まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【同行二人ツーリング】 私とは誰か。2

2020-10-12 07:55:22 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
12日。子の重なり。 新月週間。




「じゃあ、本来の私も、本来のまるぞうさんも同じ。誰の本来も同じ一つのものである。」

「そう。全部一つでありながら、それぞれが別。」

「???」

「この世界は、矛盾した二つの性質を同時に持つ。慣れないとわかりにくいかもしれませんが、慣れるとそういうもんか。と肌感覚でわかって来ます。」

「???」

「たとえば物理学で光の性質。光は粒子であると同時に波である。粒子と波という相反する二つの性質を同時に持つ。
 人間の頭では、波でありながら粒子であるって、いったいどういうことかよくわからないけれど、実験結果ではもうそうとしか考えられないので、とにかく『波であり同時に粒子である』ということにしている。」

「はい。」

「量子力学も然り。この箱にシュレディンガーさんの猫が入っている。この猫は生きているか死んでいるか。」

「どちらかでしょうね。開けてみればわかる。」

「そう。でも開ける前は、生きている状態と死んでいる状態の両方の状態だ。となっている。」

「???」

「量子力学というのは、ゼロかイチではない、ゼロとイチという両方の存在が同時に在る。ということ。我々旧人類の頭では理解しづらいけれど、宇宙はどうもそうやって出来ている。
 相反するゼロとイチが同時に存在している。」

©FUJITSU

「ゼロかイチではなく、ゼロとイチの両方。。。」

「そう。だから本来の私達も一つであると当時に無数に分かれている状態でもある。全であると同時に個である。なんとなくわかった?」

「なんとなく。。。」

「話は少し脱線しますが、ゼロであると同時にイチである。この感覚はとても大事だと思います。(下記メモ参照)

 たとえば善と悪も。善か悪か。ではなく善であると同時に悪であるとか。」

「ええ。だって悪は悪でしょ。悪いやつでしょ。私達は悪に打ち克って善の元に還る魂なのではないですか。」

「旧人類の多くがそう考えている。自分たちは善の側であり、悪の側の誘惑に打ち克ち、悪の側を倒すこと。克服すること。」

「そうですよ。世界中の宗教はそうです。神様の名前は違ってもみなそうです。」

「では善とは何か。悪とは何か。」

「善とは善きもの。人を助け調和。愛。優しさ。寛容さのことです。
 悪とは悪しき者。自分さえ良ければ良いという考え。人を傷つけ略奪するもの。破壊するものです。」

「でも私達の本来は一つなんだよね。」

「というのはまるぞうさんの仮説ですよね。」

「そうそう。だから私の仮説では、善の本来も悪の本来も同じもの。善であることと悪であることとは相反することではなく、善と悪は同時に存在している一つのもの。」

「そんな考えは危険すぎます。」

「うん。危険だよね。別にこれは誰かを説得するために書いているのではない。私の仮説をメモとして書き起こしているだけだから。」

「はい。まるぞうさんの仮説は間違っていると思います。

 私達の魂は神の元から離れてこの世に生まれて来ました。そして神の善を成すためにこの世に生を受けています。
 悪の心を善に改宗させること。改宗しない悪は滅ぼすこと。このようにして神の善を成すことが、私達の魂の役割であり目的なのです。

 しかしもし私達が悪の誘惑に堕ちることがあると、私達は地獄に堕ちます。永遠の業火に焼かれるという宗教もあるけれど、私の考えは少し違います。この世で非道い条件で転生する。因果応報。
 だからこの世で理不尽な境遇に生まれてくることは、罰の報いなのです。前世の罰を今生で受けているのです。」

「とくに私は自分の仮説を人に広めたり説得する意図は全くないので、この話はやめておきましょう。」



つづく



個人的な備忘メモ
・相反する二つのものは同時に存在する。
・過去未来は現在とは別の時空であるが、現在と同時に存在している。現在の中に過去未来がある。
・あの場所はこの場所とは別の時空であるが、この場所に同時に存在している。この場所の中にあの場所がある。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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魂の修行とは、目指すものは何処なのでしょうね?

→ 宇宙の彩り。描く喜び。

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まるぞうさんの仰る魂が1であり、我々が分け御霊であるなら、私はこれまで退けてきたもの、毛嫌いして見捨ててきたものに心から申し訳なくなりました。

→ 全であると同時に個であり、個であると同時に全である。うむ。ありがとうございます。

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すみませんその某会長を知る者です。一言言わせて下さい。口は悪いですが根は悪い方ではありません私は数年しか関わっておりませんですが、私自身はあの方に恩義を感じております。先輩から聞かされた話では事業が軌道に乗りだした当初は、従業員の住まいや暮らしを心配し親の様に親身に面倒を見ていらしたそうです。その最初の従業員達の一部は会長の元を去って行かれお気の毒であったと聞いております。仕事には大変厳しい方でしたが私はあの方の真剣な叱咤に温かさをおぼえました。ことの真偽はわかりませんが、私にとりましては、仕事というものがどんなことなのかをとことん教えこんで下さった恩人でございました。

→ 実体験からのコメントありがとうございます。

それとは別に人は自分の過去の傷を誰かに投射せざるを得ないという習性があります。それは今まで人類が生きていくうえでは役に立つ面もありましたが、人が自分の目に蓋をするという弊害もあります。

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チェーン店でも手作りにこだわる、と言うのがそんなに批判されるものなのかなぁ?

→ 批判されているのは、経営が赤字な点です。
経営が(従業員のブラックの犠牲で成り立つものではない健全な)黒字であれば何も批判されることはないと思います。

企業の赤字が続くと企業は死んでしまうということ。従業員と家族が路頭に迷うこととなるということ。経営者とはその重責を負っている人のことです。

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私しかいなくて、ずっとしねないって、つらいと思ってしまいます。
まるぞうさんはどのように思っていらっしゃるか、教えていただだきたいです。お願いしますm(_ _)m

→ コメントありがとうございます。以下は私の個人的な仮説です。

それは個の自我から全体の意識に移行する過程で起きる症状です。これがこじれると虚無病になります。それは
・全体から切り離された個という意識が残ったまま
・無期限の退屈さ無限の繰り返しという記憶が蘇った時
に起こる症状です。

人がなぜ眠ったままなのか。という理由の一つでもあります。目が覚めるには、人によってはこの虚無病の洗礼をくぐらなければならないから。人によっては目が覚めるというのは怖いことだから。
宇宙の真理を説く言葉。一見正しそうでも、もしその言葉に暖かさがなければ、それは虚無病に誘う囮かもしれません。要注意。

真理とはどこか遠くにあるものではない。真理とは隠された宇宙の秘密なんかじゃない。私達のこの瞬間の心の暖かさの中にあります。

だから大丈夫。

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