大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

温々(日本酒&泡盛/大正)

2014年09月29日 22時13分58秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 この界隈にはよく出没するので、以前から知ってはいたんですが広島県の土砂災害に対するチャリティ・イベントを企画されていたので、これは行っとかなあかんということで行ってきました。泡盛も久しく飲んでませんし…。
 
 画像に喋らせるというのは本当はいけないんですが、画像を見てください。突き出しは、これともう一品、カレー温麺が出てきます。こちらは画像はありません。一口、汁をすすると、魚の味と香りが広がりました。魚系の出汁かなと思ったんですが、小口切りしたサンマが具として入ってました。

 かなり激しく体を動かしたあとに行ったので、例によってビールを最初にオーダーしたんですが、出てきたのはオリオンビールでした。懐かしいオリオンビールの味を楽しみながら、突き出しを食べてみたんですが、ミョウガ食べたら、やっぱり日本酒がほしくなったので、ビールと平行して日本酒を飲みました。




 造り系をどうしようか悩んですが、たこにしました。



 
 続いては馬肉です。のぞき左側は醤油、右側はごま油&塩です。メンソールは造りとかユッケとかにごま油を使うのはあまり好きではないので、主に醤油を使ったんですが、甘めの醤油と馬肉の相性は、やはりいいです。



 
 泡盛をしっかりと楽しみたかったので、まずは、チーズの盛り合わせをオーダーしました。



 
 泡盛のお代わりをして、ゴーヤともずくの天ぷらです。泡盛は、女将にお任せしたんですが、それはそれはすてきな泡盛を用意してくれました。あの泡盛を飲むためだけに再訪したいくらいです。残念ながら画像はありません。




 
 結構、マニアックな店です。また、大店ではないので、2人くらいで行くのが適当だと思います。大人数で大挙して押しかける店ではないので、注意してください。休日、営業時間、イベントなどは、ウェブで確認してください。
 
 

(店  名) 温々(ぬくぬく)
(ジャンル) 居酒屋(日本酒&泡盛)
(所 在 地) 大阪市大正区泉尾1-30015
(電  話) 090-9697-0852
(営業時間) 16:30-23:00
(定 休 日) 火曜日、第二水曜日、第四日曜日&月曜日
(ウ ェ ブ) http://ameblo.jp/ayu3n-sakesuki/
コメント (1)
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BUCCHUSのさら(イタリアン/西天満)

2014年09月28日 22時20分55秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 色々とあって、サルサの初心者向けレッスンを受けたんですが、その前にハードなウェイトトレーニングをやっていて、肉体的にボロボロだったところに、初めてのステップを覚えることに加えて、パートナーをリードしなければならないというプレッシャーで精神的にもへろへろになって、射手に帰り着くまでに一息つきたいと言うことでさまよっていたら見つけた店です。軽くビールだけ飲むつもりだったんですが、気になる料理が沢山あったので、それなりに食べてしまいました。

 先ずは、茄子の炭火焼き風マリネです。マリネ感はあまりないんですが、炭火感はしっかりとあります。



 
 続いてが、秋刀魚のカルパッチョというか造りです。魚貝類、特に造りとなれば柑橘類の酸味を使って、魚独特の臭みを消すというのが常道だと思うんですが、元々の秋刀魚にそれほど臭みがないので、不要なんでしょう。周りにある白いものは、玉ねぎです。仄かな甘味があって、最初はリンゴのすり下ろしかと思ったんですが、玉ねぎです。



 
 メインに持ってきたのが、馬肉(ハラミ)のステーキです。一口食べたときに、ふと豆鼓醤の味がしたような気がしたんですが、中盤では味噌のような味が感じられました。不思議な感覚だったのでシェフに聞いてみると、鮎から作った魚醤を使ってるとのこと。ごく少量を隠し味程度に使っているらしいです。



 
 シェフに見せてもらった、鮎魚醤のボトルと、もう一つは鶏のキモとココロから作られている醤油です。魚醤の方がクセのある味になるような気がするんですが、肉醤油の方がちょっとクセのある味わいでした。ボトルとボトルの間に隙間があったので、アトピンになってますが…。





 
 東京にある系列店らしいんですが、こちらは関西一号店だそうです。


(店  名) バッカスのさら.
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区西天満4-7-10
(電  話) 06-6130-7778
(営業時間) 12:00-14:00、17:00-23:00
(定 休 日) 日曜日
(席  数) 14席(カウンタあり)
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
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砦(おでん・居酒屋/難波)

