大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

錦香来(中華料理/深江橋)

2013年01月20日 12時26分31秒 | チャイニーズ
 夕食は中華料理か和食(居酒屋)かイタリアンにしようと思ってたんですが、中華料理になりました。もともと狙っていた台湾料理系の店ではないんですが…。

 看板です。




 メニューは、手書きのものが手元にあり、デイリーのお勧めは壁のコルクボードに書かれているんですが、メンソールはコルクボードの方に書かれていた鯨のたたきに引きつけられてしまって、オーダーしました。エビ料理系があっさり、エビチリ、エビマヨネーズと複数あって悩んだんですが、ここはエビチリをオーダーしました。値段は、どれも500円以下です。例外的にフカヒレ料理が1,200円くらいしたんですが、それ以外はラーメンとか炒飯が500円で、他の料理はすべてそれよりも安い感じです。
 
 まず、鯨のたたき。500円でこのボリュームとは思いませんでした。かけられているソースは沙茶醤(サーチャジャン)という小エビ、小魚の塩漬けに、大豆、唐辛子、ニンニクなどの香料を加えたもので、南方系の肉料理ではよく使われています。



 
 続いては、紹興酒を飲みながらエビチリ。辛くはないです。若干甘味を感じられるくらい。




 最後が油条の蟹白味餡かけ。油条は中国の揚げパンです。メンソールは好きなんですけど、油条を出してくれる店って少ないです。久しぶりに食べました。




 ボリューム的には、更に餃子かラーメンか炒飯かを食べられるかなあという感じだったんですが、胃の調子が完璧ではなかったので、追加オーダーはしませんでした。


(店  名) 錦香来
(ジャンル) 中華料理
(所 在 地) 大阪市東成区東中本2-3-8 岩本コーポ一階
(電  話) 06-6974-3588
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 不定休
(席  数) 4人掛けテーブル×4、カウンター6
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グランシャン(フレンチ/北新地)

2013年01月18日 15時23分52秒 | フレンチ
 何かと評判の『グランシャン(北新地)』に、新年早々、訪れる機会に恵まれました。って、ご招待いただきました。グランド・オープニングは2012年05月。ディナータイムはコース料理のみ。6,300円、9,500円の2種類です。
 

 まずは、トリビーで乾杯。メンソール的には、泡にしたかったんですが、泡だからと言って上品に飲む訳ではないし、たぶん、あとでワインはボトルでオーダーするだろうし、ということでトリビーです。
 
 まずはアミューズ。



 
 続いてはスープなんですが、赤大根のスープだそうです。浮き実は鱈だと教えられたので、鱈の身を想定してたんですが、食べてみたら鱈の白子でした。表面はカリカリに仕上げられていて、中は白子のふわふわ感と濃厚な舌触りがあり、このあたりもコントラストが上手く取られています。




 二皿目はハマグリを使った前菜です。ハマグリの上に、雲丹、キャビアなど盛りだくさんに盛られていて贅沢感が抜群です。ただ、ハマグリの貝の上に料理が盛られているので、若干の不安定さがあり、食べにくいと感じるところがあります。貝を手で掴んでしまえば大丈夫ですが…。




 三皿目はホタテ貝柱を使った前菜です。ホタテの貝をそのまま皿に見立ててあるんですが、ビーナスの誕生をイメージしてしまいました。で、トリュフが山盛りです。贅沢ではあるんですけど、淡泊なホタテ貝柱の味がトリュフの香りに支配されてしまうようなところはあります。貝柱の下側にある焦がしバターの香りとトリュフの香りは素敵に融合するので、いい感じではあります。こちらも貝をそのまま皿にしていますので、安定が悪いです。先のハマグリは貝を手で掴んでしまえば安定するのであまり気にならないんですが、こちらのホタテの方はナイフ&フォークを使いたいので貝を押さえ込むことが出来ません。このあたりはもう少し工夫してほしいところだったりします。




 魚料理ですがタモリ(白身魚)です。これをスカンピ(手長エビ)のソースと合わせています。添えられているのは牡蠣です。スカンピのソースがものすごくいい感じです。スカンピのソースが目だっていますが、タモリの下には別の、緑色のソースが使われています。




 肉料理は、三種類から選べます。鴨、鹿、牛だったんですが、メンソールに選択の権利を与えられたので鹿にしました。振り返ってみれば、この冬は、鹿肉ばかり食べているような気がします。ここでもたっぷりのトリュフがかけられていて、トリュフに隠れて見えにくくなっていますがフォアグラが乗せられています。ソースは赤ワインソースです。添えられている野菜達は、あっさり味に仕上げてあるので、肉のヘビーさと野菜の軽やかさで引き立てられている感じです。




