アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

福蔵寺ご縁市に出ます。

2013-04-25 10:59:37 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    3年前の春にはじまった、豊田市旭地区の福蔵寺ご縁市。今年最初の市が連休中の5月3日に開かれます。

    アンティマキは、最初からずっと出店。今度で6回目です。回を重ねるごとににぎやかになっているこの市は、旭地区に移り住んだ若者グループ、m-easyの拠点で開かれます。

    豊田市の事業「若者よ! 田舎を目指そうプロジェクト」のよびかけにこたえて、全国から集まった若者たちで運営されていたこのm-easyは、現在形をかえて、いなか暮らしをさまざまな側面からサポートするグループになっています。現在の活動については、こちらをどうぞ。

    旭地区は、稲武より豊田市街地に近いので、通勤通学の時間は少なくてすみそうな場所ではあるのですが、幹線となる道は県道しかなく、山あいや谷あいにある集落が多くて、さびしげな山里です。

     でも、この里に、m-easyが誕生してから若い人たちの移住が続き、いまは、新規就農者の拠点となるセンターや住宅などもできはじめています。きくところでは、旭地区で空家を探している人が現在200人もいるのだとか。たいへんな人気です。

     しだいに活気を帯び始めた旭地区のささやかなこのイベントには、周辺の地域で行なわれる自然派系のイベントでおなじみのお店以外に、旭に住む方たちのお店も何軒か出ます。つくば元気クラブの五平餅、太田組の山菜てんぷら、ミスヨさんの田舎ごはんなどなど。移住者と都会からのお客様、それにたくさんの旭の人たちがつどいます。新緑の山々に囲まれた小高い場所にある小さなお寺で、なごやかな一日を過ごしませんか? 詳細は以下のとおりです。

     *日時 5月3日(金・祝日)10時~14時
     *場所 福蔵寺 豊田市太田町蟹田6
     
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今年はじめてのこめこなクラブの作業

2013-04-24 15:54:11 | こめこなクラブ
   2週間近く前、今年初のこめこなクラブの作業を行ないました。

   稲武地区大野瀬町大桑の筒井重之さんの畑で、昨年作らせていただいた小麦畑の整理作業です。

   昨年初夏に収穫したまま、ほとんど放置していた畑は、枯れ草がぎっりしはびこっていました。防草シートやマルチシートが見えなくなるくらい。

   草を刈ったり抜き取ったりして、シートをはがす作業、けっこう時間がかかりました。もう、太いミミズや、小さな蛇がこの畑には住み付いています。

   子供たちは、ふかふかの土に、シートを押さえる太いピン?をブスブス突き刺す遊びに夢中。この土はどれくらいの力で刺すとすっと突き刺せるのか突き刺せないのか、そういうことを知るのは、とてもだいじなことです。土や石、植物や動物をさわったりなめたりつかんだりけったりすることで、こどもは現実感を得て行くのだと思います。とにかく、彼らは真剣に遊んでいました!

   今年は、こめこなメンバーが少し増えました。これまで、メンバーの都合がつかなくてなかなか筒井さんのお手伝いができなかったのですが、今年はメンバー以外にもイネのはざかけ作業を手伝って下さる方々も見つかりそう。ほんのささやであっても、大桑の自然のかたすみで、遊んだり働いたりして気持ちのいいひとときを過ごすことができたらいいなと思っています。

   昨年は、諸般の事情から、秋に小麦の種をまくことができませんでした。今年はこのあと、耕運してシートをしきなおし、秋口に小麦の種をまきます。わずかでも、一から作った小麦を口にできるのは、ほんとにうれしいこと。ことしもまた、来年の収穫に向けて、少しずついそしみたいとおもいます。
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菊芋せんべい

2013-04-24 15:02:07 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   前に紹介した、桑の葉と菊芋茶を発売している稲武の小澤商店が、今度は菊芋せんべいを出しました。

