大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

多満喜(日本酒系居酒屋/南船場)

2011年03月27日 20時57分58秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 リーズナブルで、カツ日本酒が旨いと評判だった店ですね。で、行ってきました。
 
 ビルの一階なんですが、奥まったところにあります。カウンター5名くらいとテーブル8席くらいあるのかな。いわゆる、スモールサイズの店です。更に、もともとは焼き肉屋だったのか、カウンターにもテーブルにもロースターが仕込まれていた形跡があるので、カウンターやテーブルに脚がしっかりと入らなかったりします。
 
 そうしたところは置いておいて、四品のコースのそれぞれの料理に対して、お勧めの日本酒を供してくれる趣向はなかなか面白かったりします。ちょいと遊びたいなら、お勧めの日本酒とは違うものもオーダーしておいて、料理に対するお勧めの日本酒と自分がオーダーした別の日本酒で飲み比べてみるのも面白いです。亭主の日本酒のセレクトの的確さが良く分かったりします。
 
 メンソール的には、倍額払うので、おまかせ八品コースとか作ってほしいですね。四品コースでは、ちょいと量的に寂しいです。



つきだし、筍&鳥貝、木の芽和


金目鯛&まながつおの作り


紙鍋。ホッキ貝、ホタテ、芹の具材



(店  名) 多満喜  美酒 旬菜旬魚
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区南船場3-1-7 日宝心斎橋ビル一階
(電  話) 06-6121-2434
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-24:00
(定 休 日) 日祝
(予  約) ベター
(そ の 他) 全面禁煙
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リシュボア(本町)

2011年03月26日 21時59分11秒 | その他ヨーロッパ諸国

 大阪に二件しかないといわれているポルトガル料理店ですね。もう一つは、アメリカ領事館の近くにある『ポルチュガリア』ですね。あちらの方は、ポーションが多いので、複数で行かないと苦しいですが、ポルトガルではあれがノーマルなポーションらしいです。
 
 今回、行った『リシュボア』は『ポルチュガリア』がレストランであるのに対して居酒屋と言った感じで、実際にそうした方向を目指してはいるようです。メンソールは昨年末に、店主の友人の方から教えてもらったんですけど、店の前は何度か通ったんですけど、いつも満席なんで、店の前で玉砕を繰り返すこと数度。今回やっと入店できました。

 突き出しに出てきたのは、ニンニク風味の泡の底に鶉のゆで卵とパンのかけらが入っているもの。最近は無臭ニンニクが多いので、刺激的なニンニク料理を食べる機会があまりないんですけど、久しぶりの刺激的なニンニクでした。



(オリーブ)


 最初はオリーブ二種類。続いては、バカリャウダと野菜のオーブン焼。バカリャウダというのは鱈のことで、ポルトガルでも魚介類は良く食卓に登場するようです。タマネギの味がほんわりとしていて、底の方にはひたひたのオリーブオイル。で、パン。
 
 イベリコのハム三種類、生ハムとチョリソとソーセージ。メインは豚バラ肉のオーブン焼き。添えられているのはパンを煮込んだオレンジ色のソースとほうれん草を使った緑色のソースが添えられています。ポルトガル料理の定番ソースらしいんですけど、オレンジ色のソースの方は、鍋につきっきりで調理する必要があるので、家庭料理と言うよりは、レストラン料理らしいです。
 
 このオレンジ色のソースがめっちゃうまくて、正直なところ、これだけでワインが飲めます。



(ハム三種盛り)


(豚バラ肉のロースト)

 
 ポルトガル料理と言えばなんと言ってもポートワイン、それからマディラワイン。本当に久しぶりに飲みました。
 
 
 いつも満席の人気店なので、予約は入れた方が良いと思います。スモールサイズの店ではあるんですけど、シェフがしっかりと仕事をしてくれているので、若干サービングが遅いように感じることがあるかもしれません。まずは酒のアテになるものをオーダーして、ワインをボトルでオーダーして、ゆっくりと腰を落ち着けて食事をすることをお勧めします。カウンター席に座って、シェフとしっかり会話しましょう。楽しいです。というか、カウンターの醍醐味ってこれですよね。
 
