダーする感じの店なんですが、今回は予算を伝えておまかせでお願いしました。こちらは突き出しです。下は茄子、上は鶏胸肉にごまだれがかけられています。ごまだれはさっぱりした感じで、淡泊な鶏胸肉と良く合います。
はげの造りです。今回、画像にはありませんが、肝ポン酢と肝醤油が添えられていて、好みで使い分ける訳なんですが、ワサビや蓼は肝醤油に使った方が良さそうです。個人的には、肝ポン酢の方が合うような気がしますが、味が濃厚なので、肝ポン酢煮薬味をちょいと足して、それを肴にして日本酒が飲めてしまうくらい濃厚です。
竹酒だそうです。竹筒に日本酒を入れて、氷で蓋をしたものです。
鰹のたたきですが、最初は塩たたきとして出されます。その後、好みでポン酢をぶっかけて食べるわけです。二度おいしい鰹のたたきということです。
ちょっと分かりにくいかと思いますが、鱈と鱈白子の白雪鍋です。白雪の方は、大根ではなくて蕪を使ってあるので、柔らかく、甘みのある味わいになっています。
焼き物ですが、太刀魚です。中央に九条ネギを巻き込んであります。
なんといっても、土瓶蒸しです。
コースはここまでだったんですが、もうちょいと飲みたいからアテが欲しい。飯物も欲しいということでお願いして出してもらったのが炊き合わせです。見て分かる通りで、白和え、甘露煮、真子、冬瓜です。
飯物ですが、鉄火茶漬けです。
最後の氷菓は、梨でした。
もともと、大阪グルメ倶楽部の参加メンバーというのは大酒飲みが多くて、この日も、進むに連れて自分の好きな酒を好き勝手にオーダーするという無法状態に陥り、まぁ、よく飲みました。
最後に、今は顧問という立場のようですが、『味舌』の田中元料理長です。ごちそうさまでした。
(店 名) 香悦
(ジャンル) 割烹系居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-2-35 アートビル二階
(電 話) 06-6341-6238
(定 休 日) 日祝
(営業時間) 11:30-14:00(月~土)、17:30-23:00(月~土)
(席 数) 35席
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)