大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

でん政(居酒屋/森ノ宮)

2010年07月25日 10時46分57秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 以前から気になっていた店ではあります。何となく予感めいたものがあったというか、ある程度期待できるんじゃないかと思ってはいたんですが、老夫婦が二人で切り盛りされている掘り出し物の店でした。
 
 年季が入っていることを思わせてくれる店内で、ふと沖縄料理店にいるような錯覚があったりします。これはメンソールだけかも知れませんが…。
 
 メンソールはカウンターに座ったんですが、この日は日本酒気分だったので、トリビー(とりあえずビール)はスキップして日本酒をオーダー。手元にはメニューはなくて、カウンターバックの板と、黒板に書かれています。日本酒は12種類ほどそろえられていました。燗に対応してもらえるかどうかは確認してません。
 
 オーダーを取りに来ないのはどうしてかなと思ってたら、突き出しのボリュームがかなりあるんですね。ズッキーニ、パプリカ、オクラ、ズッキーニなどの軽い目のピクルス、イチジクにイカという豪勢なものです。で、いわゆる居酒屋の味ではなくてしっかり手が入っている感じがします。で、黒板から鰯の酢洗いと、鰻の白焼きをオーダーしました。

(突き出し)

 
 
 醤油が添えられているんですけど、メンソール的には醤油を使う必要はないように思います。わさびも本格的なものですし、酢とわさびは相性がいいような気がするので…。さりげなく、エシャロット&味噌が添えられていたり、握りが一つあったりします。丸呑みしてしまったので確認は出来なかったんですけど、酢飯には山椒が数粒仕込んであって、それがいいアクセントになってます。


(鰯の酢洗い)




 関西の人間として、鰻は蒲焼きなんですけど、今回は白焼きをオーダーしてみました。いや、蒲焼きがメニューになかったからなんですけど…。箸では持てないほど柔らかく仕上げられていて、その割には脂分は十分に残っていて豊かな味わいでした。


(鰻の白焼き)




 一皿のボリュームがやや多い目なので、いきなりあれもこれもとオーダーしてしまうと、後悔することになってしまうかも知れません。盛りつけとかもしっかり丁寧なので、サービングは若干遅いと感じるかも知れませんが、待つ価値は十分にあります。旨いです。居酒屋感覚ではなくて、割烹感覚ですかね。木造の古い建物の中は時間がゆっくりと流れるような感じがして、落ち着けます。その分、ちょいと高いと感じるかも知れません。常使いはしづらいかも知れませんが、たまにはリラックスするのも良いというか、リラックスしに行きたくなります。
 
 大阪の夏と言えば鰻ではなくて鴨のすき焼きです。こちらでは、てっちり、鴨好き、ボタン鍋などのメニューもあります。季節限定(3月頃~5月頃)のホタルイカのしゃぶしゃぶもあるようです。予約が必要な場合もあると思うので、店に確認してみてください。


(店  名) でん政
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市東成区中道1-2-15 ルモン森ノ宮一階
(電  話) 06-6974-9266
(営業時間) 18:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(予  算) 3,000円くらい。メンソールは5,000円くらい行くけど…。
(ウ ェ ブ) http://denmasa.hiciao.com/
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ブチェイデ(カリフォルニア・キュイジーヌ/上六)

2010年07月11日 13時14分16秒 | その他
 ひょんな事から知った店で、行ってみました。フレンチ&イタリアンをベースにしたカリフォルニア・キュイジーヌと言うのに惹かれたところもあるんですが…。マスターは、ベジタブル&フルーツのジュニアマイスターだそうです。
 
 例によってメインが一番に決まったんですけど、オーダーしてみたら品切れと言うことだったので、二番手のオッソブーコをオーダー。そこから逆に構成して、パスタを決めました。前菜は、サービス担当と色々話をしながら、前菜盛り合わせとなって、メンソールの個人的好みでピクルスを追加と行った感じ。
 
 ワインは、前日にデジャヴと言う映画、主演はデンゼル・ワシントンを見たこともあって、あっさりと感化されてデジャヴというワイン。
 
 全体的には軽い目です。と言うか、バターたっぷり、クリームこってりなフレンチを出してくれる店の方が希少価値ですが…。


(前菜盛り合わせ)


(竹炭入りフォカッチャ)


(オッソブーコ)






 サービスは丁寧です。ちょいと忙しそうなので、気は引けるんですけど、色々と相談すると的確に答えてくれます。
 

(店  名) ブチェイデ(レストラン・ブチェイデ)
(ジャンル) カリフォルニア
(所 在 地) 大阪市天王寺区小橋町12-15 エバーグリーン上本町104
(電  話) 06-6765-9329
(定 休 日) 月曜日。祝日の場合は、火曜日に振り替え。
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-23:00
(カ ー ド) VISA、マスターカード
(ウ ェ ブ) http://www.bucheide.com/
(そ の 他) ベビーカーOK。
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味匠(たくみ)(割烹/北区同心)

