大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

杭全ホルモン(焼肉/鶴橋)

2015年07月26日 22時14分46秒 | 
 以前は、『杭全食園』という名前で、文字通り、東住吉区の杭全に有ったそうです。こちらの『杭全ホルモン』の店主は、『杭全食園』初代店主の孫に当たる方だそうで、祖父直伝のタレが引き継がれているそうです。




 まずオーダーしたのは、名物の厚切り上塩タン(100グラム、1,400円)と、日替わりの特上赤身(1,480円)です。日替わり特上赤身はイチボだと説明がありました。いや、上手かったです。正直なところ、これを二人前ずつ食べたかったりしました。上塩タンは、厚切りになってるんですが、しっかりと隠し包丁が入っているので、食べやすくなっています。全面(六面)をしっかりと焼きつつ、内側をレアな状態にするのが良いです。



 
 野菜はとりあえず、胡瓜キムチです。



 
 続いて、オーダーしたのは、アゴとツラミ。メンソールが焼肉を食べるときは、アゴ、ツラミなどの部位がないかまず探し、有れば必ずオーダーします。ただ、最近は嗜好が変わってきたような気がするので、今後はどうなるか分かりません。見ての通りの、良い肉です。



 
 焼き野菜です。



 
 こちらは上ハラミ(1,280円)です。



 
 肝心なものをぶらしてしまいました。すいません。これは丸腸です。右側に少しだけ見えているのはハサミで、このサイズの丸腸を焼き上げてから、ハサミでカットして食べます。当然、じっくりと育てる必用があるので、素早く焼き上がる肉を別途オーダーしておいて、手が止まらないようにしておく必用はあります。



 
 切り干し大根のキムチです。



 
 最後はマメ(腎臓)です。マメもメンソールは好みの部位なので、有ればかなりの確立でオーダーします。ただ、腎臓は血管や尿管が入り乱れている部位でもあるので、しっかりとした処理が出来ていないと生臭くなるので、さすがにマメを一番にオーダーすることはありません。肉の良さは画像を見てください。味の方ですが、臭いも臭みも全くなく、歯ごたえも良い感じです。



 
 次回は、別のホルモンを食べてみたいです。ただ、厚切り上塩タンは絶対に外せません。以前は、肉を食べるときには出来るだけ野菜も食べるようにはしてたんですが、最近はそういうことをしなくなりました。ということで、肉だけで行ってみたい気はします。それと、結構食べた気はするんですが、会計は、リーズナブルでした。
 
 ただ、全席喫煙可というのは何とかして欲しいです。せめてカウンターだけでも禁煙にならないかな。




(店  名) 杭全ホルモン
(ジャンル) ホルモン系焼肉
(所 在 地) 大阪市天王寺区舟橋町19-14
(電  話) 050-5890-6739(予約専用)、06-6763-2915(問合専用)
(営業時間) 17:30-24:30(月~土)、17:30-23:00(日曜日)
(予  約) ベター
(定 休 日) 木曜日、第三水曜日、第三木曜日
(席  数) 25席(カウンター7、座敷18)
(カ ー ド) 不可
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昌平(ステーキ、ハンバーグ/阪急電車桜井駅)

2015年07月26日 21時26分47秒 | 
 箕面に行くことはあっても、阪急電車箕面線で途中下車するというのはあまり出来る経験ではありません。なので、行ってきました。店は、桜井駅の改札を出ると、斜め前、ほぼ10歩の距離にあります。二階席もあるようなんですが、今回は一階のカウンター席に案内されました。




 オーダーしたのは昌平おまかせコースです。コースの値段は5,500円~9,500円と幅があるんですが、これはメインのステーキのグラム数によって変化します。メインのステーキは、サーロインかフィレをセレクトすることが出来ます。今回メンソールがオーダーしたのはサーロインの120グラムですが、180グラムにすれば良かったと思ったりしました。
 
 まず最初に出されたのは、玉子豆腐です。器に入れることで、玉子豆腐の上に出汁を張ることが出来て、それが涼しげです。出汁はしっかりした味わいです。



 
 二品目ですが、ズケだそうです。右上のものは鶏胸肉、乗せられているのは玉ねぎでしょう。淡泊な鶏胸肉のアクセントになってます。左下は牛もも肉だそうです。醤油ベースの調味料が添えられてますが、付けなくて良いです。肉の味だけで十分に美味しい。メンソールは、醤油ベースに合わせて日本酒をオーダーしました。




