アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

郡上割り箸生産者のお話会が開かれます

2016-03-31 18:05:47 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    以前紹介したことのある郡上八幡の割り箸(コチラ)。このお箸がすっかり気に入った友人が、割り箸を作っている会社の代表の方にお越しいただいて、今の日本の森や木についてのお話会を開くことにしました。

    以下、友人からのメッセージと告知です。

*****
    スギの香りに癒されるだけでなく、防腐剤、漂白などの化学処理していない安心安全な郡上スギ間伐材の割り箸を作ってらっしゃる『郡上割り箸』さん
http://gujowaribashi.com/
家にあるだけで、いつでも森林浴できちゃうほどいい香りがします。

    市場に出回っている割り箸はほとんどが中国産のようで、薬剤処理がしっかりされていて実は怖いらしいという話を聞き、小さい子を抱えているので安心、安全な割り箸を探していた時に郡上割り箸さんを知りました。
共同購入するとお値打ちに購入できるため、何度か購入したことをきっかけに代表の方との縁がつながりました。


     割り箸って環境破壊と思いきや…使えば使うほど山を元気にする割り箸。

     山を守れば 川、海の環境も守ることができる。
食の安全にもつながるようです。
  
     郡上割り箸の代表の小森胤樹(こもりつぐき)さんをお呼びして『林業、木を使う事について』を4/12火曜日にします。

場所 ほっとかん【西部コミュニティセンター】
(愛知県豊田市本新町7丁目48番地6)
http://www.toyota-hotkan.jp/
2階会議室
参加費 300円

タイムスケジュール
10:30~11:30お話
11:30~12:00質疑応答
お時間に余裕ある方はその後一緒にお昼ご飯食べませんか?
お昼ご飯はご自身が食べれる分のおにぎりと
みんなでシェアできるおかずまたはスィーツ1品

*託児はありませんが、子どもが遊べるスペースを部屋の中に設けます。
お子さんと一緒に参加可能です。

新年度が始まったばかりで何かと忙しいとは思いますが、貴重な話が聞けると思いますよぉ
*****
    参加希望の方はアンティマキの問い合わせメールにて、お申し込みください。お昼ご飯一緒に食べるかも教えてください。
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映画「サボタージュ」

2016-03-31 01:03:16 | 映画とドラマと本と絵画
  ヒッチコックの「サボタージュ」を見ました。サボタージュは、労働争議の戦術の一つ。この映画では、停電や爆破など、テロに近い行為をさしています。1936年の映画。
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映画「ミスブロディの青春」

2016-03-30 23:38:31 | 映画とドラマと本と絵画
   「ミスブロディの青春」 熱血で急進的な女教師がムッソリーニやフランコの熱烈な支持者に。お勧めです。
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「バージニアウルフなんかこわくない」

2016-03-30 23:37:57 | 映画とドラマと本と絵画
    「バージニアウルフこわくない」エリザベス・テーラーとリチャード・バートン主演。最初の10分くらいまで、主演の女優がエリザベス・テーラーとわからなかった。
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春のセカンドスクールで草木染めの講習をしました。

2016-03-28 23:47:41 | 草木染め
   「3日間山の子供になる」のキャッチフレーズで数年前から実施されている、豊田市のセカンドスクール。春の部が今日から始まり、稲武にも20数人の子供たちが訪れました。

   初日は、昨年に引き続き、どんぐり工房での草木染め。私が担当しました。

   今年準備した染め材料は杉の葉とタマネギの皮。杉の葉は、採取したてのみずみずしいものをつかいます。

    ソーダ灰を入れてアルカリ性にした水で煮出しを。赤っぽい茶色というかムラサキっぽい茶色というか、一言で言えない複雑な色が生まれます。空気に触れるとさらに赤みが。

    下の写真の染め液は、赤タマネギの皮。普通のタマネギよりかなりオレンジ色が勝っています。

     こちらは、杉の葉。初めは濁ったような薄茶色だったのが次第に薄紫のようなピンクのような色に変化しました。

     市内のいくつかの学校からやってきた子供たち。昨年も参加した子もいれば、今年初めての子も。22人のうち男の子は6人。圧倒的に女の子の数が多いのは、草木染めがメニューにあるからとおもわれる、と世話役の知人が。女の子はやはり手仕事好きが多いようです。