2014年09月21日 15時40分34秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 偶然に通りかかったので入ってみました。
 
 先ずは、料理がでるまでのつなぎと言うことでオーダーしたらっきょの醤油漬けです。甘酢で漬けたらっきょの味と、仄かに醤油の香りが感じられます。




 おでんですが、ショウガ天とキクラゲ天。ダシの色からも解るとおりで、軽い目です。カツオの香りがまず駆け抜けていって、そのあとで具材の味を感じることが出来ます。



 
 次がすじなんですが、これは絶品です。油部分がトロトロになっています。



 
 巾着の一品目がニラ巾着。



 
 巾着の二品目がネギ巾着。



 
 続いてはウィンナー。



 
 一品メニューの中からとん平焼き。



 
 セセリの塩焼き



 
 ラストはラーメンなんですが、おでんダシで食べるラーメンです。ちょっと塩がきつい気はするんですが、不思議な味のラーメンです。



 
 

(店  名) とりで
(ジャンル) 居酒屋・おでん
(所 在 地) 大阪市浪速区難波中1-8-13 松栄ナンバビル一階
(電  話) 06-6647-8525
(営業時間) 17:30-24:00
(定 休 日) 無休
(席  数) 15席(カウンタあり)
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酒友忠じ(居酒屋/南波)

2014年09月21日 12時25分13秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 久しぶりに乃南から誘われたので行ってみました。



 
 超人気店のようなので、開店と同時に飛び込むことにしたんですが、到着したのが18:05。それでほぼ満席です。メンソール一行は、店前にビール箱を積み上げて板を置いただけの簡易テーブルに折りたたみの椅子という席に案内されました。

 とりあえずはビールで乾杯しつつ、料理は一気にオーダーしました。たぶん、料理が出てくるまでには時間がかかるだろうと言うことで…。ちなみに、この20席程度のキャパシティを切り盛りしているのは元気いっぱいのお姉さん1人だけ。文字通りコマネズミのように走り回っていました。営業時間は18:00-29:00なんですが、気力&体力が維持できるんだろうかと思ったりはしました。もちろん、時間が遅くなればそれなりに落ち着いてくるとは思うんですが…。キッチンを覗いてみたんですが、こちらは2人で切り盛りしているようです。

 先ずは、鶏皮のピリ辛煮です。鶏皮を使ってちょっと韓国風にごま油も使ってと言う味わいなんですが、鶏皮がいいです。分厚くて、しっかりと弾力性があります。



 
 次は、水茄子の南蛮漬けです。



 
 このあたりで日本酒にスイッチというか、最初のビールは瞬殺で飲み干していました。日本酒の方も少し時間がかかるかもと言うことで、というかオーダーするためにお姉さんを捕まえるまでに時間がかかるので、一気に三種類オーダーしました。日本酒メニューは店内にしかないので、カメラを渡すと、お姉さんが店内メニューを撮影してきてくれます。いちいち店内に見に行かなくてもいいのは楽です。



 
 そこにちょうど出てきたのが造りの盛り合わせです。正直なところ期待はしていなかったんですが、期待を裏切る鮮度の良さです。



 
 次が、秋刀魚のぐるぐる揚げ。秋刀魚をたぶん縦方向に、大葉と梅肉と共に巻いてあげたものです。通常は鰯で作る料理だと思うんですが…。これは今度、自宅でも作ってみようと思いました。





 さて、料理が四品、日本酒が五杯での会計は6,500円弱でした。1人あたり3,250円ということになります。他の店だったら、これで高いと感じたと思うんですが、この店は何と言っても素材の良さが光っていて、これだけの新鮮な良い素材を使ってくれてるんだったら、この値段かなと思わせてくれたりします。ピーク時の20人を2人のキッチン、1人のフロアでこなそうとすること自体、じゃっかんの無理があると思うんですが、それを支えているのはフロア担当のお姉さんの元気の良さ、客に対する配慮と声かけでょうか。何と言っても、複数の客からのオーダーにもメモを取らない記憶力にはビックリしてしまいます。
 
 

(店  名) 酒友忠じ
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市浪速区難波中1-15-18
(電  話) 06-6634-3805
(営業時間) 18:00-29:00
(定 休 日) 不定休(週一回)
(席  数) 20席(カウンター8、テーブル8、プラスα)
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なないろ(小料理・割烹/長堀橋)