2010年07月11日 11時19分28秒 | ジャパニーズ
 『北斗の文句は俺に言え』の名台詞と同じく『酒の旨い店は芳子ねえさんに聞け』なんですが、今回は芳子ねえさんに教えてもらった店ではないです。
 
 カウンター席に着くと、まずは食前酒を出していただきました。なので、トリビーはスキップして日本酒へ。日本酒の取りそろえは10種類くらい。その中からメンソールの一杯目は三重錦、二杯目が日置桜、三杯目はアイスブレーカー、四杯目と五杯目が記憶がなかったりします。アイスブレーカーは、ロックで飲んでも旨い日本酒らしいんですけど、メンソールは氷なしでいただきました。すっきりさっぱりの、いわゆる夏向きの日本酒でした。すっきりなんですけど、ロックでも良しと言うことなので、アルコール度が若干高いです。気をつけましょう。
 
 ぬか漬けと、茄子と、ハモの天ぷらが内定した状態で、造りのお勧めを聞いてみるとビンチョウマグロとのこと。これが筆舌に尽くせないほど上手かった。回転寿司で回ってくるビンチョウマグロとは、月とすっぽん、雪と炭くらい違うというのも失礼なくらい旨かったです。本マグロでもこれほど旨いマグロに出会ったことがないと言うくらい。「ビンチョウとかカジキとか一般には評価が低いけど、めっちゃうまいよ」とは、大将の弁。


(アジとキノコのサラダ)




 アジとキノコのサラダも、アジがレア状態で、ちょいと洋食チックなドレッシング。良い感じでした。あとは冬瓜、バイ貝など酒のアテ系オーダーを多数。ぬか漬けも良い感じで、これだけで酒が飲めます。
 

(バイ貝)


 
 店構えは割烹なんですけど、家族連れ客も来ている気さくな店です。やはり大将の技を見ながら食事するのが良いと思うので、少人数で、予約してください。で、カウンターに座りましょう。
 
 
 それはさておき、2010年、現時点ではメンソールのベストワンです。余程のことがない限り覆らないのではないかと…。次回は、煮物とか焼き物とかも食べてみたいです。



(店  名) 味匠(たくみ)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市北区同心1-11-8 宇良ビル一階
(電  話) 06-6352-8494
(営業時間) 17:30-24:30
(定 休 日) 水曜日
(座  席) カウンタ9、テーブル8
(予  算) 6,000円/人
(カ ー ド) ほぼ可
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ミチノ・トゥールビヨン(福島)

2010年07月08日 09時22分03秒 | フレンチ
 今回はランチに訪れてみました。電話で予約する際に、1,890円のコースをお願いしたんですけど、プラス500でスープが付くとサジェストされたので乗ってしまいました。

 さて、その追加されたスープが一皿目のビシソワーズでした。これにビーツとコンソメジュレの一手間がかけられているんですが、良かったです。ビーツ&コンソメジュレも良かったんですが、ビシソワーズ自体も良かったです。料理は全体的に軽い目になっているんですけど、バター&クリームを控えたスープ系って、軽いを通り越して薄く感じられてしまうこともあるんですけど、そうした感じは全くなかったです。
 
 二皿目は、ホタテの燻製と有機野菜を使ったサラダ。




 三品目が抹茶を使ったリゾットです。抹茶味は控えめで、その分リゾットの味わいが深いです。



 
 メインはイサキのポワレ。ラタトゥーユが添えられています。



 
 料理は全体を通して軽い目に仕上がっています。どの料理も一手間かけられているのと、味付けが軽やかなので、噛むほどに色々な味が口の中で広がってきます。このあたりは、和食的な感性というのでしょうか。
 
 デセールは、四種盛り合わせ。こちらも軽い目だったので、いつものコーヒーではなくて紅茶で合わせてみました。
 


(店  名) ミチノ・トゥールビヨン
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市福島区福島6-9-11 神林堂ビル一階
(電  話) 06-6541-6566
(営業時間) 12:00-13:30、18:00-21:30
(定 休 日) 月曜日。祝日の場合は翌日が休み。
(席  数) 20席
(カ ー ド) VISA、MASTER、AMEX
(予  算) ランチは1,890円と3,990円の2種類。
      ディナーは6,300円、8,400円と10,500円。
      最新情報はウェブで確認してください。
(ウ ェ ブ) http://www.michino.com/greeting.html
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けむバー(バル)/天満

2010年07月07日 10時38分46秒 | 洋酒系(バー、ワイン)



(パクチー餃子)



 ちょいと前から気にはなっていたんですけど、今回初めて行ってみました。この近くにあるワイン食堂とか温菜旬菜料理の店とかも気にはなっているんですけど…。
 

(けむり巻き)



 燻製バルと名乗っているだけあって、燻製系のメニューに力が入っています。ビールなども外国ビールが小ロットながらそろっているのと、ジンがしっかりと冷やしてあるのがうれしかったりします。
 
