アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

いなかとまちの文化祭に出店します。

2014-11-29 20:26:04 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
またまたすっかり告知が遅くなりました。あした、豊田市街で開かれるいなかとまちの文化祭に奥三河Three trees+として出店します。
   
   詳細は下記の通り。グリーンママン殻のお知らせより抜粋しました。

  「【第3回 いなかとまちの文化祭】

11月30日(日) 10:00~16:00 (雨天決行・荒天中止)
場所:B館T-face1F /豊田市駅西口ペデストリアンデッキ
・こころを耕すくらしのマルシェ(グリーンママン朝市などでおなじみの出店者さんたちが大集合)
・いなかとまちのステージ(山里合唱団こだま、ラ・ビータ、葉根羽根、kaname、岡森フォレスターズ、杉本のお囃子と棒の手、くらら琉球民謡、Star☆Tもんぺファッションショー、パフォーマンス書道など)
・いなかとまちのシンポジウム~ふりかえる山里の10年~鈴木公平前市長&鈴木辰吉おいでん・さんそんセンター長の対談
・いなかとまちをつなぐカフェ
・森の体験ブース
・さおり織りワークショップ
・地産地消わなげ(地元のねぎゲット)
などなど、盛りだくさんの一日です。

    主催:いなかとまちの文化祭実行委員会・とよた都市農山村交流ネットワーク
    共催:豊田市中心街まちなか宣伝会議
    後援:おいでん・さんそんセンター
    お問い合わせ:事務局 (代表) 山本 090-5453-6411
    いなかとまちの文化祭HP   http://www.kou-life.com/bunkasai/」

   アンティマキは、黒ビールケーキ、リンゴいっぱいのケーキなどのケーキ類のほか、やまのぶ梅坪店で好評をいただいている穀物クッキーやグラノーラ、米ぬかクッキーも持っていきます。スコーンは2種類、こねないで作ったパンは、ひさびさの人参パンのほか、2種類作りました。

   Miki-Co-Laboからは、ブルーベリーのほか、自家農園のベリー類のコンフィチュールいろいろとブルーベリーの苗も販売します。こころざし工房の石鹸もお楽しみに。

   3回目のこのイベント、毎年寒い日だったと記憶していますが、明日は多分あたたかそう。凍結の心配はなさそうです。




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映画「居酒屋」

2014-11-26 00:25:43 | 映画とドラマと本と絵画
   20年前近くに録画したビデオを。劣化がひどくならないうちに思って、見始めています。そのなかにあったのが1956年のフランス映画「居酒屋」。原作はフランスの作家ゾラです。小説好きなのに、この年まで読みそびれてしまったゾラ。予想通り面白い話でした。

   主人公は足の悪い貧しい洗濯女。プレイボーイの夫に悩まされたあげく、捨てられます。その後、まじめな伴侶を得て、やっと幸せになるかと思いきや、夫の不慮の事故によって、生活は一変。今度はアルコール中毒症にかかった夫にさいなまれ、苦労して手に入れた自分の店を手放さなければならず、失意のどん底に陥ります。

   とにかくむちゃくちゃ貧しい人がたくさんでてきます。舞台は、100年ちょっと前のフランスなのですが、貧しい人々の描き方に迫力がある! いままた、こんな風にものすごい格差のある時代になりつつあるのだろうな、と思わせるに十分なリアリティーでした。

    子供の時から本好きで、読書しない生活なんて考えられなかったのに、こちらにきてから時間が取れず、いつの間にか習慣がなくなりました。でも、欲求だけはくすぶっています。この原作も書庫の片隅に眠っています。オースティンもそろっています。ああ、読まないで死ぬかもしれないと思うと、あせります。
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栗きんとんの味比べ「栗くらべ」

2014-11-25 18:48:48 | たべもの
    稲武のお隣、岐阜県恵那市やその向こうの中津川市方面を車で走っていると、和菓子屋さんが多いことに驚きます。だいぶ経ってから知ったのですが、こちらはクリの産地なのです。たいていの店先には、季節になると、「栗きんとん」の張り紙が。和菓子屋の多い京都にいたときは食べた記憶のない栗きんとん、こちらにきてからは手作りのきんとんをいただくことも、和菓子屋で求めることも多くなりました。

    さて、その栗きんとん数軒分を1個ずつ箱に詰め、その名も「栗くらべ」という商品名をつけて販売しているというニュースを先だってテレビで見ました。販売しているのはJR恵那駅隣のえなてらす。ぜひとも食べて比べてみたいとおもっていたら、たまたま友人が恵那に行くというので、1箱購入を頼みました。

     これです。6軒の栗きんとんが一堂に。添えられたしおりには、10軒ののお店がこの企画に参加していて、2つの箱に詰め合わせていると書かれています。

     こちらが箱の裏。恵那川上屋、恵那寿や、菊水堂、松浦軒本舗、三久、菓舗ひとつばたご、それぞれの原材料表示が貼られています。基本の材料は栗と砂糖なのですが、店によってはこのほかにトレハロースを入れたり、砂糖を和三盆にしていたり、といろいろ。

     間違えないよう、それぞれ包み紙の上において、食べ比べました。やわらかめ、固め、甘すぎたりちょうど良かったり、味気なかったり、味わいが深かったり、とほんとにいろいろでした。

     来年食べたくなったら、このお店のにしよう、と思ったのは2軒。くらべられてよかった!

