むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

首里城(沖縄県)

2011年11月08日 |  百名城
首里城しゅりじょう
別名
構造平山城
築城者不明
築城年代14世紀頃
指定史跡国指定史跡
場所 那覇市首里金城町 地図
スタンプ設置場所 】首里杜館・首里城管理センター
城郭検定出題あり

首里城は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、
園比屋武御嶽石門・玉陵・識名園・今帰仁城跡・勝連城跡・座喜味城跡・中城城跡・斎場御嶽の遺産とともに
2000年に世界遺産に登録されています。
これまで、琉球王国時代に3度、第二次世界大戦で4度目の火災に遭いましたが、そのたびに再建を成し遂げてきました。
琉球独特の美しさを誇り、沖縄のシンボルともいえる存在ですが、2019年10月31日、首里城正殿を含む建物8棟が焼損してしました。
そして、現在再び再建と復興に取り組んでいます。


守礼門

守礼とは礼節を守るという意味だそうで、琉球は礼節をを重んじる国であることを表しています。
ちなみに、2000円札のデザインになっているのがこの守礼門です。
私は個人的に2000円札が、見て美しいお札だなあと思っているので大好きです。


正殿

唐玻豊(唐破風)が一見和風な造りに見えて、朱色で、多くの龍が描かれているのが
和風に見えないのが琉球独特の建物に見えます。
二条城などの唐破風とは別の豪華さを感じます。


御差床

国王が座る玉座で、1477年~1526年まで在位した尚真王の椅子を再現しています。
王様の玉座下に描かれたブドウとリスは中国伝来の模様で、玉座の高欄に描かれたクレマチスも中国原産の植物なので
中国の影響を受けたデザインとなっています。


2019年に起きた火災には、本当に驚きました。
あの美しかった首里城が燃え盛っている模様をテレビで目にした時には言葉にならない衝撃を受けました。
熊本城も首里城も、遠いのでなかなか行けないので
私が生きているうちに再建してくれたらと祈るばかりです。



平成23年11月8日登城
※写真はまゆみ様より提供いただきました。


日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)
日本城郭協会,福代徹
学研プラス