 見慣れないメニューがあれば、それをオーダーするクセが付いているので、今回メンソールがオーダーしたのはパクチー餃子とけむり巻き。パクチー好きのメンソールとしては、もっとパクチーをきかしてくれても大丈夫なんですけど、これをスィートチリにつけていただきます。いわゆる餃子のタレではないところはアイディアですね。スィートチリをお代わりさせていただきました。けむり巻きの方は、燻製玉子や燻製チーズをトルティージャで巻き込んだもので、こちらも薫香で、酒を飲むペースが速くなったりします。枝豆も燻製なんですけど、不思議な味でした。


もち麦の麺



 他には、燻製イカとセロリとか、ベーコンとかも食べたんですけど、気になるメニューがもち麦麺。もち麦と言う大麦の仲間を使って麺を作ってるんですけど、しっかりと麦の味がします。冷やし麺と温麺がお好みで選べます。



(店  名) けむバー 
(ジャンル) 燻製バル
(所 在 地) 大阪市北区天神橋3-11-34 北辰ビル一階
(電  話) 06-6949-8799
(営業時間) 14:00-24:00
(定 休 日) 木曜日
(予  算) 2,000円くらい。メンソールは3,000円くらい行くけど…。
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kotikaze(玉造)

2010年07月07日 09時33分59秒 | カフェ
 カフェです。日本茶、中国茶、紅茶、コーヒーなどが400~1,000円くらいなんですけど、08:00-11:00まではおかゆに6種類のおかずが付く朝がゆセットが600円。蒸しパン、玉子、サラダなどの朝パンセットが500円です。
 
 メンソールが今回訪れたのは、11:00-14:00で供してくれる松花堂弁当が目的です。数種類のおかずとご飯、味噌汁が付いて1,000円。

 と言うことで、14:00からの宝づくしも食べてみたいと思わせてくれるような、喧噪から離れてゆっくりと出来る。お茶だけを楽しむのも良し、和菓子も美味しい。


(追加オーダーしたデザートわらび餅)



(店  名) kotikaze
(ジャンル) カフェ
(所 在 地) 大阪市天王寺区空清町2-22
(電  話) 06-6766-6505
(定 休 日) 不定休。ウェブで確認してください。
(営業時間) 08:00-18:30
(ウ ェ ブ) http://www2.plala.or.jp/kotikaze/index.htm
(そ の 他) 分煙
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吉總(きっそう)/谷町九丁目

2010年07月07日 09時00分44秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 酒の旨い店のことなら芳子ねえさんに聞けというのは、メンソールの中ではほぼ定石なんですが、今回も芳子ねえさんに教えてもらった店です。メンソールとしては、並びにある鮓屋も気になったんですが…。日本酒の取り揃えに関しては、こちらの方が豊富そうでもありましたし…。
 




 さて、店は地下鉄谷町九丁目駅にあります。新谷町ビルの地下一階なんですけど、地下鉄の駅からの連絡があります。地下鉄で行けば、雨が降っていても濡れずに行けるということですね。メンソールが行った時も、偶然、雨だったんですけど、濡れました。不思議です。
 
 扉を開けてカウンターに座ると、背中側は一枚隔てて通路という環境です。テーブルは10席くらいあったような気がします。カウンターはしっかりカウントしていないんですけど14席くらい、2人用の特別カウンターもあったりします。
 
 この広さを、厨房1人、フロア1人でカバーしているので、サービスについてはちょいと遅い目です。酒好きなら、チビチビ舐められるようなアテをオーダーして備えましょう。
 
 魚系にこだわっているみたいなので、まずはマグロをオーダー。それと鯵。こちらは、刺身かたたきかをセレクトできたのでたたきにしてみた。あとは、メニューを見ながら居酒屋メニューのオンパレードとなったんだけど、いちじくと生ハムとか、一ひねりした料理も見受けられたりする。
 
 冷ややっこの豆腐はしっかりしたいい味のもの。これに、複数種類の薬味が用意されるので、好みの味付けで楽しむことができる。

 日本酒のほうは、残念ながら取り揃えはそれほど多くないが、分量が多い目。「上町乃水からほり」がグラスで600円。コップではなくてグラスに注いでくれる。オシャレで細身な、六勺くらいしか入っとらんのとちゃうかといったような感じではないので、飲兵衛にはうれしいところかもしれない。一合、二合という言い方ではなくて、グラス、カラフェとメニューに書いてある。
 
 
(店  名)吉總(きっそう)
(ジャンル)居酒屋
(電話番号)06-6768-5405
(所 在 地)大阪市中央区谷町9-4-5 新谷町ビル地下一階
(営業時間)17:00-24:00
(定 休 日)日祝
(予  約)予約ベター
(座  席)カウンター14、テーブル10
(カ ー ド)使用不可
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