    空き時間に始まったおはじき。布に模様づけをするときに使うおはじきは、子供たちの遊び心を誘うらしい。

    同じときに、工房の外で男の子たちはちゃんばら。

    最後の水洗い。赤タマネギは美しいオレンジ色になりました。模様が映えています。

    こちらは杉の葉。いい色になりました。いつも染める時期より遅いので、ちゃんと色が出るかどうか心配しましたが、ほぼ想像通りの色が出てほっとしました。

    最後の片付け。もくもくと鍋やバケツを洗ってくれる少女たち。

    みんなの作品です。
 
    輪ゴムやビー玉を外して布を広げた途端、子供たちの顔は輝きます。いい加減にやろうがまじめにやろうが、最後のこのときはみな真顔。去年染めたバッグをまだ使っているという子供たち。今年の作品も、大事に使ってもらえそうです。
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とよたミライ塾・ピザづくり体験講習会に参加しました

2016-03-21 23:03:32 | たべもの
     昨年秋に開かれたとよたミライ塾。特に人気のあった講座だけを選んで、この春再度開催されました。その講座の中に、薪窯でのピザ体験講習があり、友人といってきました。

     前にちょっと告知したことですが、この春から、稲武の大きな石窯をつかって、一日、石窯を楽しむ会を開くことにしました。

     パンと焼き菓子については、スタッフとなる3人がそれぞれいろいろ作っているので、ある程度はレパートリーはあるし、特長もだせそうという自信もそれなりにあります。でも、ピザにかんしては、いまいちこころもとない。どこかでちゃんと教えてくれるところがあったら、ぜひいってみたいとおもっていたところでしたので、情報を知るや、すぐに応募を決めました。

     講習会は、市内のナポリピザの店・イルファーロ。ご主人が、丁寧にわかりやすく解説しながら、コツを教えてくださいました。

     生地には、セモリナ粉と中力粉が。粒の粗いセモリナ粉が入ることで、ピザが窯の中でスムースに移動できるのだそう。酵母はホシノ。割合を聞くと、ずいぶん少なめです。一晩以上、ゆっくり発酵させています。ばんじゅうをひっくり返しても落ちないのでびっくり。

     ナポリピザと名乗るには、条件がいくつもあるそう。まず、生地の中身は粉と塩と酵母と水。それだけです。油は入れない。オリーブオイルを入れると、「マンマのピザ」といわれるのだとか。水の量は、普段のこのお店のピザよりずいぶん少ないそうですが、それでもかなりやわらかめ。でも、やわらかいからこそ、麺棒を使わず、手だけでずいぶん薄く広げられます。でも、いざ自分でやったら、こんなに伸ばすことはできませんでした。

    ソースはとてもシンプルで新鮮。トマトの水煮缶に塩を入れてつぶしただけとか。一切煮込んでいないのですが、これがおいしい。ピザ生地を鍋として、窯の中で煮る、という考えでやっているとのこと。トッピングしたうえからオイルをかけるので、十分コクも複雑さも生まれます。

    講座で作ったピザは、ピザマルガリータ。チーズは、粉チーズとモッツアレラをつかいます。

    ふちを残して伸ばすのですが、このふちの中に空気を移動させ、平たい部分との食感の違いを楽しんでほしいとご主人。先日テレビで、ピザのこのふちの部分は食べないと発言する人を何人も見た、と人から聞き、あきれたのですが、ご主人の話では、イタリアでも食べずに捨てる人がたくさんいるとのこと。ごみ箱には、このピザのふちが山のように捨てられているそうです。なんてこと!

     「だからこそ、ふちまで食べたくなるようなおいしい生地にしようとおもっています」とご主人。こちらのピザ、わたしたちはもちろんふちまでしっかりおいしくいただきました。

     窯はイタリア製。ピザを載せる木の道具も一緒についてきたとか。幅が広くて、使い勝手がいい。こういうの、どなたかつくってくれないかしら。

     生地の量は一人分200g。たっぷりあります。ほかに、ポテトフライや魚介類のフリット、サラダ、ドリンクが食べ放題、飲み放題。それで、ふたりで講習料が3000円でした。安い!

