大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

四川(四川系中華料理/六甲)

2008年06月29日 23時33分33秒 | チャイニーズ
 何かと評判の四川料理の店。四川料理好きのメンソールとしては、なんとしても行ってみたかった店の一つ。中華料理なんで、何人かで行って、いろんな料理をオーダーしてシェアすると言うことをしたかったんだけど、突然思い立ったこともあって、一人で行ってきた。

 ランチ時は開店前から行列ができるらしいことは知ってた。メンソールが行ったのは20:00頃だったんだけど、既に二組くらいが待ってた。メンソールは一人だったので、比較的待ち時間も少なくカウンターに案内された。店の外にメニューが出ているので、既にオーダーは決定していた。で、紹興酒、四川料理を食べに来てこれを外すのは反則だろうという麻婆豆腐、アテとしてザーサイ&きゅうり、香港風のとろみのある酢豚ではなく衣の付いた豚肉を酢ソースで食べる台湾風の酢豚も気にはなったんだけど、四川料理と言うことにこだわって、イカの四川炒めにした。

 確かにリーズナブルだと思う。1,000円を超えるメニューはあまりない。リーズナブルなだけではなくコストパフォーマンスも高いとは思う。ただ、化調の使用率も高いように思う。ちらり残念か…。

 回転率を上げる意味もあるんだろうけど、料理の追加オーダーはできないらしい。メンソールとほぼ同時に入った、偶然隣の席になった客にはそういってた。メンソールには言われなかったが、メンソールは追加オーダーしてもええんか?。で、オーダーテイクが下手。メンソールのオーダーもそうなんだけど、となりの客のオーダーも間違ってた。メンソールは厨房にオーダーを通すときに気づいたが…。忙しいならより以上に気を遣って、せめては復唱するのが常識ではないのかと思ったりする。ミスったオーダーを再オーダーしたら、追加オーダーの扱いにされたりするようなことはないだろうなと思ったりはした。逆に、回転率が良いからリーズナブルな価格で提供できるんだろうなとは思ったりするが…。

 イカの四川炒めは、ピリ辛が素敵な一品なんだけど、ちょっとアレンジしたのか、甘みが感じられて、それが旨みを補強しているような感じ。麻婆豆腐の方は、それほどピリ辛じゃない。華椒も少なめ。かすかに痺れる感じはあるけど、入れすぎると苦手な人もいるんだろうな。別で華椒を置いてくれても良いんじゃないかとは思うんだけどね。回転率を下げる物は極力廃するんだろうなと思う。なので、どうなんだろう。あまり客の立場に立ってる訳ではないような気がするな。



(店  名) 四川
(ジャンル) 四川系中華料理
(所 在 地) 神戸市灘区高徳町6-1-8 広島屋高徳ハイツ一階
(電  話) 078-822-1277
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 木曜日&第一水曜日。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あずま(天満宮店)/天二

2008年06月29日 14時30分17秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 偶然アンテナに引っかかった店で、メンソールとしては珍しく、閉店間際に飛込んだ店。日本酒&焼酎の取りそろえが豊富な店だと言うことは事前にわかっていたので、まずドリンクメニューを十分に吟味してみる。焼酎は100くらい、日本酒は30種類くらい置かれてるけど、その中からまずは『而今』をオーダーしてみる。最初は冷やで、続いて燗で。店主のマーシーは調理担当で、接客はご両親が担当されてる。このパパが、ものすごく酒好きで言葉の端々から日本酒に対する愛情が溢れている。メンソールは、これほど熱く日本酒を語る人に会ったことがない。

 日本酒は8勺強(150ml)で供されて、すべての日本酒は燗をつけてもらえる。アテの方は、まず突き出しの三種盛りがあって、続いてトリ貝&きずし、それから鶏肝へと続く。鶏肝は大山から取り寄せているそうで、毎日メニューに載るわけではないらしい。

