大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

羊小屋(天一)

2005年07月28日 21時21分56秒 | 
 【大阪グルメ倶楽部】の、2005年7月の突然突発不定期オフは、【ジンギスカンオフ】となりました。正直なところ、【ジンギスカンオフ】と言うよりは【仔羊肉鉄板焼きオフ】の方が良かったと思う。店の前にはオーストラリアの国旗、それから羊の絵が描かれたひさしがある。もともと喫茶店だったのではなかろうかという明るい店内。テーブルの上にはコンロが置かれ、その上には丸い鉄板が置かれているのが、一般的なジンギスカン用の鉄板ではなく、中央がやや盛り上がっていて、周囲には幅広の溝がある。中央で肉を焼き、周辺にはダシを入れて野菜類を煮るといった感じになるんだけど、いわゆるジンギスカン料理のように、タレに漬け込んだ肉ではない。
 
 肉はショルダーが二種類とランプが一種類。セットだと、ショルダー肉&野菜盛りで1,000円。取りあえず人数分セットをオーダーし、あとで肉を追加オーダーしていこうという作戦を展開。それとは別に、数量限定メニューのキョフテという羊肉のつくねがあったので、速攻でオーダー。こちらも人数分をオーダーしたんだけど、数量限定と言うことで割り当てられたのは6本だけだった。ちなみに、このキョフテは美味しかっただけに悔しかったりもした。。

 肉はバンバン追加オーダーするは、ビールはグビグビ飲むはで、店員の対応はまったく追いつかず。後半になると、オーダーしたものがしばらく出てこないという状態に…。ガスボンベも何回か交換してもらったような…。

 新規客はどんどん入ってくるし、ウェイトレスは二名いるけど、料理関係を仕切っているのは店主一人だけだしと言うことで、ある程度仕方ないかも…。

 で、不思議なことに、羊肉独特の臭いがしないんだな。店に入ったときもそうだったし、肉を焼いてるときも、食べてみてもやっぱり臭みをあまり感じない。メンソールは肉の臭みってあまり気にならないだけど、気にならないじゃなくて、実際に臭いがない。タレはあっさり目の醤油系。好みでニンニクや一味唐辛子が使えるようになってる。


(店 名) 羊小屋
(ジャンル) 仔羊肉料理店
(所 在 地) 大阪市北区天神橋1-3-7
(電 話) 06-6353-3660
(営業時間) ?
(定 休 日) ?





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徳 to-ku(心斎橋)

2005年07月21日 20時10分30秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 最近メンソールの日記やグルメレポートには浮いた話が無い。そこでメンソールは、バーテンドレスの店へ。いや、バーテンドレスの店というよりは女将のいる店か…。それはともかく、バーテンドレスの店とか女将のいる店に行ってロマンスの機会をうかがうといったいとはまったく無くて、メンソールの日記やグルメレポートの女性が登場しないと違和感があるらしい。

 それはさておき、女将が一人で切り盛りする惣菜バー『徳 to-ku』へ。カウンターのみの、それほどキャパも大きくない店には、すでに何名かの先客がいたので、メンソールはカウンターの一番端の席へ。メニューを見ながら、いきなりの日本酒で攻め立てようかとも思ったが、ここは軽く先制ジャブという感じで瓶ビールをオーダーした。メニューは手書きのもので、メンソールがオーダーしたのは、蝦蛄、季節野菜の炊き合わせ、鶏肉山椒風味の三品。

 突き出しとしてでてきたのは、スライスオニオン。オニオンの下にはワカメが敷かれていて、オニオンの上には鶉卵が置かれている。小さな醤油ポットが出されたので、お好みでということだろう。メンソールは例によって何もつけずにオニオンを一口。刺激は全然無くて、口の中には甘味とうまみが広がる。メニューの裏の方に、淡路島のたまねぎというメニューがあったから、多分このたまねぎも淡路島酸なんだろうと思う。続いて、鶉卵と混ぜて一口。醤油を少したらして一口。下のワカメと混ぜて一口と色々と味わったけど、卵とたまねぎだけで十分にうまいように思う。ワカメには醤油があったほうがいいと思うが…。

 まず出てきたのは、季節野菜の炊き合わせ。炊き合わせというから暖かいものだとばかり思ってたんだけど、清涼感のあふれる冷性だった。だしは決して濃すぎることなく、控えめな感じで、素材のよさを引き立てている。続いての蝦蛄も素材のよさが感じられる一品で、醤油なんて使わなくても十分に蝦蛄のうまみと甘味が感じられる。