 続いてはフロマージュです。ミモレは24ヶ月熟成もの。右隣のスプーンに乗せられたものはモンデール、逆に左側の白いものはピラミッド。山羊のチーズです。




 続いてはデセールの一皿目。ヨーグルトのアイスクリームとミカンですが、ヨーグルトの酸味が口直しになってくれます。下にあるのはミカンですが、こちらも食べやすい、濃厚な味のものでした。




 デセールの二皿目はカシスを使ったものなんですが、一番底に洋なしが仕込まれています。このデセールは、メンソールがかつて味わった中では最高に、一番に美味しかったです。隣に添えられているのはバニラのアイスクリームですが、こちらもバニラの味がしっかりと感じられる美味しいものでした。




 このあとに、プティ・フィールがあるんですが、満腹で食べられない状態だったので、持ち帰りました。いや、メンソールは食べるだけの空き容量はあったんですが…。そのため、画像はありません。
 

 カウンターのみの9席なんですが、ほぼカップルばかりなので、8席使ってしまうと埋まってしまうと言う感じです。サービス担当のギャルが素敵です。連れて帰りたいくらい。彼女のイメージが店全体のイメージになっていると言っても過言ではないくらい素敵で存在感があります。
 
 皿は、暖めてくれるんですが、熱いくらいまで暖めてくれるので、注意が必要です。もちろんサービス時に注意してくれますが…。

 あと、トリュフを彩りとか香り付けと言ったレベルだ大量に使ってくれるんですが、本当に必要なんだろうかと思ったりはしました。でも、旨いからいいです。
 

(店  名) グランシャン(Grand champs)
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-3-4 谷安ビル三階
(電  話) 06-6344-7111
(営業時間) 12:00-13:30、17:30-21:30
(定 休 日) 日曜日のディナー、月曜日のランチ
(座  席) カウンターのみ9席
(ウ ェ ブ) http://ameblo.jp/grandchamps/
(予  算) 10,000~15,000円
(補  足) ランチは完全予約制
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gita(イタリアン/堺筋本町)

2013年01月14日 19時36分52秒 | イタリアン
 今回は3名で出かけてみました。いつもの感覚で行けると思ったんですが、アクアパッツァのあたりで満腹になってしまい、ドルチェにはたどり着けなかったというかオーダーする余裕がありませんでした。
 
 で、あまり説明はありません。メンソールがオーダーしたものはラストの猪肉料理だけなのと、メニューが意外と長いので、覚えられないというのがありました。特に今回は、料理以外のことが話題になっていたので、料理のことが頭に入ってこなかったというのもあるんですが…。
 
 まず突き出しが出されるんですが、剣イかです。




 続いてはタコのココットをオーダーしました。3人なのにタコが2匹しかいないので取り分けに苦労しましたが…。




 パンはバゲットと自家製のフォカッチャ。




 パスタは二種類オーダーしたんですが、一皿目は柚子の風味を十分に聞かせたピィチ、二皿目はトリュフをたっぷりスライスしたクリーム系ソースです。






 魚料理はホウボウのアクアパッツァ。




 肉料理は猪肉のものです。




 
 明るくて、こぢんまりしていて、若い女の子をデートに誘うには好適なお店です。個人的な感想で行くと、パスタの種類が多くて楽しそうなので、前菜&パスタとかでも楽しめそうですし、あるいはメインとワインのアテに出来る前菜をオーダーして、腰を落ち着けてメインを待つという楽しみ方もあると思います。駅から近いので、寒くても平気です。

 こうした店では、最後まで同じカトラリーを使うことが普通なんですが、ちゃんと料理ごとに交換してくれます。いい感じです。




(店  名) gita(ジータ)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市中央区久太郎町1-2-16
(電  話) 06-6262-9851
(営業時間) 11:30-14:30、18:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
(席  数) カウンター4、テーブル11


(参考)
オマール・ブルー(gita/堺筋本町)
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芦生(寒ざらし蕎麦/なんば)

2013年01月12日 14時56分05秒 | 麺類
 寒ざらし蕎麦というのは、川の清流に浸してアクを抜いて引き上げ玄関の戸外で太陽と寒風にさらしてから乾燥させた蕎麦で作る蕎麦のことらしいです。寒ざらし蕎麦は希少で、大阪ではこの店でしか味わうことが出来ないと聞いたので、早速出かけてきました。
 