 パパと意気投合してしまったんだけど、メンソールの本醸造酒はあまり好きじゃないという言葉に反応して、「だまされたと思って飲んでください」といって出してきたのが十四代の高木酒造が出している本醸造酒。これを燗でいただく。添加されているアルコールは感じ取れるものの、その輪郭が丸くなって境界線が判りにくくなって、上手く溶け込んでいるような、昔懐かしい日本酒の味を、上品にしたような感じ。アルコールを添加すると、添加アルコールが明確に分離して異質なものに感じられるんだけど、異質感が非常に弱い。次が越乃寒梅。メンソールは越乃寒梅に、それほど良いイメージは持ってなかったんだけど、これの燗が旨い。パパ曰く、越乃寒梅は燗で飲むための酒で、冷やで飲んでもその良さは判らないらしい。一度それほど美味しくないとインプットされてしまうと、それをもう一度飲もうとは思わなくなるもんだし、「まっ、だまされたと思って」の魔法がなければ、自分からは飲まなかったと思う。

 最後に三角(ぼんじり)を食べて、閉店時刻まで過ごした。酒類もフード類も、非常にリーズナブルだし、パパとの会話がものすごく楽しい。カウンターが高くて、店主のマーシーと会話しにくいのが残念。塩とか唐辛子とかにもこだわりがあるらしく、ヒマラヤ岩塩とか日本一辛い辛子、祇園七味とかが並んだりする。

 日本酒好きには是非行ってほしい店です。ビル一階のちょっと奥まったところにあるんですけど、内装もごく普通の居酒屋なんですけど、酒に対する愛情とこだわりはすごいです。


(店  名) あずま(天満宮店)
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区天神橋2-2-8 大阪屋南森町ビル一階
(電  話) 06-4801-8419
(営業時間) 17:00-26:00「
(定 休 日) 火曜日
(ウ ェ ブ) http://www.geocities.jp/aduma_ajiwai/(住吉店)
(注  意) 未成年のカウンタ利用は不可
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブザンソン(福島)

2008年06月16日 16時50分41秒 | フレンチ
 何かと話題の多い福島に、新しくフレンチが誕生した。すでに伝説となっている神戸の『ジャン・ムーラン』で修行した後に、『ペルージュ』でスー・シェフを務めたシェフ。新町の『ブレ・ド・ブレ』でサービス担当だった。藤田朋子似のマダム。

 で、早速予約の電話を入れてみる。メンソールが思うに、レストランでの食事というのは、予約の電話をかけた瞬間から始まるんだ。なので、電話応対がへたくそだったり、何回か電話をかける中で、担当者によって対応がまちまちだったりすると思わずキャンセルしたくなったり、行きたくなくなったりすることがある。その点に於いては、『ブザンソン』は秀逸だと思う。的確な応対、丁寧な言葉遣い、目的や苦手食材などのさりげないヒアリング。そして、何度電話をかけても全くブレがない。

 メンソールが入ったのは18:30で、メンソール以外には一組しかいなかったんだけど、1時間くらいの間に満席になってしまった。予約は必須なんだろうな。

 一皿目は、冷製コーンスープ。かなりあっさり目。時たま歯に当たる堅いものがあって、最初は、粒胡椒かと思ったんだけど、噛み砕いたときの刺激がないので、ずっと考えてた。食べ終わる頃になって、カリカリにしたベーコンだろうなと判った。

 二皿目が、賀茂なすとエビのアメリケーヌソース。エビ料理にアメリケーヌソースは定番なんだけど、最初の冷製コーンスープと同じで、あっさりで軽やか。フレンチと言えば、バターたっぷり、クリームこってりがメンソールは好きなんだけど、軽やかなフレンチが好まれるようになって、それは避けられないのかなとも思ったりしたんだけど、決して軽い訳じゃなくて、あくまでも軽やかな感じ。ソースからは、ほんのりと八角(スターアニス)の香りがして、濃厚なアメリケーヌソースにさわやかさを加えているという感じかな。

 三皿目が、ハモとホタテ。ホタテにはウニを乗せ、ハモにはフランス産のアスパラガスを乗せたもの。付け合わせは下に敷かれたリゾット。ハモが旨かったです。和食のハモって、梅肉か酢みそで食べないと食べられないようなものが多かったりするけど、ハモってやっぱりおいしい魚だと言うことが確認できる一品。骨は感じなかったので、骨切りとかしたんじゃなくて、骨抜きをしたのかもしれない。