   ピーナッツせんべいみたいに、キクイモの薄切りがたくさん入ったせんべいです。最初食べたときは、なんという印象も持たなかったのですが、何枚か食べるうちに、なかなかいいではないか、とおもうようになりました。

   普通のせんべいだと砂糖の甘さがどうも口に残ります。こちらのせんべいはそれがない。ということは、かなり砂糖を押さえているか、キクイモのおいしさで、甘さが際立たないかのどちらかだとおもいます。

   菊芋は、このところ急速に脚光を浴びた野菜らしいのですが、稲武では昔から味噌漬けにして食べられています。うちでも、植えたつもりもないのに、崖のあちこちに背の高いキクイモの花が咲いていました。他の雑草に負けていつの間にか姿を消しましたが、花が染色に使えるので、残念に思っていました。

   先日、豊橋のベジフェスで、玄米ご飯のお弁当にキクイモのコロッケが入っていました。初めて食べたのですが、水っぽさがなくて、おいしいものでした。利用価値が高そうなこの植物、花も芋も使えるなら、種か苗を手に入れたい。

   

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玄米粉でおこしもの~西三河の雛菓子

2013-04-24 14:18:51 | 手作りのたべもの
   私の雛を12年ぶりに飾りました。フェイスブックや実際に見た人たちから異口同音に、「わあ、昔のお雛様だ!」「歴史を感じる!」「今のお雛様と違う顔だ」と言われました。

   よそのお雛様をじっくり見たことがないので、4歳の女の子を持つ友人宅にいき、見せてもらいました。違う! 今の雛は顔立ちがどこかの子供のよう。リアリティーがあります。昔のものは人形そうろうの顔です。でも、なかには、「昔の雛のほうが好き」といってくださる若いお母さんもいて、しばらくあれこれひな談義に花が咲きました。

   稲武は旧暦でひな祭りをします。新暦では桃も梅も咲かないから、昔どおりに祝っていると聞きました。

   どんぐり工房の福寄せ雛(コチラ→)を何度も見に行ったり、よそのお宅の雛のはなしを聞く機会があったりしたので、今年は久々に自分の雛を出してみたくなり、3月中ごろ並べました。ひな壇がなぜか見当たらなかったので、その辺にあったダンボールの段で代用。込み合っていますが、いちおう、飾れました。


    今年の旧暦のひな祭りは4月11日。その日までには、雛のご馳走と雛菓子を作ろうと思っていたのですが、なかなか暇がなくて、ご馳走もお菓子も供することができたのはひな祭りを過ぎてからでした。

    さて、その雛菓子、このあたりはからすみを作ります。米粉に砂糖を入れて練り、蒸したもの。聞いた話では、塩の道を通って海辺からやってきた品の中に、ぼらの卵で作ったからすみがあり、そのからすみを見たやまがの人たちが、からすみに似た形のものを米粉で作ったのだとか。真偽のほどは知りませんが、こちらに来た当初、地元の人がお菓子のからすみの話をしてくれたとき、「よそには、これとは違うからすみがあるらしいね」と言ったのに驚いた記憶があります。

    わたしが知っている雛菓子は、おこしもの。木にいろんな形を掘った型に、米粉を熱湯で練ったものを入れ、型から出して蒸した菓子です。豊田市街地、みよし、名古屋などでは、こちらを作るようです。昔母の手伝いをしたことが数回あるだけなのですが、今年はみよしに住む友人に型を借りて、作ってみました。

    米粉は玄米粉を使いました。だから、真っ白ではありません。普通、おこしものは、よく練った生地を型に詰めてから、まな板の上などで型ごとぽんと打ち付けて中身を取り出し、表の好きな箇所に水で溶いた色粉を塗ります。あらかじめ熱湯で溶いた色生地を何色か作っておいて、型の一番底にちょっとずつおき、その上に白い生地を詰める、という方法もあります。

