まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【旧人類】 敵味方認定の本能。2

2020-10-25 09:45:29 | 陰と陽の理論


贔屓(ひいき)のチームに自分の人生を投射してしまう。投射同一視という特質。

 私達旧人類の興味深い特質は、スポーツの応援にも観られます。
 スポーツ選手が努力をして、そして大きなプレッシャーに打ち克って記録を作る姿は、本当に感動深いものです。それは個人のプレーでもチームプレーでも同じです。

 しかし相手チームとの勝ち負けというスポーツになった時、私達は贔屓のチームに自分の人生を投射するとう現象がしばしば観られます。

 贔屓のチームが負けるともうがっかり。傍目でもわかるほど意気消沈します。しかしその試合で売上が増減するような商売の人以外は、そのチームの勝ち負けは実際人生には関係ないのです。
 極端な話、そのチームが勝とうが負けようが自分の人生に関係ない。チームが勝つと、自分の収入や待遇が改善されるとかは多くのファンには関係のないことです。

 であるにも関わらずなぜ、贔屓チームの勝ち負けになぜそんなに一喜一憂するのか。それはそのチームの勝敗に自分を投射しているからです。そのチームの勝敗が自分の人生の成否とダブルような錯覚をしているからです。



わたし号と私を同一視すること。がレンタルの条件だった。

 この錯覚は実はとても重要。私達がこの世に生まれて来る時、私はわたし号という乗り物(身体と自我)をレンタルします。この時、自分自身がわたし号だと同一視することが、このわたし号をレンタルを借りる条件です。という私の仮説小説です。

 ですから私達はこの世に生まれて来た時に「自分自身を投射した対象を自分自身として同一視する」という性質を持っているわけです。
 私達が、贔屓のスポーツチームに自分の人生を投射するのはその性質の名残りです。という仮説です。



冷静に考えるとそのチームと自分の人生は関係はない別のもの。

 そのチームが勝とうが負けようが、本当は自分の人生の利害には全く関係ないのに。一喜一憂するどころか、ライバルチームのファンと喧嘩したりすることもあります。
 お互い冷静に冷静に。そもそもあなた達が喧嘩をする理由なんて何もないのですよ。

 なのにそんな激しい言い争いになるのは、お互いが自分の人生を投射しているから。自分の贔屓のチームが否定されたら、自分の生き方自身を否定されているとお互い「錯覚」しているから。

 でも人は、全く無関係なチームなのに(ただ住んでいる地域のチームだとか、親がそのチームのファンだったとか最初はたわいもない動機だったが)人は、自分自身を簡単に投射して同一視状態になる。



人は自分が投射同一視する対象を欲している。

 なぜこの世から戦争はなくならないの?
 人は一度はこの疑問を持つのではないでしょうか。
 その答の一つ。
 それは人は本当に簡単に簡単に。自分自身を何かに投射して自分を同一視してしまう。この性向のためです。

 スポーツなどの趣味の分野ならまだ良いのですが、人は政治や宗教の分野についても、簡単に投射同一視を発動します。
 本当にくっつき虫が洋服にくっつく様に簡単に簡単にくっついてしまいます。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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熱処理していなければパン種にもなりますね。(あと酒粕でも酵母起こせるみたいです)昔パン屋で働いていた時に店長がビールパンの試作をしていた記憶があります。私は少量のイーストで長時間発酵させたバゲットも風味があって好きです。

→ 確かにこの自家製酵母液ならパンは作れそうですが、アルコール発酵してお酢になってしまうので、このままでは酸味パンになりそうです。

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記事と離れますが、地味に感染煮が増えてきて、go toや入国規制の緩和も進められていて胸騒ぎしています。
記事の暴動の空模様も、どこか秋の空ばかりとも思えません。
東京もですが、関西、大阪あたりも気になります。
冬に向かって、備蓄、感染対策、色々油断せずに行けますようにと祈っています。

→ この1年。私自身の興味の対象が備蓄と自給自足に向かっていっているのが面白いです。皆様が期待している時事ネタは随分減って、菜園や発酵の実験メモが増えています。

発酵食品は微生物や酵母の生命潮流が興味深いだけでなく、やはり流通が止まっても腸内発酵を健全に維持できる食料を最低限準備したい。特に日本古来の発酵食料は、思うほどには手間がかからず自作することが出来る。という仮説の実証でした。
手捏ねでパンが作れるようになったので、今年の冬の分も国産小麦も備蓄しておこうかなと思っています。冬の半年なら小麦粉も自宅で保管できるようなので。

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右翼だ、左翼だって話も、なんだかその敵味方認定にも見えます。
じゃあ、どうしたら日本の子供の未来の為に考える大人が育つのか?どうしたらいいでしょう?

→ 考察を続けたいと思います。

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新人類帝国の首領バンバと、少年同盟のリーダーは双子の兄弟だった。敵と味方は出所が同じ。石ノ森章太郎作品『イナズマン』より。

→ 面白いですね。ありがとうございます。神と悪魔の陰と陽。神の子と悪魔の子が同時に生まれたという2000年前の小説を思い出しました。

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