むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

品川台場(東京都)

2016年04月30日 | 続百名城
品川台場しながわだいば
別名品海砲台
構造台場
築城者徳川家慶・家定
築城年代1854年(嘉永7年)
指定史跡国指定史跡
場所東京都港区台場 地図
スタンプ設置場所潮風公園
海浜公園マリンハウス1F(9:00~16:00)
城郭検定出題あり

お台場は、江戸時代にペリー艦隊来航の備えに対して品川沖に11基の海上砲台を建設しました。
しかし、完成したのは第一~第三と第五、第六までで残りは財政難などの理由で企画中止となり、
完成した台場の防衛は第一台場(川越藩)、第二台場(会津藩)、第三台場(忍藩)が担当しました。


台場公園(第三台場)

石垣の上に土手が出来ていて周囲を囲っています。
中には陣屋跡や弾薬庫、かまど等があり土手の上には砲台が備えられています。


案内看板

入口にある案内看板。



土手を下ると陣屋跡や弾薬庫跡、かまど跡などが見られます。
結構勾配があります。


陣屋跡

ここは勤番者の居住地でした。
兵舎の礎石が残されています。


かまど跡

真ん中に煙突、周囲にはお釜がいくつも置けて沢山の食事が作れるようになっています。


火薬庫跡



玉置所






弾薬庫跡

外からは見えないように土手の中に造られた弾薬庫。


砲台跡

旧砲座の位置にコンクリートで復元(江戸時代のものではありません)
設計者は伊豆韮山の代官・江川太郎左衛門で、ペリーが浦賀に来航した翌月に着工して
一年三ヶ月のうちに六基の砲台を完成させました。



西洋式築城法により徳川幕府が築造した砲台の記録を元に復元。
当時は36ポンド砲が配備されていました。


船着場跡






平成28年4月9日



続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)
公益財団法人 日本城郭協会
学研プラス

忍城(埼玉県)

2016年04月06日 | 続百名城
忍城おしじょう
別名― 
構造平城
築城者成田親泰
築城年代1490年(延徳2年)
指定史跡国指定史跡
場所行田市本丸 地図
スタンプ設置場所行田市郷土博物館
御城印行田市郷土博物館
城郭検定出題あり

関東7名城の一つとして知られる忍城は、
湿地帯を利用した難攻不落の平城で、「のぼうの城」で知られています。
天正18年、石田三成を総大将とする豊臣軍による忍城攻めは
荒川の水と利根川の水を引き込み、石田堤を築き水攻めを敢行されました。


伝進修館表門(移築)

この門は旧芳川家の表門を移築したもので
かつての藩校「進修館」の表門に使用されていたものと伝わります。


二の丸と本丸を繋ぐ橋の跡

本丸・二の丸・三の丸とそれぞれ木橋ひとつで通じていました。



駐車場から裏庭へ






竹と桜のコントラストが美しい


復元門(内側)



復元門(正面)



あずま橋











忍城櫓の石垣

城内にあった三階櫓1棟、二階櫓2棟が建てられていたが明治6年の廃城で取り壊された。


鐘楼

もともとは二の丸にあったとされる鐘楼は、現在この地に移され
毎年大晦日の夜には、除夜の鐘として、市内に響き渡ります。



鐘は、伊勢桑名藩主松平忠雅によって鋳造されたもので、
松平氏が桑名から忍へ移封されるのにともない、忍城へ移された貴重なもので
本物は郷土博物館に展示されています。


行田市郷土博物館入口

以前こちらで「忍城おもてなし甲冑隊」の方から名刺をいただき、
記念撮影をして頂きました。(^^)v


忍の時鐘楼跡



水城公園

天然の水堀であった忍城でも最も要害であった大沼は
現在水城公園になっています。




平成25年6月16日登城
平成28年4月2日再登城




田んぼアート

古代蓮会館展望室より

御当地グルメ・おみやげ


ゼリーフライ
行田にはゼリーフライの店が沢山あるのでいろいろなお店の味を試してみると良いです。


続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)
公益財団法人 日本城郭協会
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