    うちには色粉はないので、手近な天然素材で色生地を作ってみました。上の写真、左はクチナシ、真ん中はタカキビの殻を煮出した液で練った生地です。

    左側がクチナシとタカキビの殻の漉したカス。右は、借りた木型です。上はタケノコ、下はモモです。古いお宅にはいろんな型が残っていて、友人宅には、たしか自動車もあれば、天守閣も合ったように思います。大正時代に流行った漫画、「ノンキナトウサン」の型が家にある、と言った人もいました。昔の型のほうが細工や木の質そのものがよいのか、生地離れがいいという話です。

    夜なべ仕事に作ったので、あれこれ下手なのが目立ちますが、なんとかそれっぽくできました。15分から20分、強火で蒸してできあがりです。素朴な飽きない味です。

    すぐに固くなるので、蒸しなおしたり焼いたりしていただきます。子供のころは砂糖醤油で食べましたが、今回は、醤油をつけました。玄米粉だから味があるのか、みよしの友人に食べてもらったら、「何もつけなくてもおいしい」といってもらえました。

    今回は突然思いついて始めたので、色生地を2種類しか用意できなかったけれど、カボチャ、ニンジン、抹茶、ヨモギなどでも、自然染色のおこしものができそう。からすみとちがって砂糖を入れないので、こねるのがとても楽。朝ごはんにちょうどいいので、雛祭りのときでなくても、ときどき作りたい。でも、型がないので、どこかで入手したいとおもいます。
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グリーンママンの朝市に出ます

2013-04-22 00:17:32 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
 あした、23日・火曜日、毎月一回開催しているグリーンママンの朝市に出店します。ただいま、準備完了。先月発売した黒ビールのケーキも、やっと冷めたので、いまからラッピングします。

   写真では黄色っぽい茶色ですが、ほんとはもっとこげ茶色です。2時間も焼くので、最初は焦げ目が強かったのですが、いまは、1時間後にアルミホイルをかぶせているので、おいしそうな焼き色にとどまっています。

   ほかには、玄米オカキ、穀物クッキー、黒ビールのパン、小豆のパン、ハーブのフォカッチャ、ローズマリーー入りオートミールのクッキー、カカオニブスコーンと黒糖クルミスコーンをもっていきます。

    詳細は下記のとおり。会場となる守綱寺の本堂では、10時半から読み聞かせの会が開かれます。
   
   *日時:3月26日(火)10時から12時
   *場所:豊田市寺部町2-27 守綱寺 
   *問い合わせ先:080-5027-3022(グリーンママン 宇角さん)
   *グリーンママンblog:http://ameblo.jp/green-mamann/


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酵素ジュースとピール

2013-04-16 17:00:15 | 手作りのたべもの
   いただいた夏みかんやキウイ、りんごなどがしなびてきたので、思い立って酵素ジュースというものを作りました。デトックス効果があり、しかもおいしいという話なので、とにかく作ってみました。

   皮や芯を取らなくてもいいそうなのですが、リンゴの皮は干してハーブティー用に、夏みかんの皮はピールにしたかったので、ざっとむきました。

    酵素ジュースは、白砂糖がいいのだそうです。黒砂糖や粗糖だとミネラル分があるので、酵素を活性化させる邪魔になるのだと。メカニズムはわかりませんが、黒砂糖や粗糖だと果物シロップを作っても溶けるのが遅くて、かびてしまった経験があります。もっとも砂糖の量も少なかったからなのでしょうが。

     上白糖には抵抗があるので、ビートグラニュー糖を使うことにしました。てんさい糖のグラニュー糖です。ただ不思議なことに、てんさい糖だと茶色なのにグラニュー糖は真っ白。サトウキビではなく、甜菜ダイコンから採れたものとはいえ、真っ白の砂糖にはなじめません。でも、気を取り直して、果物の1倍から1.1倍の量を測り、容器に交互に入れていきます。

     たくさんの果物が砂糖でほぼ隠れました。

     普通のシロップと違うのは、瓶のふたをしっかり閉めず、毎日素手でかき回すところ。手でかき回すので発酵が早められるのだとか。ほぼ10日から2週間で発酵完了なのだそう。