 ビールがなくなったので、日本酒で行くか焼酎にするかを考えた末、焼酎にした。山椒焼きなので、山椒の香りに負けないものをということで芋焼酎をロックで。この焼酎を一口飲んだ瞬間。メンソールは、この日のメンソールの体調がわかった。メロメロに悪い。特にアルコール耐性は最悪に近いかも知れん。そんな中で出された鶏肉は、皮はぱりぱりに仕上がっており、肉の方はジューシー。それほど山椒の香りは効いてなかったので日本酒でも良かったかも…。

 メンソールは、『徳 to-ku』を出るとみっちゃんの店へ。するとカウンター奥に、なんと伊藤美咲が…。たまに山口達也とか、なっちとかも来るけど…。あ、なっちはメンソールがエスコートしたんだっけ…。最近なっちと会えないんだけど、「まりっぺがあんなことになったべから、ちょっと監視がきついべ」なんだそうだ。



(店 名) 徳 to-ku
(ジャンル) 総菜バー
(所 在 地) 大阪市中央区心斎橋筋2-7-11
(電 話) 06-6214-0717
(営業時間) 17:30-23:00
(定 休 日) 日祝、第三土曜日
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Beso Mary.r 曾根崎新地

2005年07月18日 00時11分30秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
 行きました。

 いや、サービスはいいんですよ。バーテンドレスもスタッフも全員素敵な方々でしたし…。

 メンソールは、マティーニをオーダーしたんだけど、ゆっくりと確認するようにステアしてくれる。メンソールはずっとみてたんだけど、最初は、ちょっとそれはステアしすぎとちゃうかと思った。それから、まだステアするんかいと思った。さらに、それだけステアしても水っぽくならない秘密のテクニックでもあるんかな、と思った。それぐらいゆっくりじっくりしっかりとステアしてくれた。で、味の方はと言うと、よくこなれてはいたけどメンソールの好みではなかった。メンソール的には、冷えてなくてもいいので水っぽくないマティーニが好みなので…。

 メンソールはほとんど一気飲みして、次のオーダーはドライマンハッタン。興味があったので、何回ステアするかをカウントしてみた。135回だった。マティーニをステアするときも、同じくらいだったと思う。

 メンソールはその二杯でその店をあとにして、別のバーへ。で、マティーニをオーダーしてステアの回数をカウントしたんだけど15回だった。15回くらいが普通とちゃうのかなぁ…。


(店 名) Beso Mary.r(ベッソ・マリーアール)
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-3-10 大川ビル二号館地下一階
(電 話) 06-6345-8885
(営業時間) 18:00-26:00、18:00-24:00(土曜日)
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.bar-beso.com/main/index.html
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ボナ・フォルケッタ(肥後橋)

2005年07月17日 22時32分02秒 | イタリアン
今回は久々のイタリアンオフで、懐かしい方々にお会いできたことの方が嬉しかったりしました。

カウンターがメインのスモールサイズの店で、テーブル席は全部で八席くらいだと思ってたんだけど、どうやら地下にも客席があるらしい。今回はテーブル席の方に案内されたので、イタリアンではおなじみのびっしりと料理が書かれた黒板から料理を選択する。コース料理もあるんだけど、メニューをじっくり吟味しながら、この日のメニュー構成を考えるのは、もっとも楽しい時間だったりする。カウンターの右端あたりには、ケースがおかれていて、その日の素材が並んでいるので、気になる素材を選んで、料理方法を相談しながらメニュー構成を決めていくという漢字の使い方もできる。今回は、参加者がそれぞれに、好みのものをオーダーし、それをシェアするという感じになった。

まず、前菜はお薦めの岩牡蛎。鯛のカルパッチョなどをオーダー。その後は、スタッフと相談しながらメニューが決まっていく。パスタはトマトソース系魚介類のものといった好みを言うと、リクエストに合わせてソースが決まり使用するパスタが決まる。その間、「一番細い麺を使いますか?」「いや、カッペリーニじゃない方がいい」というやりとりがあってスパゲッティーニに決定したりする。ピッツァもオーダーしたんだけど、なんかシェフがテラスに出てくつろいでる風なのが気になったりしたんだけど、実は、くつろいでる分けじゃなくて、そこの釜があってピッツァを焼いているらしい。