 名物のハンバーグです。店主は北新地の名店『稀凡』の出身だそうです。ハンバーグというと、カットすると肉汁があふれ出したりするイメージがありますが、肉汁は出ません。全部閉じ込められています。それ以前に、ソースを使わないこと自体が、ハンバーグそのものが美味しいという自信の表れでしょう。
 
 ハンバーグは、複雑な味がします。噛む度に肉の旨味や甘味、香辛料のような香が代わる代わる現れては表情を変えていきます。



 
 こちらはサーロインの120グラムです。手前に薬味が添えられていますがなくて良いです。肉本来の味をそのまま楽しんだ方が良いです。



 
 こちらは牛もも肉の握りです。御飯ものです。汁物ではないですが添えられているのはもずくです。もずくは歯ごたえのしっかりしたもので、酸味も控えめながらしっかりと効かせてあって、メンソールの好みです。



 
 こちらは、〆の饂飩。和牛の時雨煮が載せられています。



 
 ラストは、自家製のバニラアイスですが、ちょっと懐かしいような味がしました。



 
 焼肉も良いけど、しっかりとしたステーキハウスもいいなぁと思う、幸せなひとときでした。
 

(店  名) 昌平
(ジャンル) ステーキ、ハンバーグ
(所 在 地) 大阪府箕面市桜井2-1-21
(電  話) 072-747-7575
(営業時間) 12:00-13:00(前日までに予約、6名まで)
      17:00-23:30(営業時間ではなくて入店時間です)
(予  約) 完全予約制
(タ バ コ) 完全禁煙
(定 休 日) 毎週水曜日、月一回木曜日(不定)
(カ ー ド) 不可
(ウ ェ ブ) http://www.sho-hei.net/
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木古里(お洒落系でカジュアル系な割烹的な居酒屋/福島)

2015年07月09日 13時47分13秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 グルメオフを開催しなくなって久しいこともあるんですが、外食するときに大人数で行くという機会は非常に少なくなってしまいました。が、今回は、大人数です。大人数なので、各人が好き勝手にオーダーしてそれをシェアする、つまり多品種が堪能できるという幸運に浴しました
 
 まず、突き出しです。画像に語らせるのは翻意ではないんですが、画像の通りです。白、緑、赤のコントラスト、カニの赤と梅肉の赤、背景にある出汁の赤身を含んだような茶色のグラデーション。これだけを見ても、しっかりと心を込めて作られていることが分かるというもので、まずまずいはずがありません。中央の白いものは、荒く切った山芋をまた固めたもので、歯ごたえもしっかりと残っています。。




 コースではなく、各人が好き勝手にオーダーしたので、料理の順番も出てきた順です。こちらはバイ貝(880円)です。画像では分かりにくいかもしれませんが、ちょっと大ぶりで、新鮮なものを用いたと言うことが分かる食感になってます。



 
 タコのやわらか煮(880円)です。のっけから酒飲みの好むオーダーが全開になってますが、歯ごたえも味も十分に楽しめるないようになっています。



 
 これまた、酒飲みのオーダーで、いつになったら主菜が出てくるのかという雰囲気が漂っていますが、嶋らっきょです。この料理だけではなく、味噌が添えられていた料理がいくつかあったので、それがこの店の主張なのかも知れません。



 
 新玉ねぎの丸焼きです。まるのまま黒焦げ状態で出てくかもしれないと期待したんですが、ちゃんと四分割されてました。奥に見えると思いますが、添えられているのは柚子胡椒です。玉ねぎは調理すると甘味が出てきて、その甘味は佐藤を超えるらしいです。従って、丸かじりするのが一番良い食べ方だとは思うんですが、軽く柚子胡椒を添えてみるのもまた違った味わいが感じられます。



 
 造り盛り合わせです。いくらオーダーした順番とはいえ、この位置に造りの盛り合わせはおかしいだろうと感じる人もいると思うので書き添えておきますが、開始時間に遅刻した人がいたので、その到着に合わせて作りを出すのを送らせてもらいました。何と言っても、右端にある剣イカは抜群でした。包丁が細かく入っていることもあると思うんですが、ふわふわの食感で、甘味だけを残して消えてなくなってしまうような感触です。