 メインがシャラン産カモの胸肉。ソースはやっぱり軽やか。八角のアクセントもお約束の様な感じ。もも肉よりも味の淡泊な胸肉なら、ソースも軽く仕上げることができると考えたのかな。あと、もも肉と胸肉は火の通り具外が異なるので、鴨肉料理でもも肉と胸肉が同時に出されると、どちらかの日の入れ具合に不満が残る場合があるんだけど、大胆に胸肉のみの料理にしたところはすごいかも。で、もも肉はどこに行ったんだという疑問が…。

 メンソールは、デセールの前にチーズ盛り合わせをオーダーし、コーヒーのあとで、食後酒としてミラベルと、ヴァン・ド・ナチュレをオーダーした。ミラベルというのはプラムから作るブランデー。ヴァン・ド・ナチュレはシェリーやポートと同じく酒精強化ワインね。

 食後のコーヒーカップは、やっぱりアメリカンスタイルで置かれた。メンソールは、コーヒーはほとんどブラックで飲むけど、エスプレッソは砂糖をたくさん入れるので、ヨーロッパスタイルで置いてもらった方がうれしいんだが…。

 ワインのラインナップを見てると、意外と南フランスものが多いような気がする。お勧めしてもらったヴァン・ド・ナチュレもフランス南部のラングドック&ルーションで作られていたりする。


 メンソールとしては、ケチの付け所がない店。突出してすばらしいポイントがなくても、あえて欠点を探すと見つからないという店の方がいい店だし…。予約の電話対応はほぼ完璧だと思う。だいたい、予約を入れたら、店から直前に確認の電話をくれるかどうかだけでもかなり評価が変わる。フロアがちょっとあわただしく感じたりするのは、店が細長い構成なので仕方ないかもしれない。メンソール的には、もう少しチーズの種類が豊富だった方がうれしかった。


(店  名) ブザンソン
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区大淀南2-6-4 福井ビル一階
(電  話) 06-6451-1811
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は火曜日が休み)



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パリ・オランジュ(谷四)

2008年06月08日 21時58分00秒 | フレンチ
 う~ん。やっぱり肉料理を食べるべきだったか…、とあとで後悔したが、それは置いといて…。

 アミューズは新玉葱の冷製スープ。メンソールが前菜として選んだのが、季節野菜。魚料理は真鯛にした。肉料理を食べてみたかったんだけど、メインは2人前のボリュームがありそうだったので、こいつはスキップした。菅野美穂を一回り小柄にしたような、可愛いウェイトレスは、かなりいい目をしてる。料理だけど、ソースは軽め。軽い分、素材の味が生きてるというか、よく判る。で、その中で素材が活かされているというか泳いでいるというか自由自在というか、そんな感じ。

 店は、カウンター6席のテーブル12席。フロアもテーブルも気を意識させてくれるけど、壁がピンクというか赤土っぽいというか、このあたりもパリの雰囲気を出してるんじゃないかと思う。

 詳細については改めて…。


(店  名) パリ・オランジュ
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市中央区谷町3-2-15 マツモトビル一階
(電  話) 06-4793-0266
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-21:30
(定 休 日) 月曜日
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わかば(イタリアン系居酒屋/京橋)

2008年06月01日 21時19分07秒 | イタリアン
 京橋にある居酒屋というかバルというかイタリアンというか、一言では説明できない店。木造一戸建てなので、京都の町なのような雰囲気があったりするけど、酒類は意外とそろってたりするんだけど、居酒屋風に見えるんだけど、フードはイタリアンがベース。ポーションは少なめなので、お一人様でも問題はない。このところ、がっつり系で、二人で行かないと胃の容量と料理のボリュームののバランスが悪かったりする場合が多くなったけど、客はカップルだけとは限らん。メンソールの場合は、一人の場合でも本格的なフレンチとかを食べたくなったりする場合があるので、そうでない場合はバルとかでも良いんだけど、メインを頼んだら、それだけで満腹になってしまうようなボリュームだと行きにくかったりもする。そうした場合の救世主のような店でもあったりする。