 胃の調子が完璧ではなかったので、蕎麦前は控えめに酒肴盛り合わせと焼き味噌にしました。

 まずは、酒肴盛り合わせですが、美味しい牡蠣が入ったとのことで、メインは左上にある牡蠣です。右上がふろふき大根です。左下は浜納豆みたいな味なんですが、大豆を発酵させたもので、酒好きにはハマってしまうものです。



 
 焼き味噌は、蕎麦の実の食感もセクシーなんですが、ネギと思われるものの食感がいいです。




 蕎麦前としてはもう一つ、漬け物盛り合わせをいただいたんですが、よく漬かっていていい感じです。酒が進むので、日本酒は二つ目をオーダーしたりしました。




 さて、蕎麦なんですが、寒ざらしのもりそば(1,570円)をいただきました。寒ざらしにすることにより、アクが抜けて甘味が増すらしいんですが、確かに仄かな甘味があります。ソバつゆは、カツオの香りが鮮烈&強烈に香り立ちます。醤油に由来すると思われる旨味も十分です。塩が添えられるので、最初は塩で一口、次にネギを付けて蕎麦をたぐります。メンソール的には、蕎麦にとワサビは合わないと思っているのであまり使わないです。




 蕎麦の二品目は山かけ蕎麦です。山かけ蕎麦は、蕎麦だしに大和芋のとろろを載せるものもあるんですが、寒ざらしを食べるのであれば汁無し蕎麦の方が良いということで、汁なしのとろろ蕎麦をお願いしました。




 とろろもの粘度も凄いんですが、蕎麦もそれにぜんぜん負けていません。逆に、もりそばよりもとろろ蕎麦の方が蕎麦の甘味を強く感じます。鮮烈&強烈なカツオの香りや醤油系の旨味にもぜんぜん負けていません。凄いです。
 
 最後にそば湯が出されるんですが、このそば湯がまた旨いです。このところ、非常に濃厚なそば湯を出してくれる店が増えたようなんですが、こちらのそば湯は懐かしいサラサラ系です。でも、漬け汁と良く合います。
 
 
 蕎麦が旨いというのもいいんですが、蕎麦前がいいです。三種類の蕎麦前を食べた訳なんですが、どれも満足がいくものでした。そばざんまいというセットメニューもあったりするので、そちらを楽しんでみたいかなとも思います。もりそばが840円のところ寒ざらし蕎麦が1,570円と、ちらり高いんですが、食べてみる価値は十分にあると思います。
 

(店  名) 芦生
(ジャンル) 蕎麦
(所 在 地) 大阪市浪速区難波中2-10-25 なんばCITY南館一階 なんばこめじるし
(電話番号) 06-6644-2751
(営業時間) 11:00-15:00、17:00-23:00。11:00-23:00(土日祝)
(定 休 日) 無給
(席  数) テーブル24席
(ウ ェ ブ) http://asiu.info/index.html
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クラッティーニ(イタリアン/北新地)

2013年01月06日 14時45分39秒 | イタリアン
 2012年って、振り返ってみると和食(含:居酒屋)の比率が飛び抜けて高かったです。対して、フレンチ、イタリアンに行く機会が無かったです。ワインよりも日本酒が飲みたいというところと、フレンチ、イタリアンは一人では行きにくいというところもあったりすると思うんですが、2013年は、何としてもフレンチ、イタリアンに行くことにします。
 
 
 ということで、2013年の初訪問はイタリアンになりました。北新地にあるビルの最上階にあるんですが、残念ながら夜景は見ることができません。L字型のカウンターのなかの据えられているのは炭火コンロだったりします。料理はおまかせコース(5,250円)のみで10品なんですが、前菜が複数出てきて、最後はパスタで締めるという感じ。ドルチェもコーヒーも出てきません。
 
 
 まず一品目はハムが四種類。スロースタートです。手前に有るのはオリーブです。




 二品目はエビを素揚げしてものにカラスミの粉を振ったというシンプルな料理なんですが、まさに酒の肴といった感じ。




 三品目はフォアグラですが、奥に隠れているのは富有柿です。炭火で焼くのである程度油は落ちてしまうんですが、それでもネットリ感と脂の甘味はあります。それが富有柿と共に食べることで見事に調和されてしまいます。フォアグラは脂っこくて苦手という場合でも問題なく食べられてしまうと思います。メンソール的にはフォアグラ単独の方が好きなんですが、フォアグラ&富有牡蛎のコンビネーションもいい感じです。




