まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【同行二人ツーリング】 私とは誰か。2

2020-10-12 07:55:22 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
12日。子の重なり。 新月週間。




「じゃあ、本来の私も、本来のまるぞうさんも同じ。誰の本来も同じ一つのものである。」

「そう。全部一つでありながら、それぞれが別。」

「???」

「この世界は、矛盾した二つの性質を同時に持つ。慣れないとわかりにくいかもしれませんが、慣れるとそういうもんか。と肌感覚でわかって来ます。」

「???」

「たとえば物理学で光の性質。光は粒子であると同時に波である。粒子と波という相反する二つの性質を同時に持つ。
 人間の頭では、波でありながら粒子であるって、いったいどういうことかよくわからないけれど、実験結果ではもうそうとしか考えられないので、とにかく『波であり同時に粒子である』ということにしている。」

「はい。」

「量子力学も然り。この箱にシュレディンガーさんの猫が入っている。この猫は生きているか死んでいるか。」

「どちらかでしょうね。開けてみればわかる。」

「そう。でも開ける前は、生きている状態と死んでいる状態の両方の状態だ。となっている。」

「???」

「量子力学というのは、ゼロかイチではない、ゼロとイチという両方の存在が同時に在る。ということ。我々旧人類の頭では理解しづらいけれど、宇宙はどうもそうやって出来ている。
 相反するゼロとイチが同時に存在している。」

©FUJITSU

「ゼロかイチではなく、ゼロとイチの両方。。。」

「そう。だから本来の私達も一つであると当時に無数に分かれている状態でもある。全であると同時に個である。なんとなくわかった?」

「なんとなく。。。」

「話は少し脱線しますが、ゼロであると同時にイチである。この感覚はとても大事だと思います。(下記メモ参照)

 たとえば善と悪も。善か悪か。ではなく善であると同時に悪であるとか。」

「ええ。だって悪は悪でしょ。悪いやつでしょ。私達は悪に打ち克って善の元に還る魂なのではないですか。」

「旧人類の多くがそう考えている。自分たちは善の側であり、悪の側の誘惑に打ち克ち、悪の側を倒すこと。克服すること。」

「そうですよ。世界中の宗教はそうです。神様の名前は違ってもみなそうです。」

「では善とは何か。悪とは何か。」

「善とは善きもの。人を助け調和。愛。優しさ。寛容さのことです。
 悪とは悪しき者。自分さえ良ければ良いという考え。人を傷つけ略奪するもの。破壊するものです。」

「でも私達の本来は一つなんだよね。」

「というのはまるぞうさんの仮説ですよね。」

「そうそう。だから私の仮説では、善の本来も悪の本来も同じもの。善であることと悪であることとは相反することではなく、善と悪は同時に存在している一つのもの。」

「そんな考えは危険すぎます。」

「うん。危険だよね。別にこれは誰かを説得するために書いているのではない。私の仮説をメモとして書き起こしているだけだから。」

「はい。まるぞうさんの仮説は間違っていると思います。

 私達の魂は神の元から離れてこの世に生まれて来ました。そして神の善を成すためにこの世に生を受けています。
 悪の心を善に改宗させること。改宗しない悪は滅ぼすこと。このようにして神の善を成すことが、私達の魂の役割であり目的なのです。

 しかしもし私達が悪の誘惑に堕ちることがあると、私達は地獄に堕ちます。永遠の業火に焼かれるという宗教もあるけれど、私の考えは少し違います。この世で非道い条件で転生する。因果応報。
 だからこの世で理不尽な境遇に生まれてくることは、罰の報いなのです。前世の罰を今生で受けているのです。」

「とくに私は自分の仮説を人に広めたり説得する意図は全くないので、この話はやめておきましょう。」



つづく



個人的な備忘メモ
・相反する二つのものは同時に存在する。
・過去未来は現在とは別の時空であるが、現在と同時に存在している。現在の中に過去未来がある。
・あの場所はこの場所とは別の時空であるが、この場所に同時に存在している。この場所の中にあの場所がある。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
魂の修行とは、目指すものは何処なのでしょうね?

→ 宇宙の彩り。描く喜び。

==========
まるぞうさんの仰る魂が1であり、我々が分け御霊であるなら、私はこれまで退けてきたもの、毛嫌いして見捨ててきたものに心から申し訳なくなりました。

→ 全であると同時に個であり、個であると同時に全である。うむ。ありがとうございます。

==========
すみませんその某会長を知る者です。一言言わせて下さい。口は悪いですが根は悪い方ではありません私は数年しか関わっておりませんですが、私自身はあの方に恩義を感じております。先輩から聞かされた話では事業が軌道に乗りだした当初は、従業員の住まいや暮らしを心配し親の様に親身に面倒を見ていらしたそうです。その最初の従業員達の一部は会長の元を去って行かれお気の毒であったと聞いております。仕事には大変厳しい方でしたが私はあの方の真剣な叱咤に温かさをおぼえました。ことの真偽はわかりませんが、私にとりましては、仕事というものがどんなことなのかをとことん教えこんで下さった恩人でございました。

→ 実体験からのコメントありがとうございます。

それとは別に人は自分の過去の傷を誰かに投射せざるを得ないという習性があります。それは今まで人類が生きていくうえでは役に立つ面もありましたが、人が自分の目に蓋をするという弊害もあります。

==========
チェーン店でも手作りにこだわる、と言うのがそんなに批判されるものなのかなぁ?

→ 批判されているのは、経営が赤字な点です。
経営が(従業員のブラックの犠牲で成り立つものではない健全な)黒字であれば何も批判されることはないと思います。

企業の赤字が続くと企業は死んでしまうということ。従業員と家族が路頭に迷うこととなるということ。経営者とはその重責を負っている人のことです。

==========
私しかいなくて、ずっとしねないって、つらいと思ってしまいます。
まるぞうさんはどのように思っていらっしゃるか、教えていただだきたいです。お願いしますm(_ _)m

→ コメントありがとうございます。以下は私の個人的な仮説です。

それは個の自我から全体の意識に移行する過程で起きる症状です。これがこじれると虚無病になります。それは
・全体から切り離された個という意識が残ったまま
・無期限の退屈さ無限の繰り返しという記憶が蘇った時
に起こる症状です。

人がなぜ眠ったままなのか。という理由の一つでもあります。目が覚めるには、人によってはこの虚無病の洗礼をくぐらなければならないから。人によっては目が覚めるというのは怖いことだから。
宇宙の真理を説く言葉。一見正しそうでも、もしその言葉に暖かさがなければ、それは虚無病に誘う囮かもしれません。要注意。

真理とはどこか遠くにあるものではない。真理とは隠された宇宙の秘密なんかじゃない。私達のこの瞬間の心の暖かさの中にあります。

だから大丈夫。

==========




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【同行二人ツーリング】 私とは誰か。前編。

2020-10-11 09:48:39 | 陰と陽の理論

防災カレンダー 
11日。新月週間。




読者の方からご質問を頂きました。

私と私号の件で一つ教えて下さい。この世での自分は私+私号、あの世に行くと私は離れ私号のみと理解してます。魂とは私号との理解で良いのでしょうか。

魂とはどう言う位置なのでしょうか。私と私号の中で言うと。死ねば私が離れて、生きてる間は私と私号で自分でと理解してますが、魂とは私号に自我が付着した存在なのでしょうか。