     三日目くらい。まだ砂糖がじゃりじゃりしています。毎日、素手でかき混ぜたあと、手と腕をぺろぺろなめるのですが、初めはただの砂糖の味だったのが、だんだんなじんできて甘酸っぱいおいしい味にかわりました。

     発酵完了のめやすは泡が出て、果物がドライフルーツのようにしわしわになったとき。でも、寒い季節だったせいか、果物がなかなかしわしわになりません。半月ほどたって、なんとなくしわしわに見えてきたので、漉して瓶につめました。

     ほぼ10倍くらいにうすめて飲むと、甘くてすっぱくて、私の好きな味です。でも、この飲み物、やはり甘い! 酵素だから、糖分のとり過ぎにはならない、と書いてあるのを見ましたが、どうも信じられない。なるべく一日に2杯以上飲まないようにしています。きょうで、10日ほど飲み続けていますが、さしたる変化はありません。もしかしたら、未発酵のまま、終了させてしまったのかもしれない、とちょっと気になっています。

     ただいま、金柑の酵素ジュースと、甘夏とリンゴの酵素ジュースを仕込み中。前のときより暖かくなっているので、たぶん今度はちゃんと発酵を見届けられると思います。

     ところで、夏みかんの皮はピールにしました。皮を手でむいて水に漬け、その後、何度も茹でこぼして、分量(忘れました)の粗糖を少しずつ増やしながら煮つづけます。途中何度も火を止めて、甘さを浸透させます。

     最後に、取り出した皮を千切りにして乾かし、ビートグラニュー糖にまぶします。これまで、最後のまぶしつけも粗糖で行なっていたので、砂糖がまばらになったり塊になったりしていましたが、さすがグラニュー糖、初めて美しく仕上がりました。

     でも、このピール、皮の裏の白い部分を除いていないので、若干苦味が残っています。ピールを使ったマフィンを商品化したいと思っているのですが、この苦みがネック。私はきらいではないのですが、子供には苦手かも。子供に食べてもらえるマフィンにしたいので、なんとかしたい。米ぬかを入れてゆでこぼしたら苦味が取れたという話を聞いたので、今度やってみようと思います。    


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とよはしベジフェスタに出店しました。

2013-04-16 11:07:22 | イベント記録
    一昨日の14日の日曜日、2回目のとよはしベジフェスに出店してきました。

     前日とその前の日に作った焼き菓子とパンの山です。持っていったのは、オカキ、オートミールと玄米粉のクッキー、スコーン5種類、おからのガトーショコラ、玄米粉とリンゴのケーキ、こねないパン4種類です。先々月発売して人気を博している黒ビールとクルミのパンも作りました。

     奥三河Three trees+が出店するイベントとしては、ナゴヤビーガングルメ祭りに次ぐ大きなイベント。「ちょっと作りすぎたかな」と思ったのはすべてできあがってから。売り切れて、せっかく来て下さった方の手に渡らないのは申し訳ないと思って、ついつい作りすぎるのがわたしのいつもの悪いくせなのです。

     さて、早朝6時過ぎに家を出て、一路設楽へ。こころざし工房のゆきえさんと合流して豊橋に向かうためです。途中、設楽町川向の満開の枝垂れ桃をたくさん見ました。

     川向、小松、八橋など、谷あいにある集落は、設楽ダムの建設予定地です。土地の買収だけすすんでいるとはきいていましたが、長いこと保留になっていたダム建設が、このところ急に本格化したらしく、私の知人からも、とうとう移転することにした、と聞きました。