2014年09月19日 10時41分22秒 | ジャパニーズ
 以前は小路にあって、メンソールは芳子ねえさんに教えてもらって、ほぼグランド・オープニングと同時に訪問したりしました。美味しい野菜達と美味しい日本酒が揃えられている店で、お気に入りだったんですが、2014年06月に現在の場所に、グレードアップして移転してきました。その分、値段も上がりましたけど、グレードアップ度の方が大きいので、歓迎です。
 
 先ずは、突き出しなんですが、左下が銀杏の玉子寄せです。口に入れた瞬間に唸ってしまいました。旨いです。上の小皿に入っているのはフグの揚げ物なんですが、白ネギと共に上手く酸味で整えられています。フグの南蛮漬けのような感覚ではあるんですが、酸味はほんわりと甘味も感じられる優しい酸味です。この時点ではビールを飲んでたんですが、日本酒にスイッチしたくなりました。右側は鯖です。




 続いては、造り盛り合わせです。雲丹が嘘みたいに旨かった。ここで日本酒をオーダーしました。日本酒については大将にお任せしました。「一合で行きますか?、五勺でも出来ますが…」と、聞かれたので、「一合、一升でもいいけど…」と、応えたところ、大将と、隣にいた燗番娘が目を丸くしてました。結局、一升以上飲んだんですが…。(^^ゞ。



 
 箸休めでフルーツ・パプリカです。軽く振られた塩の味が瞬間的に感じられるんですが、直後にそれを打ち消すような甘味が飛んできます。大将によると、素材の良さなんだそうですが…。



 
 焼き物なんですが、秋刀魚にしようかと思ったんですが、大将のお勧めに従って蓮根にしました。これまた旨い蓮根だったんですが、この色にまで焼き上げているにもかかわらず、醤油辛さがあまり感じられません。醤油の雰囲気はあるんですが



 
 ヒメチの揚げ物です。



 
 焼き物、揚げ物と来たので、煮物にしようかと思ったんですが、大将のお勧めで牛肉にしました。



 
 〆の御飯ものは、蟹&駄々茶豆御飯。こちらも大将のお勧めに従ってオーダーしたんですが、その間の強肴として大将が出してくれたのがこちらです。立ち飲み系を含めて、普通の居酒屋でも出てきそうなないようなんですが、それぞれの料理を食べる度に唸りました。左のポテトサラダにしても、右の酢の物にしても、居酒屋の定番メニューだと思って口に入れると衝撃的に裏切られます。突き出しの三種盛りのときもそうだったんですが、小路時代との大きな違いのように感じます。



 
 〆の蟹&駄々茶豆御飯です。




 
 さて、日本酒は何合飲んだんでしょうか?。二人で一升四合か、一升五合くらいは飲んだと思うんですが、カウントしていたわけではないので、記憶はありません。カウンターに座ると、背後にサービス担当が控えていて、素早い、てきぱきとした対応をしてくれます。小路時代より、少し高くなったけど、料理は旨くなったし、サービスも良くなったし、とてもいい感じです。小路時代は、カウンターのすぐ後ろは道路だったので、そこに控えてサービスするわけには行かなかったですけどね。
 
 
 
(店  名) なないろ
(ジャンル) 小料理、割烹
(所 在 地) 大阪市中央区島之内1-14-15 天野ビル一階
(電  話) 06-6120-7716
(営業時間) 18:00-深夜
(定 休 日) 月曜日
(予  約) ベター
(席  数) カウンター10席くらい、テーブル7席くらい
(予  算) 6,000円~8,000円/人


(参考)
なないろ(酒菜屋/少路)  移転前に、小路にあったときのエントリーです。
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イ・ヴェンティチェッリ(イタリアン/京町堀)

2014年09月18日 18時03分53秒 | イタリアン
 以前は苦楽園にあって、双子の兄弟が経営する店(ラ・フォーリア)が芦屋にあったりしたような…。『ラ・フォーリア』の方は、何年か前に6人ぐらいで行きましたので、今回は『イ・ヴェンティチェッリ』を訪問しました。


 先ずはビールを飲みながら、サービス担当とも相談しながらメニュー構成を決めていく訳なんですが、これが至福の時間だったりします。メンソールは、メインの料理を一番に極めて、メインに向けて前菜とかパスタとかを決めていくんですが、やはり前菜から順におすすめ料理の説明がありました。これは仕方ないですが…。で、最後のメインの料理の説明があった瞬間、メインが決まりました。
 
 先ずは、冷製のジャガイモスープです。これはオーソドックスな味なんですが、添えられているグリッシーニのようなものって、ひょっとして自家製なんでしょうか?。サービス担当に聞けば良かったんですが、聞き忘れてしまいました。