私は死後の世界というものが本当にあるのかどうかわかりません。でも、ひょっとしたらこうなのかも。という個人的な仮説のお話であります。

「まるぞうさんの仮説では、わたし号が魂ということでしょうか。」

「それを考える前に、まず私とは誰か。ということです。」

「私とは私とわたし号ではないでしょうか。」

「ふむ。舞台の役者さんで考えます。私は役者さんです。わたし号とは劇の中での役です。

だから舞台の劇の中で『あなたは誰?』と訊かれれば、『私はまるぞう(役名)です』と答えます。
しかし舞台から離れれて『あなたは誰?』と訊かれれば、『私は私です』と答えます。」

「はい。そうですね。」

「では、再度質問です。この人生であなた号という役を演じていた、役者さんとしてのあなたは誰ですか?」

「私は・・・私は私です。」

「はい。その私とは誰ですか?」

「私は・・・私です。」

「ふうむ。では訊きます。あなた号を演じている本来のあなたはあなただという。ではまるぞう号をえんじていた本来の私は誰でしょう。」

「本来のまるぞうさんでは?」

「では訊きます。本来のあなた。本来の私。その違いは何でしょうか。」

「本来の私も本来のまるぞうさんも。えっと役者さんでしょ。ということは、それぞれ本来の私であり、本来のまるぞうさん。じゃないのですか?」

「ふうむ。違うのです。本来の私は私です。そして同時に本来のあなたも私なのです。世界中全ての生きる人。その本来の私とは、全部同じ『私』なのです。」

「???だって役者さんだとすると、それぞれ別でしょ?」

「はい。でもこの世劇団。役者さんはたった一人。本来の私だけです。この本来の私が一人何役もしているのです。」

「ええ。わからなくなって来ました。」

「私の仮説ではこうです。この宇宙の根源。これが無数に自己複製して分裂して、そしてその無数の根源が時空という彩り模様を創っている。これが宇宙です。」

「はい。」

「フラクタル。相似象。なぜマクロもミクロも同じ形なのか。そこにこの宇宙の成り立ちの秘密があります。」


©WAKARA


左は脳細胞のシナプス。右は無数の銀河系が構成している銀河の泡。

「じゃあ。私もまるぞうさんも、本質は同じということでしょうか。ちょっと信じられない。私は私。まるぞうさんはまるぞうさんでしょ。」

「この宇宙の成り立ち。全ては一つであり。しかし同時に無数に複製が分裂している個の集まりであり。一つであり無数の個であり。
この相反することが同時に在る。ということが感覚でわかってもらえるでしょうか。」

「はい。感覚なら。何となく。じゃあ魂とは何なんですか。」

「ちょっと一旦魂のことは脇に置いておきましょう。それを今考えると混乱する。」

「はい。脇に置きます。でも私の本来とまるぞうさんの本来が同一だとは。ちょっとわかるようなわからないような。だってそれぞれ違うじゃないですか。私は私。まるぞうさんはまるぞうさん。」

「まずそこが感覚でわかるかどうかなんです。」

「はい。何となくわかるような。わからないような。」

「本来の私は本来のあなたです。あなたの嫌いな上司も、中国共産党の人も、トランプさんも、お釈迦さまもキリストも、生きている地球も生きている太陽も。本来の私。同じです。」

「ちょっと信じられないなあ。だって私は私だし。あの嫌いな上司の本来が自分と同じだなんて。某国の人間の本来が自分と同じなんて信じられません。いや信じたくない。それにお釈迦さまやキリストの本質が自分と同じだなんて。だったら自分はもう悟っているってことなんですか。じゃあ何で私は毎日こんなに悩んで生活してるんですか。
それになんですか。生きている地球や太陽とも同じだなんて。わけわかりません。」

「ですよね〜。」

「ですよ。」

「本来の私とは
 ・性別もなし
 ・生まれた日もなし
 ・死ぬ日もなし
 そういう存在です。そしてそれは本来のあなたも同じ。」

「はい。」

「本来の私は、本来のあなたと同じ。この地球に生きている全ての本来の私と同じ。

 本来の私は無数に分裂し、そして一部の私たちは、それぞれのわたし号を借りてこの世を体験している。
 もし全員同じだと思い出すとこのツーリング体験も意味がなくなるから。それは思い出さないように。眠った状態で。このツーリングを体験します。

 私は私。あなたはあなた。別物だ。完全に違う存在だ。そういう錯覚で数十年?という期間。体験をする。

 だから私の本来はあなたの本来と同じ。でもこの世に生きている間はそれを忘れているルールです。」



つづく





注記)この動画コンテンツは個人的に参考になりましたが、この方の他の動画コンテンツや他の発言や行動などをこのブログが全面的に肯定しているわけではありません。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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50歳も後半になると環境の変化に弱いですね。
ほぼ自分の望み通りの職場環境になったのにちょっと弱気になったりもします。

→ 年齢による衰えが徐々に進むのが半分。まだまだこの世で見てやろうという好奇心は若い頃とは変わらないのが半分。

我々の世代は100歳現役の時代に突入します。お疲れ様です。お互い頑張りましょ〜。

==========
メンツ(自我)に縛られては、人生の半分も楽しめませんが、楽しいと思う人も多いのでしょう。

→ メンツを手放すと得られるものも大きいです。経営者がメンツを手放すと会社が潰れにくくなります。という私の人生経験です。

==========
日本が反日や共産主義に長年侵食されてきたのは、ゼロイチ思考と一本気を良しとする思考から抜け出せないからじゃないと思います。世の中がザワザワしている時ほど、半分半分、ほどほど思考が命を救うような気がします。多分国の舵取りもそうなんじゃないでしょうか。

→ 私もそのように思います。ありがとうございます。

==========
新聞記事には大戸屋の現従業員の悲痛な声が掲載されていました。

「今は不安でいっぱいです……」

手作りこだわり派と徹底効率派のちがいもさることながら、コロワイド会長のこの言葉に打ち震えているようです。

→ もし今大戸屋さんの従業員の方に声をかけるとするならば、「塞翁が馬」という言葉です。

強面(こわおもて)の上司ほど実は情に厚い。
一見理解があるような言動の上司ほど簡単に裏切る。
私の人生経験で観た風景です。

コロワイドの社風は甘くはないが、意志のある人間は挑戦する価値はあると思います。という言葉でしょうか。

==========
バカみたいですが例えば職場では2人で使う薬品は危険性の高いもので使用したらすぐ瓶の蓋をする、匙は拭き取っておく、自分で汚した物は自分でキレイに処理しておくが出来ない人がいて何度も注意しても通じないので殆どの場合こちらがやる事になります。

→ 危険なことなので毎回(感情的にならずに)相手に伝えることが半分。気づいた時は自分がやると腹を括ることが半分。

全部相手に締めてもらうように変わってもらうというのでもなく、全部自分がひっかぶるというのでもなく、半分半分。というのはいかがでしょう。

==========
香川県に、某国の学校が出来るそうです。大量移住の、噂もあります。

→ どう動くか観てみたいと思います。

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最近時間ができるようになって、今どきのTVアニメなどを見ています。きっかけは大ブームの「鬼滅の刃」です。
知人に勧められてアマプラで見てはまり、コミックスまで全部買い揃えて家族でワイワイ楽しんでいます。
・・・
今夜と来週、まとめてアニメが地上波で再放送されるようなのでよかったらご覧下さい!