 
 こちらはヤングコーンで、先の玉ねぎと同じく焼いたものです。



 
 お勧めの塩焼きです。なぜか、今回集まった人数と、水槽に残っていた鮎の数が同じだったので、オーダーしました。



 
 またもや、酒飲みの肴が復活ですが、葉山葵(480円)です。



 
 茄子をくりぬいて器にし、肉味噌を中に詰めたものです。これは、酒が進むのもあるんですが、御飯が欲しくなるので、反則ですね。



 
 雲丹とろろ饅頭のカニ餡かけです。饅頭は餡の下に隠れていますが、これは、この日一番の絶品でした。個人的には、剣先イカの作りと同着だと思いますが…。



 
 イチボのローストビーフの味噌漬けです。もろみ味噌が乗せられていて、個人的には、ちょっと味噌の味がきつくて、ローストビーフが負けているようには感じました。



 
 鱧の梅しそ揚げです。この明るさならば、自動露光を外して長時間シャッターを切れば、しっかりと全体にピントを合わせることも出来ると思うんですが、マニュアルをしっかりと読んでいないので、自動露光の外し方が分かりません。なので、ポートレートみたいな写真になってしまってますが、鱧、紫蘇、梅肉と言えば、定番中の定番の組合せです。



 
 またもや酒飲みのアテですが、豆腐の味噌漬け(580円)です。酒が進むこと…。



 
 こちらは説明しなくていいと思いますが、トウモロコシのかき揚げ(880円)です。簡単に作れそうに見えて、手を抜くとポップコーンのかき揚げができあがってしまったりしますので、それなりにテクニックが必要とされる料理ではあります。自宅で作るときは、空豆とトウモロコシといった彩りを考えたりもしますが…。



 
 漬け物の盛り合わせです。水平近くのアングルから狙ったんですが、奥の茄子も白菜もちゃんと写っているから良いと言うことで…。こちらの店では、〆の御飯ものにも力を入れていて、オーダーを聞いてから炊き始めるので、30分くらい前にはオーダーしておく必用があります。



 
 今回も、色々あったんですが、多数決の結果、鮭、ほたて、トウモロコシ御飯となりました。メンソールは、日常的にはほとんど白飯を食べないのと、この時点でかなり満腹だったので、その旨をサービス担当に伝えたつもりだったんですが、なんと、五合炊きの釜で出されました。というか、五合です。茶碗に半分くらい頂いて、後は他の参加者に任せました。



 
 冷菓なんですが、マスカルポーネを使った大福ロールです。何とも不思議な味がしました。小豆の味はしっかりとするので、マスカルポーネと小豆なんでしょう。かけてある粉状のものは、おかきを砕いたものと言うことは分かったんですが、分かったのはそこまででした。帰り際に確認してみると、柿のタネを砕いたものだそうです。正直なところ、デザートだけを食べに、通いたいくらいです。饅頭を当てにしてビールを飲めたりもするんですが、ここは純粋に甘味とお茶と行きたいです。




 


(店  名) 木古里
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市福島区福島2-8-10
(電  話) 06-6136-3327
(営業時間) 11:30-13:30、17:30-24:00
(定 休 日) 日祝
(席  数) 25席(一階はカウンター9席)
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
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土の子(焼き鳥/鶴橋)

2015年07月03日 14時54分08秒 | 
 軽く肉が食べたくなったので、いろいろ考えた末に鶏肉を食べることにしました。目指したのは、鶴橋駅のすぐ近く下味原の交差点にある『土の子』です。
 
 さつま地鶏のあぶり焼きが名物料理のようだったんですが、作りを食べたかったので、先ずは、せせりポン酢(460円)です。常時、メニューにあるわけではなさそうなのですが、スピードメニューの中に入っていたので…。そのあとで、じっくり食べたいと言うことで、ささみのユッケ(560円)をオーダーしました。
 
 先ずは、せせりポン酢。




 続いてがささみのユッケです。見て分かるとおりの新鮮さで、ささみ独特の粘り着くような食感がセクシーです。牛肉のユッケの時には、卵はない方がいいと思うんですが、ささみの淡泊な味わいには、卵はあった方が良いような気がします。



 
 もう一皿、生肉系と言うことでオーダーしたのがあぶり肝(560円)です。



 
 で、最後が薩摩地鶏の炙り焼きです。薩摩地鶏の炙り焼きは、100グラム(680円)と150グラム(960円)が用意されていますが、画像のものは150グラムです。他に、赤鳥ひねもも肉の炙りもあって、こちらも100グラム、150グラムの二種類が用意されています。歯ごたえがあるし、噛めば噛むほどに肉汁があふれ出してきて旨いです。



 
 個人的には、生肉系と薩摩地鶏の炙りを食べれば、串とかそのほかの一品系は食べなくても幸せになれます。
 
 