ちなみに、店の前やテラスにはハーブが植えられていて、料理にはそれを使うらしい。なので、ハーブ類がものすごく新鮮でよい香りがする。

メンソールが選んだメインはシャラン鴨の甘長唐辛子添え。料理は、徹底してシンプルでダイナミックな古典イタリアンのもの。塩分も強い目に利かせてあるので骨太感があり、ソフトで繊細なイタリアンとは一線画していると言った感じ。次から次へと飛び込み客がのぞき、店の外ではウェイティングの客が何組かいたりする。


最後は、デザートの盛り合わせ、それからコーヒー&エスプレッソ。エスプレッソをオーダーしたのはメンソールなんだけど、「ドピオにしますか?」と聞かれてしまった。先のパスタのところで、カッペリーニとかフェディリーニとか言ってたんで、知ってる客と思われたか…。ちなみにドピオとは、二倍量のこと。

料理はもちろん旨いけど、客席係はキビキビ動くし、結構無理なリクエストにも気軽に応じてくれたりして、ポイントはすごく高い。遅い時間まで営業しているのも嬉しい限り。最後は、シェフが店の外まで見送ってくれたりする。



(店 名) ボナ・フォルケッタ(BUONA FORCETTA)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市西区土佐堀1-1-6 クリスタルビル一階
(電 話) 06-6443-0888
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-24:30
(定 休 日) 日祝、土曜日はランチ無し
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貴丸(福島)

2005年07月14日 22時50分34秒 | 洋酒系(バー、ワイン)
そのバーテンドレスと初めて会ったのは、いつだったか正確には覚えていない。当時行きつけだったバーで、いいバーがあるということで紹介してもらったバーがあって、もうすぐ真夜中になろうとする時間に出かけてみた。ビルの四階に上がり、扉を開けると、いきなりのカウンターがあった。奥の方にはテーブル席があったのかもしれないが良く覚えていない。カウンターの中には、バーテンダーが一人とバーテンドレスが一人いた。二人とも、バイトの大学生じゃないかと思うくらいに若く見えて、ひょっとして外したか…、との思いがかすかに浮かんだ。

はっきりとは記憶していないけど、そのときの客はメンソールだけだったと思う。カウンターの真中あたりに座ると、バーテンドレスがオーダーをとりに来た。すでに前の店でも飲んでいたメンソールは、「オーダーは任せる」と言った。普通だったらここで、好みについてのヒアリングが始まる。甘くても良いか?。ショートかロングか?。果汁系はOKか?。などなど…。ところがバーテンドレスは「何でもいいですか?」と尋ねてきた。予想とは異なる質問に、メンソールは反射的にOKを出してしまった。バーテンドレスが持ってきたのは一升瓶。そう、日本酒だった。それをメンソールにサーブしながら、かなりマニアックなコメントをつけてくれた。で、一口飲んでみる。これが美味かった。メンソールのそのときの気分にベストマッチだった。どうしてバーテンドレスは、メンソールの好みが判ったんだろうか…、と思ったりした。じっくり観察していると、バーテンダーの方も、きびきびと動き、言葉遣いも丁寧で酒に対する造詣も深いことが判って、若いにも関わらずよく勉強し、またトレーニングされていることに感心したりもした。それがバーテンドレスとの出会いだった。

メンソールが二度目にそのバーに行った時は会えなかった。その次行ったときも、さらにその次に行った時も会えなかった。そうこうするうちに、あのバーに行ってもバーテンドレスには会えないんだということが薄々わかり始め、そのバーテンドレスのことも頭の中から消えていってしまった。

 そんなメンソールが、偶然に偶然が重なって、そのバーテンドレスとの再開を果たした。ビルの四階まで上がり、扉を開ける。やや明るめの、やんわりとした照明。カウンターは11席で、カウンターの左手側にはソファ席もある。メンソールが席につくと、バーテンドレスがメニューをもって来てくれた。写真入りのカクテルメニューをめくるメンソールの手が、スノーボールのところで止まった。そしてオーダー。スノーボールを半分ほど飲んだとき、バーテンドレスが、「甘いのも飲めるんですね」と聞いてきた。「酒に対しては節操もポリシーもないからな」とメンソールが答える。「本当の酒好きは、甘い酒ものめるんですよ」とバーテンドレスが言い。メンソールの目の前に置かれたのが、一年熟成のみりん。もちろんメンソールはお勧めに従って、それをオーダーした。色も粘度も甘口のシェリーといった感じ。ねっとりと舌に絡みつくが、決してくどくはない。メンソールがみりんを半分ほど味わったとき、バーテンドレスが、「お会いしてますよね?」と聞いてくれた。「はい」とメンソール。「どこでお会いしました?」と尋ねるバーテンドレスに、メンソールは彼女と初めて会ったバーの名前を告げる。「どなたに聞いてこられました?」との問いには、自力で探し当てたと伝えた。実はこのバーは、看板を出してない。なので、一見客が来ることはまずない。メンソールがここを探し当てられたのは、本当に郡全の産物なんだ。江梨子に感謝しなくっちゃいけない。