    それにしてもこの企画、すごいことだとおもいます。10軒とも老舗和菓子店なので、それぞれプライドが高くて比べられることに抵抗があったろうに、この企画に乗ったということが驚きです。とてもいいことだとおもう。消費者の側に立った企画、あちこちで真似してほしい。
     
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ほうろく屋の菜種油

2014-11-22 11:45:35 | たべもの
    最近、素晴らしい菜種油の存在を知りました。ほうろく屋の菜種油です。

    圧搾一番搾りの菜種油は、自然食品店に行けば結構手に入りますが、こちらの油は、これまで私が知っていた菜種油とは製法が違うようです。

    昔の道具をそのまま使って圧搾。菜種は国産で、天日干し。瓶のふたを開けた瞬間、香りが広がり、瓶を傾けると、菜種の色そのものかしらと思わせるような美しい黄金色の液体が、とろっと流れ出します。

    ほうろく屋は、愛知県西尾市にある油屋さん。昔ながらの道具を使って圧搾しています。

    上の写真の瓶は、ヘルシーメイト岡崎店で入手しました。このお店は、ほうろく屋の菜種油を今とくにおすすめの商品として売り出し中です。こちらに置いている油は、近くの東浦町産の菜種をだけを使用。天日干しした後、日本で唯一のオリジナルのほうろく窯で薪焙煎します。そして先日このお店で開いた、アンティマキのパンとスコーンの講習会では、フォカッチャにもスコーンにもこの菜種油を使いました。
    保育園の年長組に在籍している男の子も参加。彼が切っているのはジャムスコーンの帯の部分です。そして焼きあがったのがこれ。

    いつものスコーンより、色が黄色味を帯びていて、おいしそう。手に取るとぷーんといい香りが漂います。口に入れると、香ばしくてコクのある味わいが口中に広がります。

    上の瓶は、やまのぶ梅坪店のママンのお気に入りコーナーで入手したもの。こちらは販売者がりんねしゃになっていますが、中身は同じです。

    両方のラベルに書いてあることを抜粋します。

    「昭和24年創業の大嶽製油から、昔ながらの伝統と道具を引き継ぎました。(中略)初代喜八郎の教えを忠実に守り、伝統の圧搾菜種油を残したい一心で、香り深き黄金色の菜種油を絞っています」
      
     「脱臭脱色 化学溶剤抽出などの化学的処理は一切行っていません」

      「鉄窯に長時間じっくりと様子を見ながら菜種に熱を加えていきます。長年の経験と職人の勘で焦げる直前のギリギリの焙煎を見極め、その後すばやく圧搾します。これにより極上の滑らかなコクと新鮮な風味を持つなたね油ができあがります」

      わたしは講習会で使ったほかは、もったいないので、まだドレッシングくらいにしか使っていないのですが、一番最初にこの油を勧めてくれた人からは、「ぜひ、てんぷらbに使ってほしい」といわれています。彼によれば、この油は酸化しないので、てんぷらにつかった後は、炒めものなどにして最後の一滴まで利用できるとのこと。今度、試してみようと思います。

    
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サルから家を守る

2014-11-20 17:08:58 | アンティマキの場所に生きる動植物
    先月カキの実が赤く熟しはじめたころから、頻繁にサルが出没するようになりました。8年から9年越しにようやく再生してたくさんの実をつけたカキノキですが、背に腹は代えられなくて唯一残った渋柿の木を伐採しました(コチラ→)。

    それでおさまるかと思ったら、あにはからんや、数日たってまたサル軍団が屋根の上に。どうやらうちの屋根の上は、裏の林から反対側の道側に出るためのかっこうの近道になっているらしいのです。

    二階家の屋根に上るのに、サルは家の裏の崖に立っているトウカエデとウメを使っているようでした。そして反対側に出るためには、道側から屋根にはってある電線を伝います。そして、電線からカエデとニセアカシアの木に飛び移り、道の向こう側にある畑に向かうようなのです。何回か、うちの敷地内に食べかけの小さなかぼちゃが転がっていましたが、それは彼らの仕業のようです。

    で、決心しました。せっかく大きくなった木ですが、思い切って伐採することに。

    南側の道下で大きくなったカエデの木。紅葉しかけたところですが伐りました。

     となりのニセアカシアも。こちらはとげとげがひどくて、いやな木だなとおもっていたのですが、今年初めて満開の花を見て、においも色も美しいのを知りました。なくなるのはちょっと残念です。

     裏の崖にある梅の木。太い枝を残して上のほうで伐りました。切り口が黄色くてmに出したらいい色が出そうです。

     こちらはトウカエデ。何度も伐っているので、下のほうでわかれています。紅葉がとてもきれいなカエデです。

     結局、サルのせいで、柿の木を入れて計5本も大きな木を伐りました。せっかく育ったのに、がっかりです。でも、サルの遊び場になるよりまし。伐って数日たちますが、いまのところサルは現れないで済んでいます。これで、サルから家を守ることはできたのかしら。

