夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

七月大歌舞伎 昼の部

2006年07月16日 | 歌舞伎・演劇.・映画
とは言っても全部ではないんです…
昨日、幕見で「連獅子」と「口上」だけを見てきました

今回は夜の部だけにしようと思っていたのですが、やはり口上だけにご出演とはいえ、雀右衛門さんが大阪に来られているのですから、観に行かないわけにはいきません。
行ってまいりました

連獅子(れんじし)

狂言師右近               
 後に親獅子の精…中村翫雀

狂言師左近
 後に仔獅子の精…中村壱太郎

修験者…片岡愛之助

歌舞伎舞踊です。
前半では狂言師の姿をした2人が、手獅子を持って石橋の振りを見せます。親獅子が仔獅子を谷底へ落として鍛える故事を取り入れ、後半は勇壮な獅子の姿となって豪快に毛振りの舞を見せます。

感想
8日に夜の部を観て、壱太郎くんの成長に驚き、すごく連獅子が見たくなっていました。
観て良かったです。凄かったです興奮しました
幕見席は3階の一番後ろの席でしたが、すごい迫力でした。
3階には大向こうさんもたくさんいらっしゃっいました。
「成駒屋」という威勢の良いかけ声が、舞台をさらに盛り上げていました。

壱太郎くんは目が大きいからか、すごく隈取りが栄えて、美しく可愛いお顔でした
お父さんの翫雀さんは、厳しさよりも優しさの方が勝っている獅子に感じました。

毛振りでは壱太郎くんがグルングルン回して回して、「大丈夫か~??」と少し心配になりましたが、その勢いは誰にも止められないという感じで、これからの成長が楽しみな仔獅子でした。

翫雀さんは息子を相手に、勢いでは負けますが、すごく堂々としていて親獅子らしく大きく見えましたし、毛の振りがとても綺麗でした。さすがだなぁと思いました。
素晴らしい親子共演を観られたなぁと感激しています


坂田藤十郎襲名披露 口上(こうじょう)

坂田藤十郎、中村雀右衛門、片岡我當、中村時蔵、
片岡秀太郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門、市川段四郎、
中村壱太郎、中村翫雀

幹部俳優が舞台上に居並び、上方歌舞伎界の大名跡 坂田藤十郎襲名の祝いを述べる華やいだ一幕です。

感想
待ってました藤十郎さん!!と言いたいところですが、私の場合「待ってました雀右衛門さん」でした。
久々の雀右衛門さん、やっぱり美しいです
座ってらっしゃるだけで存在感があるし、綺麗なんですよね
行って良かったです。
雀右衛門さんの舞台が、観たくなりました。

藤十郎さん、やはり坂田藤十郎にはかなりの思い入れがあるのがよく分かります。
上方歌舞伎隆盛のため、一生青春で頑張っていただきたいです。と言わなくても、藤十郎さんでしたら頑張っていただける事でしょう

コメント (5)
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