→ そのアニメのことは知りませんでした。録画しました。情報ありがとうございます。

==========
今は良い経験をさせてもらったと感謝しております。あの頃の頑張り、今は出せませんから。

→ お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

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ほんと、事業を続ける、続けてゆけるというのは天意、正義だと思います。たとえ自分だけが儲かればよいと思ってその代は大丈夫でもその揺り返しが2代目3代目にでてきます。衰退してゆきます。
かといって経営に甘かったらそれも続かない。

→ そう思います。長く続く企業は謙虚さを社訓として経営者が率先して実践しているところが多いですが、それが企業の寿命に関係深いという先人たちの知恵なのだと思います。
良いお話ありがとうございます。

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【大戸屋騒動】 捨てられない経営が失ったもの。後編。

2020-10-10 09:31:36 | まるぞう経営学

防災カレンダー 
10日。下弦。注意日。 新月週間。




ゼロかイチではなく半分半分に正解がある。

 私が不思議に思ったのは、大戸屋経営陣が「店内調理原理主義」に陥っていたことでした。

©テレビ東京

 コロワイドのセントラルキッチン方式は悪。自分たちの店内調理が善である。これは善と悪との闘いである。というような様相を呈しているように観えました。

 しかしコロワイドの買収とは関係なく大戸屋の売上は落ち続けとうとう赤字にまで転落してしまった。そしてその原因は、こだわりすぎた店内調理にあるのは間違いありません。

 海原雄山の美食倶楽部じゃあないんだから、店内で鰹節を削ったり豆腐を仕込む意味はどこまであるのだろう。大戸屋のお客さんはみな海原雄山みたいな人間じゃないはずでしょ?

©小学館

 また本当にメニューも40種類以上も必要?普通の定食屋さんのランチメニューって4種類前後ですよ。美味しければお客さんはその4種類から選ぶものなのよ。
 だけど大戸屋の経営者は売上低下とともに逆方向にハンドルを切っている。

・何?売上落ちた?。そりゃ味が落ちたんだ。もっと手間を賭けなきゃダメだ。おかかも豆腐も店内で朝仕込む。もっともっと手間をかけなきゃ美味しくならない。

・何?売上また落ちた?もっとメニューを開発して。お客さんが喜ぶメニューを増やさなきゃ。もっとメニュー増やして。でも手を抜いたらだめよ。手間のかかる美味しいメニューをたくさん増やさなきゃ。

・何?さらに売上落ちた?何?料理出てくるの遅い?味が落ちた?みんな何してんの。料理の手間ひま抜いちゃだめでしょ。みんな朝早く出てきて夜遅くまで働いて補ってくだだい。。みなさんの努力が足りません。

 このように負のスパイラルに陥った。本当に上記の流れであったかはわかりません。大戸屋ファンの方すみません。が、私の空想ではそのような会話が目に浮かびます。



何のための店内調理死守なの?

 そしてコロワイドがセントラルキッチンを掲げた時、大戸屋の経営者は、

・何?セントラルキッチン?そんなことしたら大戸屋の味が落ちちゃう。絶対だめ。大戸屋は店内調理が持ち味だから。今まで通り、手間のかかった仕込みと調理。そして豊富なメニューの数を死守しないと大戸屋はなくなってしまう。セントラルキッチン絶対反対。

 そのように突っ走ってしまています。



 でもね。考えてみてください。お客さんが望んでいるのは、
・美味しくて
・健康的で
・適正な値段
の定食です。
 別に店内調理を求めているのではない。もしその3条件が満たせるならこだわらない。

 どうも大戸屋の経営陣は、ゼロイチしか見えない癖があるように思います。残念。
 なぜ店内調理半分。セントラルキッチン半分という中道の選択肢を選べなかったのでしょうか。

 たとえば焼き魚や煮魚などは店内調理で手間をかけて美味しい調理とする。注文を受けてから炭火でじっくり焼くこと。注文受けてから、良い出汁でさっと魚を炊くこと。ここは大戸屋の強みだから、この部分の店内調理は譲れない。
 しかしそれ以外のお惣菜はセントラルキッチンとする。そのように
・店内調理半分
・セントラルキッチン半分

というバランスのとれた選択肢はあったはずであると思います。
 コロワイドに事実上のっとられた大戸屋でありますが、大戸屋の強みを活かしたまま、他のチェーン店にはない差別化されたこだわりの美味しい料理と、競争力のある価格で、大戸屋を立て直して頂きたいと思います。



旧人類は半分半分という思考が苦手?白か黒かはっきりカタを付けてよ。

 今回の大戸屋騒動の件で、改めた感じたこと。それは私達旧人類は、どうしても
・自分が正しい
・相手が間違っている

 このようにゼロかイチの思考に陥りやすいのですが、正解は

・自分は半分しか正しくない。半分は間違っている。
・相手の半分は間違っているが、半分は正しい。

 半分半分の中に正解があるという私個人の仮説であります。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
受けた事例によって水に流すのは難しいことはありますね。流すつもりがダムみたいに蓄積されて、とうとう耐えきれなくて大洪水みたいなこともありますし。

→ 無理に全部水に流さないのではなく、
半分は水に流すが、半分は水に流さない。
水に流せない自分自身も、愛しいわたし号であります。という風景はいかがでしょう。

==========
生死に関わることとか会社の経営が傾くとかは別として、まるぞうさんは選択肢が幾つかあった時、今すぐどれか一つを選ばなくても良いような状況の時、どのように選択することを考えますか?

→ どちらか一方をとるのではなく、半分ずつ選ぶ。半分は自分のために。半分は相手のために。ではいかがでしょう。

==========







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【大戸屋騒動】 捨てられない経営が失ったもの。中編。

2020-10-09 08:56:17 | まるぞう経営学

防災カレンダー 
9日。月の最遠から5日後。 酉の日。注意日。




数年前から指摘されていた「警告」。

 大戸屋の経営が苦しくなった理由は、店内調理であると言われています。
参考サイト:大戸屋からじわりとお客が離れている理由〜自らのクビを絞める「手作りの味」2018/03/08 9:00

 この記事によるとメニューはほぼ店内手作り。魚や肉は炭火でじっくり焼くだけでなく、出汁をとる鰹節も店内で削り、豆腐の店内で豆乳を固めて作っています。
 しかしメニューは40種類以上。これらのメニューを店内で手作りで出すというのはどこかに歪みが生じます。

 まず一つに頼んでから待ち時間が長いということ。そりゃこんなに手がかかった料理を一つずつ作るのですから、お昼や夕方の混雑した時間帯は時間がかかるのは当然でしょう。ネットでは40分も待たされたという記事がありますが、だいたい15分は待つようです。
 料亭ならともかく、サラリーマンや学生が食事をするには待ち時間が長すぎます。

 お客の回転率が落ちれば当然売上も落ちます。その分大戸屋は値上げをしました。約3割アップという中途半端の値上げも客離れを加速させました。
 大戸屋の廻りには、もっと早く安い値段で提供してくれる外食チェーンはたくさんあったからでした。

 2〜3年ぐらい前から、この大戸屋の体質に警鐘を鳴らす記事が目立つようになります。
参考サイト:大戸屋、客離れ深刻で「負け組」に? 遅い&高い&微妙なメニューがアダに 2018.04.22 23:05

