身を守るための本能だった。
昔実家で犬を飼っていた頃、犬用玩具というものがあってそれを与えると、ガブリと噛んでグルルグルルと唸りながらガブガブガブとします。
これは犬の狩猟本能が呼び覚まれている瞬間であります。もう飼い犬として生まれ育ち、小動物を襲って食べるという経験は一度もないけれども、獲物に見立てた玩具を与えられると、グルルと襲いかかるのです。
私達の自我も同じです。長い長い弱肉強食の時代を生き抜いてきた遺伝子の子孫が私達です。いつでも「敵に備える」というシミュレーションが本能になっています。
私達が過去に受けた悔しい思いを反芻するのも同じ。
私達が未来にまた非道いことされるのではないかと心配するのも同じ。
私達が人を見たらまず自分の敵なのか味方なのかと線引きするのも同じ。
それは私達が生き延びるために必要な自我の本能でありました。
自分は正義で相手が悪。お互い投射しあう。
私達のその敵味方認定の本能は、育つ過程でも強化されて行きます。私達が見聞きする物語。本でありテレビであり映画でありゲームであり。悪い敵がいる。そういう前提のストーリーが大半です。
ハリウッド映画などは、歌舞伎のように勧善懲悪の物語が基本です。
理不尽なことの多い私達の日常生活。ストレス解消鬱憤を晴らすためにそういう胸のすく物語は必要です。でも人はそうやって「敵味方の世界観」が固定化されます。
「自分は正義で相手が悪」
「善玉は私の方で、相手が悪玉」
大半の人がそういう価値観でお互いを見ているのが私達が住んでいるこの社会であります。
それは宗教戦争のパターンと同じですね。古今東西宗教で対立する人達は「自分が正しい神様の側だ。相手が間違った悪魔の側だ」と批判しあいます。
だからもし、人類の多くが「私が正しいのは半分だけだ。相手も半分正しい。相手は間違っているが半分だけ。自分も半分間違っている」と考えることが出来るようになれば、この世界は大きく変わると思いませんか?
つづく
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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ビール酵母でずいぶん前に自己流パンを焼きましたら苦くなってしまい(食べられないほどではありませんでしたが)あれはきっと失敗でしたー。
→ 確かに味は苦味かもしれませんね。教えて頂いてありがとうございます。
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まるぞうさんは独学で錬菌術を学んで自分で人体実験をしているみたい。そのうち菌と会話ができる様になっていそうです。
→ 菌と会話するっていうことは、生命潮流と会話するのに似ているなと思います。菌とは一つ一つが個の生命でありながら、全体として一つの大きな生命として振る舞う。
古来から私達のご先祖様たちの日本人は、私達を含む大地の域元全てを一つの生命として捉えていた。と思います。私達が寿命を迎えこの世を去る時に、その大きな生命潮流に還っていく。家系や土地の生命潮流の流れを戻って還っていく。
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身を守るためには、同じ意識の元に集まった方が集団としてまとまりやすくなり、自然と防衛力は高まります。
そのようにして生き残ってきた末裔故に、無意識に仲間を求めるのかも知れません。
同類を殺し合うのは人間だけのようですが、人間は未来を想像できる能力を持ったことで、未来の不安を取り除く為の行為の一つに、殺し合いが有るのかも知れません。
→ 私もそのように思います。コメントありがとうございます。
喜怒哀楽も想像の上に成り立つとしたならば、想像力の獲得がエデンのリンゴなのでしょうか・・・
→ 相手と自分は個として独立した別のもの。という錯覚がエデンのリンゴだと思います。
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まるぞうさんは、米粉のパンはお好きですか? 私は、米粉のパン好きなので、聞いてみたくなりました。
→ はい。美味しかったです。緊急事態宣言時に軒並みスーパーから強力粉が消えた時、パン用の米粉が(お値段が高かったため)残っておりました。ヨメがそれを買ってパンを作った時(その頃は私はパン作りは興味ありませんでした)は、美味しかったです。
製パンように特殊な製粉を行いかつ強力粉のグルテンを補強しているため、お値段は高かったです。
さて米粉100%だけでパンを作る場合、米麹と酵母で発酵させるのが効果的のようです。製パン用の特殊な工程で製粉しなくても、普通の米粉でも美味しいパンが出来るとのことです。
参考サイト:米麹を用いた100%米粉パンの新たな製法技術
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nics/2011/112a0_10_09.html
食料自給率の低い日本でありますが、幸い御米は我が国土で時給できる作物です。その米粉と日本古来からの米麹を組み合わせた(製パンを含む)調理技術は興味深いですね。
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ビール酵母でずいぶん前に自己流パンを焼きましたら苦くなってしまい(食べられないほどではありませんでしたが)あれはきっと失敗でしたー。
→ 確かに味は苦味かもしれませんね。教えて頂いてありがとうございます。
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まるぞうさんは独学で錬菌術を学んで自分で人体実験をしているみたい。そのうち菌と会話ができる様になっていそうです。
→ 菌と会話するっていうことは、生命潮流と会話するのに似ているなと思います。菌とは一つ一つが個の生命でありながら、全体として一つの大きな生命として振る舞う。
古来から私達のご先祖様たちの日本人は、私達を含む大地の域元全てを一つの生命として捉えていた。と思います。私達が寿命を迎えこの世を去る時に、その大きな生命潮流に還っていく。家系や土地の生命潮流の流れを戻って還っていく。
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身を守るためには、同じ意識の元に集まった方が集団としてまとまりやすくなり、自然と防衛力は高まります。
そのようにして生き残ってきた末裔故に、無意識に仲間を求めるのかも知れません。
同類を殺し合うのは人間だけのようですが、人間は未来を想像できる能力を持ったことで、未来の不安を取り除く為の行為の一つに、殺し合いが有るのかも知れません。
→ 私もそのように思います。コメントありがとうございます。
喜怒哀楽も想像の上に成り立つとしたならば、想像力の獲得がエデンのリンゴなのでしょうか・・・
→ 相手と自分は個として独立した別のもの。という錯覚がエデンのリンゴだと思います。
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まるぞうさんは、米粉のパンはお好きですか? 私は、米粉のパン好きなので、聞いてみたくなりました。
→ はい。美味しかったです。緊急事態宣言時に軒並みスーパーから強力粉が消えた時、パン用の米粉が(お値段が高かったため)残っておりました。ヨメがそれを買ってパンを作った時(その頃は私はパン作りは興味ありませんでした)は、美味しかったです。
製パンように特殊な製粉を行いかつ強力粉のグルテンを補強しているため、お値段は高かったです。
さて米粉100%だけでパンを作る場合、米麹と酵母で発酵させるのが効果的のようです。製パン用の特殊な工程で製粉しなくても、普通の米粉でも美味しいパンが出来るとのことです。
参考サイト:米麹を用いた100%米粉パンの新たな製法技術
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nics/2011/112a0_10_09.html
食料自給率の低い日本でありますが、幸い御米は我が国土で時給できる作物です。その米粉と日本古来からの米麹を組み合わせた(製パンを含む)調理技術は興味深いですね。
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おまけ2
第11回「こあくまちゃん自分の心の動きを観察する」の巻
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