     この枝垂れ桃は、ダム湖建設予定の場所の崖に植えられています。建設が始まったら水没するこれらの木々。見ていたら目頭が熱くなりました。

     設楽から約1時間半で豊橋のサイエンスコアに到着。屋内のイベントなので、お天気の心配やテントはりの面倒がないのがありがたい。

     アンティマキの焼き菓子とパン、Miki-Co-laboのコンフィチュール、こころざし工房の石鹸がずらりと並びました。2ブース借りたので、間口は4m。ゆったりを横並びに商品を置けるのはいいのですが、奥行きが1mなので、すぐに後のブースの方とぶつかります。それが難点なのですが、おかげで彼女たちともいろいろお話しできました。

     オープンしてまもなく来て下さったご夫婦は、いつもこのブログをご覧くださっている方たちでした。「この日を楽しみにしてきました」とおっしゃり、焼き菓子とパンを全種類購入下さいました。うれしかった! 

     昨年お越し下さった方や、ほかのイベントで食べたお菓子がおいしかったから、と来て下さった方も。フェイスブックでお友達になった方がわざわざお訪ねくださったのも、うれしいできごとでした。

     最初に完売したのはオカキ。それからガトーショコラとハーブ入りフォカッチャ。リンゴケーキだか、ガトーショコラをお買い上げ下さった方が、しばらくしてまたいらして、「おしかったからまた買いに来ました」といってお買い上げ下さいました。こういうことは、イベントならではのできごと。たのしくうれしい時間です。

     左隣のブースは、長野のなかやさん。「自給お宅なのです」と奥様が笑っておっしゃっていましたが、その徹底振りはすごい、と人づてに聞いていた方たちです。

     500円のお弁当を買いました。玄米ご飯に菊芋のコロッケ、ワケギと大豆の和え物、福袋。どれも味のメリハリが利いていて、おいしかった。このなかやさんには、来年の醤油絞りのおり、お世話になることになっています。
  
     後のブースは、遠州木綿でもんぺや手甲、バンダナ、マスク、バッグなどを作っている農title designさん。柄の取り合わせがすてきでした。その横は、ドライハーブの金の翼。わたしは、グリーンオートとベルベーヌを買いました。そのほか、多種類のハーブの入ったアロマオイルやフェアトレードのバナナも入手しました。

     昨年以上に来客数が多く、応対したりブースを見て回ったりするだけであっというまに一日が終わりました。5時終了。帰り着いたのは8時過ぎでした。前夜あまり寝ていなかったので、疲れはたまりましたが、去年同様、楽しいイベントでした。

     今年は、いつも秋に開催するナゴヤビーガン祭りは、5月5日に開催されるそうです。わたしはまったく知らなくて、申し込みしそびれてしまいました。それで、私たちが出店する今年の大きなイベントは、これで終了。今月来月のアンティマキのイベント出店予定は以下のとおりです。

     *4月23日(火)グリーンママン朝市 豊田市寺部町 守綱寺 10時から12時
     *5月3日(金・祝日)福蔵寺ご縁市  豊田市太田町 福蔵寺 10時から2時
     *5月28日(火)グリーンママン朝市 豊田市寺部町 守綱寺 10時から12時
   
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醤油づくりはじめました。

2013-04-02 12:19:23 | 手作りのたべもの
    旭地区のIさんの誘いがあって、今年、醤油作りに参加することにしました。前からやってみたかった仕事。稲武の友人二人を誘って、計5人の醤油作りが始まりました。

    3月の中ごろ、Iさん夫婦が彼らの友人の家で塩と醤油麹をまぜて樽に入れ、自宅に設置。最初は数日おきに、その後は週に1回のペースで天地返しをしました。

    私たちは、仕込からひと月経った先日、Iさんのお宅にはじめてお邪魔しました。

    彼らの家は、旭といっても稲武に最も近い山あいの集落にあります。2年ほど前に移住した彼らの家は、集落の中でもかなり高い場所にあるので、眺めは抜群です。

    これが、塩と麹と水を混ぜたもの。

    なめると、塩と麹と大豆の味がします。なじむのはまだずっとさきです。このひしゃくを使って、別の樽に移し変えます。30リットルの仕込み液を移し変えるので、けっこう手間です。