 大戸屋は他の定食チェーンに比べて味が美味しいというファンがいる一方、味が落ちたと評価する人がいるというのは、一重に店内調理の複雑さによるものと思われます。熟練した店員が担当ではない場合は、質の落ちた料理を出すリスクが高まります。
 これはいきなりステーキが一時期味が落ちたと評判になった理由と同じです。店内に熟練した料理人がいる前提の調理構成だと、逆に(シフトの都合などで)慣れない店員が担当する場合の味の落差が大きくなります。

 そして何より問題なのは、従業員の仕事時間が長くなるということ。
 そりゃ一つひとつ手間かけて、でも料理の種類はべらぼうに多く、混雑時にはたくさんのお客が来るのなら当然です。大戸屋のサービス残業の実態も話題となりました。
参考サイト:大戸屋『ガイア』密着で“壮絶なブラック企業ぶり”を全国に晒す…早くも客離れの兆候 2019.12.13 18:10



手放せば得られたはずだったもの。

 経営者は会社を立て直す時に必要なのは「何を捨てるか」であります。
 それは私達の人生にも共通することです。欲しいものがある時は、まず手放せ。手放した分だけ与えられるという陰陽の仮説です。
 では大戸屋は何を手放すべきだったのか。ここまで読んで多くの読者の方はいろいろお考えになることでしょう。



案1:メニューの数を手放す

 凝った手作りの食事を提供したいとこだわるのであれば、少なくともメニューの数を減らすこと。品数が減れば、手作り店内調理でもきちんとお客に提供することが出来ます。

メニューの数を思い切って減らすことで
・調理工数が削減され提供までの時間が短縮される。
・その結果回転率があがり売上があがる。
・職場のブラック体質が改善される。

 たとえば皆さんご存知のサイゼリア。このサイゼリアのメニューにはフライドポテトがありません。なぜか。それは油を上げるフライヤーの設備を調理場に入れると(揚げ物が1種類増えるだけでも)調理工数が大きく上がるから。です。
 フライドポテトをメニューに入れると売上げが上がることはわかっていても、調理工数を上げないために、わざわざ採用しない。

 しかし大戸屋のメニューを見ると、店内の調理工数の視点よりも、とにかくお客さんが頼むなら入れよう。という経営者の「欲張り」の趣向が見え隠れします。
 もちろん売上が落ち始めたら、あれこれお客さんを獲得するためにメニューを増やしたくなる気持ちはわかります。でもこれは素人経営です。

 売上が落ち始めた時こそ、メニューの数を絞ることを考えるべき。と思います。



案2:売上を手放す

 京都にあるステーキ丼のお店「佰食屋」。この店はステーキ丼だけ。絶品のステーキの丼ですが、一日百食以上は提供しない。百食終わったら閉店です。サービス残業どころか普通の残業も一切なし。
 毎日行列が出来、夕方そうそうには売り切れ閉店です。

 さすがにコロナ禍では売上が落ちて経営が苦しかったようですが、今は復活しているようです。固定のファンがお店を支えているようです。

 単品メニューだから一つひとつ手をかけて調理してもお客さんをそれほど待たせることはありません。また残業のないホワイトの職場ですから、従業員の人達のモチベーションも高く保てます。
 自分たちの必要としている以上の利益を、敢えて手放すということで、多くのファンに支えられるという形態を築き上げる。

 もし大戸屋が、ある一定上の売上を手放すという選択をしたならば、逆に売上があがる未来に繋がっていたと思います。が、上場した企業にはその選択肢は難しいでしょうと思います。



案3:こだわり調理を手放す

 とにかく手間がかかる店内調理を止める。これはコロワイドが提案している案でした。セントラルキッチンで調理して、店内ではそれを温めて配膳するだけ。多くの外食チェーンが行っている方式です。これによって

・メニューの数を減らさなくて手も、
・お客待ち時間が減って回転率があがる。
・コストが下がるのでメニュー単価も下がる。

 コロワイドが最も得意とする土俵です。セントラルキッチンで味が少々落ちても、以前と同じ600円くらいのメニューで、時間かからずに提供されるなら。お客は戻ってくる。それがコロワイドの「立て直し案」でした。



 立て直しにはこの他に「単価の高いブランド」とすることもありますが、これは更に手放すものが多すぎる。まずお店と従業員の数を100分の1に縮小するぐらいのところからのスタートとなりますから、大戸屋の経営陣からすると有り得ないことでしょう。



どれも手放したくない。結果、会社そのものを手放すことになった。

 苦境に立った大戸屋。数年前から多くのメディアが問題点を指摘していましたが、

・調理の工数は落としたくない
・メニューの数は減らしたくない
・売上が減らしたくない(結果的に減り続けたが)

どれも手放したくない。としがみついたまま。ジリジリと売上が下がっていったのでした。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
私はデザインの仕事をやっていて、内容的にエンタメ分野で、ありがたいことに日々楽しくお仕事しております。
仕事のときは、喜んだり笑ってもらえるいいな、役に立つといいな(^.^)と軽やかな気持ちで臨むんですが
たまにチクッと重い気持ちになります。
それをよくよく抽出してみると、「ガッカリされたくない」
という気持ちでした(T . T)
それ自体悪い気持ちではないと思うのですが、楽しみごとのジャンルでやっているにしては、ちょっと重いな、と…
まるぞうさん、こういう気持ちは持ったままでもいいのかな?それだとコンテンツが突き抜けないかな?
それとも腹が括れると、そういった「ガッカリされたくない」みたいな執着は緩んでいくのかな…
とりあえず、引き続きいろいろトライしてみまっす?(*´?`*)?

→ ・観てもらう人に受けたい。がっかりされたくない。という気持ちが半分。
・自分が面白いことが一番。他の人から理解されなくても良い。という気持ちが半分。
という半分半分はいかがでしょう。

どうしても人の思考はゼロイチになってしまう。どっちをとるのか。と。

でも、人の目を気にする気持ちは大切だけど、半分だけにしておく。
自分が楽しいことが一番という気持ちも、大切だけど半分にしておく。
この半分ずつどうしを足します。という半分半分。

==========
何を、どう考えるかという事は、その人の現実を引き寄せると考えるからですが、まるぞうさんは、どう思われますか?

→ はい。そのとおりと思います。
この世を離れる時に「それで良かった」という選択をしたいと思います。
だから普段でも死の視点は重要だと思うのです。死の視点とは一見不吉なように感じられるかもしれませんが、今自分がこの世を離れるとしたら、この世のゲームで集めたものは何一つ持って行けず手放して去るとしたら、今の自分の選択の蓄積は後悔がないかどうか。という視点であります。

眠ったままのロボット。自分が死ぬ時があるなんて全然実感していない。この世を離れて目が覚めてから後悔するのは、もうこりごりです。という私の風景です。

==========




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【大戸屋騒動】 捨てられない経営が失ったもの。前編。

2020-10-08 10:11:06 | まるぞう経営学


テレビドラマ顔負けの波乱万丈劇。

 大戸屋という定食屋チェーン点があります。街の定食屋さんからスタートして世界中にチェーン店を持つまでに急成長したこの定食屋さん。コロワイドという巨大資本に呑み込まれるか。という「半沢直樹」さながらのドラマがあった。
 それは先日のテレビ東京ガイアの夜明けという番組の内容でした。
「大戸屋」買収はなぜ成功したのか?~6ヵ月の独自追跡!~:ガイアの夜明け
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2020/022563.html