 ちなみに店名のリシュボアですけど、ポルトガル語で首都リスボンの事らしいです。リスボンというのは英語の発音らしいです。タシュカは居酒屋だそうです。
 


(店  名) リシュボア・タシュカ・ポルトゲーザ・本町
(ジャンル) ポルトガル料理
(所 在 地) 大阪市中央区本町4-8-8 篠福ビル一階
(電  話) 06-7494-9592
(営業時間) 11:30-13:30、17:30-23:30
(定 休 日) 火曜日
(ウ ェ ブ) http://lisboa-jp.com/
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なかなか(天満)

2011年03月21日 14時51分25秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 居酒屋です。街並みに溶け込んでいるので、通りに面してはいるんですけど、通り過ぎてしまいそうになります。で、フードは居酒屋系なんですけど、日本酒の方はこだわりすぎてます。
 
 常時100本のストックも驚くんですけど、同じ銘柄の関東版と関西版で味が異なったりするらしいと言うのも驚きです。
 



(山間(やんま)と読む。新潟の酒。かなり希少な酒で、置いている店は少ないらしい)


(長農校育ち。滋賀県の酒。長浜農業高校の生徒が育てた酒米を、醸造蔵に渡して日本酒に加工したらしい)


(丹下左膳。酔っぱらってきたので詳細は不明)


(店  名) なかなか
(ジャンル) 居酒屋、創作酒房
(所 在 地) 大阪市北区浪花町1-22
(電  話) 06-6373-2037
(営業時間) 17:00-31:00(翌07:00)
(定 休 日) 水曜日
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REVO(天下茶屋)

2011年03月21日 14時02分34秒 | 洋食
 美味しいという噂は聞きつつ、高いとかハンバーグが小さいとかのはなしも耳に入ってくるので、真偽を確認できるのが訪問前から楽しみだったりしました。
 
 まず刺身。牛の脂身は融点が低く、刺身を食べると口の中に脂身が残ったりするんですけど、脂身まですっと溶けていく感じです。



(刺身)


 続いてはシャトーブリアンの牛かつです。シャトーブリアンは、フィレ肉(テンダーロイン)のな中央部で一番太いところですね。見事に肉が溶けてなくなるという感じです。塩牛カツなので、デミグラスソースは別皿で添えられていて、好みで使う感じです。で、肉が溶けてなくなる感じなので、衣が残る感じが否めないんですね。カツじゃなくてステーキの方が旨いんじゃないかと思ったりもするので、次回行く機会があればステーキを食べてみたいですね。シャトーブリアンは脂身が少ないので、カツにして脂肪分をプラスという考え方なのかもしれませんが、肉自体の旨味ももう一度確認してみたいです。



(シャトーブリオンのカツ)

 
 ステーキの方は、ミスジにしました。ミスジは肩胛骨の下あたりにある肉で、霜降りなんですけど噛みしめると肉の深みや味が分かる部位です。付け合わせ、櫛切りレモンにガーリックバター、ガーリックソテーとあっさりとシンプルです。それだけ、肉の味を十分に味わってほしいと言うことなんでしょう。メンソール的には、この部位ならもう少し美肉の旨味が出ていてほしいと思いつつ、この量ならこの値段は仕方ないのかなと思ったりはしました。



(ミスジのステーキ)


 
 今回は、男三名での訪問だったのですが、アルコール系がメンソールだけだったので、会計は15,000円強でした。旨いけど高いという評価もあるようなんですけど、この肉質なら高くはないと思います。人気の店なので、予約は必須です。


(店  名) REVO(レボ)
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 大阪市西成区岸里1-3-21
(電  話) 06-6652-9536
(営業時間) 12:00-14:30、17:00-22:00
(定 休 日) 月曜日
(予  算) 6,000円~10,000円(ディナー)
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カウンター席に思うこと…

2011年03月21日 12時52分40秒 | その他
 関西には割烹文化があるので、カウンターには抵抗がないし、調理のプロセスをパフォーマンスのように楽しみたい客もいたりする訳なんですけど、最近、カウンターの意味ってなんなんだろうと悩むことが多くなりました。本来のカウンターというのは、常連であっても一見であっても、大将、もしくはシェフが応対してくれるところ、そして会話の中からメニューが決まっていくことのようなダイナミックさなんじゃないかと思っています。なので、そうしたやりとりがないのであれば、カウンターの意味があるんだろうかと言うことですね。サービスにしても、わざわざカウンターの端まで回り込んで接客しないと行けませんし、カウンターの後はスペースが少なかったりします。客の側にしても、目の前にシェフがいるのに、少し遠くにいるサービス担当に声をかけるというのは、タイミングが難しかったりします。アウェアネスも悪くなるような気がしますし…。
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Le 日本食堂(堺筋本町)