    この日わたしは、Iさんに櫂のような道具を上げました。これは、設楽町の古民家を壊したときに出てきたもので、知り合いから他の古道具と一緒にもらったものです。何に使うか分からなかったのですが、醤油作りをする段になって、もしかしたら、味噌の桶を天地返しするときに使った道具かもしれない、と思い立ちました。それで、持っていったのです。

    しょうゆは1年間発酵させて最後に絞るのですが、そのときこの道具が役に立ちそう、とIさん。とっておいてよかった。

    樽は、いまのところは湿気の来ない日陰においておきます。Iさん宅では軒下に。樽にはふたをしないで、不織布をかけます。菌が活動しやすいように。これからひと月に一回のわりで天地返しをし、梅雨があけた頃には、樽を日当たりのいい場所に移動します。

    こちらが、樽を設置するためのビニールハウス建設予定地。日当たりがいい場所です。ここなら醤油の麹菌は活発に活動できそうです。

    Iさんの台所には、ご主人が作ったかまどがあります。時計ストーブとくっつけたかまどは、長く伸びていて、オーブンも備えています。右のほうは乾燥に最適。坐ると暖かくてオンドルみたいになるそうです。すてき!

    家のすぐしたを流れる小川にはわさびが自生していて、きれいな水が使いほうだい。裏山の木々を伐採して、遊べる場所も作りたいと現在仕事を進めています。どんどん楽しい場所になりそう。

    これから毎月天地返しにうかがうのですが、旭の山里の四季の移り変わりや、彼らの家とその周りの進化を見るのも楽しみです。


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chie流マクロビオティック料理教室7年目のはじまりです!

2013-04-02 10:58:10 | マクロビオティック
    大阪のchie(森ちえこ)さんのマクロビオティック料理教室、いよいよ7年目にはいりました。昨年9月以来8ヶ月ぶりの教室を、初夏の心地よい風の吹く稲武で開きます。

    詳細は下記のとおりです。

    
    ■日時:5月24日(金)・26日(日) 10時から15時頃まで
    ■場所:稲武地区 どんぐり工房厨房
    ■講習料:2000円+実費(1000円程度)
    ■講師:Chie(森ちえこ)
    ■定員:15名程度
    ■申し込み先:村田牧子 連絡先はこちらです。

   これまでのこの教室のようすは、ブログ・カテゴリー「マクロビオティック」にてごらんください。

   この教室は、マクロビオティックがどんなものなのか知りたい方、マクロビ料理に一工夫漬けつ加えたい方におすすめの、気楽で楽しい、単発で開く講習会です。
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ベジライフフェスタに出店します!

2013-04-02 10:00:48 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    今年で2回目のイベント、ベジライフフェスタに奥三河Three trees+も出店します。

    場所は、愛知県の豊橋市。東三河の中心地です。詳細は下記のとおり。

    *日時:4月13日(土)・14日(日)午前10時~午後5時
    *場所:豊橋市 豊橋サイエンスコア(屋内)雨天決行

    稲武からは車で2時間かかりますが、このイベントは出るお店も催し物も中身が濃くて勉強になります。昨年の様子はこちらをどうぞ。

    13日は、新城市で長年有機農法を実践している福津農園の松沢政満さんの講演が、14日には、酒蔵・寺田総本家の蔵人頭、なかじさんと、南智美さんの発酵食についての講演があります。どちらも興味ぶかいのですが、私たちは、14日(日)だけに出店します。

    ところで、昨年、このイベントの折にアンティマキのお菓子や草木染めの製品をお買い上げ下さり、その後、こころざし工房の石鹸についてご連絡下さった方がいらっしゃいます。でも、なぜかこちらからの返信はすべてもどってきてしまいました。それで、連絡しようがなくて1年経ってしまいました。どうぞ、このメイルをお読みになられ、当日もし会場にお越しになられたら、ぜひそのむね、おっしゃってください。

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