・大戸屋を呑み込もうとする巨大資本コロワイド。
・株主総会で大戸屋の経営陣を刷新する決議を発動するが、大戸屋ファンの個人投資家たちの反対で断念。
・しかしコロワイドは諦めず、TOBという市場を介さない直接買い付け。70億という巨額のお金を投入して個人資本家から株を買い付ける。
・この半沢直樹顔負けの展開でコロワイドは大戸屋を手に入れる。
・大戸屋の経営陣はほぼ退陣。コロワイドが送り込んだ取締役の中に、大戸屋の会長の長男が。
・大戸屋会長は本来長男を跡継ぎにしたかった。しかし57歳という若さで急逝。
・会長亡きあと今の社長と会長長男が対立。まだ若かった長男は大戸屋を去ることに。
・しかしその社長を追い出し大戸屋を手に入れたコロワイドが担いだのが、大戸屋を追い出された元会長の長男だった。

こういうストーリー。この半年という期間で大戸屋で起きたことです。



経営危機の原因は「捨てられないこと」にある。

 波乱万丈の話でありますが、一つ忘れされれていることがあるように思いました。それは大戸屋が赤字転落の経営危機になっているということです。
 近年大戸屋の売上は年々落ち、今年の3月にとうとう赤字転落し、そして現状では黒字回復する可能性も非常に薄いということです。

 なぜ大戸屋が赤字になったのか。それは欲張りすぎたから。経営の危機に際して捨てることが出来なかったから。いきなりステーキもそうでしたが、経営者が捨てられない判断をしてしまうと、船全体が沈没し始める。

 では大戸屋は何を捨てられなかったのか。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
昨年、裏庭に除草剤をまいている時にムカデに足を噛まれました。その時、「私達の生態系を壊さないでくれ」とムカデに言われた気がしたのです。先日は大きな蛇も見かけました。自然を大切になるべく草刈り機を使うようにしています。

→ 雑草の根を残して茎や葉を刈り地面に敷き詰めると小さな虫や微生物たちがその枯草を栄養にして、そして土が肥えて行く。という過程を観るのは私個人として楽しいなあと思います。

多くの雑草はその根の先には菌根菌と繋がっていますから。その根は残したまま。刈っては敷く。刈っては敷く。そしてその人間が手入れしている土地の半分は私達人間の作物や花を育てさせてもらうのにお借りする。というバランスが個人的に面白いです。

雑草とはその時点でその土地が呼び寄せた草花です。その土地を森林に変えていくのに、今この土地を肥やすのに一番適している植物が、私達が雑草と呼ぶその土地の妖精であります。という個人の心象風景です。

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そもそも新人類の方とは負の感情という実感が在るのか?

→ 新人類も当然の負の感情はあります。でもその負の感情を解くのが面白い。という価値観になる。という心象風景なのです。
ゴーヤ苦いの嫌とつまんでお皿から出していた旧人類。からゴーヤの苦いのが美味しいよね。と他の食材と一緒に食べる新人類。苦いゴーヤ=負の感情があるから人生面白い。ゴーヤチャンプル美味しいです。

==========
同行二人ツーリング、のような生き方ができるのは、自分の遺伝子も癒していくように感じます。
(ただそう感じるだけですが)
もしかしたら、それが進んでいくと解く柔らかさになるのでしょうか。

→ 私も試行錯誤の真っ最中なのですが、皆様のコメントは非常に参考になります。ありがとうございます。

==========
自分の生きがいのために他人の負の感情に干渉するのは、大迷惑でやめるべきことだと思います。

→ あなたがここを訪れなければ縁が生じないわけです。だからそれはあなたの自由選択の結果です。なぜあなたは腹を立てながらこの場所に訪れるという選択をするのでしょう。全てはあなたの御自分の選択です。

あなたはここを訪れなければ、一生そのような不愉快な気分を味合わずにすみます。
堂々巡りの時期はそろそろ終わり。もう不掲載投稿はご遠慮ください。

==========
新人類のイメージは、ブッダやイエス・キリストを越える様な存在のイメージです。

→ 創造→調和→破壊→創造→・・・

新人類は清濁併せ呑む知恵と柔らかさを持つと思います。

==========
>1,半分半分。
こだわらない、決めつけない、アリノママですね。

→ 陰と陽。明と暗。賢さと愚かさ。相反する物事の両面を同時に受け入れるということです。


>2,運命をコントロール。
想像力、流すチカラ、積み上げる忍耐力ですね。

→ 欲しいものを追いかける(その多くは叶わない)のではなく、起きてほしくないことを呑み込む(想定し備えて腹を括る)ということで結果的に望みを実現させるということです。逆ハンドル。


>3,解(ほど)く柔らかさ。
原点にもどる。意識の低空飛行。しなやかさですね。

→ はい。結局みんな奥底では繋がっている。相手を見ているときは自分自身を観ている。でしょうか。
コメントありがとうございます。

==========
地球のミニ生態系のような畑のコメントのそこかしこに新人類へのヒント?!がちりばめられてるように思えました。
もちつもたれつ、あるがまま、そんなおおらかさを感じます

→ 商業農業は大変ですが、趣味の範囲の個人菜園は大地の小さな息吹が楽しいです。大地の良い匂いです。ありがとうございます。

==========
世の中、左派を赤とすれば、右派(偽右派多し)を青とします。
真ん中に金=経済至上主義を黄色、とすると赤、黄、青の三色旗が出来上がります。作られた経緯にも気付きます。どこまで、何をお気付きになられるのかは、お任せ致します。

→ 自分の心の中の敵を相手に投射している。という幻想に気づくかどうか。これも重要な鍵であると思います。

・政権に自分の中の敵を投射する人達。
・売国認定して自分の中の敵を投射する人達。

自分の心の中の敵を含めて、自分号を愛おしく受け入れられることが出来るといいなと思います。苦いゴーヤ含めて受け入れられる人。そうすると自分の心の中の疼きや乾きを外に求めなくなる。

経済至上主義=自分の心の乾きを外に求め続ける人達。という点では旧人類。同じですね。


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【同行二人ツーリング】 半分半分5。

2020-10-04 10:13:52 | 陰と陽の理論

防災カレンダー 
4日。大潮。月の最遠から3時間後05時22分。 庚の重なり、酉の日。




 死後というものがあるのかどうか。もしあるならそれはどういう世界なのか。私は全くわかりません。ただし、もし半分半分の仮説の世界であるなら。その延長線上の死後の世界については、推測することは出来ます。

 私達が居眠り運転している時間が長いほど。わたし号の自動運転で人生を終えた時。おそらく死んだ後、後悔することが多いことでしょう。
 本当は半分半分を楽しみたかったのに。大切な時期はほとんで眠っていた。

 眠っていた時間とは。
・わたし号の「苦痛」と「快感」のロボット反射で生きていた。
・「過去」傷つけられたことと、「未来」の心配のループの中で生きていた。
・自分は起きていると思っていながら、眠っていた。酔っぱらいが「おれはシラフですよ」といいながら千鳥足で歩くのと同じ。自分が眠っていたことに、最期まで気づかなかった。