    ご主人は、粉と水、酵母、塩の割合などについての質問にも気軽に答えてくださり、講習会開催に際し、とても役に立ちました。おなかは満腹になったし、勉強もしっかりできて大満足。行ってよかった。
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ほんわか里山交流まつりに出店します。

2016-03-18 02:53:08 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   今年も、豊田山間地域のお祭り、ほんわか里山交流まつりが開かれます。

   今年は、下山地区のまどいの丘。3月20日日曜日・10時からのイベントです。近藤しいたけ園、いのまた茶園など良質の農産物を作っている若い方たちのお店や、ソーセージの山遊里、下山元気そば愛好会など、下山地区の手作り食品がならぶのがたのしみ。

   稲武からは、米粉ケーキの山里ちゃふぇ・アトリ、Artisann MIKIとアンティマキが出店します。ほかにも、知多からコーヒーの美味しいコバレレコーヒー、岐阜県恵那市からおやつのひなたぼっこ、長野県根羽村から根羽村森林組合も出店します。以前、この森林組合のわっぱの弁当箱作りWSに参加したことがありますが、たのしかった! なかなかユニークな活動をしているところのようです。

   まだあまり準備に入っていないのですが、アンティマキは、穀物クッキー、米ぬかクッキーは何種類かお持ちするつもりです。おかき、グラノーラのほか、こねずに作ったパンやスコーン、できたらおからのガトーショコラなども。

   毎年春一番最初に開催するこのイベント、最初の二年は足助地区のすげの里、次の二年は旭地区の笹戸会館、そして5年目が今回の下山地区のまどいの丘。再来年は稲武地区になるのかしら。だといいな。

    *日時 3月20日(日)10時~15時
    *場所 下山保健福祉センター まどいの丘 豊田市神殿町中切7-2
   
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稲武の春がもうやってきました!

2016-03-17 16:43:06 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
   今年は、2月の終わりころから梅が咲き始めました。平地では当たり前のことでしょうが、こちらでははじめて。いつもなら咲き始めるのは3月半ば過ぎなのです。

   蝋梅もヒメオドリコソウもオオイヌフグリもいち早く咲き始め、いつもは完全に枯れてしまうミント類が、短めながら、ちゃんと緑を保って冬を越しました。水仙もはやつぼみが。

   それでも寒いことは寒いので、ほとんど外仕事はせずに家の中にいることの多かった冬ですが、先日、枯葉をかき分けてみたら、いくつもの実生の木が育っているのを発見しました。右はイヌガヤ、左はお茶です。

   一昨日、わりにおだやかな陽気だったので、友人親子たちとうちの裏山散歩に出かけました。

   以前はたびたび歩いたところなのですが、諸処の事情からすっかり遠ざかったまま、もう10年ほどたちました。久々に歩いた山は、途中から道がなくなり、獣の糞や掘り返したところがいくつも現れ、すっかりかれらの居場所になっていました。

   3歳の子供二人も連れていったので、途中から引き返すことになろうとおもっていたのですが、あにはからんや、少々のつる草、小枝で前方を塞がれていようが、足元が悪かろうが、ものともせず、ふたりともほぼ自分の足で歩き続けました。時間にしたら30分ほどの距離なのですが、道の悪さはかなりのもの。でも、行けました。

    昔の三州街道に出てようやく一息つき、子供たちは、葉っぱや木の実拾いに興じてしばらく野遊び。数年前のダウンバーストで倒れたらしい大木を越えるのも、たのしいようでした。
 
    この古い三州街道のすぐ下にあるのが私宅。ほったらかしの山には、ソヨゴの木があちらこちらに育っていました。染め材料になるほどの大きな木はありませんでしたが、間伐をほとんどしていない人工林でも、街道がいちおうまだ歩けるようになっているので、そこだけでも日が当たるせいか、種々の雑木が育っています。今度は、草木の名前を知っている友人と一緒に歩きたい。

    

     

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さばいでぃ農園の和はっかオイル

2016-03-14 11:15:30 | アンティマキ風自然的生活
   昨秋、ヘルシーメイト岡崎店のセール時出店のおり、お店の方から和はっかの精油を紹介されました。無農薬で作られた日本産の和ハッカ油、とても貴重な精油のようです。

   ふたを開けると、はっか特有の香りが。でも、なんとなくやわらかくて、甘さもふくまれている香りです。西洋はっかの精油の香りを覚えていないのですが、たぶん、こちらのほうが優しい気がします。