 続いては鰤なんですが、炭火で表面を炙っただけです。それでも凄く濃厚で、メンソールはボトルで赤ワインを飲んでたんですが、このときだけはグラスで白ワインにしました。が、白では対応できなかったです。赤で通した方が正解でした。




 続いては、ケーキのようにふわふわの玉子焼き。これは抜群に旨かったです。




 続いて出されたのがポルチーニのスープなんですが、これまた抜群というか濃厚というか、思わず微笑んでしまいそうな旨さです。スープは、前菜と主菜の間に出されるものという認識があるので、このあと主菜が出されることになる訳なんですが、これだけ濃厚なスープを出してくると言うことは、このあとの主菜も凝縮された濃厚な味に負けないくらいのものが出てくるであろうということで、期待も高まってくる訳です。




 次が肉料理になるんですが、四種類から選ぶことが出来ます。牛、豚、鷄、鹿だったんですが、悩んでいるとハーフ&ハーフもOKとのことだったので、豚&鹿にしました。で、まずは豚肉。




 続いて鹿肉なんですが。この鹿肉が抜群でした。これまで食べてきた鹿肉は、淡泊な味わいのものが多かったんですが、その概念を覆してしまう逸品でした。




 ラストを飾るのがパスタなんですが、アサリと牡蠣のオイル系パスタです。パスタについてのいくつかの選択肢があったように記憶してるんですが、すでにワインをボトル一本、グラス一杯を開けているのと、別の店でマンハッタン系の食前酒を二杯飲んでいて単なる酔っ払い状態になっていたので、パスタに選択肢があったのかなかったのか。あったとしてどんなパスタが選択できたのかについては記憶がありません。(^_^;)。




 
カウンターとテーブルを合わせると10席ほどあるので、これが満席になったときに、調理とサービスを二人でこなすのは苦しいところはありますけど、料理と料理の間隔が空いたときなどはちゃんと声かけしてくれますので、そのあたりはしっかりとしていますし、待たされているという感覚は無いです。おまかせコース(5,250円)は北新地というロケーションを考えても十分にその価値派あると思います。

 難点をいえば、新地にあるビルの最上階というロケーションであるにもかかわらず夜景を見ることができないことですかね。
 
 シェフはマーブル・トレとその系列店で修行されたようで、トスカーナ料理、トスカーナ・ワインにこだわりをお持ちのようなんですが、トスカーナ料理店ではなくて、イタリア料理店なんだそうです。もう一方は、ポンテベッキオにおられたらしいです。
 
 あと、早い時間はおまかせコースのみなんですが、遅い時間に行くとアラカルトでのオーダーも出来るらしいですが、何時からコースのみの縛りが外れるのかについては確認できていません。
 


(店  名) クラッティーニ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-5-35 堂島レジャービル六階
(電  話) 06-6344-6500
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) 不定休
(席  数) カウンター7、テーブル4
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悠(鮮魚系居酒屋/玉造)

2013年01月05日 09時56分41秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 鮮魚と日本酒の旨い店と言うことだったので行ってきました。
 
 まずは造りの盛り合わせをオーダーしたんですが、それぞれにいい感じです。カウンターに座っておられる常連とおぼしき客達は、造りは単品でオーダーしている人が多かったような印象です。




 続いての焼き物は、甘鯛にしました。少し前に、強烈に高い白甘鯛の焼き物を食べたことがあったので、全身が出てくると逆にびっくりしました。




 揚げ物か煮物が食べたかったので、フグの唐揚げにしました。こちらもなかなかいい感じで。旨味のしっかりした日本酒と良く合います。




 
 カウンターに座ったんですが、対称が材料の切れ端か何かを、少し離れたところにあるゴミ箱かなんかに投げ捨てるような動きをするんですが、これがものすごく気分が悪い。食事をする場所で、ものを捨てるという行為についてはもう少し注意を払ってもらいたいところです。料理&酒については満足できるものであるので、これは残念です。
 
 もう一つ、人気の店ですぐ満席になるので、カウンターに座っても大将と話をする機会がなかなかありません。当然フロア担当がその架け橋となるべきだと思うんですが、目が悪いです。カウンターはもちろん、座敷席の動きも見えてないと思います。すぐに、客席から見えないところに入ってしまうので…。


(店  名) 悠
(ジャンル) 居酒屋(海鮮系)
(所 在 地) 大阪市天王寺区玉造本町2-12 西上ビル一階
(電  話) 06-6762-0551
(営業時間) 17:30-23:00
(定 休 日) 日祝
(席  数) 20席。テーブル席、座敷席あり
      
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