もしこの瞬間自分が死ぬとしたら、何が後悔か。
今この瞬間この世を離れるかもしれない。という視点が本来の私の視点。
運転席から俯瞰する私の視点。
死を意識している時、時間が止まる。
死を意識している時、生と共に在る。
死を意識している時、過去の恨みは水に流れる。
死を意識している時、未来の心配は消える。
死を意識するとは、この瞬間を生きる。生を生きると言うこと。
死を意識すること半分。この社会の日常をわたし号の「役割」を演じること半分。
その半分半分の視点で観える風景。これが観たかった。


自分で死を選ぶ人は、死を意識した視点ではない。正反対。
それは眠っている居眠り運転の視点。
逃げたいという視点。ロボットはいつも逃げたいと願っている。
ロボットとは苦痛と快感の反射機械だから。

嫌なことがあったら逃げたい。
それはそれで良し。ただし半分。
残りの半分は、逃げないで受け止めたらどうなるの?
その景色を観てみたい視点半分。

逃げたい苦痛があるから面白い。
切望する快感があるから面白い。
苦痛を避けて、快感を求める。そのルール前提で。
でも、半分は死を意識して、その風景を観てみたい。


失うものは嫌だ。失うことが怖い。
望みが叶わないのは辛い。
人から評価されないことは辛い。
そのロボット思考に閉じ込められると、
この牢獄から逃げ出せないと思い込んでしまうと、
そこから逃げるために死を選ぶ人がいる。

でもね。
もし自分が今死ぬとするならば、
何も持っていけるものはない。
人の評価もどうでも良かった。
ただただ、生きているこの美しい風景を観てたかっただけ。
自分がこの「苦痛と快感」が織りなす生命の鎖の一部を体験したかっただけ。

死を意識すると眠りから覚める。
眠ったままだと死を選ぶ(人もいる)。


この地球は素晴らしい。
生命の呼吸で脈動している。
誕生→成長→死→誕生→成長→死→誕生・・・

この生命の脈動をお借りして、自我という更なるルールを加えた発明。
肉体と自我というわたし号の発明。
エデンの園から抜け出して、本来の私自身を発見する旅。

肉体と自我の苦痛と快感に閉じ込められたまま。
眠ったままこの旅を終える設定。
しかし目が覚める時、私は私自身を発見する。
眠っている自分半分。起きている自分半分の時に、私は私を発見する。という発明。


居眠り運転だった自分は、再度ツーリングを切望する。
何で眠っちゃったんだろう。
もう一度やりたい。やりたい。自分を発見したい。

では眠っているところからスタートだよ。

オッケー。オッケー。次はちゃんと起きるから。
あいつがどうしても許せないという催眠術がかかった状態から、起きてみせるから。
人から無視された評価されない自分は価値がないという催眠術から、起きてみせるから。

許せない相手がいて情けない自分がいて。という世界が半分。
今この世界を離れる時、自分に悔いがないか。失うものは何もない。拘るものも何もない。(だって幻想ルールの上での話だから)でも私は、この波乱万丈の美しい体験を観たかった。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
ですが、プレッシャーでヨレヨレの自分と楽しんでいる自分、終わって開放感と寂しさが混ざっている自分がいます。まあ、給料は安いですが、そういうことを楽しんでいるのだろうと思っています。

→ 愛情こめた手間をかけて育ててもらえる生徒さんたちは幸せですね。ありがとうございます。

==========
草マルチですね。
まるぞうさん、すごいですよ。

→ 耕さないのに土が柔らかく、水もやらないのに土が乾かない。雑草や微生物も育てている。自分で小さな地球を育てているようで面白いです。ありがとうございます。

==========
質問:「コロナ禍で、小さな悩みがあってもなかなか会って相談できないというジレンマを抱えている人がたくさんいます。そんな方々へメッセージをいただけますか?」
美輪:「自分が相談者ではなく、解答者だったらと、ひとつの問題を多方面から分析するくせをつけることですね。」

→ 勉強になります。ありがとうございます。

==========
それは、相手のテーマなのだから。なので、努めて心の目で見る事、そして後はお任せの実験を実行中です。

→ まさに「生きている」。ありがとうございます。

==========
医療現場て働く子どもが、栄養管理された食事やリハビリなどフルコースで頑張った患者さんほど急変もするという話をしていて、食べれなければ食べられる分だけ、お腹が空いたらゼリーなど食べて良しとし、リハビリも頑張らない患者さんの方が退院後も安定していて改善が見られると言うのです。

まるぞうさんの畑は、耕さず、刈った葉を撒くことで土の中で育成させていきますよね。何か人の体も医療で管理してガチガチにしないで、のり代のある方が自然治癒力が上がるのではないかと思いました。 それだけの話です。

→ 生命のリズムが聴けることも、この世で生きていることの面白さの一つですね。

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【同行二人ツーリング】 半分半分4。

2020-10-03 09:33:13 | 陰と陽の理論

防災カレンダー 
名古屋市





わたし号と本来の私の半分半分。



演奏家の場合。
コンサートの前。上手く弾かなければならない。というプレッシャーは、半分のわたし号。

もう半分の本来の私は弾くことが楽しい。周囲から上手だと評価されることは興味がない。今日の演奏は昨日とは違う。新しい試み。新しい発見。が面白い。

という半分半分。この半分半分の塩梅が丁度一番美味しい。



絵描きの場合。
評価される絵を描かなければならない。売れる絵を描かなければならない。というプレッシャーは半分のわたし号。

もう半分の本来の私は描くことが楽しい。周囲から上手だと評価されることは興味ない。今日描く絵は昨日とは違う。新しい試み。新しい発見。これを描くのが面白い。

という半分半分。この半分半分の塩梅が一番美味しい。



選手の場合。
記録を出さなければならない。勝たなければならない。というプレッシャーは半分のわたし号。

もう半分の私は挑戦することが楽しい。失敗することは気にしない。10回全部失敗しても構わない。それよりその1回。成功するかを試したい。

厳しい厳しいプレッシャーの中で。それでも挑戦したい半分の自分が手足を大きく伸ばした時、時間が止まる。競技の最中。時間が止まることを感じる瞬間。

という半分半分。プレッシャーという土壌があるからZONEが生まれる。この塩梅が一番美味しい。



起業家の場合。
売上を上げなければならない。資金繰りを乗り越えなければならない。というプレッシャーは半分のわたし号。

もう半分の私は、世間の非常識を試したい。周囲から失敗するぞと言われても試したい。世の中にないものを生み出したい。一体この衝動はどこから来るんだろう。それは半分半分から来るんだよ。
時間と金と人材という制約の半分があるからこそ、無から有を生み出したいという衝動が湧いてくる。この塩梅が一番美味しい。



普段の平凡な日々。
毎日毎日同じことの繰り返し。職場や家庭でやらなければならないことのプレッシャー。
この仕事の毎日の「ねばならない」が半分。これが土壌となる。

残りの半分は本来の私。わたし号の仕事を俯瞰して観ている私。本来の私が観る時。時間が止まる。

日常生活の中で、半分の自分が起きた時に時間が止まる。



日常の家事雑事の中で自分を見つめることって、動く禅って何も特別なことじゃなかった。
毎日毎日同じことの繰り返しが土壌となる。
「ねばならない」という仕事が土壌となる。
この世界で生きていくことの制約が土壌となる。

ガッタンゴットン。毎日の生活という機を織る同じリズムが土壌となる。

この半分の土壌。それを本来の私が俯瞰して観る時。時間が止まる。
本来の私が、愛車わたし号が一生懸命生きているのを俯瞰して観る時。時間が止まる。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まるぞうさんは奥様やお母様もiPhoneをご使用されていらっしゃるかなと思い、メールはiPhone間のiMessageをお使いですか?
高齢親へiPhoneを色々設定等しており、メールはどちらでやり取りしていらっしゃるかお聞きできれば有難く思います。