    荒れ放題の私宅の庭。ミントだけは旺盛な生育ぶりを見せています。アップルミント、ペパーミント、スペアミント。いずれも西洋種のミントですが、たまに、雑草の中に、これらのミントそっくりの草を見つけることがあります。葉は小さめですが、花もよく似ています。調べてはいないのですが、香りもうっすらあるので、たぶん日本在来種のはっかなのではないかと思います。

   この優しい香りのミントの精油、最近、こんな使い方をはじめました。ガラス瓶に大きめの岩塩を入れ、その中に数滴たらす、それだけです。玄関先に置きました。ちらっと立ち読みしたミントの本で見た使い方です。塩がどんな効果をもたらすのか読みそびれましたが、なんとなく気持ちがいい。特に来客の予定があるときは、いつもより多めに精油を垂らしています。

   ほかに、友人が作ってくれたEM入りのキッチンソープに垂らしたり、重曹、石鹸水、酢で作った洗剤に垂らしたりしています。試しそびれていますが、ミント水のうがいもいいのだとか。最近インフルエンザにかかった知人は、プロポリスと、このミントのうがい薬でかなり緩和されたと話していました。それから、お風呂に数滴入れただけで、かなり体を冷やすことができるそう。暑い夏には心地よさそうです。

   さてこのミント、北海道のざばいでぃ農園で作られています。こちらのサイトを見るまで、わたしは昔日本がはっかの産地として世界的に有名だったということを知りませんでした。ミントは西洋のものと思い込んでいたのです。いわれてみれば、子どものころから、ハッカ飴やハッカ糖といった、西洋菓子ともいえないようなお菓子が結構身近にありました。

   いまでは、和はっかといっても、外国で作られた和種のはっかを混ぜた精油がほとんどなのだそう。もともとの日本産のはっかを、日本で、しかも無農薬で栽培しているというのはかなり珍しいことのようです。

   以下、HPから引用します。

「北海道滝上産オーガニック栽培「和はっか」について

 全国唯一のハッカ生産地である滝上町で栽培しているハッカから抽出した100%天然ハッカオイルをそのまま使ったアロマオイルです。脱脳精製をしていない為、主成分であるメントール(ハッカ脳)の含有量(約73%)が高く、低温保存や時間の経過と共に結晶化しやすい性質ですが、人体への悪影響はありませ ん。 品種は和ハッカ種の「ほくと」です。
 生産にあたっては化学肥料を使わず、鶏糞などの天然肥料を使った無農薬、無化成(オーガニック)栽培を行っています。そのため甘く野性味のある爽やかな香りがするのが特徴です。
  そして薄荷脳を抽出することを主とした生産から、和はっかの香りを主とした生産に努力していこうと思っています。
 また前述のように、日本唯一の無農薬、無化成(オーガニック)栽培としてそして和ハッカ産地としてナンバーワンの滝上町の特性を前面に打ち出し、世界でも類のない和ハッカを是非皆さんに知っていただきたいと思います 」


    いまこうして、パソコンに打ち込みながら、すぐそばにこの製油を置いて、ときどきふたを開けてはにおいをかいで息を吸い込んでいます。するとふたを閉めた後も、しばらく鼻先に香りが残っていて、なんとなくリラックスできるように思えます。古いエタノールがたくさん残っているので、今度、スプレー容器に移し替えてミントスプレーを作ろうと思っています。
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暮らしの学校で、アンティマキの優しく易しい玄米フォカッチャと焼き菓子の会

2016-03-14 10:57:13 | アンティマキの焼き菓子とパン
   昨年の秋、はじめて講習会を開いた岡崎市のカルチャーセンター・暮らしの学校で、3回目のアンティマキの講習会が開かれます。日時は、6月10日。10時から2時半ころまでです。
   
   今度の講習会のメニューは、玄米フォカッチャと焼き菓子2種にスープ。いつもどおり、卵、乳製品、動物性食品、スープの素を使わないで、おいしくて簡単で体に負担の少ないおやつと料理を講習します。

   玄米キッシュは、ヒジキや油揚げなども入れた玄米ご飯をタルト生地にたっぷり載せて、ベジチーズをかけて焼いたもの。ベジチーズは、白玉粉やくず粉入り。見た目も味も満足していただけるごちそうキッシュです。

   暮らしの学校のキッチンは、広々していて気持ちの良いつくり。使い勝手もよくて、楽しくお料理できるスペースです。

   こちらの講習会、申し込みはすでに始まっていますが、まだあと少し空きがあるそうです。詳細はこちらをどうぞ。

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