 まずは、バス・ペールエールを飲みながら、メニューを十分に吟味して豚肉のフリット、香草風味と鶏肉のグリル、ゴルゴンゾーラ風味をオーダーする。料理はイタリアンがベースになってるんだけど、メニューには極力イタリアンを感じさせないような書き方になってる。たとえば、豚肉のフリットはバジル&ニンニク、オリーブ風味なんだけど香草風味となってるし、ペンネ・アラビアータは、ペンネの辛いトマトソースとなってる。このあたりはこだわりなんだろうけど、なぜこだわっているのかは判らなかったりする。町屋風一軒家とのマッチングなんだろうか。

 豚肉のフリット、香草風味は、バジルがしっかりと効いていて、ニンニクもしっかりときいていて、ビールによく合う。鶏肉のゴルゴンゾーラグリルの方は、ブルーチーズの薫りはやや柔らかめ。

 ブルスケッタは、思わずお代わりしてしまったくらいにトマトがさわやかで、ニンニクがしっかりきかせてある。

 洋酒系がしっかりしてるので、料理担当と飲料担当がいるんだろうなと思ったんだけど、ビンゴだった。

 スモールサイズの店なので、フードメニューが限られているのがすごく残念な店。なので、今の時点では、バル的な使い方になると思う。カップルとかで行くなら前菜系、パスタ系、メイン系でプチ・コースみたいなオーダーの仕方もできると思う。


 
 

(店  名) わかば
(ジャンル) イタリアン系居酒屋&バー
(所 在 地) 大阪市都島区東のだ1-1-20
(電  話) 06-6357-9630
(営業時間) 18:30-27:00、-29:00(土日祝前日)
(定 休 日) 無休
(席  数) カウンター5席。テーブル10席くらい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Katsui(心斎橋)

2008年06月01日 12時52分54秒 | 洋食
 洋食屋に行くのは、一年ぶり以上だと思う。フレンチやイタリアンと洋食を比べたら、やっぱりフレンチかイタリアンに行きたいと思う。なので、洋食屋に対しては、どうしても足が遠のいてしまう。

 さて、洋食屋の定番メニューといえばエビフライなので、これをオーダー。あとは、野菜たっぷりのカツレツと、山形牛の網焼き。

 メンソールはカウンター席に座ったんだけど、スタッフの動きもキビキビしてるし、目も良くて空いた皿もすぐに下げてくれる。ただ、オーダーしようと思ってスタッフを目で探すような動きをしても反応が少し遅いか。手を挙げて呼ばないと来てくれないようなところがあるな。

 まずは、カンパチのカルパッチョ風。ちょっとヅケっぽい感じもする。続いてエビフライ。洋食屋のエビフライといえば、背中を丸めたヤツではなくて、ストレートで皿からはみ出すくらいのサイズの物であってほしいけど、やっぱり背中は丸くて皿からははみ出してなかった。このあたりは仕方ないのか?。このあたりで気づいたのは野菜の美味さと甘さ。オニオンスライスなんかはほんのりと甘みがあるし、レタスもブロッコリーなんかもえぐみが一切ない。野菜のうまさがこの店の大きな特徴だと思う。

 で、評判のカツレツ。続いて、山形牛の網焼き。こちらもなかなかいい感じ。おまけで、山形牛のコールドビーフ。ジュレ様の物が添えられていて、これがポン酢味で、メンソール好み。最後は、チーズ三種盛りで〆。

 やっぱり、野菜が旨い、肉が旨い。エビフライが小さいのがちょっと残念だ。スタッフがファーストネームで呼ばれてるのも面白いかも…。



(店  名) Katsui
(ジャンル) 洋食
(所 在 地) 中央区東心斎橋1-2-17
(電  話) 06-6252-7014
(営業時間) 11:30-15:00(金土日のみ) 、17:00-23:30
(定 休 日) 月曜日



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする