麺食堂 一真亭＠大久保 「とんこつ醤油らーめん」

鰻を焼く香ばしい香りで
客が自ずと吸い寄せられる
とか

そんな香りがしなくても
オレは自ずと吸い寄せられて

お店に近づくにつれ
そんな香りがしまくりまくり
オレは自ずとアゲられていく

なんて




そんな香りがしないという
異常事態に気付きながらも
並んでしまうのが人の性であり

当然のごとく
フラれてしまうのが
オレの性ということでしょうか

こういうフラれ方を
このお店でされたことがないので
クンクンクーン！！と
そこはかとないヤヴァさを
嗅ぎ取ってしまうこの頃ですが

はぁ




仕方なしにの
「そういえば」系




思い出したのが運の尽きなのか
思い出されたのが運の尽きなのか




「チャーシュー」なのか
「ちゃーしゅー」なのか




スエた空気を
胸いっぱいに吸い込みながら




へえー
「ばんめん」なんてのが
ウリなんですかー！！

撹拌の「拌」で
「まぜそば」
ってことですよねー！！

へえー
醤油だけじゃなくて
塩・カレー・担々と
アレコレあったりするんですねー！！

へえー
そんなにオススメなんですかー！！

じゃあ




とんこつ醤油らーめんをお願いします！！

なるべくスープの入らないところで
やっていければラッキー！！ってやーつに
なるべく乗らないようにするやーつ




むう
豚骨を使っていれば
どんなんだって
「とんこつラーメン」になるよね系




なんだろうか
この散れてる気のする
オールドニューウェーブってやつ




これまで5回ぐらい
どこかで食べたことある気が
するんだけれど

どの一杯も思い出すことができずに
散れが散れを呼ぶアンバイ




非があるわけでもないけれど

惹きや呼びが
それ以上にない感じ




逆に
右のを置かずに
左のだけを強烈なウリにしていく

みたいなのが
完全にない感じ




一瞬たりとも
飲む気にさせない
この感じ

とはいえ
改善を心の底から望むでもなく




残念で仕方がない
とも思わせない
この感じ




大久保の路地の片隅に
ハマりが良スギる
この感じ