(店  名) 土の子
(ジャンル) 焼き鳥
(所 在 地) 大阪市天王寺区舟橋町15-25
(電  話) 050-5890-8773(予約専用)
      06-6764-0078(問合専用)
(営業時間) 17:30-24:00
(定 休 日) 月曜日
(カ ー ド) 3不可
(席  数) 25席
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蕎麦見世のあみ(蕎麦屋/池田)

2015年07月03日 12時40分00秒 | 麺類
 池田の駅前すぐのところにある蕎麦屋なんですが、定番の蕎麦前、たとえば、蕎麦焼き味噌とか、天ぷらとか以外に蕎麦粉を使った自家製豆腐の田楽とか、楽しい料理が沢山あります。蕎麦を食べなくても、居酒屋としても十分に楽しめると思います。
 
 先ずは、茄子の煮浸しなんですが、突き出しです。



 
 蕎麦の種類も沢山あるんですが、今回は蕎麦遊膳(3,200円)をオーダーしました。前菜三種、蕎麦料理、サラダ、焼き物、揚げ物、蒸篭蕎麦、そば湯、デザートという構成なんですが、蒸篭蕎麦のところを名物の三食蒸籠と差し替えてもらいました。ちなみに、蒸篭蕎麦の単品は750円。三食蒸籠は1,300円です。三食蒸籠は人気メニューなので、コースに組み込みたいのであれば、予めその旨を伝えておいた方が良いようです。
 
 コースの一皿目が前菜三種ですが、左側は鴨肉をそば茶で蒸したものです。ほのかのそば茶の香りがあり、肉質も柔らかいものです。書かなくても分かると思いますが、この時点ですでにビールは飲み干して、日本酒に移行しています。メニューに載せられていない日本酒もいくつかあるようですので、サービス担当に確認するのが吉です。でも、呉春がなかったのよね。この日だけなんかな?。
 
 奥の小皿が分かりにくいと思いますが、アスパラのゼリー寄せ。画像ではよく分からないと思いますが、彩りも鮮やかで涼しげです。乗せられているのは酢味噌と生姜です。右側は、カニ味噌と豆腐を和えて、その上に蕎麦の実が乗せられています。これも酒が進みます。カニ味噌だけだと、少し強すぎるところがあって、酒に合わせるにしてもチビチビ食べていかないと行けないんですが、豆腐と合わせると、いつものペースで食べられるので嬉しいです。



 
 二品目はサラダです。蕎麦を上げたものと、水菜、貝割れを合わせてゴマドレッシングをかけたものです。美味しいんですけど、ゴマドレッシングをかけてしまうと蕎麦の香りが飛んでしまうのが残念だったりします。オリジナルの、蕎麦ドレッシングとか開発して欲しいです。



 
 こちらは完全に酒のアテと考えて良いんじゃないでしょうか。左から時計回りに、しめ鯖、生しらす、水ダコです。



 
 こちらは、蕎麦粉を使った自家製豆腐を上げて、田楽としたものです。メニューを見ていると、自家製蕎麦豆腐の揚げ出しもあったみたいで、単品でオーダーする際には、これと温かい蕎麦を合わせてみるのも良いのではないかと思ったりしました。もちろん、酒は進んでます。



 
 炊き合わせですが、ちらりと梅干しが見えていることからも分かるように、梅肉風味です。牛蒡にもしっかりと味がしみています。改めてコースを見返してみると、揚げ物に種類の間にこの炊き合わせを持ってきて、口の中をさっぱりとさせる狙いがあったんじゃないかと思います。



 
 天ぷらです。定番の海老は奥に見えています。左は黄ズッキーニ、中央は満願寺唐辛子です。



 
 蕎麦ですが、三食蒸籠の一目眩目は柚子蒸篭です。蕎麦をたぐると、柚子の味があとから広がります。腰があるので、すすると言うよりはしっかりと噛むという感じになるので、この細麺で良いような気はしますし、ちょっと短めの麺でも良いのかもしれません。



 
 二枚目は田舎蕎麦です。一転の太麺ですが、腰も凄いので、すすり込むのは無理です。




 三名目が蒸篭蕎麦なんですが、撮影するのを忘れました。
 
 そば湯のあとに、冷菓が出るんですが、これが美味です。サクサクとした軽い食感でした。



 
 あと、喫煙可というのはまずいと思う。テーブル席での煙がカウンターまで漂ってくる。せめて一階だけでも禁煙として欲しいところ。 


(店  名) 蕎麦見世のあみ
(ジャンル) 蕎麦屋
(所 在 地) 大阪府池田市菅原町6-7
(電  話) 072-751-1429
(営業時間) 11:30-15:00、17:30-22:00
(定 休 日) 月曜日
(席  数) 31席
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