 
 メインが決まったとほぼ同時に決まったのが前菜です。秋刀魚と水茄子のサラダ風です。手前のすだちはお好みと言うことです。手前の秋刀魚にピントが合っているので見にくいですが、左奥にある茶色いものは、太刀魚のワタで、こちらもお好みでと言うことです。水茄子は数々食べてきましたが、この水茄子は美味しかったです。秋刀魚の方は、臭みはなく、それでいて脂が適度にのっています。魚料理の独特の臭みを消すために柑橘系が添えられる訳なんですが、臭みがないので、使わなくてもいいです。もちろん積極的に使って水茄子の瑞々しさと秋刀魚の脂の間に割って入るようなすがすがしさを味わうのもいいと思います。一方ワタなんですが、苦みはあるものの上品に仕上げられているので、苦手感があっても、是非一口試してみてほしいです。秋刀魚の表情が全く変わります。



 
 前菜とメインは一皿なんですが、パスタは二皿選べると言うことで、まず一皿目はピータンを使ったカルボナーラです。ピータンの白味の部分は細かく刻んであしらってあり、黄身の部分は比較的大きめにカットして麺の下に隠されています。クリームはやや控えめで、玉子の味を前面に押し出した感じ。なので、こってり感はあるんですが、同時にあっさりとした食感です。カルボナーラと言えば炭をイメージさせる黒胡椒がポイントとなるんですが、このさらに使われているのは華椒で、皿の周囲にあしらってあります。中華食材のピータンをフィーチャーしたので、胡椒も中華食材を使うというこだわりだと思います。皿の周囲にちりばめられていると言うことは、好みで使っても使わなくても良いと言うことだと思うんですが、華椒好きのメンソールは全部使いました。なので、けっこう痺れました。




 パスタ二皿目は、自家製の皮付き豚肉をカリカリに焼き上げたものを乗せたタリオリーニです。タリオリーニには唐辛子が練り込まれています。なので、ちょいと辛いです。豚肉はちょっと焦がしすぎではないかと思ったんですが、香ばしい香りがいいです。で、ラーメンを食べているのではないかという錯覚に陥りそうな味がします。




 さてメインの登場です。メイン料理の説明を受けたときに、この日の魚がマトウ鯛だと言うことだったので、即決です。マトウ鯛のスチームですが、赤ワインを使ったソースがかけられています。口に入れると爽やかな酸味と塩味が広がるんですが、それらはするりと口の中で消えてしまい、その後にマトウ鯛のみのぷりぷり感と共に旨味が感じられます。メンソールは、酸味と塩味から、梅干しを叩いてワインで煮詰めたものが上に乗せられているのではないかと推測したんですが、サービス担当に確認したところ、刻み玉ねぎなんだそうです。



 
 ドルチェかチーズかを選べるので、メンソールはチーズにしました。左手はゴルゴンゾーラ、右手は名前は忘れちゃいましたがハードタイプのものです。ゴルゴンゾーラがまた旨いこと。しっとり、ネットリで濃厚な感じ。





 今回、5,000円のコース料理だったんですが、十分に堪能できました。料理については、非の打ち所なしです。サービス担当の、料理の説明を含めたサービス内容についても、十分に満足のいくものでした。デートには最適だと思います。ただですねぇ。パスタ皿にはサービス担当のものと思われる指紋がくっきりと残っていたので、これは何とかしてほしかったりはします。シェフの指紋かもしれませんが…。
 


(店  名) イ・ヴェンティチェッリ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市西区京町堀1-7-18 アンジュ京町堀二階
(電  話) 06-6147-8250
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-23:00(火~土)、11:30-14:00(日)
(定 休 日) 月曜日。月曜日が祝日なら翌日が休み
(予  算) フードのみで1人5,000円くらい。
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、Dinners)
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一馬力(創作系居酒屋/天六)

2014年09月17日 14時56分07秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 この日は、和食にしようかフレンチにしようか蕎麦にしようかと悩んだんですが、和食(居酒屋系)にしました。
 
 店に入ると、カウンターに案内され、先ずはビールをオーダーした訳なんですが、サービス担当から、一見客にはコース料理(2,800円)を進めていると言うことだったので、それならばと言うことで、コース料理をお願いしました。
 