2011年03月21日 12時44分24秒 | フレンチ
 食堂というのがぴったり合う明るい店内。地下一階なんだけど、店の前からストレートに階段が地上に出ているので、半地下のような不思議な空間。BGMはシャンソン。
 
 店に入ってメニューを見るんだけど、えっと言うほどの価格設定。そして、シェフ一人で全てをこなしている。
 
 オーダーしたのは、パリ風冷菜盛り合わせ、パテ・ド・カンパーニュ、シャラン鴨のロティ、チーズ盛り合わせ。この日は、グビグビモードだったので、トリビーに続いてワイン2本を開けた。
 


(パリ風冷菜盛り合わせ(1,600円くらい)


(パテ・ド・カンパーニュ)


(シャラン鴨ロティ)



 驚くほどのコスト・パフォーマンスです。味の方は、若干甘味があって、懐かしい欧風料理を感じさせてくれます。


(店  名) Le 日本食堂
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区本町橋6-21 MFK本町第一ビル地下一階
(電  話) 06-6941-8623
(営業時間) 11:30-13:30、17:00-22:00
(定 休 日) 日曜日
(ウ ェ ブ) http://ameblo.jp/abcdefg1960/
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イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ

2011年03月21日 11時59分38秒 | イタリアン
 福島は本当に、イタリアン激戦区になりましたね。
 
 さて、『イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ』です。シェフは、『トラットリア・パッパ』や『ポンテベッキオ』で修行されたそうです。『トラットリア・パッパ』と言えば魚料理が得意な松本シェフ、『ポンテベッキオ』は肉料理が得意な山根シェフの店ですから、竹内シェフは、肉料理も魚料理も得意なんだろうなと期待してしまったりします。
 
 最近のイタリアンやフレンチは、前菜&メインの二皿で、2人で要って満腹になってしまったりしますが、こちらでは「2人なら4皿くらいを目処にしてください」とのことでした。なので、1人で行って、前菜&メインをオーダーしてワイン1本くらい開けるという使い方もできると思います。実際には、かなり繁盛している店ですし、基本的にカップル客がほぼ100%です。1人でカウンターで食事というのは、よほど度胸がないと苦しいかもしれません。
 
 一皿目は、太刀魚の炙り、付け合わせはジャガイモ、ブロッコリなど。味付けは軽い目です。これは最後まで続くので、味付けは最小限にとどめて素材の味を活かし、前面に押し出そうと知るのがシェフの考えなんでしょう。



(太刀魚の炙り)


 二皿目は、葉野菜とパルメジャーノのサラダ。三皿目がパスタ。最近パスタは、ソースよりもパスタの種類に反応するようになってしまったので、個々はパッパルデッレをオーダー。毛ガニのトマトソースは、若干軽い目のようにも感じるんですけど、その分、しっかりとパスタの味を感じることができます。



(パッパルデッレ、毛ガニトマトソース)

 
 四皿目は鴨の炭火焼き。一時期、炭火焼きがブームになって、フレンチもイタリアンも炭火焼きをウリにしてたりしましたけど、炭火焼きって炭の味が分かるんですよね。で、どの店に行っても同じ炭の味がしたりすることがあったんですけど、炭の味がほとんど分からなかったです。よほど焼き方に工夫があるんじゃないかと思ったりします。
 


(鴨の炭火焼き)

 
 さて、軽やかで素材の味がしっかりと分かるイタリアンです。今回は肉料理をメインに持ってきましたけど、次回は魚料理をメインに持ってきたかったりはします。一皿のボリュームは若干少ない目です。逆に言えば、複数の皿が楽しめます。そうした意味では、お一人様でも楽しめそうなんですけど、先にも書いたとおりで、カップル率が非常に高いので、よほど根性が座ってないと精神的に辛いかもしれません。
 
 もう一つ、入り口の自動扉は、是非、自動を外してほしい。スタッフは判っているので踏まないんですけど、客がトイレなどに移動する度に扉が開いてしまいます。ちょっと落ち着かないので…。



(店  名) イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市福島区福島5-1-26 MF西梅田ビル一階
(電  話) 06-4651-0151
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 日曜日&第二月曜日
(予  約) ベター
(カ ー ド) 要問い合わせ
(席  数) カウンター8席、テーブル10席
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