さて、みりんといえば思い出すのが純国産カクテルの柳陰で、この日もバーテンドレスと柳陰の話になった。ちなみにメンソールが、バーに来て柳陰が飲みたくなったときは、テキーラとアイリッシュミスとのハーフ&ハーフを頼んだりする。

酒類も充実しているが、フード類も充実している。特筆すべきは、しゃぶしゃぶが食べられることだろうか。居酒屋定番メニューの刺身、ほっけ、だし巻き卵、子持ちししゃもなどのメニューから、豚生姜定食にいたるまで、さらには五目雑炊やお茶漬けなんかもあるので、場所を替えなくても一軒ですべてが完結してしまう。

ちなみに、このバーテンドレスは風水師の資格をもっているので、風水鑑定もやってくれるらしい。




(店  名) 高丸
(ジャンル) バー
(所 在 地) 大阪市福島区福島7-12-1 堀内商事ビル四階
(電 話) 06-6450-1666
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://www.takamaru.net/

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希望軒・道頓堀店

2005年07月03日 21時11分29秒 | 麺類
朝起きたら、いきなり『希望軒』の記事を見て、速攻で道頓堀店へ。食べたのは、ピリ辛味噌味シリーズ最強の『ウルトラ』で、食べる人が少ないのか、ウェイトレスが張り付いてくれて、「辛くないですか?。大丈夫ですか?」と何度も聞かれた。とりあえず食べ終わってくつろいでいたら、15分以内でスープも飲み干すと記念撮影しますとのこと。それならば…、ということで、スープも飲み干した。で、スープを飲んでると、「辛いでしょ?。大丈夫ですか?」と何度か聞かれたんだけど、心配なら記念撮影とかの餌を吊して煽るなよ、と思ったりもした。

無事、完食したので記念撮影してもらった。スパイス系の辛いものは大丈夫なんだけど、味噌系で辛いのは塩分もきついので、予定外のビールをオーダーして塩分の希釈に努めた。

なお、『希望軒』と書いて、以前は『ホープ軒』と読ませてたようだけど、現在は『きぼう軒』となっているようです。このあたり、東京にも似たような名前の店があるらしく、クレームが付いたとか付かなかったとかという話も聞いてます。

激辛味噌味を食べたので、スープの味とか、スープと麺の相性とかを云々できるものではありませんです。なので、食べに行ったというレポートだけ。

(店 名) 希望軒
(ジャンル) ラーメン屋
(所 在 地) 大阪市中央区道頓堀1-6-12 天牛ビル一階
(電 話) 06-6213-2426
(営業時間) 11:00-30:00
(定 休 日) ?
(ウ ェ ブ) http://www.kibouken.co.jp/index.html
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白頭園(京橋)

2005年07月03日 20時27分31秒 | 
以前、【焼豚オフ】なるものを企画して、何度か会場(複数)の下見とか行ったんだけど、結局【焼豚オフ】は実現することはなかった。要は、企画倒れだったんだけど、個人的には焼豚は好きだし、何より焼肉に比べてローコストなのが魅力的だ。加えて白肉系は牛肉よりも軽快なところがよい。文脈で判ると思うけど、『焼豚』というのはチャーシューのことじゃなくて『焼トン』のこと。あと、『白肉系』というのは『ホルモン』のことね。

現在も、【焼豚オフ】の開催に向けて情報収集と下見は怠らないようにしてるんだけど、。今年に入ってからは、魚介類の店がメインになってしまっているので、焼肉系、焼豚系の店に、実際に足を運んだのは久し振り。

店の場所は、以前から知っていたんだけど、ひょっとした満席、あるいは行列ができているのではないかと思い、いちおう電話を入れてみる。大丈夫とのことだったので、速攻で移動した。

門構えは中華料理屋っぽい、中に入ると、白壁に木製の椅子でビストロか洋食屋かといった内装。メンソールはカウンターに座ったんでしばらく判らなかったんだけど、テーブル席には焼き肉屋にはお約束の吸気ファンが…。最近は無煙ロースターの店が多いから、それほどお約束ではないのかな。ちなみにこの店は、カンテキで焼く。なので、煙も油も結構すごい。