 先ずは前菜の盛り合わせなんですが、吉野川の流木に盛られて出されます。気軽に写真を撮るようになってから、記憶力が落ちたというか、写真を撮らなかったころはすべての料理内容を暗記できていたんですが、写真を撮るようになってから安心してしまっているのか、何を食べたか克明に思い出せなくなってしまいました。が、この料理は、以前の瞬発的な記憶力を持ってしても記憶しきれなかったと思います。それぞれの料理が手の込んだもので、文字で長々と説明するよりも画像を楽しんでください。




 コースの二品目が鱧です。鱧と言えば落とし(湯引きにして氷水におとす)が有名なんですが、揚げ落としらしいです。揚げているのは皮の部分だけのようで、食べてみるとそれほど油は感じられません。手前に添えられているのは、泡醤油です。ムース状になっているので、箸で適当なサイズに千切って、好みで鱧に乗せて食べます。通常の醤油だと、醤油が料理全体に回ってしまうので、漫然と漠然と醤油の味で包まれてしまうんですが、泡醤油を使うと、鱧の味と醤油の味が時間差で口の中で炸裂します。鱧の味も良く分かるし、醤油の味も楽しめるし、好みで醤油の量を調節するのもたやすいし、なかなか楽しいです。ちなみに泡醤油は、常温に戻ると液体になるそうです。



 
 椀物なんですが、具は、鴨肉で作られた餃子です。香り付けがここしばらく食べた記憶がない松茸なんですが、香りが素晴らしいです。



 
 続いてはスズキの焼き物です。添えられている肉味噌風のものは、説明されたんですが、かなり複雑だったので覚えていません。美味しかったことだけは覚えていますが…。



 
 もう少し食べられそうだったので、コース外の料理を何品かオーダーしました。これは岩牡蛎です。解りにくいと思いますが、縦にカットされていて、手前は軽く炙ったもの、後ろは生です。



 
 こちらもコース外の料理なんですが、鴨の岩塩焼きです。大阪と言えば鴨料理なので…。



 
 岩塩で焼くので、長く乗せていると塩分が強くなります。岩塩はすぐに温度が下がるので、肉は一気に乗せましょう。造りでも食べられる肉なので、しっかりと火を通す必要はないですし…。



 
 コースに戻って、土鍋で炊きあげられた白飯です。先ずはそのまま一口。メンソールは白飯を食べないことで有名ですが、白飯が決して嫌いだというわけではなく、旨い白飯に出会うのが希なので、普段は食べません。米は、京都産のひのひかりだそうで、自家精米しているそうです。



 
 添えられる香の物も自家製なんですが、精米したときに出る糠を使って漬けているそうです。



 
 お勧めに従って卵かけ御飯。要は卵(250円)を追加したんですが、出される卵が内臓卵です。焼き鳥などでよく出される玉ヒモです。これの鮮度の高いものを山葵じょう油につけ込んだものなので、醤油を別途使わなくても濃厚な味わいが楽しめます。箸で潰すときに飛び散るので注意しましょう。玉ヒモと言われると苦手な人もいるかと思いませんが、体験する価値は十分にあります。ただし、鮮度の問題があって、必ず出せるものではないそうです。




 加えておかず盛り合わせ(550円)を追加オーダー。見ての通り、昆布、ちりめん、梅干し、海苔です。



 
 まだお腹に余裕があるというか、余裕がある限りはサジェストに応えないと損という心境で、お勧めのままにオーダーしたのがこれ。ランチタイムに提供予定のネギトロ丼のネギトロ部分らしいですが、ポイントは、自家製の和風辣油を使っているところです。



 
 こちらもコース外なんですが、いくらです。いくらと言えば醤油漬けなんですが、いくらの苦みのようなものが強調されるので、あまり好きではないんですが、こちらは醤油控えめのダシにつけ込んであるようなので、メンソール好みです。



 
 デザートです。これはコースに含まれてます。みどりのものは抹茶、下の白い部分は米粉で作られています。甘さ控えめで、いい感じです。



 
 
 これだけコース外の料理をオーダーして、しかもそれぞれに手の込んだ料理を食べて、日本酒も四合くらい飲んで、8,000円♯っていい感じじゃないでしょうか。メンソールは、チェーン店の居酒屋でも、5,000円近く食べるので、それならば3,000円プラスして、その分は頻度を減らしてでも、美味しくて身体に良いものを食べたいと思っているので、高いとは思わないです。と言うか、是非とも再訪したい店です。