     さて、このところ稲武は朝夕かなり寒くなってきました。友人の話ですが、朝5時だと氷点下4度の日もあったとか。

      いまはまだ雑草も落ち葉もきれいですが、そのうち稲武は一面茶色の景色に変わります。

     このささやかなもみじ街道、大きな木を2本も伐って、枝も少し落としたので、明るくなりました。

     小さな赤い葉はハナノキ。実はアメリカ産のハナノキだと、今年わかったので伐採しようと思ったのですが、今回いちどきに5本も木を伐ったので、これ以上木を伐るのはいやになりました。この木はいまのところサルの出没とは関係がないので、しばらくこのままにしておくことにしました。

     下の林の山際で毎年花を咲かせるツルリンドウです。同じ場所に毎年同じ花が咲くのはうれしいことです。







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タキソウ朝市、今月も出ます。

2014-11-11 17:45:15 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    今年最後のタキソウ朝市が開かれます。

    豊田市街地の国道248号線沿いの大きな家具屋さん、タキソウにて毎月一回開かれるママンの朝市。はじまって、ほぼ一年になります。新鮮な野菜、美味しい豆腐、かわいい小もの、そのほかいろいろの品が並んでいます。今度も、奥三河Three trees+の品も持っていきます。

    スコーンは、好評のオートミールスコーンとあと1種類作るつもり。こねないパンは、玄米ご飯パンとフォカッチャを。ぜひ、たのしみにおこしください!

    日時:11月13日(木)10時から12時
    場所:タキソウ店内 国道248号線沿い
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福蔵寺ご縁市出店します。

2014-11-06 23:26:34 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   やまのぶフードフェスタの翌日、9日は、豊田市旭地区の山寺・福蔵寺で秋のご縁市が開かれます。この市は、今年で確か三年目。毎年2回から3回開いていて、アンティマキは全回皆勤です。

   地元の方たちの作る五平餅や野菜の汁、街から来たカフェの惣菜、美味しいコーヒーやケーキ類、新鮮な野菜、花、そのほかたくさんの美味しいものと楽しいものが並びます。催し物もいろいろ。紅葉真っ盛りの山里の秋を楽しみにぜひお越しください。

   日時:11月9日(日)10時~14時ころ
   場所:福蔵寺 豊田市太田町 旧旭地区
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やまのぶフードフェスタに出店します。

2014-11-06 23:14:23 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
  今度の土曜日、8日に、豊田スタジアムでやまのぶフードフェスタが開かれます。このイベントは、地元のスーパーマーケットやまのぶ創立80周年を記念しておこなわれるもので、奥三河Three trees+も、出店します。

  スーパーやまのぶは、昨年の今頃から、梅坪店でアンティマキの焼き菓子をおいてくれています。Miki-Co-Laboのコンフィチュールも、わたしのとおなじ、「ママンのお気に入りコーナー」に。

  このスーパー、ごく普通のスーパーなのですが、自社農園みどりの里では、無農薬のお米やイチゴの栽培を手掛け、自社ブランド・ごんべいの里では、全国から無農薬低農薬栽培の野菜や果物を仕入れています。

   こちらは、先日やまのぶ梅坪店を訪れた時に買い物した品の一部です。写真が傾いたままで変更できなくなっていますが、どれもおいしくて無添加のものばかり。写真左の有機ジュースは、ビーツが多めの濃厚ジュース。わたしは二倍に薄めてスープにして飲んでいます。みかんもれんこんも無農薬。れんこんは、私の出身地、みよし市のため池で育ったのだそう。蓮の花の根そのものみたいです。

   チョコレートはフェアトレード。フェアトレードの品が手に入るスーパーなんてざらにあるものではありません。おぼろこんぶと削りカツオは、やまのぶが積極的に仕入れているらしい多業種の食品のブランド「自然の味」のパッケージに入っています。

    とくにこの鰹削り節、いい。本枯れ節の厚削りなのですが、ただたべてもおいしい。だしに使う場合は、ずいぶんたくさん入れるよう袋の裏には書いてあるのですが、けっこうな値段なのでもったいなくて、ほんの二切れほどを味噌汁のだしに入れてみたら、それで十分のだしが出ました。少し沸騰させてしまったのですが、まったくカツオくささはありません。食べても平気。私はいりこだしをとったあとのいりこが好きではないのですが、このカツオ片は食べられます。

    と、まあこんな商品が普通の商品に混ざって、あちこちにあるスーパーやまのぶ、行くたびに面白い品を見つけ、楽しんでいます。こういうスーパーの記念イベント、おもしろそうです。「自然の味」シリーズの業者もたくさん出店するようです。

     豊田スタジアムはとってもひろい敷地です。イベントは建物外の敷地で行われます。秋の一日、ぜひ遊びにいらしてください。こころざし工房のせっけん、三木さんの分うr-ベリー苗も、たくさん持っていきます。

     日時;11月8日(土)10時~4時ころ
     場所;豊田スタジアム

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