メンソールはまずはトリビーをオーダーし。豚トロとバラをオーダー。赤肉系のオーダーはこれだけ。白肉系は、ガツ(胃)、心臓、ガシラ。店主のお薦めにしたがって牛チレ(膵臓)の造り。野菜類は、万願寺唐辛子、カボチャ、島らっきょ、ホワイトアスパラなど。島らっきょと言うと沖縄料理にはよく登場するけど、これを焼くという発想はメンソールにはなかった。肉類が出てくるまでの時間稼ぎと言うことで、ナムル盛り合わせ。ナムル盛り合わせは、一種盛り、三種盛り、五種盛りがあって、黒板に書かれている中から好きなものを選んで盛り合わせにしてもらえる。韓国料理に定番のものもあるけど、毛馬きゅうり、韓国セリ、水なす、大豆なんかもある。メンソールが選んだのは、毛馬きゅうりと、ペコロス、千切り大根。

メンソールがビールを飲んでいると、ナムル盛り合わせが出される。味付けは、ごま油と塩なんだそうだ。韓国料理で出てくるナムルとは違った、爽やかで軽快な味がする。ナムル盛り合わせを食べるためだけに通いたいかもしれん。チレ造りは、見た目はレバーみたいなんだけど、レバーよりも柔らかくて、とろりとした感じ。白ごまがふりかけてあり、おろし生姜が添えてある。メンソールは、まず何もつけずに一口…。ネバっとした感じとツルンとした感じが微妙に混じり合う。味はないじゃん、と思うんだけど最後の方で甘みを感じたりする。

ビールを飲み終わったメンソールは、焼き肉にはこれが一番と思っているマッコリをオーダーした。ほぼ同時にやってきたのがバラ。さらに、グラスに入れられた氷&トングが出される。「バラは脂が多いので…」と、スタッフに言われた時点でメンソールは理解した。それが判ったのか、スタッフもそれ以上は言葉を続けなかった。出されるタレは、焼肉店でよく出される甘みのある醤油系の味のもの。メンソールはまず、タレに辛子味噌を加えたもので一口、続いてタレをつけずに一口。タレを使わない方が、バラ肉の旨みや甘みがストレートに感じられる。バラ肉を焼いていると、脂が炭に落ちて炎が上がる。そこで、炎が上がったあたりに氷を乗せておくと、氷がとけて水が落ち、鎮火する。以前、『一本松(福島)』という焼鳥屋でこれをやったら怒られたんだけど、氷を乗せる方が合理的だと思うが…。精神的にも安定するし…。メンソールはオーダーしなかったけど、メニューには豚タンや肩ロースなんかもあった。

続いては、ガツ。オーダーしたものが一気に出されるのではなく。食べ終わりを見計らって出してくれる。テーブル席ならまた違うのかもしれないけど、カウンター席だと皿があふれてしまって収拾がつかなくなるのでこういう風にしてくれてるのかもしれない。なんと言っても、目の前にはカンテキが鎮座してて、それだけで通常のカウンターの一人分の幅は十分に占拠してるし…。で、ガツは、牛のミノに似てるんだけど、ミノよりも柔らかいので食べやすい。ガツ、心臓、ガシラは、モミダレがつけられているので、そのまま行ってもいいし、漬けダレを使っても面白い。白肉系は、他に小袋、キモなどがある。

焼き島らっきょは、沖縄料理屋で出てくるものとほぼ同じ食感であるにもかかわらず、塩味のみの味付けが新鮮だったりする。ホワイトアスパラは、焼き上がりを塩&オリーブオイルで食べる。こちらも、何とも言えず素朴な感じ。

肉類は、豚肉と牛肉があるが鶏肉はなかったような。比内鳥スープというのはあったけど…。タイトルの店名を見ただけで、判る人は判ると思うけど、京橋の有名店『うずら屋』と関連のある店。珍しい野菜類が食べれるのも『うずら屋』と同じ。ワイン系が結構充実してるように思う。『うずら屋』の店主、宮本嬢にゆかりの『フラン』もすぐ近くにある。こちらは、ポンテ・ベッキオのソムリエだった人が店長してるはず。



(店 名) 白頭園
(ジャンル) ホルモン焼き
(所 在 地) 大阪市都島区東野田町3-6-16
(電 話) 06-6357-7838
(営業時間) 17:00-26:30
(定 休 日) 月曜日
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