→ 義母は数ヶ月前にガラケーからiPhoneに変更しました。ヨメと義母のメッセージのやりとりはiMessageを利用しています。

やりとりの大部分は短いメッセージなのでメールよりiMessageの方が扱いやすいかなと思っています。ただどちらにしろ、親御さんが使いやすいと思います。

どちらにしろ頭の体操レベルです。せっかく送ったのに読まれないままのこともあるので、大切なことは実家の固定電話に電話して連絡するという王道が基本というのが我が家の運用です。

スマホの一番の利点は位置情報をいつでも把握できることです。何かあった時に、もしスマホを携帯していれば(電源が入っていれば)役に立つことがあると思います。

参考サイト:家族の居場所を探す/位置情報を共有する
https://www.apollomaniacs.com/ipod/howto_icloud_familysharing_findfamily.htm

==========
あと、おすすめは道の駅で販売している方は田舎なので、電話帳に名前が載ってたり、直接電話して買いに来る方もいるそうです。美味しかったから直接買います、と。
部屋にお米備蓄出来る環境の方は、直接買うこともお勧めします。

→ 情報ありがとうございます。

==========


おまけ
9月11日。トウモロコシと大豆の収穫を終え、雑草含め茎と葉を刈り土の上に敷きます。


9月19日。大根、人参、ほうれん草などを直撒きします。特に耕しません。手で1センチくらいの深さに掘って種を撒いて土と枯草をかぶせます。(残念ながら写真撮り忘れ)

10月1日。敷いた葉や茎は良い具合に枯れて地面を保護しています。土を乾燥から防ぎ、また微生物たちの餌や住処になっていると思います。そんな枯草の間から芽が出てぐんぐん成長中です。




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【同行二人ツーリング】 悩みの答は自分が知っている。

2020-10-02 09:28:56 | 陰と陽の理論

防災カレンダー
2日。大潮。満月。
 
横浜市





本来の自分は既に答を知っている。

 読者の方から教えて頂いた番組を拝見しました。それは美輪明宏氏が視聴者の相談に答えるというEテレの番組でした。

 この番組を観て改めて思ったことは、相談者のほとんどが、御本人の自覚はありませんが、自分の深層では答が出ている。ということです。表面の自分は気づいていないけれど、深層の自分は答を知っている。
 まるぞう号は悩んでいるけれど、本来運転席にいる私はその答を知っている。

 だから相談者の悩みを聞くだけで、御本人の持っている「答」を知ることは、難しいことではありません。
 別に霊能者や占い師のような特別な力がなくても、普通の人生経験を積み重ねて来た人であれば、誰でも容易にその人の深層が示している悩みの答を読むことが出来ます。



相談があるということは、本当の自分が反対意見だということ。

 まず一つに悩みを相談しに来るという時点で、深層の自分がNOを出している。というパターンは非常に多い。

・表面の自分はYes
・深層の自分はNo

 もし表面も深層もYesだったらわざわざ相談に来ません。時間や交通費を割いて来ません。ですから相談に来る時点で「この方の深層のご自分は表面とは異なりNoなんだな」という推測が立ちます。

 この方の職場が実際どうであるのか、ご家族がどうであるのか、恋人や伴侶がどうであるのか。そういう事は全くわかりませんが、この方の表面の自分が悩んでいること。でもその方の深層が示されている正解はその反対なんだろうな。と推測出来ます。



本当の自分が反対だから、異常に拘る。

 二つ目に、話をしていてその方が異常にこだわるポイントがある場合。やはりその正反対が正解だということです。

 その方の話を聞いて、常識的に考えて、どうもその人が拘り過ぎる点。御本人は自分のことを理解してもらいたくて、たくさんたくさん話ます。その中で「ちょっとおかしいな」とこちらが感じるポイントに「その方の悩みの正解」があることも多いです。

・表面の自分は絶対に許したくない
・深層の自分は許している

 たとえば、こういう葛藤の時。表面の自分は相談者に同意して欲しくてたくさん語ります。いかにその人が非道い人かを力説さえします。でも力説すればするほど、相談者からすると「?」と感じます。多分この方の力説が深いほど、その反対が「その方の深層の自分が示す正解」何だな。と推測されます。

 ただし、ほとんどの場合。その御本人は「正解」を聴きたいわけではありません。その方の望みは、表面の自分に賛同してもらうこと。「如何にその人が非道い人か」「本当にそうね。本当に非道い人ね。」そのように賛同してもらうと、ほんの少しの間、その方は喉の乾きが癒やされます。

 しかし深層の自分は正反対の正解を心の中で示し続けています。
 相談者はまた心の乾きを感じます。その乾きを癒やすには、他の人に同意してもらうしかありません。誰か自分の悩みを賛同してくれる人を探して、そして自分の心の乾きが癒やされるまで、同じ話を繰り返すこととなります。

 もし相談を受けた方が、安易に正解を言おうものなら。相談者は「自分のことわかってない」と落胆するか、あるいは怒りだすかもしれません。相談者が欲しかったのは、自分の深層にある正解を示されることではなく、そうだね。そうだね。と表面の自分に賛同してくれることだから。
 相談者が認めたくないこと。それは「ひょっとしたら表面の自分が間違いで、深層の答を認めないといけないのかもしれない。あの人間を許さないといけないのかもしれない」。それは認めたくないことだから。



本当の正解は見たくないから相談してるの。

 三つ目のパターンは、逆のパターンです。ある特定の話題だけ反応がない場合。あるいははぐらかす場合。すり替える場合。そのように話題に「盲点」がある場合。その盲点に正解がある。そういうパターンも多いです。

 表面の自分は「深層の正解」を認めたくない。それは見たくない。だから話題が正解に触れ始めると、話題がそれます。すり替えられます。

 この場合も、その方の目的は「正解を知りたい」わけではありません。「その正解を避けてうまく悩みを解決する方法を知りたい」です。

 傍目には「もう腹を括って正解を選択するしかないじゃない」と思いますが、当の御本人は「正解以外は何でもするから。正解以外でどうしたらこの悩みを解決できるか。それを教えて。」と悩まれるわけです。



スタジオに入る時点で、用意が出来ている相談者たち。

 美輪氏の番組で面白いと思ったのは、相談する人はもうそこに来る時点で「正解を受け入れる」準備が半分整っているということです。
 自分がNHKに応募した段階で、もう心の準備が水面下で進み始めている。NHKから連絡が来て、スタッフと打ち合わせをし、来ていく服を選び、本番前のメイクを受ける時点で、もう「自分は美輪氏のアドバイスは受け入れる」という、降伏の下準備が出来た状態で、スタジオに臨むわけです。

 ですから美輪氏が「正解」を述べた瞬間、相談者は自分自身で自分の心にあった壁を解かします。
 ずっとずっとず〜っと、深層の自分が示していた答。やっぱりこの答しかないんだ。と表面の自分が降伏する瞬間です。

 相談者が回答を聴いた時に涙する理由であります。表面の自分がずっと拒んでいた正解。それを受けれたから。私が私を思い出したから。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
現在に留まる事。今ここに生きる、目の前の瞬間瞬間に生きると捉えました。今している事、今やりたい事、今やるべき事をやる。できれば心を込めて。
今日は末文につづく、がありませんが、もっと聞きたくなってしまう真理のお話を、今日も有難うございます。