 店を出ると、大将が、こちらの姿が見えなくなるまで見送ってくれたりします。大将ではなくボスと呼ばれているようで、プロレスラーかビルダーのような体躯なんですが…。
 


(店  名) 一馬力
(ジャンル) 創作居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区浪花町13-25
(電  話) 050-5890-3539(予約専用)、06-6374-0216(問合専用)
(営業時間) 11:45-14:00(月水金)、18:00-25:00
(定 休 日) 日曜日。火木土はランチなし
(席  数) カウンター6、テーブル12(6×1、4×1、2×1)
(予  算) 5,000円くらい。
(カ ー ド) 不可
(ウ ェ ブ) https://www.facebook.com/kitchen.fighter.ichibariki
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こすもす(居酒屋/おでん&和み料理/玉造)

2014年09月08日 23時37分15秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 メンソールは普段、朝食一食のみしか食べない生活をしてます。最近、レポートの本数が減っているのはそうした理由もあるんですが、この日は突然、外食したいと渇望したので、行ってきました。日本酒の取りそろえがそれなりらしいと言うのもこの店を選んだ理由ではあります。
 
 まずは突き出しです。




 おでんは、変わり種ばかりを選びました。先ずは、つみれなんですが、鰯のつみれと、たこ焼きみたいなごぼ天です。どちらも、出汁が沁みていていい感じです。



 
 続いてが、ベーコン&レタスです。ベーコン、あるいは豚肉とキャベツといて場鉄壁のコンビなんですが、ベーコンとレタスも良く合います。ダシは、酸味が効かせてあって、ベーコン、レタスのどちらとも良く合います。たぶん、ネタに合わせて異なるダシを合わせてくれてるんだと思います。おでん屋に行った場合、大鍋からそのまま出してくれる店と、いろいろと仕上げをしてくれる店があるんですが、メンソール的には、一仕事してくれる店の方が好きだったりはします。ダシが好みの味ではなかった場合、他のネタもオーダーする気が失せてしまう訳なんですが、一仕事があると次のネタが楽しみになるので…。つみれに使ってあったのがオリジナルのダシだと思うんですが、あれも美味しかったです。念のため…。



 
 次がころです。ダシの中に沈んでしまっていて解りにくいのが残念ですが…。たぶん、ハリハリ鍋をイメージしたんでしょう。青菜がいい感じにアクセントになってます。



 
 茄子餃子です。メンソールは手羽先餃子がなぜか好きになれないんですが、茄子餃子は好きだったりします。茄子の挟み焼きとも言いますが…。これがスープ仕立てになっている感じです。



 
 こんなおでんはあるのかの極み、アボカドです。



 
 ラストは甘鯛。なぜラストが甘鯛なのかについては、聞かないでください。



 
 
 今回、変わり種ばかり狙ってオーダーしたので、少し高くつきましたけど、オーソドックスなネタを狙っていけば、非常にリーズナブルな食事が出来ると思います。五種盛りとかがお勧めかも…。


(店  名) こすもす
(ジャンル) 居酒屋(おでん&和み料理)
(所 在 地) 大阪市中央区玉造2-16-8 玉造井上ビル一階
(電  話) 06-4304-3007
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 火曜日
(席  数) 20席
(予  算) 5,000円くらい。
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アヴォロンテ(フレンチ/谷九)

2014年09月08日 16時56分04秒 | フレンチ
 今回は、招待を受けましたので5人で行ってきました。ちょうどグランド・オープニングから一年目らしく、店の前には花が多数並べられていました。
 
 最初の前菜盛り合わせですが、思わずイタリアンかと思ったりしました。右側の、カンパチのカルパッチョ風は酸味を効かせると同時にオリーブオイルで仕上げてあります。これだけで、思わず白ワインが飲みたくなりました。中央がベーコンのキッシュ。左側が四種類の豆を使った料理です。




 スープは、カボチャの冷製スープです。



 
 メインなんですが、豚肩肉のプロバンス風。ワインが進まんのです。ランチタイムにワインなんか飲むなという向きもあると思いますが、それでも、白一種類、赤に種類を飲んでみたんですけどね…。



 
 デセールは、マスカルポーネとルバーブ。





 やっぱり、ディナータイムに行かんとアカンのかなぁ…、と感じたりしました。しかし、どうして温かい料理がなかったんだろうか?。どういう趣向だったんだろうか?。カメキチ出身だとあとから知ったんですが、肉料理は得意なはずなんだけど…。と、思い悩んだランチタイムでした。
 
 

(店  名) アヴォロンテ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区上本町西5-2-16
(電  話) 06-6191-1133
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 月曜日
(席  数) 20席(テーブル16、カウンター4席)
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