→ ありがとうございます。目の前の瞬間については引き続き考察を続けていく予定です。あと私のメモは真理という大層なものではなく、私の人生経験上の仮説に過ぎませんです。^^;

==========
介護補助のパートの仕事をしています。
入浴のお手伝いが辛かったので、一時期入浴のお手伝いをお休みしてましたが、9月末からまた入浴のお手伝いを始めました。

Aさんの前だと出来るのに、Bさんの前だと緊張してしまい、不安になり、萎縮してしまい、できるのに出来なくなります。
こんな自分が嫌になります。

→ お仕事ありがとうございます。何も問題はないと思います。なぜなら。
坂を駆け下りる時、楽ちんに早く降りられるのに、坂を駆け上る時は、息が切れるし、時間もかかるし、疲れてしまう。のが当たり前であるのと同じです。
人には相性があるのです。下り坂のように容易な方もいれば、登り坂のように大変な方もおります。Bさんは登り坂の方なのでしょう。

だから下り坂のようにスムーズに行くことは期待する必要はありません。この方は登り坂の方だから、Aさんと違って上手くいかないことがたくさんあるだろう。と思い、上手くいかないなりに相手に心がこもっていればそれで充分だと思います。ありがとうございます。

「下り坂は軽く走れるのに、登り坂だと下りのように走れません。どうしたらいいでしょう。」「登り坂はそういうものです。ゆっくりと自分のペースで。一歩一歩丁寧に歩いて行けば、それで充分。周囲の人達を助けている」そのように思います。


職員さんから、仕事時間と日数を増やして欲しいと言われ、週にプラス1日、1日プラス2時間増やしました。
入浴ケアする職員が足りず、大変そうで、少しでも職員さんが助かる?楽になるならと思って。
この行動は、周囲に認められたいとの自動運転からでしょうか?

→ 周囲の方が本当に助かっていると思います。ありがとうございます。

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記事違いですが、米農家さんが市場に売ってる現状では私の県で平均30kg6,000円。消費者にピンと来ないかもですが、これは安い方なんです、米農家さんの利益がとても少ない感じ。もし余裕がある方はお米農家さんから、直接30kg7,8千円とかで買えたら良いと思います。
市場では今現在お米が余っているそう。やはり外食店が伸び悩んでいるんですよね。

→ お米農家さんから直接買えるといいなと思います。直接農家からお米を買うで検索すると下記サイトがありました。Webデザインなどは涙が出る感じですが、お米農家から直接購入するのに近い感じかなと思いました。
https://sv07.wadax.ne.jp/~zakka5-com/kome/A.htm

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【同行二人ツーリング】 半分半分。3

2020-10-01 10:26:37 | 陰と陽の理論

防災カレンダー 
1日。南海地方と北関東の地震に注意。




私的メモ。

自動運転のまるぞう号は、
・過去の苦痛の記憶から未来を心配する。
・過去の快感の記憶から未来を願う。

自動運転は「過去」と「未来」のプログラム。

しかし、思い出した私には「現在」しかない。
今起きていることの中に、浸ることが面白い。
現在に浸り続けるから、時間の感覚が飛ぶ。

何時間もその「現在」に浸っている。
「あ。もうこんな時間?」

私が「現在」に留まった時に「創造」が起こる。

それは世の中を変えるような大きな発見や発明であることもあるし、
誰も知らない自分だけの創造の場合もある。
小さな子が、誰に見せるわけでもなく、誰からの評価を期待するわけでもなく、時間を忘れて絵を描く「創造」と同じ。



この厳しい世界(社会含む)を、苦痛と快感の反応で生き延びていくという「わたし号」というルールがあるから。
「わたし号」が毎日見せてくれる喜怒哀楽の世界。この世界に「私」が留まる時に、「創造」が起きる。

それは私以外に誰も知らない「創造」かもしれないが、でもそれは宇宙を彩る機織り。

自動運転モードは
・もっと欲しい
・もっと認められたい
この衝動を繰り返すだけ。そのようにプログラミングされているから。

しかし私は
・周囲に認められる
・周囲から与えられる
そんなことには全然興味がない。

私が興味があるのは
・まるぞう号が見せてくれるこの「現在」という瞬間に留まること。

現在に留まった時に観える世界が一番面白い。
創造の絵筆がキャンパスの上を走り出す。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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オンエア情報
・美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室(再放送)9月30日(水)Eテレ午前10:25〜10:55

→ 録画して拝見しました。面白かったです。教えて頂いてありがとうございます。

相談しに来る人の大半は、すでに自分の中で答を持っている。
ただし自分でその答を認めたくない。だから頭の中で堂々巡りで悩んでいる。なんだなあ。と改めて思いました。

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これから、クレーム対応です。
半分半分の視点ですね。嫌な仕事ではないのです。
きっと聞いて欲しい気持ちもあるのでしょうね。

→ お客さんも納得し、会社も損をしない選択肢があるのです。その選択肢を創り出すこと。「小さな創造」ですが「大きな創造」。

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私にとっては、悲しくもありいとおしくもあるこの世界を大切に過ごそうと思える曲。

→ 芸術とは創造の結晶であります。「現在」に留まる時に、絵筆がキャンパスの上を走り出す。
ということは、何の変哲のない平凡な日常生活の中にこそ、究極のクリエイティビティがある。
良い曲もまた「現在」に留まった時に降りてくる結晶であると思います。

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どうも私には形的な半分半分というのが、ピンと来ません。無理やり覚えようみたいな感じになってしまいます。
原色の青や白でなくて水色とか、高すぎても低すぎても良く見えないから中間の高さで見ようとか、片目より両目で見ようとか、辛すぎず甘過ぎずの中辛が美味しいんですよ。大き過ぎても小さ過ぎても良く聴こえないとか、お風呂は熱すぎても冷たくても気持ち良くないとか、そういうイメージですか?

→ 役者さんは、与えられた役に没頭して演じながら、自分の演技を俯瞰して観ているもう一人の自分がいます。

まるぞうという役に没頭して演じている自分=まるぞう号
演じている自分を俯瞰して観ている自分=私

あなた号には性別もあり生年月日もあり寿命もあります。
あなたには性別も生年月日も寿命もありません。

という仮説です。

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これがまるぞうさんの言う私号かはわかりませんが、私にとっての私号ってこんな感じ。時にやっかいで、時にあったかくって、いっつも自分の都合の良いように考えて、ずっと私を守ろうとしてくれる存在。私だけを守ろうとするのがやっかいなところです。(笑)

→ 愛すべき大切な私号さん。観える景色。👍

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何時までも、何でこんなに怒っているんだろう。仲良かった、昔に戻りたいな。

→ ありがとうございます。

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私が最近、意識していることは自分の感情を言葉にしてみることです。たとえば、だれかの言葉に傷ついたら「ガッカリする喜び」と言葉にしてみます。そして、それを繰り返していると腹がくくれている感じがして落ちつきます。
なにかと悲観的になりやすい私ですが、なんとかパッチリおめめでいたいです。

→ それぞれご本人がご自分にあったやり方を試行錯誤されるのは良いと思います。ありがとうございます。

自分なりを生み出すことがこの世で生きて一番面白いことだと思います。

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